映画『シャドウ・チェイサー』の概要:殺人事件の死体隠ぺいに使われたとは知らず、中古で買った車で旅行に行こうとした家族に、車を自由に操る殺された女の幽霊が襲い掛かる。オレグ・アサドゥリン監督によって、ロシアで製作された。
映画『シャドウ・チェイサー』の作品情報
上映時間:86分
ジャンル:アクション、ホラー
監督:オレグ・アサドゥリン
キャスト:パヴェル・チナリョフ、スヴェトラーナ・ウスティノヴァ、ヴィタリヤ・コルニェンコ、ディアナ・メリソン etc
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映画『シャドウ・チェイサー』の登場人物(キャスト)
- オーリャ(スヴェトラーナ・ウスティノヴァ)
- アンドレイの妻。クシューシャという娘がいる。最初に車に違和感を感じる。病名は不明だが、安定剤を飲んでいて、止めると副作用で幻覚を見ると言われている。アンドレイの浮気発覚後から、性行為を拒むようになった。アンドレイの浮気を許しきれておらず、周囲に他の女性の影が見えるたびに怒っている。
- アンドレイ(パヴェル・チナリョフ)
- オーリャの夫でクシューシャの父。浮気をした過去があり、それを許しきれないオーリャに腹を立てている。短気で幼稚な性格。周囲から借金をしているが、気にはしていない。旅行先で、アンドレイの妹レナと浮気していることを、オーリャに告げる予定。
映画『シャドウ・チェイサー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『シャドウ・チェイサー』のあらすじ【起】
エリザヴェータという女性が夫アナトリーに殺され、バラバラにされたうえ、車のトランクに隠されるという事件が起こった。
アナトリーは逮捕され、子供は後見人に引き取られた。
車の行方はわからなくなった。
オーリャとアンドレイ夫婦は、借金をして中古車を買った。
車のバックミラーにつけたままの人形があり、オーリャはそれが気になっていた。
アンドレイが浮気した過去を許せずにいるオーリャは、妹レナに会って話をした。
許せないなら離婚すればいいと簡単に言うレナに対し、オーリャは苛立ちを隠せない。
旅行当日、娘クシューシャをアンドレイの母に預けた後、空港へ向かう予定だった。
車の中で女性の写真を見つけたオーリャはアンドレイに詰め寄るが、覚えのないアンドレイは写真を捨てた。
後部座席でクシューシャが小さなハサミを見つけ、物が残りすぎている事に不信感を抱くオーリャ。
途中、昼食を買いに行ったアンドレイの携帯には、非通知の着信が。
相手は何も言わない。
そして駐車場で、神父の車と接触事故を起こしかける。
オーリャは、神父に変な所はないか尋ねる。
幽霊や悪魔に関して尋ねたオーリャだったが、神父は車の不具合を指摘しただけだった。
映画『シャドウ・チェイサー』のあらすじ【承】
整備工場で車を見てもらう事になる。
ニュースでは、妻を殺したアナトリーが、刑務所で不審な死を遂げたと報道していた。
クシューシャにシートベルトを着けていたオーリャは、手を引っかかれる。
そして、後部座席に湧いて出る蛆虫を見たオーリャは、気分が悪くなって吐いてしまった。
アンドレイが護身用にと買っていた銃を見つけ、動揺を隠せないオーリャ。
アンドレイは無謀な運転をし始め、事故を起こしかける。
オーリャは爪を怪我してしまい、ガソリンスタンドで絆創膏を買って付けた。
アンドレイはクシューシャを車に残し、浮気相手に電話を掛けた。
非通知で電話をかけ、下着姿の写真を送ってきたレナに怒る。
しかし、レナは電話もメールもしていなかった。
車内にいたクシューシャが、忽然と姿を消す。
慌てて周囲を探し回るオーリャとアンドレイだったが、クシューシャはいつの間にか車の中にいた。
クシューシャは、車から出ていないと言う。
スタンドを出発してから、車内では異変が起こり始める。
映画『シャドウ・チェイサー』のあらすじ【転】
トランクからノック音が聞こえてくる。
確認するが、トランクには誰もいない。
アンドレイがトランクを確認している間、アンドレイの携帯にメールが届く。
それを見たオーリャは浮気を知った。
険悪モードのまま、車は行き止まりの道へ。
再び吐くオーリャだったが、吐き出したものは髪の毛だった。
ナビに従い、来た道を戻るが、同じ場所に出てしまう。
喧嘩が続き、オーリャは離婚を切り出す。
アンドレイは激怒し、思い余ってナビを捨ててしまった。
アンドレイは近くに明かりを見つけ、道を聞きに行くが、手を血まみれにして銃を持った男たちが集まっていた。
安定剤を飲もうとしたオーリャは、安定剤の瓶を落としてしまう。
床を探るとハサミがあった。
そして車の窓は血まみれになり、車内には女の幽霊が。
戻ってきたアンドレイは、急いで車を出発させる。
森の中で、追ってきた男たちを撒いたアンドレイは、オーリャと和解して旅行を中止することにした。
オーリャは、女の幽霊がいた事を教えて車を売るべきだと言うが、アンドレイは信じない。
しかし直後に、女の幽霊を轢いてしまう。
車の外に出たアンドレイ。
オーリャは自分の意志とは関係なく、ハサミで首を刺してしまう。
映画『シャドウ・チェイサー』の結末・ラスト(ネタバレ)
オーリャを止めようとするアンドレイの声は、居眠り運転をするアンドレイを起こすオーリャの声へと変わった。
事故を起こしかけ、アンドレイとオーリャは再び喧嘩に。
クシューシャが寝たのを確認して、仲直りの性行為を始めるアンドレイとオーリャ。
いつの間にかアンドレイは運転していて、助手席のオーリャは眠ったまま動かない。
実家の母にクシューシャを預け、車を出発させた。
車内で異変が起こり、パニック状態になったアンドレイは、取り締まりをしていた警官を轢く。
やがて女の幽霊が現れ、アンドレイは車から逃げ出した。
なぜかオーリャの姿は消えていた。
車を走らせ始めるが、再び車内で異変が起こり、命の危機を感じたアンドレイは銃を片手にガソリンスタンドへ逃げ込む。
女性店員の姿がレナと重なって撃ち殺すと、警察が突入してきた。
トイレに逃げ込むアンドレイだったが、オーリャが怪我したのと同じ指に絆創膏が張ってあり、鏡に映ったのはオーリャの姿だった。
それを見たオーリャは自殺した。
性行為中にハサミでアンドレイを殺したオーリャは、アンドレイの遺体を道路に捨て、クシューシャをアンドレイの母に預けていたのだった。
しかし、確かに車内には幽霊がいた。
映画『シャドウ・チェイサー』の感想・評価・レビュー
もともとは高価な高級車が激安で中古車として出回っていたら、何かあるんじゃないかと怪しみますよね。今回の主人公はかなりおバカで脳天気な男のようで、激安!ラッキー!と中古車を購入し、喧嘩の絶えない妻との関係を修復しようとするお話。だと思っていたら実はその中古車は呪いの幽霊カーだったお話。
もうとにかくイライラします。夫婦の仲の悪さも、旦那の勝手さもとにかくイライラするし、内容の無いストーリーで見たことを後悔してしまいました。DVDのパッケージに完全に騙されました。(女性 30代)
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