この記事では、映画『デンジャラス・ラン』のあらすじをネタバレありで解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『デンジャラス・ラン』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『デンジャラス・ラン』 作品情報

- 製作年:2012年
- 上映時間:113分
- ジャンル:アクション、サスペンス
- 監督:ダニエル・エスピノーサ
- キャスト:デンゼル・ワシントン、ライアン・レイノルズ、ヴェラ・ファーミガ、ブレンダン・グリーソン etc
映画『デンジャラス・ラン』 評価
- 点数:90点/100点
- オススメ度:★★★★★
- ストーリー:★★★★★
- キャスト起用:★★★★★
- 映像技術:★★★★☆
- 演出:★★★★☆
- 設定:★★★★★
[miho21]
映画『デンジャラス・ラン』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『デンジャラス・ラン』のあらすじを紹介します。
CIAが容疑者や、重要人物を連行する『隠れ家』は世界中にある。南アフリカのCIAの隠れ家・セーフ・ハウスの管理人マット(ライアン・レイノルズ)は通称・客室係(ハウス・キーパー)。隠れ家の管理人として退屈な日々を送っていた。憧れの工作員としての昇進願いは出せども届かず、恋人にも職業を偽り続ける日々を送っている。
そんな彼の退屈な日々は一変する。CIA史上最凶の犯罪者が護送されてきたからだ。彼の名はトビン・フロスト(デンゼル・ワシントン)。元CIAエリートだったが、10年前に訣別。現在は国家機密を密売する犯罪者として世界各国から指名手配されていた。
フロストが護送されてきた事は、序の口だった。機密に守られていたはずのセーフハウスが何者かの襲撃を受けたのだ。味方が次々と壊滅状態に陥る中、フロストはマットに謎めいた言葉を投げかける。
『何故セーフハウスがバレたと思う?』
尋問のプロと言われ、現在のCIAの尋問のルールを作ったと言われるフロストの言動にマットは翻弄される。
CIA本部と連絡をとったマットは上司のバーロー(ブレンダン・グリーソン)からサッカー・スタジアムに行き、GPSで新たなセーフハウスを確認後、フロストを連行せよと指示を受ける。最初はバーローの指示通りに事は運ぶかに見えたが、途中でフロストが逃走を図り警備員に化けて逃げた為、逆に警察から追われる身となってしまう。
作戦の失敗を本部に報告したマットは、支局長のキャサリン(ヴェラ・ファーミガ)から任務解除を命じられ、長官のホイットフォード(サム・シェパード)からは
『よくやった、後は任せろ』と言われ、ふと我にかえる。
そういえばフロストはセーフハウスが襲われた時に、マットにこういった。
作戦終了の折に本部は『よくやった、後はまかせろ』というはずだが、それは全て罠なのだと・・・。
マットはフロストの真意を確かめるべく、自分の手でフロストを追う事にする・・・
映画『デンジャラス・ラン』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『デンジャラス・ラン』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
何故フロストは逮捕されたのか?
フロストの設定は世界36ヶ国から指名手配を受け、逃げおおせている犯罪者である。何故彼が逮捕されたのか。その答えは映画の冒頭部分にある。
映画の冒頭でフロストがMI6長官ウェイド(リアム・カミングハム)から入手したマイクロチップには、世界中の諜報機関に在籍している汚職職員のリストがあったからだ。
ウェイドは、フロストにリストを渡した直後に狙撃犯に射殺されフロストは、大使館に逃げ込んだ為、逮捕、セーフハウスに護送されてきたというのが本当の理由だった。
フロストの持っている情報は世界中の諜報機関が狙うものである事は間違いない。そこからフロストを追う真犯人も察しがつく。
フロストを追う黒幕は?
