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映画『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

Fateの新たな人気シリーズ、『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』に新たな映画作品が登場。激しい戦いを勝ち抜いたイリヤ達。しかし、彼女達の前には新たな敵が立ち塞がる。

映画『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』の作品情報

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女

タイトル
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女
原題
なし
製作年
2021年
日本公開日
2021年8月27日(金)
上映時間
不明
ジャンル
アニメ
ファンタジー
監督
大沼心
脚本
井上堅二
水瀬葉月
製作
不明
製作総指揮
不明
キャスト
門脇舞以
名塚佳織
斎藤千和
釘宮理恵
諸星すみれ
花江夏樹
杉山紀彰
植田佳奈
製作国
日本
配給
角川ANIMATION

映画『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』の作品概要

長年人々から愛され続けているFateシリーズ。深い歴史の中で、数多くのスピンオフ作品が誕生してきた。その中でも比較的新しく、そして、非常に異質であるのがこの『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』シリーズ。Fate/stay nightにも登場したイリヤスフィールを主人公として描く新たな物語。なんと、彼女達が魔法少女として活躍。前回最強のキャラクターを倒したイリヤ達だったが、そんな彼女達に新たな試練が降りかかる。可愛らしく、格好良く戦う少女達から目が離せない。

映画『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』の予告動画

映画『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』の登場人物(キャスト)

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(門脇舞以)
小学生5年生の少女。契約して魔法少女となった。クロエと共に、美遊サイドの世界へと向かい込む。
美遊・エーデルフェルト(名塚佳織)
イリヤ達とは違う、並行世界に生きる魔法少女。とある能力があり、聖杯になりうる存在として狙われている。
クロエ・フォン・アインツベルン(斎藤千和)
イリヤから生まれた、もう1人のイリヤ。当初はイリヤを乗っ取ろうとしていたが、次第に相棒になっていく。

映画『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』のあらすじ(ネタバレなし)

魔法少女として、日々激しい戦いに身を投じていたイリヤスフィールとクロエ。そんな彼女達が出会ったのは、美遊という少女。見事彼女を救い出すことに成功した2人は、久々に訪れた平穏な日々を享受していた。しかし、そんな日々も長くは続かない。美遊に関する衝撃の事実を知ることとなる。他の人類を救うために美遊を殺そうとするエインズワースという存在。一方、世界を敵に回しても美遊を助け出そうとする並行世界から来た衛宮士郎。そして、全てを守ると決めたイリヤスフィール達。果たして、思惑の異なる3勢力が導き出す結末は。そして、厳しすぎる運命に身を投じている美遊に、幸せな未来は訪れるのか。

映画『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』の感想・評価

聖杯とは?

Fateシリーズを語る上で、聖杯は外すことができない超重要キーワード。非常に人気の高いFateシリーズには、数多くのスピンオフ作品が存在する。そして、その殆どのシリーズにおいて登場するのが、この聖杯なのだ。聖杯とは、万能の願望器。手にした者のあらゆる願いを叶えるというその聖杯を巡って、多くの魔術師達が聖杯を巡る聖杯戦争に参加する。聖杯戦争に参加するのは人間だけではない。過去の英雄達や物語の登場人物までが、それぞれの願いのために戦いに身を投じるのだ。それこそが、Fateシリーズの最大の魅力なのだ。そして、本シリーズにもこの聖杯が大きく関係する。願いを叶える聖杯がもたらすのは、必ずしも幸せな結末とは限らない。

豊富な公式グッズ

公式ホームページを見てみると、非常に豊富な公式グッズが目を引く。アクリルスタンドや卓上スタンド、フィギュアにスマホスタンドとジャンルも非常に豊富。Fateシリーズは非常に人気とはいえ、ここまで豊富にグッズが用意されることは流石にそうないだろう。やはり、主人公が可愛らしい衣装に身を包んだ可愛らしい少女達というのが関係しているのだろう。公式グッズも非常にセンスのいい、可愛らしいものが多い。魔法少女ものは男性に好まれる傾向にあるが、これならば女性ファンであっても問題なく購入、コレクションできるだろう。映画を見た帰りに、公式グッズに囲まれて余韻に浸るのも幸せだろう。

