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映画『タイタニック(1997)』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『タイタニック(1997)』の概要:レオナルド・ディカプリオの生涯にわたる代表作であり、世界で最も有名なラブ・ストーリーの一つ。実際に起きたタイタニック号沈没事件を題材に、今世紀最大の愛を美しく描く。

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映画『タイタニック』の作品情報

タイタニック

製作年:1997年
上映時間:189分
ジャンル:ラブストーリー
監督:ジェームズ・キャメロン
キャスト:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、ビリー・ゼイン、キャシー・ベイツ etc

映画『タイタニック』の登場人物(キャスト)

ジャック・ドーソン(レオナルド・ディカプリオ)
絵描きを目指す貧しい青年。たまたまタイタニック号のチケットを手にし、乗船することになる。
ローズ・デヴィット・ブケイター(ケイト・ウィンスレット)
名家、ブケイター家の人間。傾きつつある家を建て直すため、政略結婚を強いられそうになる。そんな中出会ったジャックに、徐々に心惹かれていく。

映画『タイタニック』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『タイタニック(1997)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『タイタニック』のあらすじ【起】

今から84年前、とある大事件が起きていた。それは、豪華客船『タイタニック号』の沈没。そして月日が流れた今、未だ海底に沈んだままとなっているタイタニック号を調査しようという計画が始まっていた。

その調査を行なっていたのは、トレジャーハンターであるブロック・ロベットである。実は、タイタニック号の中には、世界最高峰のダイアモンド、『碧石のハート』が共に眠ると言われていたのだ。小型潜水艇が放たれ、本格的な調査が始まった。そして、1等客室のとある部屋に、一つの金庫がしまわれていたのだ。調査団は、この中に碧石のハートがあるに違いないと歓喜に沸く。

そして、彼らはその金庫を開けてみる。すると、中には碧石のハートではなく、一枚の古い絵画が入っていたのだった。それがダイアモンドでなかったことに落胆する調査団だったが、念のためその絵画を持ち帰ることにする。そして、その絵画を綺麗に整復すると、1人の美しい女性の絵が現れたのだった。

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映画『タイタニック』のあらすじ【承】

そして、その絵画に描かれた女性の首元には、碧石のハートと思しきダイアモンドが描かれていた。この一連の騒動は、テレビで大々的に報道された。そして、その報道がとある人物の目に留まったのである。そのニュースを目にした1人の老女が、ブロックに連絡を入れてきた。

そして、なんと彼女こそが、その絵に描かれている女性のモデルであるという。その老女は、孫娘に連れられ調査団の元へとやってきた。なんと、彼女は沈没した例のタイタニック号に乗船していたのだという。彼女は、あの悪夢から奇跡的に生還を果たしたのだ。そして、彼女はあの日何があったのかを、調査団に語り出すのだった。

当時、世間の話題を集めていた超豪華客船タイタニック号の処女航海。その船に、ローズ・デヴィット・ブケイターという良家の娘が乗っていた。しかし、折角の旅行だというのにローズの気持ちは晴れなかった。当時、彼女は望まない結婚を強いられ、旅行に婚約者であるキャルも同席していたのである。

映画『タイタニック』のあらすじ【転】

実は良家の娘とはいえ、ローズの父親は既に他界。ブケイター家は破産の危機に陥っていたのだ。そんな状況の打開策が、ローズが良家の人間と結婚することである。

一方、同じくタイタニック号にジャック・ドーソンという青年が乗船していた。しかし、彼はローズとは異なり低流階級の人間。船のチケットを手に入れたのも、たまたまポーカーで勝利したためだった。ジャックは絵描きで、彼の描いた絵がローズの目に止まる。自分が今まで関わる機会のなかったタイプである、自由で活力溢れるジャックに、ローズは徐々に惹かれていく。

そして、ローズはジャックの絵を紹介しよう、と自身の母親に会わせるのだった。しかし、それが母親の怒りを買ってしまう。母親は、ジャックのような身分の低い人間が娘の周りをうろついていることが我慢ならなかったのである。しかし、母親がいくら叱責しようと、ローズとジャックは既に互いに惹かれあっていた。そんな二人の仲は、徐々に縮まっていくのである。