マットは、CIAの追跡網から離れ、ケープタウン郊外に住むパスポート偽造のスペシャリスト・カルロス(ルーベン・ブラデス)の元に向かう。もしもフロストが逃亡し向かう先があるとすれば、ここだと踏んだからだ。
案の定フロストはカルロスの元にいたが、そこに現れたのはCIAが派遣した武装部隊。何故ここがばれたのか。
敵の黒幕はCIA内部の人間。『後はまかせろ』の意味は作戦に関わったマットの様な人間に全ての罪を被せること。かつてフロストも同じ目に遭った。だからこそCIAと訣別したという事実。
かつては任務と国家に忠誠を誓っていた諜報員としての誇りがあったからこそ、汚職諜報員は許せないフロスト。
そんな彼の意思が判っていながらマットはセーフハウスにフロストを護送するが、セーフハウスの客室係・ケラー(ジョエル・キナハン)はマットとフロストを殺して手柄を立てようとする。
彼はCIAに『よくやった、後は任せろ』と本部長に告げられる前に、マットとフロストにより殺されてしまう。
フロストはマットの目の前で息絶えるが、彼は、こういい残す。
『お前は俺よりも優秀だ。そして優秀でい続けろ。約束しろ』と。
フロストがマットに言いたかったのは、俺の様に組織にも利用されない、罪も被せられない、組織も利用しようとは思わない諜報員になれるだろうという事ではないだろうか。
トビン・フロストのモデルは数人居る?
トビン・フロストのモデルは数人居るといわれているが、8年に渡りソ連とロシアに2億円の報酬と引き換えにCIAの機密を売り続けていた諜報員が、一番近いといわれている。
またデンゼルはサイコパスな主人公を演じるにあたり、『良心を持たない人たち~25人に1人の恐怖~』という本を参考にして役作りをし、黒とも白ともつかないグレーな役を演じ続けた。昼間に人殺しをしても夜にはフルコースのディナーを食べる事が出来る人間像を作り上げていったというわけである。
そんなデンゼルの周りを固める若手の演技も見ごたえがある、ライアン・レイノルズは硬軟あわせた演技力と主役を引き立てつつ主張をさりげなく通す所が見どころである。
ラスト近くに出てきたジョエル・キナハンは、監督ダニエル・エスピノーザお抱えの俳優で、この映画出演後リブート版『ロボコップ』の主演に抜擢されている程である。
ただの逃走劇ではなく、何が真実で誰を信じれば良いのか分からない心理戦が楽しめる作品だった。言葉の端々からフロストが頭のキレる人物だということは読み取れるので、彼の言葉を信頼しても良いのか、主人公のマットと同じように混乱させられた。
黒幕はあまり予想外の人物ではなかったので、あまり驚きは感じなかった。マットとフロストのやり取りの方がハラハラしておもしろかった。
フロストの最期はとても悲しかった。今まで孤独の中で戦い続けてきたのだろうと思う。(女性 30代)
映画『デンジャラス・ラン』は、最初から最後まで緊張感のあるアクション映画だった。新人CIA職員のマットが、伝説的な裏切り者トビン・フロストを護送することになるが、安全なはずの施設が襲撃されるところから物語が一気に加速する。ネタバレになるが、CIA内部に裏切り者がいるという展開が分かってからは誰も信用できない空気になり、かなりスリリングだった。フロストは冷酷な人物に見えるが、マットに対して現実を教えるような場面もあり、単なる悪役ではないところが面白い。最後にマットが真実を暴露する決断をする展開は、成長物語としても良かった。アクションとサスペンスがバランスよく楽しめる映画だった。(30代 男性)
映画『デンジャラス・ラン』は、逃走劇と心理戦が組み合わさったスリラーだった。安全なはずのCIAの施設が襲撃され、マットがフロストと共に逃げることになる展開はかなり緊張感がある。ネタバレになるが、フロストがただの裏切り者ではなく、CIAの腐敗を知っている人物だったという設定が印象的だった。マットは最初は未熟な新人だが、逃走の中で少しずつ強くなっていく。その変化がストーリーの見どころだと思う。最後に彼が証拠を記者に渡す場面は、正義とは何かを考えさせる終わり方だった。アクションだけでなくドラマ性もある映画だった。(20代 女性)
