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映画『サスぺクツ・ダイアリー すり替えられた記憶』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『サスぺクツ・ダイアリー すり替えられた記憶』の概要:ジェームズ・フランコ主演のサスペンス映画。虐待された経験を本にした作家が、スランプ脱出のために妻殺害の容疑で逮捕された実業家の事件を追ううちに、自身の記憶の矛盾に気付いていく。

映画『サスぺクツ・ダイアリー すり替えられた記憶』の作品情報

サスぺクツ・ダイアリー すり替えられた記憶

製作年:2015年
上映時間:87分
ジャンル:サスペンス、ミステリー、ヒューマンドラマ
監督:パメラ・ロマノウスキー
キャスト:ジェームズ・フランコ、エド・ハリス、アンバー・ハード、ジム・パラック etc

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映画『サスぺクツ・ダイアリー すり替えられた記憶』の登場人物(キャスト)

スティーヴン・エリオット(大人:ジェームズ・フランコ / 少年時代:ティモテ・シャラメ)
作家。自分の虐待の体験を書き、それがヒットした。大学は出ていない。10代の頃は、病気で倒れた母の面倒を見ていたが、母の死後は荒れるようになった。自分を虐待した父を憎んでいる。大学に通う妹と弟がいる。痛めつけられる事に性的興奮を覚えるという、特殊な性癖を持っている。代理人のジェンが多くの仕事を取ってくるが、スランプ中で、ドラッグにおぼれている。妻を殺害した容疑で逮捕されたハンスの事件を追う。
ニール・エリオット(エド・ハリス)
スティーヴンの父。スティーヴンの母の死後、シンシアと再婚した。きつい性格で、ロジャーからも嫌な奴だと言われている。スティーヴンからは虐待されたと言われているが、本人は否定している。スティーヴンとは何年も会っていない。
ラナ(アンバー・ハード)
スティーヴンの彼女。タイムズ紙の記者をしている。義理の父との間には嫌な過去があり、殺そうとした事もあるが、詳しくは話したがらない。ハンスの裁判を傍聴し、事件を追い続ける中でスティーヴンと出会う。
ロジャー(大人:ジム・パラック / 少年時代:ダニー・フラハティ)
スティーヴンの親友で幼馴染。悪いことはたいてい一緒にやった仲で、大人になった今でもふざけあう。結婚していて、2人の子供がいる。
ハンス・ライザー(クリスチャン・スレイター)
有名なプログラマーの男性。セレブな生活を送っている。妻ニーナとは別居中で、子供の親権はニーナが持っている。子供との面会を拒否された後、ニーナが失踪。遺体は発見されていないが、状況証拠から殺人容疑で逮捕される。

映画『サスぺクツ・ダイアリー すり替えられた記憶』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『サスぺクツ・ダイアリー すり替えられた記憶』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『サスぺクツ・ダイアリー すり替えられた記憶』のあらすじ【起】

自らの虐待の経験を書き、作家として活躍するようになったスティーヴン。

友人たちと飲んでいる時、有名プログラマーのハンス・ライザーが、別居中の妻ニーナを殺害した容疑で逮捕されたというニュースが飛び込んでくる。
ハンスに面会してみたスティーヴン。
やがて、ハンスの裁判を傍聴し、ノンフィクション小説を書く計画を立て始める。

裁判所に置き忘れたスティーヴンの荷物を、記者のラナが届けた事をきっかけに、2人は交際するようになる。

その後、本のヒットを記念した朗読会が開かれる。
しかしそこに、本の中では死んだと書かれていたスティーヴンの父が現れる。
ニールは、虐待の話は嘘だと怒り、去っていった。

父親が死んでいるという嘘が問題になり、依頼は次々と打ち切られ、スティーヴンの作家生命は危うくなる。
父からの虐待や育児放棄、施設に入っていたという証拠を、マスコミに発表することになったスティーヴン。
しかしスランプ中のスティーヴンは何も書けず、ドラッグにおぼれるばかり。