映画『タイタニック』の結末・ラスト(ネタバレ)

しかし、そんな時だった。恐ろしい報せが乗客に伝えられた。なんと、タイタニック号が巨大な氷山に突撃してしまったのである。そして、船はゆっくりと沈み始めていた。それから、場はパニックに陥る。全員が我先にと救命ボートへと乗り込み、そして、ジャックが船の中に取り残されてしまったのである。

ローズはそんなジャックを探しに船へと戻る。沈んでいく船の中、二人はなんとか生き延びた。しかし、暗い闇の中、辺りにボートの姿は見えなかった。たまたま一つあった瓦礫の上に、ジャックはローズを乗せる。その瓦礫は、人一人が乗るので精一杯の大きさだったのだ。

それから暫くして、ようやく救援を知らせる声がローズの耳に届く。しかし、その時には既に、冷え切った水に体力を奪われたジャックは息絶え、海の底へと沈んでしまっていた。ジャックは死の間際、ローズに「生きろ」と声をかける。ローズは必死に声を上げ、なんとか救助されたのだった。そして、それからというもの、ローズは『ローズ・ドーソン』と名乗り、彼と共に人生を歩んできたのだった。

映画『タイタニック』の感想・評価・レビュー

不朽の名作、永遠のラブストーリー。若き日のレオ様が美しく神すぎる&ローズ役のケイト・ウィンスレットも美しく、煌びやかなドレスが良く似合っていてこれぞ美男美女。前半は運命の恋に落ちた2人の甘いラブストーリが一転、船が氷山に激突しパニックに陥りガラッと印象が変わってしまう。ラストのおばあちゃんになったローズが海にネックレスを捨てるシーンが清々しく感動がマックスになる。最後まで結ばれなかったからこそ永遠となった2人の愛。言葉にならない程の感動を味わえる作品。(女性 30代)


身分の差を越え、豪華客船という船の中で恋に落ち、お互いを想い合うも、事故によって離れ離れになってしまう二人。しかし長い時を経ても尚、お互いを想い合ってきていたというお話に、恋い焦がれる二人をうらやましいなと思いつつも、最後には最愛の相手が無くなってしまうという内容に、自分だけ助かっても・・・と落胆してしまう自分だなとも思いました。しかし、ローズは実際に先に亡くなってしまった相手を未だに想い、恋し続けているという事に感動しました。昔は身分の差によって叶わない恋であったかもしれませんが、事故によって、相手の死という事態によって、永遠に恋し続ける事が出来るようになったのだなとも思います。(女性 20代)


上映時間が長いにも関わらず、だれることなく物語に引き込まれる。歴史に残る大ヒット映画。悲しい物語ほど人の心に深く刻まれるのかもしれない。偶然がきっかけでタイタニック号に乗船するジャック。短く情熱的な恋の物語にはいつもワクワクするが、一つの船の中での運命の悲恋という設定はまさに不朽の名作と言える。
この映画で初めて知ったが、ケイト・ウィンスレットは絵画に描かれた女性のように上品な美しさを湛えていてローズ役にぴったりだと思う。自分にないものを相手に求める恋がしたくても、身分違いの恋愛が許されなかった時代に、愛し合った二人が夢の中で結ばれるラストシーンは、とても好きな終わり方である。(女性 30代)


ディカプリオが一躍有名になった本作品。ジャックとローズの身分を越えた愛や、タイタニック号が沈没し、死の間際、最後の最後までローズの事を想い、静かに海に沈んでいくジャック。なかなかこういった悲哀を含んだ極上の愛情表現を描ききった作品は他に無いのではないだろうか。流行りものだからといって、軽く考えている方もいるかもしれないが、やはり流行るのには理由があり、一度観ればその意味も納得するだろう。人を愛するという意味を考えたくなる作品である。(男性 30代)


