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映画『スネーク・フライト』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『スネーク・フライト』の概要:フライト中の飛行機内の中で、マフィアによって放たれた無数の毒蛇が暴れ出す恐怖を描いたパニック作品。飛行機に乗り合わせたFBI捜査官と乗客たちによる、毒蛇たちとの手に汗握る戦いが繰り広げられる。監督は『セルラー』などのスリラー映画で知られるデイヴィッド・R・エリス。蛇と戦う勇敢なFBI捜査官をサミュエル・L・ジャクソンが演じている。

映画『スネーク・フライト』の作品情報

スネーク・フライト

製作年:2006年
上映時間:107分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:デヴィッド・R・エリス
キャスト:サミュエル・L・ジャクソン、ジュリアナ・マルグリーズ、ネイサン・フィリップス、ボビー・カナヴェイル etc

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映画『スネーク・フライト』の登場人物(キャスト)

ネヴィル・フリン(サミュエル・L・ジャクソン)
FBI捜査官。マフィアのボスであるエディ・キムを逮捕するための証人としてショーンを保護し、飛行機でロスに連れて行く。しかし、キムの陰謀で飛行機には無数の毒蛇が放たれ、多くの乗客は蛇の毒で死亡、電気系統も破壊され、飛行機の中はパニック状態に。その中で生き残った乗客を指揮し、飛行機をなんとかロスまで飛ばすため奮闘する。
クレア・ミラー(ジュリアナ・マルグリーズ)
フリンたちが乗った飛行機のキャビンアテンダント(CA)。今回が最後のフライトだったが、飛行機が無数の毒蛇に乗っ取られるというパニックに遭遇。乗客や同僚、機長までが死んでいく中で、フリンと協力して蛇と戦い、乗客を励まして、飛行機を目的地まで飛ばすため最後まで気丈に振る舞う。
ショーン・ジョーンズ(ネイサン・フィリップス)
ハワイに住む若者で、モトクロスやサーフィンなど、アウトドアスポーツが得意。キムが検事を撲殺した現場を目撃したことから、マフィアの組織に命を狙われる。フリンの保護でロスに向かう飛行機で毒蛇のパニックに巻き込まれるが、乗客を守って勇敢に戦う。
ハンク・ハリス(ボビー・カナヴェイル)
FBIの捜査官でフリンの同僚。現場からデスクワークに回され、少し腐っている。しかし、フリンからフライト中の飛行機がパニックに陥っているという通報を受けると、部下を指揮して、乗客を救うための血清の手配や、キム逮捕のために迅速に行動し、フリンを地上からサポートする。
スリー・ジーズ(フレックス・アレクサンダー)
人気ミュージシャンで、フリンたちと同じ飛行機に乗り合わせたことから、パニックに巻き込まれる。潔癖症で、人から触られるのを極端に嫌い、消毒液を携帯している。しかし、毒蛇のパニックに巻き込まれて多くの乗客が死んでいく中、徐々に自分の身勝手さに気付いていく。
ティファニー(サニー・メイブリー)
美人のキャビンアテンダント。FBIの捜査官とファーストクラスを独占しているショーンに興味を持ち、積極的にアプローチする。
トロイ(キーナン・トンプソン)
スリー・ジーズの付き人の1人。大のテレビゲームに好きで、熱中しすぎてスリー・ジーズに怒鳴られることも。しかし、そのゲームのテクニックで、思わぬ大活躍をすることになる。
メルセデス(レイチェル・ブランチャード)
メアリー・ケイトという犬を連れて飛行機に乗り合わせたブロンドの美人。フライト中にスリー・ジーズと良い雰囲気になるが、毒蛇パニックで、それどころではなくなる。
グレース(リン・シェイ)
クレアの先輩キャビンアテンダント。会社から早期退職を言い渡されるが、1年延長したため、毒蛇のパニックに巻き込まれる。乗客の赤ん坊が毒蛇に襲われそうになるのを助けたとき、蛇に咬まれ、その毒が元で死亡する。
リック(デヴィッド・ケックナー)
飛行機の副操縦士。機長が毒蛇に咬まれた後、自らも蛇に腕を咬まれながら、機体の操縦を続ける。クレアに対していつもセクハラまがいの言葉をかけ、パニックに陥っているときもその癖は直らない。しかし、最後は操縦席に侵入してきた複数の毒蛇に咬まれて、命を落とす。
マリア(エルサ・パタキ)
赤ん坊と共に飛行機に乗った乗客。蛇に咬まれて腕の腫れ上がった少年の腕を切開して毒を吸い出し、少年の命を救う。
エディ・キム(バイロン・ローソン)
マフィアのボス。検事をバットで撲殺した現場を目撃したショーンの命を狙う。フリンたちの乗った飛行機を墜落させる目的で、毒蛇の密売人から大量の毒蛇を仕入れ、飛行機の中に放つ。
スティーブン・プライス博士(トッド・ルイーソ)
蛇に咬まれた乗客の血清を用意するため、ハリスの部下が連れてきた蛇の専門学者。蛇に関する深い知識で乗客の命を救うだけでなく、犯人逮捕のきっかけを掴むなど、大活躍する。

