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映画『レミーのおいしいレストラン』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『レミーのおいしいレストラン』の概要:「もしネズミが天才シェフだったら…」というおもしろい設定のピクサー・アニメーション。ネズミのレミーが見習いシェフを操り、おいしそうなフランス料理を次々と作り出していく。鑑賞後、とりあえずフランスの家庭料理「ラタトゥイユ」を食べてみたくなる。

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映画『レミーのおいしいレストラン』の作品情報

レミーのおいしいレストラン

製作年:2007年
上映時間:120分
ジャンル:アニメ、ファンタジー
監督:ブラッド・バード
キャスト:パットン・オズワルト、ブライアン・デネヒー、ブラッド・ギャレット、ジャニーン・ガロファロー etc

映画『レミーのおいしいレストラン』の登場人物(キャスト)

レミー(パットン・オズワルト)
パリ郊外の田舎町に住んでいたネズミ。繊細な嗅覚と味覚を持っており、グストーの料理に憧れている。パリにやってきて、リングイニの影武者となり、天才的な料理の腕前を披露する。
アルフレッド・リングイニ(ルー・ロマーノ)
グストーの元恋人だった母親の紹介状を持ち、グストーのレストランにやってきた青年。料理の才能は皆無で、最初は雑用係だったが、レミーのおかげで評判のシェフになる。実はグストーの息子。
スキナー(イアン・ホルム)
グストーの死後、店の権利を奪い、グストーを看板にした冷凍食品でひと儲けしようと企んでいる料理長。レミーの活躍のせいで、店から追い出されてしまう。
コレット(ジャニーン・ガラファロー)
グストーのレストランで働く女性シェフ。かなりのしっかり者で、頼りないリングイニの教育係を任される。リングイニと恋に落ちる。
アントン・イーゴ(ピーター・ソーン)
有名な料理評論家。「誰にでも料理はできる」というグストーの意見を嘲笑い、彼の評判を落とした。しかし本当においしいものには素直に感動する。
オーグスト・グストー(ブラッド・ギャレット)
史上最年少で5つ星を獲得した天才シェフ。レミーはグストーの著作「誰でも名シェフ」で料理を学んだ。すでに故人だが、レミーは彼の幻と話をする。

映画『レミーのおいしいレストラン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『レミーのおいしいレストラン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『レミーのおいしいレストラン』のあらすじ【起】

ネズミのレミーは、パリ郊外の田舎町にある一軒家の天井裏で、父親や兄、そして多くの仲間とともに暮らしていた。レミーはネズミらしくない繊細な嗅覚と味覚の持ち主で、他のネズミのように残飯を食べるのが嫌だった。父親からは、人間のいるキッチンには近寄らないよう言われていたが、レミーは危険を冒してキッチンに忍び込み、新鮮でおいしいものだけを食べていた。

レミーはいつしか人間のように食材を料理して食べてみたいと思うようになる。レミーの憧れは、パリで1番人気の5つ星レストラン「グストーのレストラン」のシェフであるオーガスト・グストーで、彼の著書「誰でも名シェフ」はレミーのバイブルだった。しかし有名な料理評論家のアントン・イーゴは、「誰にでも料理はできる」というグストーの意見に真っ向から反対し、彼の料理をこき下ろす。そのせいでグストーのレストランは星を1つ失い、グストーは失意の中で他界する。

そんなある日、レミーはキッチンにいるところを家主のおばあさんに見つかってしまう。おばあさんは闇雲に猟銃を撃ちまくり、家の天井が崩れる。天井裏からは大量のネズミが落ちてきて、おばあさんはパニック状態になる。レミーの父親は全員にボートで逃げるよう指示を出し、ネズミたちの大移動が始まる。レミーは、グストーの本を持って行こうとして逃げ遅れ、家族や仲間とはぐれてしまう。

ひとりぼっちになったレミーは、どこかの地下に流れ着く。その時から、レミーにはグストーの幻が見えるようになる。グストーの励ましで地上へ出たレミーは、憧れの「グストーのレストラン」を目にする。

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映画『レミーのおいしいレストラン』のあらすじ【承】

店では、ちょうどリングイニという青年が雑用係として雇われたところだった。現在は料理長のスキニーが、この店を仕切っている。天井裏から様子を見ていたレミーは、リングイニが勝手に味付けしたまずいスープにこっそり手を加える。このスープは女性の料理評論家に絶賛される。

しかしレミーはスキニーに見つかり、リングイニがレミーの始末を命じられる。レミーが先ほどのスープを作ったことを知ったリングイニは、自分に協力して欲しいとレミーに頼む。レミーは彼の代わりに料理を作ることを承知し、彼のアパートで暮らし始める。

