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映画『プリンセス・ブライド・ストーリー』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『プリンセス・ブライド・ストーリー』の概要:愛する人を失い、悲しみにくれたキンポウゲは、王と結婚することとなる。しかし、最愛の人は生きており、キンポウゲの元へ戻ってくるのだった。キンポウゲを中心に、愛や欲をめぐる様々な戦いが起きる。迫力満点で新しい真実の愛の物語。

映画『プリンセス・ブライド・ストーリー』の作品情報

プリンセス・ブライド・ストーリー

製作年:1987年
上映時間:98分
ジャンル:ラブストーリー、アクション
監督:ロブ・ライナー
キャスト:ケイリー・エルウィズ、ロビン・ライト、クリス・サランドン、マンディ・パティンキン etc

映画『プリンセス・ブライド・ストーリー』の登場人物(キャスト)

キンポウゲ(ロビン・ライト)
強く美しい農家の女性。ウェスリーと恋に落ち、彼を心の底から愛している。しかし、彼が死んだと聞き、殻に閉じこもってしまう。
ウェスリー(ケイリー・エルウィス)
キンポウゲを愛し続ける男性。結婚資金を稼ぐため、旅に出て、海賊に殺されたという噂がまわるが、生きてキンポウゲの元へ戻ろうと考えている。
イニゴ(マンディ・パティンキン)
父親を6本指の男に殺され、復讐するためにその男を探し続けている。復讐のため、剣術に磨きをかけている。自分よりも剣術が勝るウェスリーに、尊敬の念を持っている。

映画『プリンセス・ブライド・ストーリー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『プリンセス・ブライド・ストーリー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『プリンセス・ブライド・ストーリー』のあらすじ【起】

風邪を引いた男の子におじいさんが本を読み聞かせる。ある女性の恋と戦いの物語が始まる。

農家の娘キンポウゲは、農夫の若者ウェスリーと恋に落ちる。結婚のため、資金を稼ごうと、ウェスリーは旅に出るが、海賊ロバーツに襲われて死んでしまったと耳にする。深く落ち込んだキンポウゲは、もう二度と恋はしないと決断する。

5年後、キンポウゲは、王に見初められ、結婚することとなる。しかし、そこには愛はない。
結婚式を控えたキンポウゲだったが、森で悪党三人組に連れ去られる。船で目的の場所まで連れて行かれたキンポウゲだったが、後ろから追っ手が来る。追っ手に怯えながら、悪党たちは先へ進み続けるのであった。

大きな岩を前にして、キンポウゲを抱えた悪党たちがその岩をよじ登る。その後ろを、やはり、一人の仮面を被った男性が追いかけてくる。そこで、一人の悪党イニゴが残って彼を退治することとなる。岩を登りきった仮面の男とイニゴは、一対一の決闘をする。

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映画『プリンセス・ブライド・ストーリー』のあらすじ【承】

イニゴは、父親を6本指の男に殺され、その復讐に燃えていた。復讐したい一心で、剣術を極めたイニゴは、自分の力に自信があった。しかし、仮面の男はものすごい剣術で、イニゴを圧倒する。そして、仮面の男が勝負に勝つ。仮面の男は、イニゴに復讐を果たせと言って、先に行った悪党たちを追いかける。

仮面の男は、次々に悪党を倒し、キンポウゲと二人きりとなる。そして、キンポウゲは懐かしい会話から、仮面の男の正体がウェスリーであることに気づく。生きていたことに喜ぶキンポウゲ。

キンポウゲとウェスリーは、王たちに囲まれてしまう。ウェスリーの身を案じたキンポウゲは、自ら王の元に戻るから、ウェスリーを安全に逃がして欲しいと懇願する。その話をのんだ王は、キンポウゲを連れて城へと戻る。しかし、意地が悪い王は、ウェスリーを拷問機の実験台としようと策略し、地下の部屋へ連れて行く。

婚礼まであと10日となった日、キンポウゲは王に、ウェスリーと一緒になりたいと言う。彼に手紙を出すので、結婚式まで返事がなければ王の妃となると約束し、ウェスリーを信じて待ち続けることにしたキンポウゲ。しかし、王は手紙をウェスリーには届けないのであった。

映画『プリンセス・ブライド・ストーリー』のあらすじ【転】

ウェスリーは、ひどい拷問機にかけられ、命を落としてしまう。

その頃イニゴは、自分の復讐したい6本指の男が、大臣であることを知る。そこで、もう一人の悪党も仲間にして、大臣を殺す作戦を立てる。自分よりも秀でていた、ウェスリーも仲間にしようと計画し、ウェスリーを探すこととする二人。

悪党二人がウェスリーを発見すると、彼は既に死んでしまっていた。そこで二人は、彼を担いで奇跡屋へ向かう。奇跡屋のおじさんにお願いし、彼を生き返らせてもらうことに成功する。ウェスリーは、目覚めるが、顔しか動かず、体に力が入らない状態。仕方なしに体に力が戻るまで、悪党二人がウェスリーを担いで、王と大臣のいる城へ向かう。

あっという間に結婚式当日となる。キンポウゲは、ウェスリーに手紙が届いていないことに気がつく。王に怒りをぶつけるが相手にされず、結婚式が始まってしまう。すると、外から何やら叫び声が聞こえる。きっとウェスリーだわと喜ぶキンポウゲ。しかし、結婚の儀式がスピーディーに行われてしまい、王と結婚してしまう。失望するキンポウゲであった。

映画『プリンセス・ブライド・ストーリー』の結末・ラスト(ネタバレ)

悪党二人とウェスリーは、マントに火をつけ、恐ろしい雰囲気を醸し出す。そして、見事に城塞を破り、城の中へと進む。城では、イニゴが遂に大臣と対面する。激しい戦いの末、イニゴは、剣で大臣を仕留めて復讐を果たす。

その頃、キンポウゲは、王を待つ部屋で自殺しようと考える。剣を手に取り、涙ながらにウェスリーを想うキンポウゲ。そこへ、ウェスリーがやってくる。ウェスリーは、キンポウゲの自殺を止めて、誓いの言葉を交わしていないなら結婚は成り立たないと説得する。希望を見つけたキンポウゲは、ウェスリーに抱きつく。

キンポウゲとウェスリーの元へ王がやってくる。しかし、言葉巧みに王を騙し、ウェスリーは、王を椅子に縛り付けることに成功する。そこへ悪党たちもやってきて、王は降伏する。

キンポウゲとウェスリー、悪党たちは、達成感を胸に、馬に乗って城を後にする。物語はここで終わる。

おじいさんが本を閉じる。初めは退屈そうに聞いていた少年は、目を輝かせて、おじいさんに、また明日も本を読んで欲しいと言うのであった。

映画『プリンセス・ブライド・ストーリー』の感想・評価・レビュー

少し変わったラブストーリーで、ワクワクと新鮮な気持ちで楽しめた。ところどころ突っ込みたくなるようなヘンテコな展開が盛りだくさんで、よくある王道なおとぎ話に飽きてしまった人にオススメしたい。登場するキャラクターも皆面白く、次々に変わる状況に夢中になること間違いなしの作品だ。(MIHOシネマ編集部)

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