「シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち」のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

実際のチームを基にして制作された、フランス発の映画。2019年フランス映画初週動員数1位を獲得した人気作。笑って泣ける、見た人全てを元気にしてくれる一作である。

シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たちの作品情報

シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち

タイトル
シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち
原題
Les crevettes pailletees
製作年
2019年
日本公開日
2020年
上映時間
103分
ジャンル
ヒューマンドラマ
コメディ
監督
セドリック・ル・ギャロ
マキシム・ゴバール
脚本
セドリック・ル・ギャロ
マキシム・ゴバール
製作
不明
製作総指揮
不明
キャスト
二コラ・ゴブ
アルバン・ルノワール
ミカエル・アビブル
デビット・バイオット
ロマン・ランクリー
ローランド・メノウ
ジェフリー・クエット
ロマン・ブロー
製作国
フランス
配給
ポニーキャニオン、フラッグ

シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たちの作品概要

フランス発の、泣いて笑えるコメディ作品。フランスでは、初週動員数No.1を獲得するなど高い評価を得た。本作は、実在する水球チーム『シャイニー・シュリンプス』をモデルにしたもの。しかも、本作の監督、脚本を務めているのは実際に『シャイニー・シュリンプス』のメンバーでもある人物。彼らが、実際に世界のどこかで存在し、作中のような魅力ある毎日を送っている。そう思うだけで、思わず元気が貰える作品。

シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たちの予告動画

シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たちの登場人物(キャスト)

マチアス(二コラ・ゴブ)
オリンピックの元銀メダリストである水泳選手。ゲイに対する問題発言で、とある罰則を言い渡されてしまう。

シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たちのあらすじ(ネタバレなし)

マチアスは、かつてオリンピックで銀メダルを獲得するほどの優秀な水泳選手だった。引退後も、彼の将来は約束されていたはずだった。しかし、彼はとある問題を起こしてしまう。彼は、同性愛者に対して心ない発言をしてしまったのだ。業界はこの事件を重く考え、彼にとある罰則を下す。それは、なんとゲイで構成された、アマチュア水球チーム、『シャイニー・シュリンプ』のコーチに就任すること!それだけではない。3か月後に開催が予定されている、世界最大のLBGTQ+オリンピック、『ゲイゲームズ』に出場させることも条件として課されたのだ。しかし、シャイニー・シュリンプは弱小チーム。ゲイゲームズなど、夢のまた夢といった状況だった。さらに、個性的なメンバーばかりに頭を抱えるマチアス。果たして彼らは、栄光を手にすることができるのか。

シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たちの感想・評価

ゲイゲームズ

本作のキーワードにもなっている、ゲイゲームズ。世界最大のLBGTQ+オリンピックと呼ばれる本大会への出場を目指し、主人公達の悪戦苦闘が始まる。実はこの大会、実際に存在する大会なのだ。この大会が始まったのは、1982年のこと。そこそこ歴史のある大会なのだが、その存在を知らないという人は、意外と多いのではないだろうか。トム・ワデル博士によって創設された本大会は、夏季オリンピックの中間年に開催されている。本作は、事実を基にしているとはいえフィクション。フィクションの世界において、ゲイはユニークに描かれがちである。本作も、例に漏れずその傾向が見られる。そのため、本作に出場する人物は、どれも個性的なキャラばかり。かなりユニークなゲイゲームズに注目。

マチアスとメンバーの交流

マチアスは、ゲイに対して嫌悪感を抱いており、そのことがきっかけとなり、罰則を受けることとなった。そんなマチアスとチームメンバーの仲は、言うまでもないが、良好とは言えない。しかし、同じ時を共有していくことで、今まで見えなかったその人の新しい一面が見えてくる。今まで嫌いだと思い込んでいたものにも、素晴らしい一面があることに気がつかされるのだ。しかし、当然のことではあるが、一度嫌いと感じた物を再度受け入れ、尚且つ感情をプラスに持っていくことは、非常に難しいことである。体力も、精神力も求められるその行為。果たして、マチアスは自らと向き合い、自分の中に存在していた凝り固まった考えを改めることができるのか。少しずつ寄り添っていく、彼らの心の変化に注目が集まる。

