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映画『さまよえる脳髄』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『さまよえる脳髄』の概要:分離脳をテーマに人の心理と脳の関係を描いたサスペンス。精神科医のヒロインが猟奇殺人犯に目を付けられ、恐ろしい事件に巻き込まれていく。ヒロイン役を高島礼子が演じ、大胆なベッドシーンに挑んだことでも知られている。

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映画『さまよえる脳髄』の作品情報

さまよえる脳髄

製作年:1993年
上映時間:102分
ジャンル:サスペンス、ホラー
監督:萩庭貞明
キャスト:神田正輝、高島礼子、嶋田久作、塩屋俊 etc

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映画『さまよえる脳髄』の登場人物(キャスト)

海藤(神田正輝)
刑事。違法薬物事件を担当していたが、犯人追跡の際、階段から落下したことで脳挫傷を患い、分離脳となってしまう。精神科医の藍子と恋人関係にある。
南川藍子(高島礼子)
精神科医。妖艶で美しい女性。刑事の海藤と恋人関係にある。気丈で常に冷静沈着。自宅にかかってくる怪電話の相手に、診察に来いと言い放つ。
追分(塩屋俊)
テニスをしている際に突然、若い女性の首を絞め逮捕されるが、首を絞めた時の記憶を失っている。妻帯者だが、妻の浮気を疑っており、浮気性の母親を慕いながらも嫌悪している。
本間保春(石橋保)
書店の店員。実は猟奇殺人犯。6歳上に姉がいたが、自殺にて失っている。姉の恨みを代わりに晴らすため、女装して殺人を続ける。切り取った瞼は姉に捧げているらしい。藍子に救いを求めて近付く。怪電話の主。
丸岡教授(嶋田久作)
脳神経外科医。実験心理を研究しており、分離脳についても詳しい。藍子の同僚で協力者でもある。

映画『さまよえる脳髄』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『さまよえる脳髄』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『さまよえる脳髄』のあらすじ【起】

女性を惨殺し瞼を切り取るという猟奇的事件が発生。そんな中、テニスを楽しみに来ていた追分という男が突然、若い女性の首を絞めるという事件にて逮捕される。精神科医の南川藍子は警察からの依頼で、追分の精神鑑定を行うことになった。

追分は犯行時の記憶が全くないと言う。MRIでの脳機能検査でも異常は見られず、記憶喪失というわけでもないようだ。そこで、藍子は犯行日前後の記憶を思い出して話すよう追分に促した。すると、彼は常日頃から美しい容貌を持つ妻が、浮気をしているのではないかという疑念を抱いており、そのことを考えると意識が朦朧としてくると話す。

被害者女性とは挨拶を交わす程度の関係であり、深い仲でもない。事件当時、追分は風邪で寝込んでいる妻を心配し自宅に電話をかけたが、家にいるはずの妻が電話に出なかった。このことで、彼は妻の浮気を確信。その後、どうにか友人とテニスを楽しもうとしたが、気分が悪くなり意識が朦朧とし始めたと言う。少し休もうとベンチに座ったところまでは覚えているが、以降は記憶にないらしい。意識が朦朧とするきっかけはいずれも、女性の白い太ももだった。

事件より前、追分の両親は離婚しているが、離婚の原因は母親の度重なる浮気によるものだった。彼は浮気性である母親を慕いながらも嫌悪している様子を見せ、幼い頃に母親が知らない男と抱き合っているという衝撃的なシーンを目撃し、白い太ももがやけに記憶に焼き付いていて忘れられないと泣きながら語るのであった。

映画『さまよえる脳髄』のあらすじ【承】

瞼を切り取られた若い女性の遺体が新たに発見され、警察署内は騒然としていた。そんな中、刑事の海藤に元後輩からある報告が入る。それは、海藤が以前、追っていて逃がしてしまった犯人の潜伏場所が判明したというものだった。
海藤は元後輩と共に犯人の潜伏場所へ向かい、強行突入。相手が銃を発砲してきたため、防衛として元部下が犯人を銃撃してしまうのだった。

刑事の海藤は精神科医の藍子と恋人関係にある。海藤は転落事故によって脳挫傷を負い入院していたことがあったが、退院以来、身体の左側の感覚がおかしいようだった。
翌日、藍子は同じ病院に勤務する脳神経外科医である丸岡教授の元を訪れ、海藤のことを話した。すると、丸岡教授は感覚を自覚しているだけでも良い傾向だと言う。そして、彼は藍子に見せたい実験があるため、研究室へ来て欲しいと誘うのである。