レミーは、髪を引っ張ることでリングイニの体を操れることを発見し、彼の帽子の中に隠れて厨房に立ち始める。レミーのおかげで、リングイニは雑用係からシェフに昇格する。

スキニーは、この店の権利を得て、グストーの名前を看板にした冷凍食品でひと儲けしようと企んでいた。グストーは、「2年以内に相続人が名乗り出なければ店の権利をスキニーに譲る」という遺言を残しており、その期限まではあと1ヶ月だった。ところが、リングイニの母親はスキニー宛の手紙に、「リングイニはグストーの息子である」と記しており、スキニーは慌てる。弁護士は、リングイニのDNA鑑定をしてみることにする。

リングイニの教育係を任されたコレットは、ここで働くノウハウやシェフとしての心得を教えてくれる。彼女は、レシピに忠実であることが最も大切なことだと思っていた。

リングイニの作った新メニューが食べたいという要望があり、スキニーは、グストーも失敗作だと認めていた料理を作るよう指示を出す。レシピ通りではまずいと判断したレミーは、コレットの制止を振り切り、オリジナルのソースを作る。これが客に大好評で、このスペシャルメニューは人気メニューになる。

映画『レミーのおいしいレストラン』のあらすじ【転】

レストランの裏口で食事をしていたレミーは、ゴミを漁っていた兄と再会する。兄に案内されて父親や仲間のいる場所へ行ったレミーは、「人間も捨てたものじゃない」と言って父親と喧嘩になる。父親はレミーにネズミ駆除の現実を見せ、「最後に頼れるのは仲間だけだ」とレミーを説得する。しかしレミーはそれに反発し、店へ戻っていく。

朝方、レミーが店へ戻ると、リングイニが眠り込んでいた。コレットが出勤してきたので、レミーはリングイニを操るが、彼女に不審がられる。しかし、レミーの操作で2人はキスをして、めでたく恋人同士になる。

DNA鑑定の結果、リングイニが間違いなくグストーの息子だということがわかり、スキニーは焦る。遺言の期限まで、あと3日だった。

リングイニはコレットに夢中になり、レミーのことを邪険に扱う。レミーが落ち込んでいるところへ、お腹を空かした兄と仲間がやってくる。レミーは仕方なく店の食べ物を盗みにいくが、食料庫の鍵が閉まっていたので、スキニーのオフィスへ忍び込む。

鍵を盗むとき、レミーはグストーの遺言を見つける。一緒にリングイニの母親からの手紙もファイルしてあり、レミーはリングイニがグストーの息子であることを知る。ちょうどスキニーがオフィスにやってきたので、レミーは遺言と手紙を咥えて逃げ出す。スキニーは必死で追いかけるが、レミーに逃げられてしまう。

レミーのおかげで、リングイニは店の新しいオーナーとなり、スキニーは追い出される。レミーの料理も大評判で、レストランは繁盛する。スキニーは腹の虫が収まらず、衛生局に匿名で「グストーのレストランにネズミが出た」と密告する。

グストーのレストランの評判を聞きつけ、イーゴがリングイニを訪ねてくる。イーゴは、「明日食事にくる」とリングイニに宣戦布告をして帰っていく。

そんな中、レミーとリングイニは喧嘩をしてしまう。リングイニは、「僕は君の操り人形じゃない」と言ってレミーを店から追い出す。その現場をスキニーが目撃していた。

腹を立てたレミーは、店の閉店後に仲間を食料庫に案内し、食べ物を盗み出す。そこへ、反省したリングイニが戻ってくる。リングイニはレミーに謝罪するつもりだったが、大量のネズミが食料庫にいるのを見て、今度こそ本気でレミーを追い出す。

映画『レミーのおいしいレストラン』の結末・ラスト(ネタバレ)

翌日。レミーはスキニーに捕まり、車のトランクに閉じ込められる。レミーはもう店には戻れないと思っていたが、グストーの幻に励まされ、自信を取り戻す。そんなレミーを父親や仲間が救い出してくれ、レミーは店へ急ぐ。

店にはイーゴが来店しており、リングイニは料理が作れなくて困っていた。そこへレミーが現れる。リングイニは従業員に、レミーがシェフだったことを打ち明ける。リングイニは、レミーが天才であることを必死で訴えるが、従業員は呆れて店を出ていく。コレットも一旦は店を出るが、帰り道でグストーの「誰にでも料理はできる」という言葉を思い出し、店へ引き返す。