かなり前の作品ではあるが、ほとんどの人達が見たことのある有名な映画であり、今でも見たいと思わせる映画でもある。実話をもとに作られており、リアリティーやはっと息を飲む迫力のあるアクションなどが見所である。また、純情なラブストーリーが心に突き刺さり、愛とは何か、何を優先するべきなのか毎回考えさせられる。悲劇の事件があった時の人々の行動や気持ちが全面に出ており、悲しくなると共に勇気のある行動に感動した。(女性 20代)


タイタニック号の悲劇は有名なので、このストーリー自体がフィクションであっても、リアリティを感じさせる映画だ。

身分の違う若き男女が、船で出会い、恋に落ちる。しかしその船は沈没してしまう。美しく悲しい物語だが、悲恋だけではないのがこの映画の良さだ。

パニックのなか一度は解散するが、また戻ってきて演奏を続ける楽団員たちや、死を覚悟してベッドに横たわる老夫婦など、脇役を通じて人間としての尊厳が描かれていたので、心に残る映画となった。(女性 40代)


明らかに名作です。高級感や壮大さがずば抜けています。レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットの当時の二人の美貌には鳥肌が立ちました。そして、キャスティングが緻密に計算されています。貧しい絵描きとお嬢様が大型クルーズ内で恋に落ちるストーリーについても、何度鑑賞しても色褪せません。船が沈むとき、一人一人が何を思い、どう動くかが大変興味深かったです。楽器の演奏をして人を楽しませようとする人たちに涙が溢れました。(女性 30代)


タイタニックの最後の名シーンは、想像しただけで泣いてしまいます。
3時間あまりの大作なのに、時間を忘れるくらい見入ってしまいました。
主人公の恋愛がピックアップされがちですが、船長や乗組員、主人公を取り巻く様々な登場人物の生き様が丁寧に描かれています。
その中でも、最後まで演奏を続けたオーケストラの楽団員が強く印象に残っています。船の内装や、広大な海の世界の映像美も素晴らしいです。
真実の愛とは何か、考えさせられる映画です。(女性 40代)


豪華客船の沈没という実話をもとにした作品で、身分違いの愛が描かれています。レオナルド・ディカプリオ演じるジャックとケイト・ウィンスレット演じるローズが船の先端で両手を広げて、まるで海の上を飛んでいるように見える映像は有名で、一時期ブームになりました。船が沈んでいき徐々に船室が水に浸っていく場面や海に飛び込むシーンはどのように撮影されたのだろうと興味がわきます。20年以上前の作品で、この頃のディカプリオは奇麗な顔立ちだなと改めて思いました。

あのようなパニックの場面で人がどのように行動するのか、自分だったらどのように行動するのかを考えさせられました。(女性 40代)


小さい頃はよく分からずに見ていたので、大きな船が沈んでいく様子とたくさんの人たちがパニックになったり諦めていく姿がただただ怖いと思っていたが、大人になって見返すと登場人物それぞれの気持ちがわかるようになり、もっと複雑な映画だったんだなぁと感じた。特に主人公ローズの気持ちを考えると、ジャックと過ごした時間は短かったが自分の全てを捨ててでも一緒にいたいと思える人と出会え、そしてその人との離れ離れになるのは涙が止まらなかった。(女性 20代)

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みんなの感想・レビュー

  1. きーもも より:

    子供の頃にこの作品を鑑賞した時は、ディカプリオを贔屓しすぎてローズは木の板を独り占めした嫌な女という印象しかなく、全く好きになれない作品でした。しかし、大人になって改めて鑑賞すると、ジャックとローズの身分違いの恋や、沈んでいくタイタニックと乗り合わせた乗客たちの心情など考えさせられることばかりで、息ができないほど号泣してしまいました。
    出会ったばかりの人を本気で愛し、自分の命を犠牲にしてでも愛する人を守りたいなんて思えるでしょうか?思い出すだけで涙がこぼれてきます。

  2. ゆゆぽん より:

    最初はあまりにも有名過ぎて逆に興味を持てなかったのだが、テレビでたまたま流れているのを見てボロボロ泣きながら見たのを思い出す。
    実際に起きたタイタニック号沈没事故を元に制作されていることもあり、彼らのように怯え、命を落としていった者達がいるのかと思うと言葉が出ないほど辛くなった。
    ジャックとローズのラブストーリーだけでなく、音楽、装飾、舞台などどれをとっても素敵で、心に残る作品だった。まさに名作だと思う。