映画『スネーク・フライト』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『スネーク・フライト』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『スネーク・フライト』のあらすじ【起】

ハワイに住むショーンは、モトクロスで野山を走り回っていたとき、アジア系マフィアのエディ・キムが検事をバットで撲殺する現場を目撃してしまう。

逃げ帰ったショーンの家にエディの刺客が送られてくるが、FBI捜査官のネヴィル・フリンが彼を助ける。フリンは、殺されたくなければキムを逮捕するための証人になれとショーンを説得し、彼は渋々同意する。

フリンはショーンをロサンゼルスに連れて行こうとするが、地元の警察もキムに買収されていたため、ホノルル空港発の一般の旅客機に乗る。しかし、すでにフリンの行動はキムに知られていた。

キムの手下は無数の毒蛇を飛行機に乗せる。蛇は変温動物なので、税関の熱感知機でも探知できなかった。さらに手下は、乗客に配るレイにフェロモン剤を噴きつけた。毒蛇はそのフェロモンで発情し、攻撃的になる。

飛行機が離陸し、しばらくすると、無数の毒蛇を入れた箱が機内の貨物室で小さく爆発し、無数の毒蛇が解き放たれて、機内に侵入していく。

映画『スネーク・フライト』のあらすじ【承】

毒蛇たちの行動によって、飛行機の電気系統が破壊された。機長は異常にいち早く気付くが、ホノルル空港に戻るよりロスに向かう方が早いと判断し、強行にフライトを続ける。

毒蛇は通気口を通り。客室に向かっていた。若いカップルが、トイレでマリファナを吸いながら楽しもうとして、天井の火災報知器を外していた。すると毒蛇がその隙間から落ちてきて、お楽しみ中のカップルに襲いかかる。蛇に咬まれて男女は悶え苦しむが、外にいた客室乗務員たちは、2人がトイレで激しく愛し合っているのだと思い、気にも留めなかった。

飛行機は深夜便で、乗客たちの多くは眠っていたため、多数の毒蛇が床を這いながら侵入していることに気付かない。飛行機が乱気流の中に入ると、電気系統が故障したままの機体は徐々に激しく揺れ始める。異常に気付いた乗客たちが、徐々に目を覚まして慌て始める。

機長は電気系統を直すため、コクピット下の電気室に入るが、そこで毒蛇に襲われ、死亡してしまう。副操縦士のリックは、機長が心臓発作で死んだと勘違いし、機長に代わって操縦を続ける。

しばらくして、数匹の蛇がコクピットを這い回っているのを発見したリックは、慌てて近くにあった物で蛇を叩いて退治する。そのとき、蛇が電気系統に触れたため、誤操作で客室の天井から酸素マスクが一斉に落ちてくる。マスクと一緒に、天井に潜んでいた無数の毒蛇が乗客の上から降ってきた。

乗客たちは次々と蛇に咬まれて倒れ、機内は一瞬にしてパニック状態に。異常に気づいたフリンは、スタンガンで蛇を駆逐しながら、乗客を蛇のいない機体の前方へと誘導する。そして、乗客の荷物を積んでバリケードを築き、一時的に毒蛇の侵入を防いだ。

その騒ぎの中、ベテランCAのグレースは、赤ん坊を助けようとして蛇に咬まれ、瀕死の状態に。また、勇敢なキックボクサーは、逃げ遅れた女性を背負って無数の毒蛇の中を突破する。しかし、結果的にはその時点で50人近い乗客が死亡した。

フリンはFBIの同僚であるハリスに連絡し、救援を求める。ハリスはロサンゼルス空港に緊急隊を出動させると同時に、蛇の専門家を20分以内に見つけるよう部下に指示した。