レミーの父親は、息子の勇気に感心し、仲間たちとレミーを手伝ってくれる。レミーは仲間に指示を出し、フランス料理のフルコースを作り始める。リングイニはウェイターとしての才能を発揮し、たった1人で大勢の客に料理を配っていく。途中で厨房を訪れた衛生検査官は、ネズミたちによって食料庫へ監禁される。

コレットもレミーのことを受け入れ、厨房に入る。レミーがイーゴのために用意した料理は、フランスの家庭料理「ラタトゥイユ」だった。それを一口食べたイーゴは、そのおいしさに衝撃を受ける。客に化けていたスキニーもそれを口にして、驚いて厨房へ駆け込む。そしてスキニーも食料庫へ監禁される。

シェフに感謝を述べるため、店に残ったイーゴに、リングイニはレミーのことを打ち明ける。最初は冗談だと思っていたイーゴも、これが真実であると知り、黙って説明を聞く。そして何も言わずに帰っていった。

翌日。イーゴは新聞で「思いもよらない作り手によるすばらしい料理を食べた」とレミーの料理を絶賛する。そしてグストーのモットーを嘲笑った自分の傲慢さも反省する。イーゴは、レミーという新しい才能を守ろうとしてくれていた。

しかし、衛生検査官とスキニーによってキッチンにネズミがいたことが公になり、店は潰れてしまう。そして店を評価したイーゴも評論家生命を絶たれる。

その後、リングイニとコレットは協力し、レミーがシェフを務める新しいビスロトを開店する。イーゴはその店の常連となり、レミーの料理を堪能する。店の看板メニューは、もちろんレミーの作るラタトゥイユで、店の前には長い行列ができていた。

映画『レミーのおいしいレストラン』の感想・評価・レビュー

人間にとっては雑菌のかたまりと思うネズミ、しかもドブネズミが料理を作る話はとても面白かったです。最後のイーゴの評論が好きです。意外に思うことも常識にとらわれずに「良い物は良い」。ネズミたちを相手にしている時はしゃべるレミーも、リングイニ目線だと全く言葉は使わず仕草だけの意思表示も「人間ではない」ネズミを強調していて良かったです。
映画では面白くても、実際にネズミが厨房にいるのを見たら、その料理は食べられなくなりそうですが。(女性 40代)


心がぽっと暖かくなる映画だった。レミーの素晴らしい料理の才能と、リングイニの優しく広い心が見事にマッチし、二人で協力しあうシーンがほっこりした。ぶつかりあいもあったが、レミーがグストーの幻とお話をし、再び仲を取り戻す所や、ねずみ仲間や家族との亀裂も復活させる所など、感動するシーンもたくさん詰まっている。お店は潰れてしまったが、新しく開店し、レミーのラタトゥイユを食べに来る人がたくさんいたシーンを見て、諦めない強い気持ちや仲間との絆の大切さなど、学ばされる映画だと感じた。(女性 20代)


ネズミが大好きで、もしレミーみたいな可愛いシェフがいたら、きっとレストランの常連になってしまうことでしょう。レミーは見た目がキュートなだけではなく、綺麗好きで、賢くて、細かい作業もこなす、ポテンシャルの高いネズミです。
レミーの相棒・リングイニは、少しドジっ子ですが、話が進むに連れてたくましくなり、レミーの相棒がリングイニで本当に良かったと感じさせてくれます。
ヒロインのコレットは気が強い性格ですが、終盤では、レミーとリングイニの関係について理解を示し、サポートに回るなど、寛大な心の持ち主です。
レミーの夢が叶う温かいラストは、心を和ませてくれます。(女性 20代)


ネズミが天才シェフという設定は、必ず批判が出てくるであろうものなのだが、それでも作品として作り上げてしまうピクサーには感心してしまう。従来のネズミのイメージも織り込まれてはいるが、この作品ではとても愛らしく描かれているので、そこまで違和感は無く楽しめる事だろう。こんな事が現実にあったら…という想像力を搔き立てられるのは、ピクサー映画ならではの醍醐味といえる。(男性 30代)


不潔と嫌われ者のネズミの手を借りて美味しいごはんを作る。とても平和で心が温かくなる作品でした。動物しかも嫌われ者と人間が分け隔てなく一緒に協力して素晴らしいものを作りあげる…感動するだけでは無く人間社会にとって、とても大きなメッセージが込められている作品だと思いました。人間の視点だけではなくて、ネズミたちの世界も描かれていて面白かったです。レミーの小さい身体で調理をするところや、しぐさがめちゃくちゃ可愛らしかったです。大人の方にぜひ見てほしい作品です。(女性 30代)