  3. monta より:

    言わずと知れたロマンスの金字塔。初めて見たのは小学生だったが、本物の恋愛がよく分かっていないながらも涙したのを覚えている。最初の語り手である老婦人がローズであり、ジャックによって生き残ったことを知った時は鳥肌が立ったものだ。

    身分差のあるただ恋愛映画に留まらず、彼女のその後の一生と亡くなったジャックへの切ない思いを考えると見終わった後もしばらく心に残る作品だった。

    名シーンである、船の舳先で両腕を広げる場面は、映画を通しての幸せの絶頂であり、その後の転落を考えるとただ美しいだけのシーンとしては受け止めることができない切ないものとして感じてしまった。

  4. RAI より:

    ジェームズ・キャメロン監督の3時間の超大作です。家で3時間も観ているとお尻が痛くなりますが、タイタニック号の迫力が素晴らしいです。食器や楽団などの細部に至るまで丁寧に再現されていてこの時代にタイムトリップしたような気分になります。映画中で出てくるジャックが描くローズの絵は、実はキャメロン監督が描いて用意したものという裏エピソードには感動します。メイキング映像も一緒に観るとさらに楽しい作品です。

  5. yukachi より:

    年老いたローズがタイタニックでの思い出を語る。タイタニックがどうやって沈んでいったのか、彼女の話に引き込まれていく。期待に満ちた出港から、取り返しのつかない事故まで、たくさんの人のそれぞれの物語がある。身分の差から諦めた人もたくさんいるのだろうと思うと心が痛む。ローズとジャックの恋も短い間だったが、ジャックがローズに残したものはとても大きかった。その後のローズの生き方を変えるほどの大切な思い出として、胸にしまってあったのだろう。

  6. yuma より:

    有名な名作で、今まで見る機会がなかったので今回初めて鑑賞した。
    感想としてはここまで長い映画は初めて観たかもしれない。しかしこの映画の魅力なら、3時間を超えても余裕で耐えられた。
    ストーリーは有名すぎるが故に知っていたが、たとえ知っていても感傷的な気持ちになる。時間は長いが、ストーリーの展開が分かれているため、飽きることなく鑑賞できた。
    ディカプリオは若かりし頃、こんなにも美しい青年だったのかと初めて知った。悲しい恋愛映画が似合ってしまう雰囲気が、彼からは出ている気がする。

  7. miyaken より:

    沈没したタイタニック号を舞台としたラブストーリー。ディカプリオの人気を決定づけた大作だ。
    ただ、これは主人公とヒロインだけの物語にあらず。あえて、脇役たちに目を向けたい。それぞれの人生が垣間見えるそのキャラクター設定が何ともさりげなく、魅力的なのだ。船が氷山に激突し、パニックになる船内で、登場人物それぞれの本心が吐露する。個人的には救命ボートに乗ろうとした楽団の一員が、危険である船にまた戻って来て「君たちと演奏できてよかった」と言うシーンに涙が出た。
    色々な要素が存分に詰まった作品である。

  8. タケカズ より:

    この作品の魅力は、優れた音楽や映像等は勿論、脇を固める登場人物達でもある。例えば、船が沈みながらも船上で演奏を続けるヴァイオリニスト達。船上の全員がパニックに陥る中、仲間と共に自らの最期を彩るように演奏をする姿にとても感動した。

    この作品を語るうえで欠かせないことは、主人公の画家ジャックと上流階級の娘ローズのロマンスだ。世間を知らないローズのために、ジャックが唾の吐き方や酒場でのタップダンス等をレクチャーして、2人が恋に落ちていく各シーンは微笑ましい。終盤で、老いたローズがベッドで安らかに眠り、夢の中でジャックと結ばれて、タイタニック号の乗務員やゲストから祝福されるシーンは最も涙を誘った。

    ジャックが残した「毎日を大切に」という言葉。タイタニック号と共に海底に眠ったジャックの言葉だからこそ重みがあり、初めてこの作品を観て以降、私のモットーになっている。