映画『スネーク・フライト』のあらすじ【転】

乗客たちが安心したのも束の間、蛇たちがバリケードの隙間から侵入してくる。フリンと客室乗務員は協力して、消化器で蛇の侵入を防ごうと奮闘する。

その頃ハリスは、蛇の専門家であるプライス博士を確保していた。プライス博士は、機内のフリンと連絡をとり、血清を用意するため、蛇の種類を確認するよう指示する。フリンは蛇の死骸の写真を撮り、博士にメールで送信する。博士は機内の蛇の中には北米にいない外来種も存在しており、その場合はすぐに血清の手配ができないと言った。

フリンが博士と連絡を取り合っている間、今度は副操縦士のリックが毒蛇に咬まれてしまう。操縦士を失って下降していく機体にいち早く気付いたCAのクレアが、コクピットに入ると、リックはコクピット下の電気室に転落していた。クレアは必死に操縦桿を握り、下降する飛行機の高度を回復しようとする。異常に気付いてやってきたフリンもそれに協力する。

飛行機が降下して機体が前方に傾いたため、機体の後部通路にあった配膳用のキャスターが勢いよく前方に転がり始め、バリケードを突き破ってしまう。同時に、毒蛇が一気に乗客たちの中になだれ込んできた。

そのとき、ショーンが乗客たちを誘導し、2階のファーストクラスに非難させる。そして救命ボートを膨らませて1階と2階の間を塞ぎ、蛇の侵入を防いだ。キムを逮捕する上で有力な証人になるショーンに何かあってはいけないため、フリンはショーンに対し、機内の騒動に関わるなと言い聞かせていた。しかしショーンの活躍で多くの乗客が命を救われた。

フリンとクレアは、何とか飛行機を上昇させることに成功する。そして、死んだと思われた副操縦士のリックが、気力で電気室から這い上がって来て、2人を驚かせる。リックの腕は蛇に咬まれて腫れ上がっていたが、飛行機を自動操縦に切り替え、機体は再び安定した。

映画『スネーク・フライト』の結末・ラスト(ネタバレ)

その頃、地上では、ハリスがプライス博士と共に、乗客を救う方策を探っていた。蛇が外来種であれば、血清の手配は間に合わない。しかし、それだけの大量の外来種の蛇をどうやって機内に持ち込んだのか?ハリスは、エディ・キムが蛇の密輸業者から毒蛇を入手したことに気付く。

それだけ大量の毒蛇を扱える密輸業者は、過去の犯罪歴から、1人しかいなかった。ハリスは急いで砂漠の中にあるその密輸業者のアジトへ向かう。

一方、飛行機では、毒蛇によって空調のバルブを動かすモーターが作動しなくなり、空調が止まってしまう。機内の気温は上昇し、乗客は酸素不足に苦しみ始める。空調を直すには、貨物室にあるブレイカーを手動で操作して再起動させるしかなかった。

フリンは、副操縦士のリックから、「貧乏くじを引いたな」と言われ、苦笑いする。そして毒蛇が充満する機内の貨物室に向かった。

無線でクレアの指示を受けながら、ブレイカーを作動させようと試みるフリンを毒蛇たちが襲う。クレアが作ってくれた小型の火炎放射器で蛇たちと戦いながら、フリンは何とか空調を再起動させることに成功する。客室には酸素が戻り、帰還したフリンの勇気を、乗客たちが讃えた。

一方、ハリスは砂漠の中にあるアジトに踏み込んで密輸業者を捕らえ、血清を入手することに成功する。密輸業者は、今回の事件がエディ・キムの仕業であるということも白状した。

ハリスからの連絡を受けて安心したフリンは、「あとは着陸だけだ」と呟く。そしてリックに呼びかけるが、操縦席から返事がない。リックは操縦席に入り込んだ複数の蛇に噛まれて死んでいた。

フリンが乗客に、誰か操縦できる者はいないかと尋ねると、乗客で人気ミュージシャンのスリー・ジーズが、自分の付き人のトロイが飛行機を操縦できると言う。しかし、操縦室にはまだ複数の毒蛇がいて、中に入れない。