映画『デンジャラス・ラン』は典型的なスパイアクションだが、スピード感があって最後まで楽しめた。施設襲撃から逃走劇が始まり、街中での銃撃戦やカーチェイスが続くので飽きない。ネタバレになるが、CIA内部に裏切り者がいるという設定がストーリーを面白くしていた。誰が敵なのか分からない状況の中でマットが判断を迫られる展開が緊張感を生む。フロストは悪役だが、世界の裏側を知る人物としての説得力もあった。最後にマットが自分の信念で行動する姿は新人から成長した証のように感じた。王道のスパイアクションとして満足度が高い作品だった。(40代 男性)
映画『デンジャラス・ラン』は、逃げる側と追う側の駆け引きが面白い映画だった。フロストという危険人物を護送する任務から始まり、施設が襲撃される場面で一気に緊張感が高まる。ネタバレになるが、フロストが持っているデータがCIAの不正に関わるものだったという設定がストーリーを複雑にしていた。マットは最初は頼りないが、次第に状況を判断して行動できるようになる。その成長がストーリーの軸になっていた。最後に彼が真実を世に出す決断をする展開は爽快感もあり、スパイ映画としてしっかり楽しめた。(30代 女性)
映画『デンジャラス・ラン』は、アクションだけでなく人物関係も面白い作品だった。フロストは冷酷な元CIA工作員だが、マットに対して人生の現実を語る場面が印象的だった。ネタバレになるが、CIAの中にも裏切り者がいてフロストを狙っているという展開は予想外だった。マットはその状況の中で何を信じるべきか悩みながら行動する。新人の彼が次第に覚悟を決めていく姿は見応えがあった。最後に真実を公表する選択をするところは、単なるアクション映画ではなく倫理的なテーマも感じられて良かった。(50代 男性)
映画『デンジャラス・ラン』は、緊迫した逃走劇が続くスリラーだった。安全な施設が襲撃されるシーンから物語が一気に動き出し、マットとフロストが街を逃げ回る展開はとてもスリリング。ネタバレになるが、フロストが持つ情報がCIAの秘密を暴くものだったと分かる場面が印象的だった。マットは最初は任務をこなすだけの人物だったが、次第に自分の判断で行動するようになる。その変化がストーリーの魅力になっていた。最後の選択も含めて、主人公の成長を感じる作品だった。(40代 女性)
映画『デンジャラス・ラン』はスピーディーな展開が魅力のアクション映画だった。施設襲撃から始まり、追跡や銃撃戦が続くのでテンポが良い。ネタバレになるが、CIAの内部に裏切り者がいるという展開が物語をより面白くしていた。フロストは敵なのか味方なのか分からない存在で、その曖昧さが緊張感を生む。マットは最初は普通の職員だが、危険な状況の中で判断力を身につけていく。その成長を見るのも楽しかった。アクション映画としてしっかり満足できる作品だった。(20代 男性)
映画『デンジャラス・ラン』は、スパイ映画らしい裏切りと駆け引きが面白かった。フロストという危険人物を守る任務が、施設襲撃によって逃走劇へと変わる展開はとてもスリリング。ネタバレになるが、CIAの内部に敵がいると分かる場面はかなり衝撃的だった。マットはその状況の中で何を信じるべきか迷いながら行動する。その葛藤がリアルだった。最後に彼が自分の信念に従って行動する展開は印象的で、単なるアクション映画以上のドラマを感じた。(30代 女性)
映画『デンジャラス・ラン』は、典型的な逃走アクションだがキャラクターが魅力的だった。フロストは冷酷な人物だが、マットに対して現実を教える場面が印象に残る。ネタバレになるが、CIA内部の腐敗が物語の核心になっている点が面白かった。マットは最初は平凡な新人だが、命の危険の中で成長していく。その変化がストーリーの見どころだと思う。最後に彼が真実を世に出す決断をする場面は爽快感があり、スパイ映画としてしっかり楽しめた。(50代 女性)
映画『デンジャラス・ラン』を見た人におすすめの映画5選
ボーン・アイデンティティー
この映画を一言で表すと?
記憶を失った男が巨大な陰謀に立ち向かう、究極のスパイアクション。
どんな話?