レストランにネズミというチャレンジングな設定。

ピクサーアニメらしく可愛い過ぎないリアルな映像なので、ネズミ嫌いな自分が観ていられるか心配だったが、レミーの性格がとても可愛らしくて人間の様なネズミだったので、全く気にならずストーリーに感情移入できた。

さすがに実写では有り得ないと思うが、ファンタジーとしては内容がしっかりしていて良い作品だと思う。

種別を超えた友情物語であり、子供に見せるにも推奨できる作品である。(女性 40代)


厨房の嫌われ者のネズミがレストランの雑用係と組んで、料理の評判を上げレストランを成功させる話。友情を感じることができて、言葉を使わずにコミュニケーションをとろうと努力するレミーも可愛らしく愛着が持てます。料理も美味しそうで、口に運んだ瞬間回想に飛んでしまう描写を観ると自分も食べてみたくなる。ただやっぱりネズミはネズミでした。アップで調理しているシーンは良いのですが、引きでぞろぞろ動いているシーンがダメでした。頑張ってくれているのは分かる、応援したい気持ちもある、それでもキツイ。(男性 20代)


ピクサーにしては数少ない賛否両論ある作品だと思う。ネズミが人間を動かしレストランを救うという心温まる話ではあるものの、やはりレストランにネズミというのは誰もが受け入れられるわけではない。とにかく可愛いアニメ感の強いネズミならよかったのかもしれないが、毛並みといい妙にリアルでどうしても抵抗感が否めない。子供の頃に観たときは楽しめていたのだが、大人になった今見るとあまり受け入れられなかった。(女性 20代)

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みんなの感想・レビュー

  1. ayumaru より:

    レストランにとって天敵であるネズミが人間と心を通わせ、共にシェフとして活躍する物語。ネズミが苦手な人は料理している姿に抵抗があるかもしれないが、そこはディズニーらしい可愛らしさでカバーされており、レミーが作り出す見事な料理がとても美味しそうで魅力的である。
    ネズミと人間は現実では相容れない関係であるが、その友情を描いたところに動物との共存を願うメッセージ性を感じる。
    お互いの存在を認め合ったレミーとリングイネの友情に、心があたたまる作品である。

  2. 匿名 より:

    ディズニーのピクサー映画と言えば誰もが納得するほどの安定感がある。
    従来のアニメーションの世界を変え、独自の技術で立体的なクオリティーの高い世界観を作りあげているピクサーは今や子供だけではなく、大人の夢を描いたバイブルにもなりつつある。
    この作品は今までよりも話の内容が幼くなく、大人にも楽しめる工夫がなされている。
    ネズミのレミーがキッチンで嫌われながらもシェフを目指すという、何とも大胆なストーリーは公開初日からあっという間に人気になった。
    ファインディングニモやトイ・ストーリーなどのように全部の道場人物が動物やおもちゃというのとは違い、人間とネズミというリアルな設定だけにあまりに小さい子供には理解出きるのか謎なところだが、ピクサー映画を一回りまた大きなものにするきっかけとなった作品になったことは間違いない。

  3. 匿名 より:

    終盤でレストランにやってくる批評家はレミーがネズミであることを知りながらも、その味覚を信じリスクを覚悟で評価する。
    実はピクサー映画はメイン人物たちよりも脇役が憎い演出をすることが多い。
    今までは不誠実で意地悪な人間や動物たちが、真面目で誠実な主人公たちに心をほだされ改心していくという設定がついてまわるのだ。
    主人公たちはもちろん一貫してまっすぐでいるから安心して見ていられるが、実はこの周囲の人達の心変わりが楽しみだったりもする。
    まるで水戸黄門でも見ているかのような勧善懲悪のような世界観は、大人も子供も安心するし見てよかったとほっこりしてしまうのだ。
    だからこそまたピクサーを中毒のように見てしまうのかもしれない。

  4. 匿名 より:

    ピクサー映画の凄いところは嫌われないところである。
    日本で言うとジブリ映画とでも言おうか。
    ピクサーを子供に見せたくないという親がいないところがこの会社の強みであり、今後もそれは維持されることであろう。
    それだけ物語の内容に特化していて、心を育てるような内容になっている。
    優しさや意地悪さ、誠実さや不誠実さという対比を登場人物でうまく表現しわかりやすく説明している。
    しかし、必ず最後には悪いと思ったものは反省し、自分を正そうとするのだ。
    ここに大人も感度しほだされてしまう。
    大人も子供も魅了される、それがピクサー映画の最大の魅力なのである。
    近年ピクサー映画も製作数を制限するかもしれないという噂がある。
    そんなことを言わずにどんどん夢とリアルを描き続けて欲しい。