そこでフリンは、イチかバチかの作戦に出る。それは銃で窓を打ち破り、風圧で機内の蛇たちを一掃し、機外に放り出してしまおうというものだった。

フリンは乗客たちにシートベルトを締めさせると、銃撃で窓を打ち破る。作戦は成功し、毒蛇たちは機外に吸い出され、操縦席の蛇も一掃された。風圧でCAのティファニーが機外に吸い出されそうになるが、ショーンが身体を張って彼女を救った。

飛行機はトロイの操縦で、ロサンゼルス空港への着陸態勢に入った。そのとき、管制塔とのやり取りの中で、トロイの操縦経験というのは、テレビゲーム上の経験だということがわかり。フリンは呆れる。しかし、もはやトロイに運命を託すしかないため、彼に操縦を任せた。

迂回してから着陸しろという管制塔の指示を、それでは時間がないと無視したトロイは、高速のまま滑走路に飛行機をランディングさせる。機体は減速が間に合わず他の飛行機に追突しそうになるが、左に曲がれと怒鳴るフリンの指示に従い、トロイが方向転換したことで、何とか追突を免れ、停止した。

乗客は次々に救出され、蛇に噛まれた人たちは博士の持ってきた血清を打たれ、命を取り留める。

機体から降りようとするショーンに、フリンは礼を言い、その勇気を讃えて握手を交わす。ところがその直後、機内に残っていた蛇がショーンの胸元に食らいついた。フリンはショーンの胸めがけて発砲する。脱出シューターを転がり落ちるショーン。しかし、フリンが予めショーンに着せておいた防弾チョッキのため、ショーンは無事だった。

生き残った乗客たちを全員機内から脱出させたフリンは、クレアを夕食に誘い、彼女も笑顔でそれに応じる。ショーンは、助けたティファニーから電話番号を教えてもらい、感謝の熱いキスをされて、ニヤける。

数日後、ショーンは、「サーフィンは苦手だ」というフリンを、無理やり海に連れてくる。そして事件のことも忘れ、2人でサーフィンを楽しむのだった。

映画『スネーク・フライト』の感想・評価・レビュー

蛇が飛行機をハイジャックする前人未到のストーリーで、最初はどんなおバカ映画なのかと思っていましたが、意外にもシリアスな内容で驚きました。所々ギャグシーンはありますが、狭い空間で毒蛇に襲われる恐怖がリアルに伝わってきます。蛇によって殺害された客は、性格に難ありな人物ばかりで、良い人が多く救われる展開に安心感を覚えました。飛行機内には世界中の蛇が集合しており、まるで蛇の展示会のようだと思いました。終わりもすっきりしていて、観賞後に笑みがこぼれてしまうような楽しい作品でした。(女性 20代)


本作は、フライト中の機内でマフィアによって送り込まれた毒蛇が大暴れする恐怖を描いた密室蛇パニックサスペンス作品。
タイトルでB級パニック映画だと思って鑑賞したが、意外にも本格的サスペンス調でぐいぐいと引き込まれた。
通気口や配線部分に侵入する蛇の特徴を生かした攻撃の仕方は面白く、蛇の種類も豊富で大変マニアックで、蛇好きには堪らない作品となっている。
ツッコミどころも満載でコミカルなシーンがあり、展開に幅があって面白かった。
悪人は毒蛇に食われ良い人は報われる展開と、笑顔になるような和やかな終わり方にホッとした。(女性 20代)


爆弾とか銃を使って飛行機を占拠する映画は見たことあるが、毒蛇は初めてで新しいなと思った。無数に蛇が出てくるし人が襲われるので、正直に言うと気持ちが悪い。苦手な人は見るのをやめておいた方が良いと思う。ただ、飛行機に乗り合わせた人達、それぞれの思いや活躍が描かれていて、物語としておもしろく興味深かった。特に、赤ん坊を助けようとして噛まれてしまったグレースを見たときは、うるっとしてしまった。自分だったら彼女のような勇敢な行動は取れないかもしれない。(女性 30代)


こういう設定は本当に最悪ですが、映画としては最高でした。蛇が大好きな私ですが、大量となると話は変わってきます。1匹だったら可愛いものも、数が多く、毒を持っているとなれば恐怖でしかありません。
しかもそれが、飛行機の中という狭い空間で襲いかかってくるなんで考えただけで吐き気がします。
B級っぽさはありますが、蛇が結構リアルなことやサミュエル・L・ジャクソンが登場することもあり、意外と引き締まった雰囲気で最後までドキドキしながら見られました。(女性 30代)

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