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映画『Re:LIFE リライフ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『Re:LIFE リライフ』の概要:2014年製作のアメリカ映画。ハリウッドで人気があった脚本家だがここ15年新作は無し。金も無いためエージェントに仕事をもらい田舎の大学で講師になり、生徒との交流を通して自分を見つめる物語。

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映画『Re:LIFE リライフ』の作品情報

Re:LIFE リライフ

製作年:2014年
上映時間:107分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:マーク・ローレンス
キャスト:ヒュー・グラント、マリサ・トメイ、ベラ・ヒースコート、J・K・シモンズ etc

映画『Re:LIFE リライフ』の登場人物(キャスト)

キース・マイケルズ(ヒュー・グラント)
ハリウッドで脚本家として働くが、ここ15年間新作は無い。
金も無く困ってエージェントに相談し、田舎の大学で脚本家の講師として勤務することに。
おちゃらけてる性格だが、素直なおじさん、
ホリー(マリサ・トメイ)
シングルマザーで2人の娘を育てている。仕事をしながら大学の2年生として勉強、キースの脚本の授業に出るようになる。

映画『Re:LIFE リライフ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『Re:LIFE リライフ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『Re:LIFE リライフ』のあらすじ【起】

ハリウッドで頂点を極めた脚本家キースは、ここ15年新作を生み出していない。
そのため仕事も金も無く、最近は物理的にも精神的にも逼迫していた。
そこで彼はお世話になっているエージェントに電話し、新しい仕事は無いかと尋ねる。
するとエージェントは、調度紹介したい仕事があるような口ぶりで話し始めた。
ニューヨーク北部の田舎町にある大学で、シナリオコースの講師を務めるという仕事である。

キースがその仕事を請け大学にやってくると、都心から離れたこの辺りでは情報が少なくキースは未だヒーロー的扱いのままだった。
だが教師という仕事自体初めてであることと、元々興味の無い仕事であることでキースにはやる気が見られなかった。

教師同士の親睦会では白ワインを相当飲み、詩人で客員教授のウェルドンに失礼な態度を取り怒らせてしまう失態を犯し。
10人しか受けることが出来ないキースの授業に70人の希望者が来たため選抜をすることになったが、何と顔で選ぶという横暴ぶりを発揮する。
そしていよいよ迎えた初授業では、突然映画一本分の脚本を課題に出すと1ヶ月勝手に休校にしてしまう。

こんなハチャメチャ教師のキースの授業だが、映画を愛している人間には魅力的だった。
ホリーはシングルマザーの女性で、娘を育てながら大学にも通う頑張り屋である。
彼女は自分の脚本だけでも読んで欲しいと思いキースの元を訪れるが、「全てのことは才能次第」という教師にあるまじき言葉を発言した。

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映画『Re:LIFE リライフ』のあらすじ【承】

キースは大学での仕事にはやる気が無い。
しかし学部長のラナーに、倫理委員会長のメアリーを怒らせると大変なことになると忠告を受けた。
以前親睦会の時に、彼女の好みの文学作品を批判したことで既に品位を疑われているようなところがあるのだった。
キースは反省と謝罪の為、文学作品をモチーフにした映画やドラマのDVDを持参して彼女の部屋を尋ねた。
するともっと教師としての自覚を持って欲しいと、逆に怒られてしまう。

ホリーも授業に参加出来る事になったクラスで教壇に立ったキースだったが、生徒に「何故ここにいるのか」という質問をされた。
キースは咄嗟に教師を題材にした作品が造りたいからだと嘘をつく。
だがこの「主人公」というテーマがキースの才能を導いた。

キースは「主人公」という言葉にヒラメキを感じて、そのことを熱心に語り授業を進め始めたのだ。
教師なんて初めてのキースなのに、見事にその役目を果たしたのである。
次第にキースは生徒が書いた脚本にも興味を持ち、教師らしくなっていく。

映画『Re:LIFE リライフ』のあらすじ【転】

このクラスの生徒達は内容や好みはあるが、全員共通していることは映画が好きだと言うこと。
キースはその中でも男子生徒の脚本がお気に入りで、才能を感じていた。
そしてエージェントに紹介するからと約束をする。
段々とキースは生徒の良さや能力を認め、プロデュースをしたいと思うようになっていった。

そんなある日のこと。
キースは脚本を書くときは書きたい物に執着しろと教える。
何故書きたいのかを考え、書きたいという動機を大事にするのだと言う信念を生徒に教えたかったのだ。
そこで生徒達は、ハリウッドで活躍していたキースの作品の動機を尋ねる。

