映画『ストレンジャーズ 地獄からの訪問者』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は？

映画『ストレンジャーズ 地獄からの訪問者』の概要：反抗期のキンジーは両親と兄と一緒に、湖畔のトレーラー・パークに行く。携帯電話を取り上げられた彼女は、怒ってハウスを出て行った。兄と湖畔を散歩していると、叔父のトレーラーで惨殺死体を発見する。

映画『ストレンジャーズ 地獄からの訪問者』の作品情報

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映画『ストレンジャーズ 地獄からの訪問者』の登場人物（キャスト）

母・シンディ（クリスティーナ・ヘンドリックス）

反抗期の娘を寄宿学校に入る前に、家族旅行で仲良くなろうと努力する母。娘の頑なな態度は今だけだと信じている。

父・マイク（マーティン・ヘンダーソン）

シンディの夫。郊外に一軒家を構える。家族旅行を盛り上げようとすればするほど、反抗的な態度を取る娘に手を焼いている。

妹・キンジー（ベイリー・マディソン）

マイクとシンディ夫妻の娘。反抗期真っ只中。家族に嫌われているから寄宿舎に入れられると思い込んでいる。

兄・ルーク（ルイス・プルマン）

妹とは違い、野球好きで活動的な兄。妹を心配して話し掛けるが、言い方が悪く逆効果となっている。

映画『ストレンジャーズ 地獄からの訪問者』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『ストレンジャーズ 地獄からの訪問者』のあらすじ【起】

ある夜、一台の車がトレーラーハウスの前に停まる。ノックの音で妻が玄関に行くと、マスク姿の女が家の中に立っていた。その後、女は寝ている夫の隣に横たわった。

郊外の一軒家。マイクとシンディ夫妻は息子のルークと娘のキンジーを連れて、叔父夫婦がいるガトリン湖のトレーラー・パークへ出発する。キンジーがまもなく寄宿学校に入るため、その前に家族旅行を楽しもうとしていた。反抗期のキンジーは厄介払いされたと思い、まともに口を聞かない。気まずい雰囲気のまま、夜遅く湖に到着した。

受付にあった鍵でトレーラーハウスに入る一家。するとノックの音がした。見知らぬ女が立ち、「タマラはいますか？」と言うと、去って行った。マイクに携帯電話を取り上げられたキンジーは、怒ってハウスを飛び出す。その後をルークが追いかけた。

霧が立ち込める湖のほとりで煙草を吸うキンジー。ルークは新生活で新しい自分になれると励ますが、何を言っても逆効果だった。トレーラーハウスには再び女が訪れ、「タマラはいますか」と言って去る。不気味に感じた2人は、子供たちを探しに行った。

映画『ストレンジャーズ 地獄からの訪問者』のあらすじ【承】

キンジーたちは叔父のトレーラーハウスに向かった。玄関が空いたままで、不審に思いながら中に入ると、叔父が惨殺されていた。ハウスを飛び出すと、探しに来た両親に会った。

シンディとキンジーは自分たちのハウスへ走った。スマホは壊されていて、マスク姿の女が包丁を手に襲ってくる。2人はバスルームに逃げ込むが、女は強い力でドアを破壊する。母はキンジーを天窓から逃がす。その直後、後ろから刺されて死んだ。

一方、叔父の家に向かったマイクとルーク。叔父の死体を見たマイクは警察に電話をしようとしたが、電話線は切られていた。外には斧を持ったマスク男が立っている。叔父の拳銃で敵を威嚇しながら逃げ出し、自分たちのハウスに戻った。妻が死んでいるのを見つけて嘆き悲しんだ。

キンジーはマスク女に追いかけられていた。女はキンジーに近寄り、「これからが本番よ」と囁いた。マイクたちは車でキンジーを探しに行くが、大きな石をぶつけられ建物に衝突。マイクは体を挟まれて動けなくなり、ルークを逃がした。車に残ったマイクは麻袋を被った覆面の男に刺殺された。