イリヤスフィールというキャラクター

Fateシリーズには、非常に多くのキャラクターが登場する。その中でも本作の主人公イリヤスフィールは非常に重要な役どころ。聖杯戦争のために作られたホムンクルスであり、Fate/stay nightの主人公である衛宮士郎の妹。本作ではstay nightの彼女とはまた少し異なる彼女ではあるが、イリヤが過酷な運命を背負っていることに変わりはない。しかし、その可愛らしい相貌と愛くるしいキャラクターから、多くのファンからは『オレ達の妹』として愛されている。そして、その人気の高さ故に、スピンオフである本シリーズの製作が決定したのだ。過酷な運命に振り回されてきたイリヤスフィール。果たして、この世界線では彼女はとうとう幸せを手に入れることができるのだろうか。

映画『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』の公開前に見ておきたい映画

映画『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』シリーズが映画化されるのは、最新作が初めてではない。2017年に公開された本作が、記念すべき1作目となる。これまで多くの敵と厳しい戦いを繰り広げていたイリヤ達。そして、とうとう真の敵であるジュリアン・エインズワースを討ち果たすことに成功した。その戦いの最中でイリヤ達が救った1人の青年。衛宮士郎と名乗るその青年は、イリヤの親友である美遊の兄だという。そして、士郎は美遊とエインズワース家にまつわる、深い因縁について語り出すのだった。美遊に隠された、とある大きな闇とは。最新作にも繋がる大切な一作。本作を見ずに、最新作の理解は難しい。

詳細 劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語

魔法少女アニメと言われて真っ先に思い浮かべるのは、本シリーズではないだろうか。最新作との共通点は、魔法少女、そして、作品がとにかくシリアスという点。そう、本作は大変可愛らしい絵柄をしているが、内容は絶望に満ちたとにかくシリアスなストーリーなのだ。脚本を虚淵玄が担当しているといえば、アニメに詳しい人には分かってもらえるだろう。見滝原中学校に通う4人の魔法少女達。そこに、1人の転校生がやってきた。それはもう1人の魔法少女、暁美ほむら。彼女達は夜な夜な、『ナイトメア』と呼ばれる人の悪夢が具現化した存在と激しい戦いを繰り広げていた。しかし、その中でほむらが現状に疑問を抱き始めて…?

詳細 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語

劇場版 Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS

イリヤスフィールというキャラクターを視聴者が初めて認識したのは、恐らく『Fate/stay night』シリーズだろう。『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』シリーズは勿論、イリヤスフィール達は『衛宮さんちの今日のごはん』など多くのシリーズに登場する。しかし、やはりイリヤの人柄、身を置く過酷な運命などを理解するためには本作が最も適しているだろう。イリヤは、聖杯を巡る聖杯戦争の参加者として登場する。従えるサーヴァントは、世界的に有名なヘラクレス。しかも、理性を失う代わりに圧倒的な力を手にするバーサーカークラスでの召喚。最新シリーズとはまた異なるFateの世界観にはなるが、やはり最新作を見る上で本作の視聴は必須だろう。

詳細 劇場版 Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS

映画『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』の評判・口コミ・レビュー

映画『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』のまとめ

実は、本シリーズ『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』は、数あるFateシリーズの中でも異質な存在。Fateシリーズは、その設定故に非常にシリアスな設定、展開が多い。確かに本作も、美遊を取り巻く環境など暗い展開が続くか、それでも本作はやはり異質と言えるだろう。基本的にFateシリーズは、多少の差異はあるものの、魔術師が英霊を召喚し聖杯戦争に身を投じるというのが基本的な流れ。しかし、本作では主人公は魔術師や英霊ではなく、魔法少女達なのだ。Fateシリーズに慣れ親しんだ人達からすれば、この魔法少女という言葉が非常に特異的に映る。確かにこれまでのFateとは異なる作風かもしれない。しかし、だからといって食わず嫌いをするには非常に勿体ない良作。

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