映画『ポリーmy love』の概要:2004年公開のアメリカンラブコメディ。新婚旅行で浮気された妻に見切りをつけたルーベンが、偶然同級生のポリーと出会い彼女に惹かれていくというラブコメディ作品である。
映画『ポリーmy love』 作品情報
- 製作年:2004年
- 上映時間:90分
- ジャンル:ラブストーリー、コメディ
- 監督:ジョン・ハンバーグ
- キャスト:ベン・スティラー、ジェニファー・アニストン、フィリップ・シーモア・ホフマン、デブラ・メッシング etc
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映画『ポリーmy love』 評価
- 点数:70点/100点
- オススメ度:★★★☆☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★★☆☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『ポリーmy love』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)
映画『ポリーmy love』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む
映画『ポリーmy love』 あらすじ【起・承】
ルーベン(ベン・スティラー)は結婚し新婚旅行の最中だった。
たまたま声をかけてきたダイビングインストラクターと新婚初夜に浮気され、失意の中帰国した。
そんな矢先親友のサンディがルーベンをパーティーに連れていく。
そのパーティーでウェイトレスとしてお酌をしている女性がいる。
彼女の名前はポリーと言い、中学の同級生だった。
データ分析が得意でリスクが高いことはしたくないという、潔癖症でネガティブなルーベンは明るくて自由なポリーニ惹かれていく。
そして彼女の後をつけ自宅付近をうろつき偶然を装って会った振りなどした。
ある日ルーベンの職場にポリーから連絡が入る。
そしてポリーが決めたレストランで待ち合わせすることにした。
しかしこのレストランはエスニック料理の店。
実はルーベンは胃弱で刺激のる食事はお腹を壊してしまうのだった。
案の序腹を下したルーベンは、ポリーを自宅まで送った後トイレを拝借した。
映画『ポリーmy love』 結末・ラスト(ネタバレ)
ルーベンがポリーと食事をしていると、そこに偶然両親がやってくる。
一緒のテーブルで食事をすることになった4人。
そこでポリーはルーベンが2週間前に新婚旅行先で妻に裏切られたということを知った。
可愛そうにと慰めてくれるポリー。
ポリーはルーベンをダンスクラブに連れて行った。
そこではサルサを楽しむ男女がいる。
しかしルーベンには気が引けた。
そういう派手なことをする人間では無いからだ。
そこでポリーは「ではどんな人間なのか?」と聞く。
すると「リスクは避けて考えて行動したい」と言う。
そして付き合って欲しいと告白し、OKをもらった。
デートの帰り道、自宅に戻ると浮気妻がいた。
彼女はよりを戻したいと懇願する。
ルーベン断ったが内心は揺れていた。
そこで得意のリスク回避のデータ調査で、ポリーと浮気妻とどちらがリスクが無いか計算してみる。
するとポリーの方が低かった。
彼女と結婚しようと決める。
しかし彼女の気持ちは結婚には興味は無く、まだ自由でいたいということだった。
やがて友人からポリーが街を出て行くと知らされる。
そこで急いで会いに行ったルーベンは、結婚しなくても良いが傍にいたいというポリーの気持ちを尊重し、付き合っていくことを決めた。
映画『ポリーmy love』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『ポリーmy love』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
ベン・スティラーとジェニファー・アニストンの共演
コメディ俳優のベンと、ラブコメ女優のジェニファー。
この2人が揃って映画に出るのは、ファンとしては非常に嬉しいところ。
本作品では偶然再会する中学の同級生を演じる彼女の可愛らしさは絶品で、くしゃっと泣いているように笑う独特の笑顔がチャーミングである。
あまり一緒に出演している作品で出くわさないため、今回の共演は貴重である。
王道コメディのプロローグ
本作品は新婚旅行に来た夫婦の嫁の方が浮気をするという、残念なお話だ。
しかしこの出だしは典型的コメディのやり口であり、こんな雰囲気で進んでいくというのを知るためには非常に良い。
ベンは未だにクラシカルな作品に出演している。
最近風の映画では無く、良くも悪くも昭和の臭いのするようなである。
その親しみ安いところも良いし、正確も良さそうなのである。
この雰囲気の良さがどんな映画に出ても嫌み無く見え、人気をものにしているのだ。
可愛いラストシーン
飛行機の時間があるというポリーを追って、出かけるルーベン。
ポリーはすぐにいかなければならず走り気味。
しかしポリーの自由を犯さない、結婚もしなくても良い。
ただポリーと一緒にいたいという純粋な男の気持ちを描いた作品で男女ともに飽きずに見ることが出来る作品である。
潔癖ネタが面白い
ベンの役どころは重度の潔癖症。
そしてリスト回避したいというちょっと精神的に弱い男性だ。
顔もそう思うと神経質に見えてくるから面白い。
そしてあの早口ともとれる面白い台詞の言い回しは、役にマッチしている。
この手の作品は勢いである。
映画『ポリーmy love』 まとめ
ベンの映画は面白い。
コメディ要素の強いものなら尚更だが、本作品のようにラブコメが入っていてもロマンス重視にならないところも彼だからこそである。
男性らしいホルモン満々の嫌らしい感じもしないし、潔癖症の男の役なのに何故か清々しく爽やかなのだ。
彼に限っては役に入り込むといいよりは、役がベンを邪魔しないよう後ろについているという表現の方が正解だろう。
彼の存在感は凄まじく、全てがベンの映画になってしまう。
そこが俳優としての最大のポイントである。
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