海で救助された男は、自分の名前も過去も思い出せない状態だった。しかし彼は格闘や戦闘の高度な能力を持っており、何者かに追われていることが次第に明らかになる。自分の正体を探るため、彼はヨーロッパ各地を逃げながら真実に迫っていく。記憶喪失の男が国家レベルの陰謀に巻き込まれるスリリングな物語。
ここがおすすめ!
リアルな格闘アクションと緊張感あふれる追跡劇が最大の魅力。派手すぎない演出ながら、スピード感のある展開で最後まで目が離せない。主人公が自分の過去と向き合いながら真実を追うストーリーも見応えがあり、スパイ映画の新たなスタイルを確立した作品として高く評価されている。
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
この映画を一言で表すと?
世界を救うための極秘任務に挑む、圧巻のスパイアクション大作。
どんな話?
IMFのエージェントであるイーサン・ハントは、核戦争を引き起こそうとする陰謀を阻止する任務を受ける。しかし任務の途中でIMF自体が疑われる状況となり、組織は解体されてしまう。限られた仲間と共に、イーサンは世界各地で危険なミッションを遂行しながら真犯人を追い詰めていく。
ここがおすすめ!
ドバイの超高層ビルを舞台にしたアクションなど、迫力のシーンが連続するエンターテインメント性の高い作品。チームで作戦を実行するスパイ映画ならではの緊張感も魅力。スケールの大きいアクションと巧妙なミッションが楽しめる、シリーズ屈指の人気作。
トレーニング デイ
この映画を一言で表すと?
正義と腐敗の境界を描いた、緊張感あふれる警察ドラマ。
どんな話?
新人警官のジェイクは、ベテラン刑事アロンゾのもとで訓練を受けることになる。最初は尊敬できる先輩に見えたアロンゾだったが、次第に彼のやり方が法律の枠を超えていることに気づく。街の裏社会と関わりながら、ジェイクは正義とは何かを問われる状況に追い込まれていく。
ここがおすすめ!
強烈なキャラクター同士の心理戦が魅力の作品。新人とベテランの関係を通して、正義と腐敗の境界をリアルに描いている。緊張感のある会話劇と衝撃的な展開が続き、観る者を引き込む力が強い。人間ドラマとしても完成度の高い名作。
エンド・オブ・ウォッチ
この映画を一言で表すと?
危険な街で戦う警官たちの友情を描いた、リアルな犯罪ドラマ。
どんな話?
ロサンゼルスの危険な地域を巡回する警官コンビは、日々さまざまな事件に対応していた。強い信頼関係で結ばれた二人は、街の平和を守るため命がけで任務にあたる。しかし麻薬カルテルに関わる大きな事件に巻き込まれたことで、彼らの生活は一変していく。
ここがおすすめ!
警官の日常と危険な任務をリアルに描いた臨場感のある作品。友情や仲間意識が丁寧に描かれており、観客は登場人物に強く感情移入できる。緊迫したアクションと人間ドラマが見事に融合した、見応えのある映画。
ジャック・リーチャー
この映画を一言で表すと?
謎の男が巨大な陰謀を暴く、硬派なサスペンスアクション。
どんな話?
無差別狙撃事件が発生し、容疑者として逮捕された男はただ一言「ジャック・リーチャーを呼べ」と言う。現れたリーチャーは元軍人で、鋭い洞察力を持つ人物だった。事件を調べるうちに、表面では見えない巨大な陰謀が存在することが明らかになっていく。
ここがおすすめ!
知的な推理と迫力のアクションが融合したサスペンス映画。主人公リーチャーの冷静な判断力と圧倒的な戦闘能力が魅力で、敵との駆け引きも見応えがある。シンプルながら緊張感のあるストーリーで、スパイやサスペンス作品が好きな人におすすめの一本。



みんなの感想・レビュー
ご指摘ありがとうございます。
該当部分、修正致しました。
フロストは、マットの目の前で息絶えるが、彼は、こういい残す。
『俺はお前より優秀だ』と。
↑ここ間違えてると思います…
死ぬ間際に自分の方が優れてるアピールはしないかと。