映画『満月の赤ずきん 戦慄の狼少女』の概要:ブラッド・パーマー監督、脚本のB級ホラー映画。原題は「BLOOD REDD」。狼人間の家系に生まれた少女が、レイプ殺人鬼に狙われたことで、狼人間として覚醒する様子を描いた。
映画『満月の赤ずきん 戦慄の狼少女』の作品情報
上映時間:90分
ジャンル:ホラー
監督:ブラッド・パーマー
キャスト:ステファニー・ハラー、トーリー・ワイドナー、ジュリー・マリー・ハセット、クリストファー・フランザ etc
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映画『満月の赤ずきん 戦慄の狼少女』の登場人物(キャスト)
- ローレン・レッド(ステファニー・ハラー)
- 17歳の少女。肉アレルギーのある家系に育ち、ローレン自身もアレルギー体質のため、ベジタリアン。週末は祖母の家で過ごすという決まりに従って生きている。学校では、親友モリーとレズカップルと呼ばれ、からかわれている。アルバートの策略で祖母の血が混ざったワインを飲んだことから、本当の姿に目覚めてしまう。
- アルバート(トーリー・ワイドナー)
- 高齢者センターの男性職員で、ゲイ。しかしゲイのフリをしているだけで、本当はレイプ殺人鬼。ローレンを次の標的に選び、高齢者センターを通じてマーベルの元に入り込んでいた。
映画『満月の赤ずきん 戦慄の狼少女』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『満月の赤ずきん 戦慄の狼少女』のあらすじ【起】
監禁された男の前で、ひとりの女が狼に変身した。
そして男に襲い掛かった。
1ヶ月前。
16歳の少女が遺体で発見され、司法解剖に回された。
犬に襲われたかのような遺体は、満月の夜ごと発見されていて、被害者は6人見つかっていた。
家のしきたりで、週末は祖母の家に通っているローレン。
友人モリーは、人気者のエリックからパーティーに誘われたことに浮かれていて、ローレンの事もパーティーに参加させたがっていた。
祖母マーベルの家には、高齢者センターのアルバートが訪ねてきていた。
料理を作ろうとやって来たアルバートだったが、見るのも嫌な肉を持ち込まれた事に、マーベルは憤慨する。
アルバートはマーベルを殺した。
モリーとローレンは、学校でレズカップルとからかわれていた。
それでもパーティーに行きたいローレンだったが、祖母の家に行く事は変えられなかった。
アルバートに迎え入れられ、祖母は昼寝中だと聞かされる。
乗せられるままワインを飲んだローレンは、気分が悪くなり、バスルームに駆け込む。
映画『満月の赤ずきん 戦慄の狼少女』のあらすじ【承】
隠された祖母の遺体を見つけたローレン。
悲鳴を聞きつけたアルバートがやって来て、救急車を呼ぶ。
しかし電話線は入っていなかった。
アルバートはローレンを襲おうとする。
気分が悪いと言って、逃げようとするローレン。
アルバートは、処女を狙ったレイプ殺人犯だった。
ローレンが逃げ込んだ部屋から、人間ではない何かが飛び出してきて、アルバートは襲われた。
翌朝、記憶を失い全裸で寝ていたローレンは血塗れだった。
腕には、何かに噛まれた跡があった。
家の中を見て回ると、瀕死の状態のアルバートがいた。
アルバートから警察へ通報する事を止められ、看護師の母に助けを求める。
昨晩の記憶を失っているローレンに、全て犬のクランシーがやった事にすれば良いと提案するアルバート。
だがすぐに記憶は戻った。
そしてアルバートは、ローレンは狼人間なのだと告げる。
やがて母が到着する。
迷った挙句、遺伝的な病気なのだと教えられる。
ローレンは、肉を口にすることで、満月の夜に変身してしまう一族だったのだ。
映画『満月の赤ずきん 戦慄の狼少女』のあらすじ【転】
ローレンは肉を口にしていなかったが、アルバートはワインに祖母の血を混ぜていた。
ローレンは父に家まで送ってもらい、母はローレンがいたという証拠を消し去っていた。
アルバートに最後の仕上げをして車のトランクに隠し、犬のクランシーに罪を着せた両親。
マーベルを検視したモルト・クラーク医師は、肝臓が無くなっていること、上の階の住人が死んでいることから違和感を感じていた。
そして調査をはじめ、ローレンが狙われていたのではないかと訪ねてくる。
音に敏感になったローレンは、ドアベルの音に耐えられなかった。
ローレンの腕の傷に気が付いたクラークは、マーベルの部屋を調べなおし、証拠を隠滅した痕跡を見つけた。
クラークは、マーベルを殺した犯人をローレンが殺害。
家族ぐるみで証拠隠滅を図ったと考えていた。
そして狼人間、という可能性にたどり着く。
久しぶりにモリーに会い、学校へ向かったローレン。
鼻が利くようになり、陰湿な嫌がらせをする同級生に、強気な行動を取るようにもなった。
映画『満月の赤ずきん 戦慄の狼少女』の結末・ラスト(ネタバレ)
そこにクラークが現れる。
ローレンが狼人間であることを含め、全ての真相に気付いたクラーク。
犯人の男アルバートの死を知り、それで十分だと告げて去っていった。
ローレンは母に、クラークが真相に気付いていると打ち明ける。
そして母はクラークの元を訪ねた。
ローレンと同じ17歳の娘を殺された過去を持つクラークは、真実を語らないことを約束した。
ミルズ刑事は事件を追い続けていたが、クラークはローレンの話に触れることは無かった。
そして満月の夜。
監禁されていたアルバートと再会したローレン。
ローレンの母の治療を受けたアルバートは、ほとんど回復していた。
自分も狼に変身すると考えていたアルバートだったが、飲んだのがマーベルの血だったため、変身はしないというローレン。
変身は、血筋によるものだという。
一生償い続ける運命だと笑い、服に血がつかないようにするため全裸になってビニール袋に詰めたローレンは、狼に変身してアルバートに襲い掛かった。
みんなの感想・レビュー
折角の題名と脚本もネタバレの凄い邦題を付けられると台無しになってしまうが、そもそも映像が相当しょぼいので低く見積もられてしまったのだろう。登場人物と映像のしょぼさの割に脚本は実は結構良くて、かなり惜しいというかもったいない作品。もちろん通常の映画ファンが喜んでみるような代物ではないのだけど。設定をそのままにちゃんとした俳優と監督が作り直せばもう少し評価されるだろうし、ファンがついてもおかしくない。現時点ではオススメはしない。