映画『40歳からの家族ケーカク』の概要:『40歳の童貞男』のジャド・アパトー監督のコメディで、今回も40歳をテーマに夫婦の日常生活を描く。この夫婦はアパトー監督の『無ケーカクの命中男』にも登場しており、同作の姉妹編ともなっている。
映画『40歳からの家族ケーカク』の作品情報
上映時間:134分
ジャンル:コメディ
監督:ジャド・アパトー
キャスト:ポール・ラッド、レスリー・マン、ジョン・リスゴー、ミーガン・フォックス etc
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映画『40歳からの家族ケーカク』の登場人物(キャスト)
- ピート(ポール・ラッド)
- 二女の父で、40歳を目前に控えている。大手企業から独立してミュージックレーベルを立ち上げる。カップケーキが大好物で家族に隠れて食べている。
- デビー(レスリー・マン)
- ピートの妻で40歳を迎えたことを受け入れられずにいる。服飾店を経営している。陰でこっそりタバコを吸っている。実の父とは疎遠となっていた。
- ラリー(アルバート・ブレックス)
- ピートの父親で、若い奥さんと結婚している。幼い三つ子がいるが、いつも子供の名前を間違えてばかりいる。生活費がなく、ピートを頼っている。
映画『40歳からの家族ケーカク』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『40歳からの家族ケーカク』のあらすじ【起】
ピートは2人の娘を起こし、皆でデビーの40歳の誕生日を祝う。ピートもじきに40歳を迎えるが、実年齢を受け入れられないデビーは一緒に誕生会を開くことを拒む。デビーは健康のためにトレーニング教室に向かい、ピートはサイクリングをする。デビーは自ら経営する服飾店に様子を見に行く。店の売り上げから1万2000ドルが消えていることが気にかかっていたのだ。ピートは契約した伝説的なロック歌手グレアム・パーカーのギグを開く。しかし、デビーや娘はピートの音楽の趣味に全く同意してくれない。
デビーは次女を学校に送った後に、こっそりタバコを吸う。ピートはレーベルの経営が危機に瀕しているために、会計士から家を売りに出すことを勧められる。デビーは幸せな生活を送るために、お互いに怒りを流して良い関係を築くことをピートに提案する。そして、ラリーにお金を援助するのをやめるように頼む。デビー生活改善のためにタバコを、ピートはカップケーキを捨てる。デビーとピートは健康診断を受けるが、デビーは病院で年齢を誤魔化す。
映画『40歳からの家族ケーカク』のあらすじ【承】
ピートはラリーに会いに行く。そして金銭的に厳しく、これからお金を貸せないと説明する。しかし。ラリーはそれでは困ると反論する。デビーも7年ぶりに父親と会って、食事をする。そして父親の新しい家族の写真を見せられる。ピートとデビーは健康的生活を送ることを娘達に説明するが、ネットの使用を制限されることに長女は反発する。ピートとデビーは夫婦水入らずのバカンスを楽しみ、大麻入りのクッキーを食べてハイになる。
次女の耳の調子が悪くなり、医師から砂糖などの摂取を控えるように助言される。そこでデビーは娘の健康のために食料品を整理し、ラリーはいらなくなった食料品をもらっていく。デビーは長女とネットのルールで口論となり、iPhoneを取り上げる。ピートはグレアム・パーカーのアルバムが全然売れていないことを知り絶望する。デビーは会計士と会い、ピートが金銭的に厳しい状況にあることを知ってしまう。さらにデビーは病院で医師から第3子を妊娠していることを告げられる。
そして長女が同級生からSNS上で変な言葉しているのを見つける。
映画『40歳からの家族ケーカク』のあらすじ【転】
ピートはラリーを助けるためにジョン・レノンが描いた絵を渡して、売るように勧める。デビーはピートに大家族に憧れるか聞くが、ピートは子供が多い生活を嫌がる。そのためにデビーは妊娠していることを隠す。デビーは雇っているセクシーな女性店員と飲みに行き、その場にいた男から言い寄られて気分を良くする。そして女性店員からもう一人の店員がお金を盗んでいると教えられる。デビーはその店員を解雇する。ピートはグレアム・パーカーのライブを開くが、マスコミが集まらず失敗に終わる。
デビーはピートに甘く言い寄ろうとするが、ピートがその気にならず雰囲気が台無しになる。そしてお金のことでケンカを始めてしまう。長女も次女の行動に腹を立てて揉めてしまい、次女は家族がケンカせずに仲良くしていたいと願う。次女はデビーとピートが隠したiPhoneを見つけてこっそり長女に渡してあげる。デビーとピートは家族をまとめるために、ケンカのことを水に流すことにする。そして自分たちの親が悪いのだと責任をなすりつけて仲直りする。
映画『40歳からの家族ケーカク』の結末・ラスト(ネタバレ)
ピートの誕生会の日を迎え、友人達が自宅に集まる。デビーの父親もやって来て、娘達は自分たちにもう一人のおじいちゃんがいることに驚く。デビーは心を開いて人を許すようにしたと挨拶して、乾杯をしようとする。それを聞いたラリーは気分を悪くし、誰を許すのかと問いただす。ラリーのお金の問題に会話が発展し、ピートとデビーも言い争いになってしまう。
デビーがこっそりタバコを吸おうとしていたことで、友人が妊娠した身体には良くないと漏らしてしまう。そのことでピートや娘達はデビーが妊娠していたことを知る。怒ったピートは自転車に乗って家を飛び出してしまい、デビーはラリーと車で探しに出掛ける。その間にデビーの父親が娘達の面倒を見る。ピートは車にぶつかって怪我をし、デビーはピートを病院に運ぶ。治療を待つ間にラリーはデビーに謝罪し、関係を修復する。デビーは、生活を変えようとしたのが間違いだったと謝り、ピートも子供が生まれるのが楽しみだと告げる。2人はライアン・アダムスのライブを見に行き、お互いの愛を確認する。
映画『40歳からの家族ケーカク』の感想・評価・レビュー
ストーリーがあるようでなく、俳優達の即興をつなぎ合わせたような印象すら与える作品。日常の一コマを切り取ったと言ったら聞こえは良いが、断片的でつながりを感じず途中で退屈してしまう。ケンカと仲直りを繰り返す夫婦関係は現実そのものなのだろうが、ハチャメチャなだけで特に共感できる要素はない。笑いについても、『40歳の童貞男』や『無ケーカクの命中男』と比べても圧倒的にパンチ力に欠けている。(MIHOシネマ編集部)
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