映画『リム・オブ・ザ・ワールド』の概要:陽気なキャンプ、リム・オブ・ザ・ワールドで出会ったアレックス、シンシン、ダリウシュ、ガブリエル。彼らは突然地球を襲い始めたエイリアンを倒すため、とある任務を与えられるのだった。異なる過去を持つ少年少女が、任務の中で成長していくSF青春映画。
映画『リム・オブ・ザ・ワールド』の作品情報
上映時間:99分
ジャンル:SF、コメディ、青春
監督:マックG
キャスト:ジャック・ゴア、ミヤ・ケック、ベンジャミン・フローレス・Jr、アレッシオ・スカルゾット etc
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映画『リム・オブ・ザ・ワールド』の登場人物(キャスト)
- アレックス(ジャック・ゴア)
- 宇宙オタクで内気な少年。過去の火事で父を失い、そのトラウマから火を恐れている。何に対しても保守的だが、友情を育む中で使命を全うすることの大切さを学んでいく。
- シンシン(ミヤ・ケック)
- 中国の政治家の娘。息子が欲しかった父親のプレッシャーから逃げるようにキャンプに参加した。基本的に無口だが、重要な場面で人のために行動できるリーダーシップを持っている。
- ダリウシュ(ベンジャミン・フローレンス・Jr)
- 裕福な家庭で育ったセレブな黒人少年。横柄な態度で周りを見下していたが、3人と出会い初めて対等な友人を持つ。
- ガブリエル(アレッシオ・スカルゾット)
- 4人の中で最年長のしっかり者。両親が離婚しており、家計のためにアルバイトをしていたが、客を暴行して少年院に送られた過去を持つ。出所後、行くあてもなくうろついていたところ3人と出会い、行動を共にする。
- ルー(スコット・マッカーサー)
- 保安官事務所の拘置所に収監されていた男性。エイリアン襲来時、事務所を訪ねてきたアレックスたちによって解放されるが、USBメモリを売って大金を設けるためにアレックスたちを襲う。
映画『リム・オブ・ザ・ワールド』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『リム・オブ・ザ・ワールド』のあらすじ【起】
宇宙オタクで内気な少年、アレックスは引きこもりがちになっていた。そんな彼を見かねた母は、リム・オブ・ザ・ワールドというキャンプに参加させることにした。
強引な母に説得され渋々参加したキャンプで、アレックスはキャンプの陽気な雰囲気になかなか馴染めず、困惑していた。そんな中、中国人の少女シンシンと出会い惹かれていく。
ある日、キャンプの子供達は川下り体験をするため湖に向かうが、カヌーの故障で中止に。
一人で山に向かうシンシンを見かけたアレックスは、彼女の後を追って山の頂上まで登る。
頂上に到着すると、大富豪の息子で横柄な少年ダリウシュと出会う。彼はアレックスの高所恐怖症を無理やり治そうと高台に連れていくが、アレックスは嫌がる。その時、偶然その場に居合わせた青年ガブリエルがアレックスを助ける。
彼ら4人が口論していると、突然携帯に緊急警報が。他の子供達と合流するためキャンプに戻った4人だったが、キャンプには誰もおらず、取り残されてしまうのだった。
映画『リム・オブ・ザ・ワールド』のあらすじ【承】
電子機器が使えなくなった状況で外に出るのは危険だと考えた4人は、キャンプ内の施設に避難することに。
これからの方針を話し合っていると、外の様子がおかしいことに気付く。外に出てみると、空中で未確認飛行物体と戦闘機が戦っているのだった。
困惑する4人の目の前に脱出ポッドが墜落する。中から女性が現れ、事情を説明する。彼女はNASAの研究員で、データをフィルディング博士に渡さなければならないのだった。
すると脱出ポッドに張り付いていたエイリアンが動き始める。女性はデータをアレックスに託し、自分を犠牲にして時間を稼ぐのだった。
何とかして逃げ切った4人は、データの入ったUSBメモリをJPLというNASAの施設に届けようとする。しかし、施設は都市部にあるため、子供だけでいくのは危険だった。そこで山の麓にある保安官事務所で大人にUSBメモリを届けてもらおうとする。
自転車で保安官事務所に向かう4人。自転車が苦手なアレックスを補助しつつ移動することによって、少しずつ友情を育むのだった。
映画『リム・オブ・ザ・ワールド』のあらすじ【転】
山を降りて保安官事務所に近づくと、町が壊滅していることを知った4人。
中に入ると保安官は誰一人おらず、残っていたのは拘置所に収監されていた囚人のルーだけだった。多少の口論はあったものの、アレックスはルーを拘置所から逃がすのだった。
仕方なく自分たちだけでJPLを目指していると、突然軍用車が目の前を通り過ぎていく。すると後ろから大勢の軍人が彼らを包囲する。町は戦争状態にあるため、4人はすぐに避難するよう指示される。
そこで彼らは軍にUSBデータを渡し、JPLのフィリディング博士に届けるよう頼むのだった。一安心して避難用の車両に乗り込んだ4人だったが次の瞬間、エイリアンからの襲撃を受け部隊は壊滅。生き残った4人は再びJPLを目指す。
民家で休むことにした4人が眠っていると、突然仮面を被った集団が彼らを襲う。その正体はアレックスが逃がした囚人のルーだった。彼がUSBメモリを奪おうとすると、後ろからエイリアンが登場。ガブリエルの機転により何とかエイリアンを撒いた4人は車でJPLを目指す。
映画『リム・オブ・ザ・ワールド』の結末・ラスト(ネタバレ)
しかし、安心したのも束の間。撒いたはずのエイリアンが追いかけてくる。車ごとエイリアンを橋から突き落とした4人はやっと安堵したが、アレックスのUSBメモリが車内にあることに気付く。
仲間を庇うため、勇気を振り絞って一人で USBメモリを取りにいくダリウシュだったが、エイリアンはまだ死んでおらず、腹を引っ掻かれてしまう。ダリウシュは幸いにも軽症で済んだため、徒歩でJPLに向かう。
4人はやっとのことでJPLに辿り着くが、JPLは壊滅状態。施設の中に入り、フィルディング博士を見つけたものの、彼はすでに死んでいるのだった。
絶望に暮れる4人が今後の方針を考えていると、突然画面に通信が入る。相手は空軍の将軍で彼らにUSBメモリの使い方を教える。USBメモリにはエイリアンの母艦が位置する座標が記録されていたのだった。
4人は指示に従い、国が秘密裏に製作したレーザー兵器、エクスカリバーを起動させエイリアンの母艦を破壊することに成功する。
こうして地球に再び平和が訪れ、4人は英雄として称賛されるのだった。
映画『リム・オブ・ザ・ワールド』の感想・評価・レビュー
今作では、それぞれ異なる過去を持つ4人の子供たちが力を合わせて地球を救う中で、自分の過去を打ち明け、時には喧嘩しながら友情を育む姿が描かれており、非常に厚みのあるストーリーだった。
また、エイリアンから逃げるシーンや、廃墟となった世界で好き放題するシーンなどで、適度にコミカルな演出が施されていたため、テンポがよく退屈することなく鑑賞することができた。(MIHOシネマ編集部)
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