キースは自分の話をするのは苦手なようだったが、生徒に求められ話し出す。
実は人気作品の脚本は、幼い息子に聞かせるおとぎ話であったと恥ずかしそうに笑った。
一緒に暮らしていた祖父が死に、5歳の息子は暗がりを怖がるようになってしまった。
そこで天使の物語を彼が楽しめるように作ったのが始まりだったというのである。

その物語が本当なのだといくら息子に言っても「嘘」だと聞かない。
そこで話しを膨らませ、よりリアルさを取り入れてみると脚本として魅力的なものになったという。
息子に聞かせたいという動機が、脚本を作らせたのだということを言いたかった。

映画『Re:LIFE リライフ』の結末・ラスト(ネタバレ)

キースはクラスの生徒・カイルからモーションをかけられていた。
教師の自覚が薄かったキースは、カイルと関係を持ってしまう。
しかしそのことが大学にばれてしまい、辞職するか審議委員会にかけるかの二択をせまられた。
さほど教師という仕事に執着が無いキースだったが、職が無くなると生活が出来ない。
エージェントに連絡をするが、今は業界も厳しくキースの居場所はもう無かった。

結局辞職することにしたキースは、最後の講義になると挨拶をする。
突然の事に生徒も驚きを隠せないが、1人ずつキースに言葉をかけてくれた。
ホリーとは年齢も近く生徒でいながら大人の会話が出来た為、キースは親近感を感じている。
最後に挨拶をしているとエージェントから電話がかかってきた。
先日紹介した生徒の脚本が、テレビ局の目に止まったのである。
しかもプロデューサーとしてクレジットにキースの名前も入るらしく、喜びは倍になった。

ロスに戻ると生徒とキースは、局の関係者と食事の約束をする。
だがそこは既にキースの居場所では無かった。
キラキラとした興味深い目は生徒にのみ向けられ、キースは居るだけだったのである。
そこで初めて自分の本当の気持ちを見つめ直した。

生徒に後は1人で頑張るように言い残すと、キースは戻ったその足で学科長の自宅を訪ねる。
やはり審議委員会に懸けてみたいという希望を話すと、学科長は会長に会わせてくれると約束してくれた。

翌日会長との面談で残りたい理由を聞かれたキースは、教師として何かを教えたいと強く思うようになった気持ちを素直に伝える。
こうしてキースは大学に残れることになり、再びシナリオ講師として勤務することになった。

映画『Re:LIFE リライフ』の感想・評価・レビュー

気楽に観られるラブストーリー。脚本クラスが舞台なので映画ネタも多く、映画ファンにもオススメの1本。生徒や先生たちのキャラクターがそれぞれ個性的だったり、敢えてすべるジョークを入れていたりと笑わせられた。

かつての栄光にすがり今の落ちぶれた状況を受け入れられない主人公が、現実を受け入れ成長する姿に元気をもらえた。疎遠になっていた息子との関係や、始まったばかりの恋など前向きな展開が気になりつつ、温かい気持ちになるラストだった。(女性 40代)


ヒュー・グラントのヒューマン映画です。基本的にヒューマン映画は退屈になるので観ないのですが、この作品はヒュー・グラントの良さ立ち振る舞いや雰囲気、チャーミングさが十分に出ている映画だと思いました。

人生に疲れてこんなはずじゃなかったのにと思った時に観てほしい映画です。いつでも、転換出来るんだよと思いたいです。(女性 30代)


ハートウォーミングなコメディ、ゆったり見られる心地よい映画。イケメンだがダメダメでどこか憎めない役が一番似合う俳優ヒュー・グラント、今回も期待を裏切らないダメンズぶり。しかし、周りの影響を受け生徒と共に成長していくのが見ていてとても爽快。実は生活が変わったのではなくて自分の考えを変えてみると今まで見えていなかったものが見えてくる。何歳になっても何でもチャレンジしてみようと前向きになり勇気を貰える映画。コメディタッチで軽く見れるが心に残る作品。(女性 30代)


ロマンティックコメディと言えばヒュー・グラント、といえるくらいのはまり役だが今作のキース・マイケルズ役でも同様。しかも、今作ですでに50代なのに彼の演技のお陰で恋愛映画もちゃんと成立させちゃうのだから流石。ヒロインを演じたマリサ・トメイも49歳だというから驚きだ。

過去に成功したものの、今あまりぱっとしないと感じて寂しくなる時元気をもらえる作品だ。過去の栄光に縋りつくのではなく、新たに何かに挑戦しようという気持ちになる。派手さはなく静かな作品だが、見終わった後心がほっこりした。(男性 30代)

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