映画『さまよえる脳髄』のあらすじ【転】

丸岡教授は実験心理学を専攻しており、2人の大学生に簡単な記憶テストをさせ、間違えたら電流を流すという実験を行っていた。それは追い詰められた人間が、どこまで相手に罰を与えるかという実験であったが、学生は罪悪感を募らせながら結局、最高電圧を相手に流してしまうのである。しかも、電圧装置からは実際、送電されていなかったにも関わらず、罰を与えられる側も思い込みによって電流が流れているかのような反応を見せるのだった。

藍子はこの実験について、実験心理学の許容範囲を超えていると抗議。だが、丸岡教授は学生達が実は演技をしており、テストされていたのは藍子の方だったと明かす。抗議するのならテスト中でもできたはずなのに、彼女は生徒がどこまで残酷になれるのかを、無意識に見届けようとしたのである。教授にそのことを指摘された藍子は、反論できずに引き下がるのであった。

猟奇殺人事件の捜査状況を同僚に聞いた海藤は、犯行心理から犯人は今後も殺人を繰り返すだろうと語る。同僚は念のため、追分も容疑者候補として捜査したいので藍子にアポを取って欲しいと話すも、医者には守秘義務がある。それに、刑事の勘として追分は犯人ではない。それでも同僚は犯人を絞り込むためには、追分のことも捜査しなければならないと苦笑するのであった。

海藤の詳しい検査を行うことにした藍子。検査には丸岡教授も同席したが、海藤は左目でジッポライターを見てパイプと答えるも、左手はジッポライターを手にした。これを見た丸岡教授は、海藤は脳挫傷のせいで分離脳になってしまったのだと言う。本来、脳は左右で情報交換を行い1人の人格として機能するが、海藤の場合、脳挫傷のせいで左右での情報交換が絶えてしまったのである。故に左脳と右脳で別々に機能し、1人の中で人格が2人いるような状態となっていた。

後日、海藤から病院の屋上へ呼び出された藍子。海藤は過去のある事件を、彼女に話して聞かせた。
恋人に男の恋人ができたせいで相手を殺害した女がいた。彼女は逮捕後に自殺して命を落としたが、女には6歳下の弟がいて、それが本間保春だと言う。本間は姉の棺を開き、彼女の亡骸を特殊な鋏でめった刺しにしたらしい。理由を問うと彼は、死んでしまった姉の代わりに八つ裂きにしたと答えた。

映画『さまよえる脳髄』の結末・ラスト(ネタバレ)

藍子はその話を聞き、はっとする。猟奇殺人が始まった頃から、彼女の自宅に妙な電話が時折、かかってきた。ボイスチェンジャーで声を変えているが、相手は恐らく男だ。彼は常にゆっくりした口調で、自分の生い立ちを何度かに渡って語った。藍子は彼に電話では埒が明かないので一度、診察に来なさいと気丈にも返答したのである。
すると、彼は藍子の言う通りに診察へ訪れた。それが本間保春である。藍子が時折、本を買い求める書店の店員だった。表向きは爽やかな好青年であったため、猟奇殺人犯とは全く結びつかなかったのである。

その夜、藍子のオフィスへ本間から電話がかかってくる。例の如く、声を変えていた。
本間は姉の代わりを今も尚、続けており犯行時、必ず女装をして女を惨殺。切り取った瞼は、目を見開いて死んだ姉に捧げているのだと言う。
奴は藍子の問い掛けに一切、答えず話し続ける。彼女は思わず、電話を切った。
すると、今度は病院の守衛から内線がかかってくる。海藤がロビーで藍子を待っているという伝言だった。

ロビーへ降りた藍子だったが、そこで女装をした本間と遭遇。奴は鋏で彼女を脅しては追い詰める。ボイラー室へ逃げ込んだ藍子は、とうとう本間に捕まってしまい腹部と足を刺されてしまう。しかし、そこへ異変を察した海藤が現れ、彼女を助けるのだった。

映画『さまよえる脳髄』の感想・評価・レビュー

精神科医の女医が猟奇殺人犯の目に留まり、付け狙われるという話だが、メインは分離脳によって殺人が起こり得るということのようだ。
映画内では刑事と女医の濃厚なラブシーンが何度か描かれているが、スクリーンデビューでもある女優、高島礼子がかなり体当たりの演技を見せている。

そして、猟奇殺人犯である本間保春役の石橋保が、不気味な雰囲気を醸しサスペンス色をより深めている。(MIHOシネマ編集部)


精神科医が殺人犯に狙われるという設定は映画ではよくある展開ですが、精神科医と刑事が恋人関係にあり、ここまでラブシーンをぶっ込んでくるサスペンス作品はかなり珍しいなと感じました。神田正輝と言うと、サスペンスドラマや旅番組の司会などでとても爽やかで正統派なイメージがあったので、高島礼子との濃密なラブシーンは物凄く違和感がありました。そのせいでストーリーが頭に入ってこなかった気がします。
ラストも中途半端な感じで終わってしまうのでもう少しじっくり見たかったです。(女性 30代)

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