12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『世界にひとつの金メダル』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『世界にひとつの金メダル』の概要:幼少期から父親から乗馬の指導を受けていたピエールは、障害飛越競技に打ち込む。父や応援してくれる人の期待を背負い、オリンピックで金メダルを目指す。

映画『世界にひとつの金メダル』の作品情報

世界にひとつの金メダル

製作年:2013年
上映時間:130分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:クリスチャン・デュゲイ
キャスト:ギヨーム・カネ、マリナ・ハンズ、ダニエル・オートゥイユ、ルー・ドゥ・ラージュ etc

映画『世界にひとつの金メダル』をフルで無料視聴できる動画配信一覧

映画『世界にひとつの金メダル』をフル視聴できる動画配信サービス(VOD)の一覧です。各動画配信サービスには2週間~31日間の無料お試し期間があり、期間内の解約であれば料金は発生しません。無料期間で気になる映画を今すぐ見ちゃいましょう!
U-NEXT
Hulu
Amazonビデオ
dTV ×
TELASA ×
TSUTAYA DISCAS
ビデオマーケット
Netflix ×

※動画の配信情報は2022年5月時点のものです。配信状況により無料ではない場合があります。最新の配信状況は各動画配信サービス(VOD)の公式サイトでご確認ください。

映画『世界にひとつの金メダル』の登場人物(キャスト)

ピエール・デュラン(ギヨーム・カネ)
障害飛越競技でフランス代表となった選手。周囲の期待に応えようと努力するあまり自分自身の競技との向き合い方に葛藤する。
セルジュ・デュラン(ダニエル・オートゥイユ)
ピエールの父親。障害飛越競技としての活躍する息子を誇りに思っている。
ナディア(マリナ・ハンズ)
ピエールの妻。元々はピエールと同じ障害飛越競技の選手。

映画『世界にひとつの金メダル』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『世界にひとつの金メダル』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『世界にひとつの金メダル』のあらすじ【起】

幼少期から父の指導のもと、馬術を狙っていたピエール。その後、成長し障害飛越競技の一流選手を目指していた。

ある日、父セルジュが運営する馬術場にジャップルーという名前の馬がやってくる。ジャップルーは小さい馬ながら跳躍力に優れていた。だが、暴れ馬でもあったため、誰の手にも負えずピエールのもとへやってきた。結局ピエールもジャップルーの気性の粗さを懸念し、ジャップルーを相棒とすることはしなかった。

ポーランドで開かれた障害飛越競技の大会に出場したピエール。だが、そこで落馬してしまい怪我を負ってしまう。セルジュは息子であるピエールが自分の期待を背負い競技を行っていることに嬉しく思いつつも怪我をする息子の姿に罪悪感も感じていた。ピエールに競技から離れ好きなことをしても良いとセルジュに話すのであった。

その後、障害飛越競技にてあの暴れ馬ジャップルーに乗っているナディアと出会う。2人は意気投合し中を深めていく。

映画『世界にひとつの金メダル』のあらすじ【承】

父との話し合いがきっかけで馬とは距離を置いたピエールは、元々博識でもあったため、知識を活かし弁護士として働き始めるのであった。

弁護士として収入的には不自由なく生活を送っていたが、障害飛越競技への気持ちが消えることはなかった。結局自分の気持ちに素直になり、弁護士を辞め、ジャップルーを愛馬とし競技へ復活するのであった。

競技では上々な成績を残し、交際していたナディアと結婚もしたピエールは公私ともに順調であった。さらにピエールはフランス代表として国際大会の選抜選手に抜擢されるのであった。

フランス選手権の一日目、ピエールは大会に臨むもスタートの合図を聞き間違え失格となってしまう。ほろ苦いデビューとなりひどく落ち込むピエール。だが、三日目の最終日、彼は最高の結果を残し、見事チームを準優勝に導くことに成功する。

