映画『世界の中心で、愛をさけぶ』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ
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映画『世界の中心で、愛をさけぶ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の概要:『世界の中心で、愛をさけぶ』は、片山恭一の大ヒット恋愛小説を原作とする映画。原作とは違い、大人になった主人公のエピソードを織り交ぜられている。大沢たかお、柴咲コウ主演。

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映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の作品情報

世界の中心で、愛をさけぶ

製作年:2004年
上映時間:138分
ジャンル:ラブストーリー、青春
監督:行定勲
キャスト:大沢たかお、柴咲コウ、長澤まさみ、森山未來 etc

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の登場人物(キャスト)

松本朔太郎(大人:大沢たかお / 高校時代:森山未來)
高校時代に廣瀬亜紀と付き合っていた。白血病で弱っていく亜紀を支えた。なかなか会えない2人はカセットテープで交換日記をしていた。亜紀を亡くし、17年後に律子と婚約している。突然失踪した律子が自分の故郷にいることを知り、亜紀のことを思い出す。
藤村律子(大人:柴咲コウ / 少女期:菅野莉央)
朔太郎の婚約者。ある日引っ越し準備中の朔太郎の荷物の中から古いカセットテープを見つけ、彼の故郷である高松に向かう。
廣瀬亜紀(長澤まさみ)
朔太郎の初恋の相手。高校時代に朔太郎と付き合うが、白血病に倒れ、闘病生活もむなしく帰らぬ人となる。夢だったオーストラリアに行くため病院を抜け出し空港へ向かい、朔太郎の腕の中で意識を失う。

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』のあらすじ【起】

松本朔太郎は婚約者・藤村律子との結婚を控え、引っ越し準備をしていた。そんな中、律子は朔太郎の荷物が入ったダンボールの中からあるカセットテープを見つける。
ウォークマンを買いに行って音声を聴いた律子は涙を流し、突然失踪する。

律子の失踪を知った朔太郎は、偶然映ったテレビの台風中継から律子が向かった先が自分の故郷である高松の木庭子町だとわかり、台風が迫る中で急いで追いかける。

久しぶりに実家に帰った朔太郎は、カセットテープを聴きながら過去を回想する。テープの中身は、朔太郎の初恋の相手である廣瀬亜紀の声だった。

高校時代の亜紀は、可愛くて頭も良くて、学校の人気者だった。多くの男子生徒の憧れの存在である亜紀と地味な朔太郎とはまるで接点がなかったが、こっそりバイク通学している朔太郎に亜紀が声を掛けたことで2人は知りあうのだった。
それをきっかけに、朔太郎の後ろにはよく亜紀が乗るようになり、2人は親密になっていく。

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映画『世界の中心で、愛をさけぶ』のあらすじ【承】

亜紀と過ごした時間は何もかもが楽しかった。一緒に通学したり、一緒に旅行にいったりもした。幸せな時間だった。

ある時、ウォークマンを手に入れるためにラジオに葉書を出した。朔太郎は読まれるために嘘をつき、白血病の女の子の話を書いて送ったのだ。ラジオでこれが読まれると、亜紀は朔太郎が嘘をついたことを怒る。
朔太郎はどう話しかけていいかわからず、距離ができてしまった。仲直りのきっかけは亜紀がくれたカセットテープのメッセージだった。これをきっかけに2人のカセットテープの交換日記は始まる。

だが、その幸せも長くは続かなかった。亜紀が白血病にかかったのだ。自分の嘘が本当になってしまったと落ち込む朔太郎を、当事者である亜紀が「絶対に治る」と励ます。入院した亜紀は日に日に弱っていく。願掛けのように、白血病の女の子が治った話をはがきに書いてラジオ局に送るが、亜紀の病気はよくならない。朔太郎は、亜紀のために何もできない自分が不甲斐なかった。

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』のあらすじ【転】

2人のカセットテープの交換日記は続いていた。長くは一緒にいられない2人にとってそれが支えとなっていた。

亜紀はオーストラリアのウルルに行くことを夢見ていた。しかし、今の状態では難しい。それでも亜紀のために何かしてやりたい朔太郎は、台風の中亜紀を連れ出し、オーストラリアに向かおうとする。
だが、その思いもむなしく台風によって飛行機は欠航。予定外の出来事に朔太郎は混乱する。そして夢を目前にして亜紀はその場で意識を失う。

計画は失敗に終わり、病院に運ばれた亜紀はテープにメッセージを残し、そのまま亡くなってしまう。

だが、その最後のメッセージは朔太郎に届いていなかった。テープの受け渡しをしていた女の子が事故に遭い、届けることができなかったのだ。

そしてその女の子こそ、律子だった。
律子は朔太郎の荷物の中から発見したテープを聴いて過去を思い出し、自分がテープを届けるはずだった相手は誰なのか、朔太郎なのか、それを確かめるために木庭子町にやってきたのだった。

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の結末・ラスト(ネタバレ)

律子は迎えに来た朔太郎に最後のカセットテープを手渡し、朔太郎が亜紀の最期に間に合わなかったのは自分のせいだと謝る。だが朔太郎は律子のおかげで亜紀とやりとりできたと感謝する。

亜紀の最後のメッセージは、朔太郎への感謝の気持ちと、自分の死を受け入れたこと、そしてあるお願いだった。
それは、自分が死んだら遺灰をウルルで撒いてほしいということ。