マスコミへの記事は、ラナの手助けでうまくいった。

映画『サスぺクツ・ダイアリー すり替えられた記憶』のあらすじ【承】

ハンスの裁判の傍聴は、ラナと一緒に続けていた。

ある日、ロジャーからお守りとして借りていたネックレスを見つけ、それを返した。
しかしロジャーは、ネックレスは盗まれたという。
ロジャーとスティーヴンの記憶は、まったく違うものだった。

ラナに特殊な性癖を知られたスティーヴンだったが、ラナはそれを受け入れた。

スティーヴンはニールから、話し合いをするために呼び出される。
ニールはスティーヴンが作家になったことが嬉しく、わざわざ会いに来たのだという。
しかしすぐ喧嘩になり、過去の虐待の記憶がフラッシュバックしたスティーヴンは、ニールの元を去った。
裁判の傍聴中にも具合が悪くなり、抗不安薬に頼る事になるスティーヴン。

ラナと過ごしている時、首を絞めてほしいと頼むスティーヴン。
気絶したスティーヴンを見たラナはショックを受け、スティーヴンを拒絶して別れを切り出す。

ジェンは、仕事をさぼるようになったスティーヴンに見切りをつけ、代理人を辞めた。

ハンスの裁判は、有罪判決で幕を閉じた。

映画『サスぺクツ・ダイアリー すり替えられた記憶』のあらすじ【転】

やがて10代の頃の話になり、荒れていたロジャーとスティーヴンが、ニールの新しい家族を怖がらせたのは当然だと教える。
だが、スティーヴンはそれを認めない。
2人は喧嘩になり、ロジャーはスティーヴンを避けるようになった。

ニーナの殺害を認めたハンス。
取材に行ったスティーヴンは、ラナと再会する。
ラナは、スティーヴンが辛い過去を言い訳にしていることを許せず、突き放した。
最後に、スティーヴンの過去の記録を渡すラナ。

そこにはドラッグ依存症で自殺願望を持ち、自殺を防ぐために保護されたスティーヴンの過去と、虐待していなかったニールの記録があった。

スティーヴンの家に、ニールが来る。
病院で検査した結果、ニールは病気で死期が近いらしい。
そして、本当はスティーヴンに謝るために町に来たのだという。

スティーヴンへのメッセージを残し、必ず見るように約束させた。
再び喧嘩になるが、興奮したニールは倒れ、救急車で病院に運ばれた。

映画『サスぺクツ・ダイアリー すり替えられた記憶』の結末・ラスト(ネタバレ)

その後、ニールからのビデオレターを見るスティーヴン。
スティーヴンが覚えている、虐待の記憶についての話だった。
無理やり髪を剃って、拘束された事があったが、真実は全く違った。

売るはずだった家を荒らしたスティーヴンを見て、頭に血が上ったニールは、スティーヴンの髪を剃ってしまった。
その後、スティーヴンは路上で生活するようになった。
偶然スティーヴンを見かけたニールは、自殺するつもりだと教えられ、仕方なく空き家に拘束した。
スティーヴンがひどく暴れたせいだった。
しかし、ニールが目を離した間に、スティーヴンはひどい状態になった。
そしてニールは、スティーヴンに好き勝手させるようになった。

ハンスに面会に行くと、子供を守るためだと言いながらも、注目を浴びたかったと矛盾したことを言う。

そしてスティーヴンは、自分の記憶を疑うという内容の、本当に書きたかったことを書いた。
ジェンにそれを見せると、さっそく代理人としての仕事を始めた。
ロジャーに謝りに行くと、いつも通りにロジャーは迎えてくれた。

そしてニールとスティーヴンは、親子水入らずの時間を過ごしはじめた。

映画『サスぺクツ・ダイアリー すり替えられた記憶』の感想・評価・レビュー

タイトルに「すり替えられた記憶」とあったので、自分の記憶が他人のものとすり替えられてしまうストーリーを予想していましたが、実際は記憶の勘違いと言うか、すり替えられたと言うのは大袈裟かなと感じました。
主人公の父親との関係を修復するのはなかなか難しいと思いますが、真実に気づき受け止められた時には、スランプからも抜け出せて明るい未来が見えてきたような気がしました。
スティーヴンの性癖などは、必要が無かったというか、もう少し上手く描けたのではないかなと感じました。(女性 30代)

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