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映画『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』の概要:前作「映画 忍たま乱太郎」から15年の時を経て、2011年に公開された長編映画。忍術学園に所属する殆どのキャラクターが出演しており、ファンにはたまらない一作となっている。

映画『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』の作品情報

忍たま乱太郎 忍術学園 全員集合!の段

製作年:2011年
上映時間:79分
ジャンル:アニメ、青春、コメディ
監督:藤森雅也
キャスト:高山みなみ、田中真弓、一龍斎貞友、大塚周夫 etc

映画『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』の登場人物(キャスト)

猪名寺乱太郎(高山みなみ)
1年は組。忍たま乱太郎における主人公で、基本的にきり丸、しんべえと行動を共にしている。足の速さを活かした特別任務も多い。
摂津きり丸(田中真弓)
1年は組。両親を戦争で亡くした戦争孤児で、学費を稼ぐ為に日々アルバイトに勤しみ金にがめつい。
福富しんべヱ(一龍斎貞友)
1年は組。父親が貿易商を営んでいるおぼっちゃん。ふくよかな体型の為瞬発力と体力にかけるが、怪力の持ち主。
山村喜三太(杉本沙織)
1年は組。元々は風魔流忍術学校の生徒だったが、父親の転勤に伴い忍術学園に転入。ペットにナメクジを飼っている。

映画『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』のあらすじ【起】

夏休みが明け、宿題に一切手をつけていない事に頭を抱えながら、1年は組の生徒が次々と登校してきます。しかし、その中で唯一、喜三太だけがいつになっても姿を見せません。そして、学級委員長である庄左衛門が職員室からこんな噂を耳にしてきました。

実は夏休みに入る前、ドジで有名な事務員の小松田さんが誤って全員にあてがう筈だった宿題をばらまいてしまったのです。そしてあろう事か、その宿題を適当に袋に戻した為にそれぞれの学生に予期せぬ宿題がいってしまったのでした。

誰がどの宿題に当たったか、先生達は1つ1つ確認していきます。そして何と喜三太には、本来六年生に与える筈であった、「オーマガトキ城主の褌」を盗んでくるという宿題があたってしまったのです。現在オーマガトキは強国タソガレドキと戦争の真っ最中であり、とてもではありませんが1年生にこなせるようなレベルではありません。学園長の思いつきも加わり、今回の夏休みの宿題未提出者による喜三太救出隊が結成、派遣される事になりました。

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映画『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』のあらすじ【承】

一方、喜三太救出隊が向かったその頃、学園に園田村という小さな町の村長が、忍術学園に依頼にやってきました。それが今回のオーマガトキとタソガレドキの戦に関係していると踏んだ先生陣は、残された学園の生徒達及び先生達の力を総動員してその調査に当たる事にしました。その真相を知る事で、喜三太救出にも繋がると考えたのです。

そして先生達の思惑通り、オーマガトキに忍び込んだ乱太郎達は、オーマガトキの城主とタソガレドキの忍組頭、雑渡昆奈門が何故か密会しているところを目撃します。そして別途動いていた山田先生の息子でフリーの忍者である理吉が持ってきた情報を統合すると、ある事実が浮かんできました。

実はこの戦は表面上のもので、実際は裏でオーマガトキとタソガレドキの上層部が手を組み、民衆から金品を巻き上げようとしていたのでした。そしてこの事実を園田村の村長に伝えるべく、足の速い別名風雲小僧、乱太郎は園田村へと駆け出すのでした。

映画『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』のあらすじ【転】

夜通し走り倒した乱太郎は何とか園田村へと辿り着きます。逃げる様に説得する乱太郎とその後合流した忍術学園の先生達に対して、園田村の村長、手潟潔斎はオーマガトキとタソガレドキ両軍と戦うという固い決意を表します。そこで、忍術学園も協力し全勢力をもって両軍と立ち向かう事になりました。

1年は組の虎若の父親は佐竹鉄砲衆という有能な武装集団でしたので、そちらにも援護を頼みます。元々個性的な忍術学園の生徒達、落とし穴やからくり、火器や戦法など、それぞれの個性が光り村の攻撃・守備が固められていきました。

そんな中、村にタソガレドキの忍組頭、雑渡混奈門があらわれます。突然の敵襲にどよめく忍術学園陣営でしたが、雑渡混奈門は戦に来たのではありませんでした。雑渡は以前、忍術学園の6年生であり保険委員長でもある善法寺伊作に戦場で傷の手当てをしてもらったという過去があり、その恩を返す為に今回タソガレドキは忍術学園に対して攻撃しないと確約したのでした。

映画『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』の結末・ラスト(ネタバレ)

そして、里に対するオーマガトキの侵攻が始まりました。砲弾の雨など激しい攻撃に一時は怯む一行でしたが、水田を壊し地面を泥濘ませる事で跳弾を止めるなど戦法で徐々に対処していきます。更に、それぞれが設備しておいた仕掛けが効果を発揮し、想像以上の効果を見せ始めます。

村にまさか一般農民だけでなくプロの忍を含めた忍者が何十名もいることを知らないオーマガトキは、徐々に押され始めます。途中タソガレドキに助けを求めるオーマガトキでしたが、忍術学園との確約通り、雑渡混奈門はそれを断ります。そしてとうとう、オーマガトキの兵士達を撤退させる事に成功したのでした。

一方、タソガレドキの領内では潜入した救出隊によって喜三太が保護されていました。そして、領内で戦争の行方を見守っていたオーマガトキ城主の褌を、ペットのナメクジを駆使して奪い取る事に成功しました。これで全員が無事夏休みの宿題を終え、村長と別れを惜しみながら一行は晴れ晴れとした顔で学園に戻っていくのでした。

映画『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』の感想・評価・レビュー

急に子供の頃を思い出し、忍たま乱太郎が見たくなったことをきっかけに鑑賞した。特に大きく期待はせず、ただただ忍たま乱太郎に触れたかっただけなのだが、大人になった今でも思いの外楽しめた。
最初に感じたのは子供の頃に見ていたアニメよりも作画が綺麗になっていた点である。かなりドタバタなアニメなので、作画が綺麗だとよりドタバタ感がまっすぐ伝わってくる。
本当に頭を空っぽにして楽しめる映画だった。大人でも普通に笑えるポイントが何個もある。とても癒され、良い時間を過ごした。(男性 20代)


子供の頃大好きでよく見ていたことを思い出した。とにかく懐かしい。『全員出動』の題名の通り、滅多に出て来ないキャラクター達がたくさん登場したのが嬉しかった。特に、雑渡昆奈門が登場したときはテンションが上がった。テレビでは短い時間しか放送されないので、長編映画だと贅沢な気持ちになった。子供の頃に見ていた大人達には、ぜひともおすすめしたい一作。童心を思い出して、純粋に楽しめると思う。親子で見るのもおすすめ。(女性 30代)

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