  9. トウシュ より:

    映画作品というよりは映画の名を借りた一大プロジェクトであり、映画風のアトラクションだと思っている。ストーリーは誰にでもわかるように、分かりやすい危機に見たことのない映像と美しい若者。最大公約数中の最大公約数を目指したような作品で、これが成功した以上ケチをつけるところはないだろう。とにかくすごいのはどんな人間でもこのシーンだけは好きというシーンが、誰にとってもあることだと思う。映画が緻密な計算によって作られる時代が本格化した瞬間だと思う。

  10. チーズ より:

    今まで見た中で初めて前半と後半に分かれていた映画で、上映時間が長かったのを覚えています。基本的に、ハッピーエンドじゃないと映画は嫌なんですが、上映前からかなりの人気で並んで観にいきました。

    主人公2人のように身分違いの恋だけど、生涯その人のために命がけで守るのも1つの愛し方だと思いました。

  11. pillow より:

    言わずと知れたジェームズ・キャメロン監督の名作。映画をあまり見ない方でもタイトルくらいは知ってることでしょう。
    過去に実際起きた豪華客船沈没事故。乗り合わせた二人の男女の恋愛模様を軸に進められます。実際、事故当時どうだったのかなどの検証がいろいろされている様ですが、大枠では忠実に作られているそうです。よく話題にされる音楽団の件も、実際に船が傾くなかでも演奏は続けられていたとか。
    この作品はなにを伝えたかったのか。若き男女の恋物語、格差社会、歴史的大事故、執着、葛藤、すべてしっかり描かれています。
    誰もが知る名作と呼ばれる理由はここにあるでしょう。

  12. 匿名 より:

    全体的にタイタニック号の内部状況がリアルであったと感じました。すべての階級の人々と船員。そして、船員音楽団の人達も含めて。登場人物が死と向き合っている作品でした。やはり、人は死を直前にして愛を選ぶのだと思います。恋愛のみでなく自己愛や物愛や他者愛すべてを含めて…。
    メインがジャックとローズの恋愛で描かれていますが、上流階級の方の自己愛や船長始め船員の船に対する責任と愛情も感動ものです。
    感想は、観ていないのであれば是非観てほしい作品です。恋愛推しの作品だから抵抗ある方でも感じるものは必ずあると思いますよ!
    作品は二部構成になっており、後篇はタイタニック沈没もあって命冷や冷やなシーンも多いのでスリルも楽しめます。あくまで恋愛がメインな作品だと思います。

  13. 匿名 より:

    ①名脇役

    キャルドン・ホックリーというローズの婚約者(通称キャル)。作中ではジャックの敵役として憎らしい存在で描かれているが、私自身は一番好きな役どころ。
    様々な場面で婚約者ローズに当たり散らし、ジャックの救難船への乗船を阻み、あげくにはジャックにピストル発砲する。プライドの高い上流階級の人間を見事に演じていると思います。救難船の席手配もビジネスで船員を買収しようとする有様。結局失敗に終わりましたが…。お金じゃ解決しない事もあるよって現実を受けるキャル。それでもめげずに最終的に船上で子供を拾って同情作戦で見事に救難船に乗れたキャル。汚い大人ですが、賛同者も多いと思いました。
    しかし、1929年の世界恐慌で株の大暴落でピストル自殺してしまうキャル。キャルの人生が最後まで作中で出てて良かったです。

    ②ジャックは生き残れたのでは

    なんだかんだ最後の最後で海で凍死してしまうジャック。まるでローズを船の部材の上に避難させた代わりに自分が犠牲になった様に描かれています。一旦ローズの非難が済んだんだから自分の安全地帯も探せと思うかもしれませんが、そこはやはり海…。しかも夜ですしね。はぐれてしまう可能性が非常に高いし体力的にも限界があったのでしょう。
    素直にジャックは“頑張ったがだめであった”と受け止めるのがいいと思います。

    ③この作品のテーマとは

    色々あると思います。生の執着からタイタニックのリアル再現と、つまるところ愛だと思います。形は違えどみな登場人物は愛をもって動いてました。