美しい肉体

水球、それは、水中で動き続ける体力と筋肉を要求されるスポーツ。そのため、実際に活躍する水球選手たちを見てみると、逆三角形の、思わずため息を溢してしまうような肉体美を誇る選手が多い。本作に登場するキャラクター達も弱小とは言え水球選手達。日頃の練習で鍛えられた実用的な筋肉が拝める。また、彼らは全員がゲイ。勿論一概には言えないが、ゲイの中には、女性よりも美意識が高く、日頃のお手入れを欠かさない人も見られる。男らしさと女性らしさ、両方を兼ね備えた完璧な肉体美。そんな肉体美を、作中ずっと堪能できる、なんとも贅沢な一作である。

シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たちの公開前に見ておきたい映画

映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

フィリップ、きみを愛してる!

一癖も二癖もあるゲイの主人公たちが周囲を賑わすドタバタストーリーで、そして、さらにそれは信じ難いことに実話だという。最新作とそう言った共通点を持つのが本作である。ジム・キャリーとユアン・マクレガーがゲイを演じた本作は、実在する天才詐欺師、スティーヴン・ラッセルが実際に起こした事件を元に作られた。脱獄キングとも呼ばれた彼は、167年の刑期で現在も収監中の人物。目を離すと確実に脱獄してしまうため、24時間中23時間も監視状態にあるというとんでもない人物である。そんなスティーヴンが恋に落ちたのが、フィリップという男性。彼との愛のために、何度も詐欺を繰り返すスティーヴンだったが…?ユアン・マクレガー演じるゲイがあまりに乙女で、思わず胸キュンしてしまうこと必死。

詳細 フィリップ、きみを愛してる!

翔んで埼玉

悲しいことであるが、この世から差別というものは中々無くならない。最新作でも、主人公がゲイに対して露骨に差別をしてしまったことで、罰則を言い渡されるところから物語が始まる。しかし、様々な交流を経て、今まで知ることのなかった相手の本当の姿を知り、その考え方を改めていくのだ。勿論、知らなかったからと言って、何をしても良いわけではない。そんな、差別、交流、和解を面白おかしく描いた物語として本作がある。本作は、魔夜峰央が1982年に執筆したコミックが題材となっている。本作で差別対象となっているのは、なんと埼玉県民!?『埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!』や『サイタマラリア』など次々と名言(?)が誕生した問題作。主人公をGACKTが演じたことでも話題となった。

詳細 翔んで埼玉

ウォーターボーイズ

何かを必死で打ち込むのには、性別も、性指向も全く関係ない。本作でテーマとなっているのは、シンクロナイズドスイミング。シンクロといえば、美しい衣装に身を纏った可愛らしい女性の姿を思い浮かべる人が多いだろう。しかし、本作では、登場人物はゲイではないものの、構成メンバー全員が男性。実際に、本作の公開後、男性シンクロの競技人口が増えたというほど、水泳界にも実際に影響を及ぼした一作なのだ。美人教師、佐久間に半ば騙される形でシンクロを始めることとなる一行。周囲から馬鹿にされ、当初はやる気もなかった彼らだが、それぞれの理由からシンクロに打ち込むようになり…?玉木宏や金子貴俊、妻夫木聡など、現在も第一線で活躍している人気俳優陣の貴重な水着姿が拝める。

詳細 ウォーターボーイズ

シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たちの評判・口コミ・レビュー

随時更新予定

シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たちのまとめ

異なる生い立ち、生育環境を経て人格は形成される。異なる趣味や考え方を持つ人が、ぶつかり合うことは当然のこと。誰もが、全員と等しく仲良くなれるわけではないのだ。だからと言って、すぐに自分とは違うから仲良くなれないとシャッターを下ろしてしまうことはあまりに勿体ない。自分とは異なるタイプの人からこそ、学べること、気づかされることがあるのだ。これまで苦手だと思いこみ、あまり関わってこなかった人。そんな人はいないだろうか?もしも、まだ本当はしっかりとその人と向き合ったことがないのであれば、一度勇気を出してみてはどうだろうか?他者と向き合うことの素晴らしさを、改めて教えてくれる一本に仕上がっている。

この記事をシェアする