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映画『至福のとき』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『至福のとき』の概要:義母に疎まれながら暮らす盲目の少女ウーと、失業者であるチャオが心を通わせていく様を追う一作。監督はチャン・イーモウ。「幸せ三部作」と呼ばれ、時代を超えてファンに愛される一作。

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映画『至福のとき』の作品情報

至福のとき

製作年:2002年
上映時間:97分
ジャンル:コメディ、ヒューマンドラマ
監督:チャン・イーモウ
キャスト:チャオ・ベンシャン、ドン・ジェ、フー・ピアオ、リー・シュエチェン etc

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映画『至福のとき』の登場人物(キャスト)

チャオ(チャオ・ベンシャン)
工場の仕事を失い追い込まれている男。旅館を経営していると嘘をつき、結婚相手を探していた。見合い相手の義娘であるウーと出会い、新たな感情を抱いていく。
ウー・イン(ドン・ジエ)
義母に疎まれながら暮らす盲目の少女。父親は自分の手術代を稼ぐために深圳へ行っていると信じ待っている。チャオと出会い、少しずつ幸せの在り方を見つけていく。

映画『至福のとき』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『至福のとき』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『至福のとき』のあらすじ【起】

「太っている女性がいい」と言うチャオは、失業者ながら仕事よりも結婚相手を探すのに必死で見合い三昧の日々を送っていた。その日もある女性と見合いをしている。本当はやせ型が趣味のチャオだが、必死に持ち上げその気にさせるのは結婚をすぐに考えてくれる相手であれば問題はないからだ。結婚の条件は「5万元都合をつけること」である。すぐに友人の元へ駆けつけたチャオだが、公演の一角に放置された廃バスを休憩所にして一儲けするように迫られてしまうのだった。

乗り気になれないまま廃バスの改良作業に入るチャオ。無料で寄せ集めた材料で何とか形にしたがやはり後ろめたさから、チャオは手を引きたがった。しかし予想に反して商売は順調に動き出してしまう。臨時収入を手に花束を買いに行ったチャオは、自転車を走らせ見合い相手の家へ向かうのだった。

2人の子供を育てているという見合い相手。一人は盲目の少女・ウーである。連れ子だったウーにきつく当たる見合い相手の振る舞いと、笑顔のないウーの姿がチャオには気にかかってしまうのだった。

映画『至福のとき』のあらすじ【承】

見合い相手から強く頼まれ、ウーを雇うことになってしまったチャオ。失踪したウーの父親を悪く言ったことで、チャオに反抗するウー。しかし見合い相手との約束がある以上なんとか面接だけでも偽装しないとならず必死であった。

ウーの視力は病気が原因で徐々に奪われていったという。さらにウーはチャオの見合い相手と結婚し喧嘩ばかりの日々に嫌気がさした父親は、ウーの目の手術代を稼ぎに深圳へ出稼ぎに出ていると話した。同情してしまい仕事を紹介するふりをしたチャオ。しかし、目の前でバスがレッカー移動されてしまい商売ところではなくなってしまったのである。しかたなく見合い相手の家に戻ったチャオだが、すでにウーの居場所は無くなっていた。

チャオは旅館経営をしていると勘違いしている見合い相手は、マッサージ係としてウーを働かせてほしいと強引に押し付けてきた。絶望するウーの姿を目の当たりにして、チャオは自宅で面倒を見ることにするのだった。

映画『至福のとき』のあらすじ【転】

取り壊し前の工場を使わせてもらうことになったチャオ。元仕事仲間を集い、簡易のマッサージ店を作り上げた。実際の店舗に視察に行き、工場の中だとバレないように必死に工夫を重ねウーを迎え入れるのだった。

結婚の機会を逃したくないチャオは、仲間たちに協力してもらいマッサージ店ごっこを始める。嬉しそうに接客するウー。仲間たちは代わる代わる客のフリをしてウーの元を訪ね、施術してもらうのだった。

稼いだチップでアイスをご馳走するというウー。笑顔も口数も増えたウーの姿に、チャオはほっと胸をなでおろすのだった。宿舎だと称してウーを自宅に住まわせていたチャオは、夜な夜な気付かれないように帰宅し家財を売っていた。マッサージ店ごっこを続けるための資金作りに奔走していたのである。時には可愛らしいワンピースをウーに買い与え、本当の娘のように思い始めていた。

失業者同士で協力していたチャオたちは、金策に尽きてしまい限界を感じていた。その頃、違和感を覚えたウーは全て演技ではないかと気づき、自ら辞めたいと申し出るのだった。

映画『至福のとき』の結末・ラスト(ネタバレ)

ウーは父親に会いたがっていることを知っているチャオは、深圳に向かう交通費だけでも工面できないか頭を抱える。重ねてきた嘘がウーにばれてしまうことの方が避けたいチャオたちは、必死に説得を続ける。そして紙で用意した偽札をチップとして使いマッサージ店ごっこを継続しようとするのだった。

しかし、ウーはすでに偽札だと気づいていた。浮かれ切ったチャオたちを悲しませないように明るく振る舞うウーだが、父親からの手紙をチャオに代読してもらい自分の事が何も書かれていないことに落ち込むのだった。

チャオの本当の身分を知った見合い相手は、新たな婚約相手を見つけていた。さらにはウーを押し付けておいて戻すように指図するのである。酒を飲み明かしたチャオは、帰り道事故に遭ってしまった。仲間たちが駆けつけるが意識不明な中では家族しか面会できないという。チャオが事故に遭う前に書き留めたウーへの手紙を見た仲間たちは、父親からだと偽り伝えてあげようと決意するのだった。

ウーが寝泊まりしているチャオの部屋を訪ねると、メッセージの入ったテープだけが残されウーの姿はなかった。マッサージ店やチップが偽物だと気づいていたことを明かすウー。しかしその嘘は幸せだったとたくさんの感謝を述べるのだった。そしてウーはチャオが買ってくれたワンピースを着て、ひとり歩みだすのだった。

映画『至福のとき』の感想・評価・レビュー

様々な笑顔の溢れる作品であった。嘘も方便というが、まさにこの作品が物語ることであろう。“至福旅館”を経営しているという嘘と、偽札を用いることは共に信用を勝ち取るために至った決断であるが種類が違う。見栄は方便とならないのだ。チャオの健気さと仲間たちのやさしさに溢れた画策がとても愛おしい一作。ただの綺麗な物語で終わらないのがまたいい余韻であった。(MIHOシネマ編集部)


言葉で表すよりも、見て感じて欲しいと思った今作。盲目の少女と冴えない中年男の嘘から始まる出会いは、こんなにも暖かくて優しい気持ちになれる物語だとは想像もしませんでした。
嘘と言うと、酷いことのように聞こえますが今作のそれは「優しい嘘」と言えるでしょう。相手を思いやり、幸せになって欲しいが故の嘘なので、もどかしさや切なさを感じる場面はありますが、お互いに嘘と分かっていての優しさなので暖かい気持ちになれるでしょう。
この物語で終わりでは無く、幸せや優しさがこの後も続いていくことを感じさせるような展開は素晴らしいです。(女性 30代)

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