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「傑作?珍作?大珍作!! コメディ映画文化祭」開催日時と上映作品情報。トークショーに加え、日本未公開作やソフト入手困難な映画を上映!

「Gucchi’s Free School」と「After School Cinema Club」が主催するコメディ映画文化祭。日本の劇場未公開作品やDVD未発売作品の上映が、多数予定されている。2018年12月15日(土)、16日(日)に座・高円寺2の会場にて開催される。

傑作?珍作?大珍作!! コメディ映画文化祭のイベント情報

傑作?珍作?大珍作!! コメディ映画文化

開催日時
2018年12月15日(土)、16日(日)
開催場所
座・高円寺2
主催
After School Cinema Club + Gucchi ’s Free School
URL
公式イベントページ
料金
全日券:8,000円、15日券:5,000円、16日券:4,000円
各回前売り券:1,500円(『突撃!O・Cとスティッグス』のみ1,000円)
当日券:1,800円(『突撃!O・Cとスティッグス』のみ1,000円)
チケット
Peatixから購入できます

傑作?珍作?大珍作!! コメディ映画文化祭のイベント概要

2018年12月15日(土)、16日(日)に東京都杉並区にある座・高円寺2の会場にて、コメディ映画文化祭が行われることになった。主催者は「Gucchi’s Free School(グッチーズ・フリースクール)」と「After School Cinema Club」。「Gucchi’s Free School」は日本の劇場未公開作品や、日本版DVD未発売作品の情報の発信を精力的に行っている団体である。映画上映の他に、12月15日(土)には映画や音楽に精通している長谷川町蔵とコラムニストの山崎まどかのトークショーが、16日(日)には元SKE48に所属していた加藤るみのトークショーなどが予定されており楽しいイベントが企画されている。

『ボクの高校、海に沈む(My Entire High School Sinking Into the Sea)』(16)、『ヴァン・ワイルダー』(02)、『クーリー・ハイ』(1975)、『BOY』(10)の4作品は日本初上映作品のため、今回の映画祭が日本で鑑賞できる貴重な機会となっている。他にもDVD未発売の映画や発売中止になった映画もあるため、この機会を逃すと日本では二度と見られない可能性もある。15日と16日では上映内容も違うため、タイムテーブルをチェックして参加して欲しい。

また、当イベントにてパンフレット兼雑誌の「ムービーマヨネーズ2」が発売決定。ライムスター宇多丸氏、加藤るみ氏、黒岩幹子氏などの豪華執筆陣が寄稿し、コメディ映画の魅力が詰まった物となっております。当イベントで上映される作品のあらすじや映画評なども掲載されているため、より上映を楽しめること間違いなし。

傑作?珍作?大珍作!! コメディ映画文化祭のイベント予告動画

傑作?珍作?大珍作!! コメディ映画文化祭の上映スケジュール

12月15日(土)

11:00『ボクの高校、海に沈む』
~昼食休憩(約1時間)~
13:30『ヴァン・ワイルダー』+徳利氏&鍵和田啓介氏トークショー
16:10『突撃!O・Cとスティッグス/お笑い黙示録
18:25『クーリー・ハイ』+長谷川町蔵氏&山崎まどか氏トークショー

12月16日(土)

11:00『パンチドランク・ラブ』
13:00『BOY』
14:55『マネキン』+加藤るみ氏トークショー

傑作?珍作?大珍作!! コメディ映画文化祭の上映作品

ボクの高校、海に沈む

ボクの高校、海に沈む
ダッシュ・ショウ監督はアメリカでイラストレーターとして活躍しており、本作品で長編アニメーション映画デビューを果たした。ダッシュ・ショウは日本のアニメや漫画にも精通しており、手塚治虫の『鉄腕アトム』には特に大きな影響を受けている。

主人公のダッシュは、高校に通うごく普通の学生である。友人達と共に学校新聞を発行するが、内容について校長から呼び出しを受けてしまう。そんな時、校舎が土砂崩れに遭い、海に沈みそうになってしまう。ダッシュは友人達と共に、校舎から命懸けの脱出をすることになった。

ヴァン・ワイルダー

ヴァン・ワイルダー
スクールコメディ映画の決定版ともいえる作品。お馬鹿でクスッと笑える要素がてんこ盛りの楽しい作品に仕上がっている。ピープル誌で「最もセクシーな男」に選ばれたことがある、俳優のライアン・レイノルズが主演を務めている。

クーリッジ大学に通う7回生のヴァン・ワイルダーは、楽しいことが好きで友人達と共にパーティーを企画して楽しい日々を過ごしていた。そんなある日、父が一向に卒業しない息子に腹を立て、パーティー会場に現れる。父は息子を家に連れて帰ろうとするが、友人達の元を離れたくなかったヴァンは拒んだ。父はヴァンの態度にさらに腹を立て、学費の支払いを止めることにした。

突撃!O・Cとスティッグス/お笑い黙示録

突撃!O・Cとスティッグス/お笑い黙示録
1987年にアメリカで制作された映画。『ロバート・アルトマン/ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男』(14)としてドキュメンタリー映画の題材にもなった、ロバート・アルトマンが監督・脚本を担当している。