その後、妻のナディアが妊娠していた事実を知る。最愛の妻との間に子供ができ、試合も良い結果を残し始めたピエールの生活は順調であった。

映画『世界にひとつの金メダル』のあらすじ【転】

オリンピック選手の代表に選ばれたピエールは、記者会見に出ていた。フランスの記者たちは過去に失格になったことがあることを追及しピエールや他選手の気分を害してきた。腹を立てた選手一同は会見の場を後にする。

その後、監督ともコミュニケーションがうまく取れず試合前日までのピエールの精神状態は良好とは言い難いものであった。

オリンピックの試合当日、案の定いつもの実力を出せず落馬してしまったピエールの影響で、フランスチームは金メダルを逃す。

全国民が注目していただけにマスコミの誹謗中傷に耐えられなくなったピエールは競技から引退し、ジャップルーをアメリカ選手へ売り払おうとしていた。

ピエールの身勝手な対応にこれまでジャップルーを飼育してきたラファエルは、ピエールの牧場を去る。父親のセルジュも成績を残せなかった現実を他人のせいにするピエールの態度を非難する。

映画『世界にひとつの金メダル』の結末・ラスト(ネタバレ)

ピエールは結局ジャップルーを売り払うことを決める。その後、妻ナディアとデートしている最中、父親であるセルジュが亡くなったとの悲しい連絡を受ける。さらに売り払ったジャップルーは細菌検査に引っかかり、このまま売るのは難しいとの状況になる。

周囲の環境が変化したことでもう一度競技と向き合うことを覚悟したピエールは、飼育係のラファエルと愛馬であったジャップルーを呼び戻す。一からコミュニケーション方法を学び直し再度競技へ復活する意思を固める。

その後、フランス代表に返り咲いたピエールは再度オリンピックの舞台に立つ。多くの人が水のある障害をクリアできずにいた。

フランスチームは、ミスがなければ金メダル確定という状況でピエールの出番となる。ピエールは多くの人がクリアできずにいた水がある最難関のコースを飛び越えミスなく試合を終える。その結果、フランスチームは金メダルを取る偉業を成し遂げ、ピエールとその愛馬ジャップルーの名前は歴史に名を残すこととなる。

映画『世界にひとつの金メダル』の感想・評価・レビュー

実話をもとにしたヒューマンドラマ。障害飛越競技については詳しくないものの、本作はピエールとジャップルーの成長記録であるため非常に観やすい。

アスリートとなると求められるのは結果。良いときは良い待遇を受けるが、悪いときは手のひら返しでマスコミや国民に非難されやすい。ピエールも常に周囲の期待に応えようと努力するあまり辛い部分も多かったと思う。アスリートの輝いている部分しかスポットは浴びないが、その裏でプレッシャーを抱えながら努力するアスリートに改めて敬意を払う。(MIHOシネマ編集部)


オリンピック選手達をテレビで見て、子供の頃はただ凄いという感想しか持たなかった。でも、大人になると、物凄いプレッシャーの中で競技をしていることが分かるようになり、大変だなと心から思うようになった。ピエールもまた金メダルを取るまでの道のりがあまりにも過酷で、自分だったら途中で挫折してしまっているだろうなと思った。始めは父親の期待に応えたいという思いから始めたのだろうが、彼自身が障害飛越競技に興味がなければ、選手としてオリンピックの舞台に立つことはできなかったと思う。彼の努力と競技に対しての並々ならぬ思いに胸を打たれた。(女性 30代)


子供の頃に何かを好きになって得意になるきっかけって「親に褒めてもらいたいから」という要素が強いと思うんです。それは本能的なものであって、誰かに強制されるわけではなく自然にそうしているのかなと思います。
今作の場合は馬術。子供の頃からお父さんに指導を受けていた主人公は弁護士という輝かしいキャリアを捨ててオリンピックに出場することを目指します。
目指したから誰でもなれる訳では無いのは分かっているし、その人の生まれ持った才能や努力ももちろんあるのだと思いますが、改めてアスリートの「メンタル」はとてつもないものなのだと思い知らされました。(女性 30代)

みんなの感想・レビュー