あの日果たせなかった夢を叶えるために、朔太郎は律子と一緒にオーストラリアのウルルへ向かった。
そしてそこで亜紀の願い通り遺灰を撒いた。

今回の出来事を通して、朔太郎は自分で忘れたと思っていた亜紀への未練がまだあったことを知った。それはいい意味ではなく、後悔として。
しかし、律子を追って故郷へ戻り、残していた亜紀のテープを聴きながら思い出を一つ一つ辿っていく中で、幸せだったことを思い出した。そして亜紀の最後のメッセージを聴き、願いを叶えることで一つ区切りをつけることができたのだった。

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の感想・評価・レビュー

主題歌である「瞳をとじて」もさる事ながら、空港で助けを求めるシーンが感動を呼び、話題となった本作品。過去に白血病で亡くなってしまったサクの恋人である亜紀との日常を大人になったサクの回想目線で物語が進んでいく。過去と現在を行き来するような描写となっており、現在のサクは律子と結婚しているのだが、物語が進むにつれて、亜紀と律子の関係も見えてきて、目が離せない。悲しみを塞いでしまうのではなく、本当の意味で乗り越えていくという部分が見所といえるだろう。(男性 30代)


恋愛映画中の恋愛映画だと思います。
誰もが一度は名前を聞いたことがあるのではないかというくらい有名な作品ですが、私は病気で感動するような映画がどうにも得意ではないのでストーリーはあまり好きではありませんでした。
苦手ではありますがやはり感動し涙をしながら最後まで観ました。

出てくる俳優陣の演技は最高でした。一人の人物を何人かで表現していますがそれぞれの演技で上手くつないでいたのではないかと思います。
なによりこの映画は主題歌が最高でした。この歌を聴くと自然に涙が出ました。(女性 20代)


これぞ恋愛映画といった王道のラブストーリーであった。
この作品を観て、森山未来はなんて上手い俳優なんだと強く感動した。純粋な恋心や白血病で彼女を失う悲しみが森山未来の演技によって全てストレートに伝わってきた。
病室での鏡越しのキスシーンは、涙なしには観ることができない名シーンの一つだと思う。
ここまで自分の感情がストレートに湧き出てくる映画は他には存在しない。苦しく悲しいだけではなく、登場人物の思いに触れ、温かい気持ちになる映画である。(男性 20代)


空港で「助けてください!」と叫ぶシーンはあまりにも有名だが、この映画を再び観ると、もっと純粋で切ないシーンがたくさんあることを知った。初めて観たときには分からなかった主人公の心情が、年を重ねた今の自分が観るとよく理解できるのだ。

朔太郎は、婚約者律子と新たな人生を歩み始めているが、亡くなった亜紀の事を心のどこかで忘れておらず、律子によって昔の思い出を辿ることになり、区切りをつけて本当の意味で前に進めることになる。律子もまた、それを使命のように思っている。病死は重いテーマではあるが、登場人物それぞれの純粋な気持ちが伝わり、作品として素晴らしいものだった。(女性 40代)


高校生になれば、こんな恋愛が待っているのだ、と思っていた映画。もちろん幸せで終わることはない悲恋の物語なのですが、眩しい。陽の光の使い方が、そのまままっすぐな高校生の二人を表しているような美しさが素敵でした。
原作に+αのストーリーの過去と現在がカセットテープによって交差する世界。声によって、記憶があの頃に戻る。声によって、あの頃の彼女に会える。女々しくも感じますが、朔の中でやっと区切りをつけられたように感じられました。平井堅の音楽が完全に当たりの映画です。(女性 30代)


片山恭一の小説を行定勲監督が映像化。空港で森山未來が叫ぶ「助けてください!」があまりにも有名な純愛ラブストーリーである。
この手の離しはとても胸が締めつけられる。白血病を患った女子高生の望みを叶えてあげようとする同級生との交流が描かれ、その初々しさが逆に切なくなる。
主演の長澤まさみはこの作品のため、実際に坊主にしたという。
映画版は小説と少し違うストーリーも付け加えられているが、行定監督の映像美により、原作ファンも納得の内容に仕上がっている。(男性 40代)


この作品は生まれて初めてみた恋愛映画だったので、まともで正当な評価はきっとできない。当時見て衝撃を受け、涙が止まらなかった。長澤まさみも森山未來も大沢たかおも、全員が今でも好きなのはこの作品のせいだ。

青春の恋はみずみずしく切なく苦しい。でも、かけがえがない。愛していたからこそ、失われたときの喪失感は計り知れない。それでも、失われてしまった過去に囚われるばかりでなく、現在の幸せに目を向ける物語の展開は素晴らしいと思った。(男性 30代)


悲しい思い出は心の奥底に閉じ込めて、思い出さないように、出てこないようにするしかないのだと思っていましたが、この作品を見ると悲しい思い出こそ心の底から受け入れるべきで、その思い出を胸にしまったまま前に進むことを教えられた気がします。
「助けてください」と叫ぶシーンばかりが注目されていましたが、ストーリー全体が本当に純粋で美しくて愛に溢れていて、だからこそ見れば見るほど悲しくて涙が止まらなくなってしまうんですよね。
悲しみを受け入れることも愛なのだと教えてくれる素敵な作品です。(女性 30代)

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