11年以上前、ランドル・シュワブは砂漠の町に保険会社を設立した。高校生のO.C.とスティッグスは、シュワブ家に悪戯を何度も仕掛けていた。噴水を破壊したり、電話線を拝借して海外へ電話をかけてシュワブ家に高額請求がくるよう仕向けたりした。O.C.達がここまでの悪戯を仕掛けるには訳があった。シュワブ家の会社がO.C.の祖父の退職年金を取り消したことに腹を立てていたのだ。

クーリー・ハイ

クーリー・ハイ
アフリカ系アメリカ人の若者達の、破天荒で愛おしい日々を描いた青春コメディ映画。映画内で使われている楽曲の評価も高く、ファンが多い作品。

1964年シカゴ。プリーチは友人のコーチズとクーリー高校に通っていた。しかし、プリーチ達は授業を真面目に受けることなく、先生の目を盗んで抜け出しては遊んでいた。バスの後ろにしがみついてタダ乗りをしたり動物園に遊びに行ったりする日々は、とても楽しく輝いていた。そんなある日、プリーチ達はチンピラのストーンとロバートに誘われ、ドライヴに出かけることになる。そこで、彼らは大きな問題を起こしてしまう。

パンチドランク・ラブ

パンチドランク・ラブ
ポール・トーマス・アンダーソンが監督・脚本・制作を担当しており、「第55回カンヌ国際映画祭・監督賞」を受賞している。主演を務めたのは、数々のコメディ映画作品に出演しているアダム・サンドラー。アダム・サンドラーはこの作品で「第60回 ゴールデングローブ賞・最優秀主演男優賞」にノミネートされている。

バリー・イーガンは“ツマリトール”という名のラバーカップを販売する会社を経営していた。バリーは真面目な性格をしていたが、女性に対して上手くしゃべることができず、情緒不安定になるという欠点を持っていた。それは、7人の姉から虐げられていたからだった。そんなバリーだったが、姉の同僚の女性に思いを寄せるようになる。

BOY

BOY
タイカ・ワイティティ監督はコメディホラー映画『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』(14)でジェマイン・クレメントと共に監督と脚本を担当し、一躍有名になった人物である。2017年には「マーベル・コミック」のヒーローが登場する『マイティ・ソー バトルロイヤル』の監督を務めた。『BOY』(10)はニュージーランドで国内最高の興行収入を叩き上げた。

1984年のニュージーランド・ワイハウベイ。11歳のボーイは世界のスーパースターであるマイケル・ジャクソンのことが大好きだった。祖母や弟達と共に平穏な日々を過ごしていたが、ある日顔をほとんど覚えていない父が帰ってくる。

マネキン

マネキン
『セックス・アンド・ザ・シティ』シリーズのサマンサ役でお馴染のキム・キャトラルが、ヒロインのエミー役を担当している。マネキンに転生した女性とちょっとドジな男性の一風変わったラブコメディ映画。

エジプトに暮らすエミーは自由に生きたかったが、母親から結婚を急かされてしまう。エミーは神に祈りを捧げた。すると、大きな揺れが起き、母の前からエミーの姿が忽然と消えた。一方、彫刻家を目指していたジョナサンは、マネキンの制作会社で働いていた。しかし、時間をかけて丁寧に作っていたせいで上司に怒られ、クビを言い渡されてしまう。転職しても上手くいかず、ジョナサンは落ち込んだ。そんなある日、ジョナサンは自分が制作したマネキンと再会する。しかも、そのマネキンが突然人間の姿に代わり、話しかけてきた。

傑作?珍作?大珍作!! コメディ映画文化祭の応援コメント

『アメリカン・グラフィティ』のフォロワーは星の数ほどあるけれど、オリジナルを超えたと言われるのは『クーリー・ハイ』だけ!
モータウンのヒット曲に彩られた60年代シカゴの青春は、出口なしでありながら底抜けにポジティブ!長谷川町蔵(文筆家)

こんなイベントを心待ちにしていた!!!
グッチーズさんのイベントはいつも時代の先を行っている。
一映画ファンとして、ここでしか出会えない映画に心ときめかせ思いっきり楽しみたいと思います。加藤るみ (タレント)

最前線に立つ、世のコメディ映画好きへ告ぐ!Gucchi’s Free Schoolの物資調達までもうすぐだ!我々のヘルメットに書いてある『世は未公開作につれ、未公開作は世につれ』というスローガンを忘れるな!戦友よ!到着までもうひと踏ん張りだ!援護射撃!そして我々と彼らに笑いと神のご加護を!!鈴木洋平(映画監督、CINEMA VOICEプログラマー)

みんなちがってみんないい、と、思わず金子みすゞを引用しちゃうほど多彩なプログラム。でも共通点はあって、ヴァン・ワイルダーも、O・Cとスティッグスも、 BOYとその父親も、 クーリー高校や海に沈む高校の学生も、みんなバカやりながらサバイブしてる。悪あがき上等。黒岩幹子(編集・文筆業)

傑作?珍作?大珍作!! コメディ映画文化祭のまとめ

自分で映画を選んだりするとどうしても同じ系統の作品を選びがちだが、今回の映画祭では日本初上陸作品や滅多にお目にかかれない作品が上映されるため、新たな出会いを楽しむことができる。傑作だけではなく珍作(?)もあるため、気軽な気持ちで日本以外の国の「笑い」を体感して欲しい。最近の作品だけではなく数十年前の作品も上映されるため、自分が知っている俳優達の若かりし頃の演技を見るのも新たな発見があって楽しいと思う。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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