映画『ストレンジャーズ 地獄からの訪問者』のあらすじ【転】

キンジーは別のハウスに駆け込んだが、マスク女に見つかり、ナイフで足を切られる。そこにルークが助けに来て、2人は別のハウスに逃げ込んだ。ルークがキンジーの足の手当てをしようと銃を置いた時に車が突っ込み、銃を見失ってしまった。

ルークは妹を安全な場所に残し、一人で管理事務所へ走った。警察に電話をかけて場所を伝えた直後、電話は不通になった。そこに小柄なマスク女が近づいてくる。建物の裏に逃げるとプールがあった。突然照明が点灯し、音楽が大音量で流れ始めた。

近づいてくるマスク女を、ルークはゴルフのクラブで殴り、ナイフを刺して殺した。そこへ、斧を持った覆面の男が襲いかかってきた。揉み合ううちに彼はプールに落ち、背後から刺された。血で染まったプールに浮かぶルーク。そこに妹が駆けつけ、プールから引き上げた。

ルークは怪我を負ったが、意識ははっきりしていた。兄をプールサイドに寝かせたキンジーは、助けを求めるため大通りに走って行った。

映画『ストレンジャーズ 地獄からの訪問者』の結末・ラスト（ネタバレ）

キンジーが通りに出ると、ちょうどパトカーが到着した。マスク女は警察官を背後から襲ってナイフで首を切った。キンジーはパトカーにあったライフルでマスク女を銃撃し、女のマスクを外して素顔を見ながら、なぜこんなことをしたのか聞いた。女は「理由が必要？」と悪びれる様子もなく答えるため、キンジーは再びライフルでとどめを刺すのだった。

キンジーはパトカーを走らせようとしたが、後ろから覆面の男に追突された。車から飛び出すと、男の車はパトカーに引っ掛かり立ち往生。ガソリンが漏れていることに気付いた彼女はライターを投げ、車を炎上させた。

男は炎上する車で、なおも追いかけてきた。キンジーは男と格闘となった後、通りすがりの親子の車に助けてもらう。最後はキンジーが男をバッドで殴りつけ、ついに息絶えた。

その後、ルークは救出され病院に入院する。キンジーが兄にキスをしてところに、ドアをノックする音がするのだった。

映画『ストレンジャーズ 地獄からの訪問者』の感想・評価・レビュー

1981年に実際にあったケディ事件を題材に作られた「ストレンジャーズ 戦慄の訪問者」の続編。人里離れた湖畔を舞台に、マスク集団が家族を殺す猟奇殺人を描いている。主人公のキンジーは反抗期の真っ只中で、家族とまともに口も聞いていなかったが、事件に巻き込まれていくうちに、反抗期どころではなくなる。必死で逃げながらも、マスク集団に反撃。渾身の一撃でマスク男を倒す。ラストには生き残った兄にキスをする優しさを取り戻している。（MIHOシネマ編集部）

本作は、人里離れた湖畔のトレーラーパークを舞台に、マスクを装着した集団から狙われる家族の恐怖を描いたサスペンスホラー作品。
ナイフで刺して血がドバドバ出て、とにかくグロテスクで視覚的にショッキングなシーンが多かった。
しかし、家族とまともに話そうともしない反抗期の娘が、マスク集団に狙われ始め危機的状況に陥った時、即座に家族と協力する姿は勇敢で、本当は家族思いの優しい女の子だと感じた。
そして、マスク集団の意図や正体は結局何だったのだろうか。（女性 20代）

本当にヤバい状況になると反抗期なんて一瞬で吹っ飛んでしまうのだと少し笑ってしまいました。
私自身反抗期がほとんどなかったので、キンジーの態度には見ていてヒヤヒヤしてしまいました。腫れ物に触るように接する親も悪いと思いますが…。
しかし、謎のマスク集団に命を狙われることになると反抗期など一瞬で無かったことにされ、めちゃくちゃ家族と協力するキンジー。かわいいですね。ある意味家族の絆は深まったんじゃないかなと思いますが、一家の被害が大きすぎて可哀想になってしまいました。（女性 30代）