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映画『ときめき・プリンセス婚活記』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

朝鮮王朝・英祖29年、ソ・ドユンは人気の占い師として活躍していた。ある日、王の命令で、王女の花婿候補を占術することになる。その結果、4人の候補を選んだ。だが、王女は自分で相手の素性を探るため、宮を抜け出してしまう。

映画『ときめき・プリンセス婚活記』の作品情報

ときめき・プリンセス婚活記

タイトル
ときめき・プリンセス婚活記
原題
The Princess and the Matchmaker
製作年
2018年
日本公開日
2018年12月8日(土)
上映時間
110分
ジャンル
コメディ
ラブストーリー
監督
ホン・チャンピョ
脚本
不明
製作
不明
製作総指揮
不明
キャスト
シム・ウンギョン
イ・スンギ
ヨン・ウジン
カン・ミンヒョク
チェ・ウシク
ミンホ
製作国
韓国
配給
ツイン

映画『ときめき・プリンセス婚活記』の作品概要

韓国で人気の俳優・女優達が多数出演している、ラブコメディー映画。カリスマ占い師のソ・ドユンを演じたのは、「国民の弟」と呼ばれ年上の女性から圧倒的な支持を集めているイ・スンギ。そして、ヒロインの王女を演じたのは、映画『怪しい彼女』(14)で主演を演じたシム・ウンギョンである。王女は「占い」通りに花婿から結婚相手を決めるのか、それとも自分で愛する人を見つけるのか、ドキドキの展開が楽しめる作品。

映画『ときめき・プリンセス婚活記』の予告動画

映画『ときめき・プリンセス婚活記』の登場人物(キャスト)

ソンファ(シム・ウンギョン)
世間知らずな王女。花婿の素性を探るため、宮を抜け出す。
ソ・ドユン(イ・スンギ)
朝鮮で人気の占い師(監察官)。王から王女の花婿選びを任される。盲目の弟がいる。
ユン・シギョン(ヨン・ウジン)
野心に満ち溢れた男。王女の花婿候補の1人に選出される。

映画『ときめき・プリンセス婚活記』のあらすじ(ネタバレなし)

恋人、家族、友人、この世の全ての縁には「相性」がある。朝鮮王朝・英祖29年(1753年)、ソ・ドユンはカリスマ占い師(監察官)として活躍していた。相性を占うことは簡単なことではなかった。なぜなら、どんな人と出会うかによって、人生が変わってしまうからだった。

ある日、ソ・ドユンはソンファ王女を占うための資格が与えられる。この時、国は干ばつによって作物が取れず、民達は飢えていた。王はソンファ王女を結婚させ、陰陽の乱れを元に戻そうとしていた。

ソ・ドンユは占いによって、4人の婿候補を選んだ。しかし、ソンファ王女は相手がどんな人か知らないまま結婚するのが嫌だった。そこで、ソンファ王女は婿候補を偵察するため、勝手に宮を抜け出してしまう。ソ・ドンユにとって人となりや思いよりも、「相性」が重要なことだった。ソンファ王女の行動が理解できなかった。

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映画『ときめき・プリンセス婚活記』の感想・評価

韓国で人気の俳優・女優達が勢ぞろい

カリスマ占い師として活躍するソ・ドユンを演じたのは、俳優以外にも歌手や司会者としても活躍するイ・スンギである。イ・スンギは可愛らしい顔立ちから「国民の弟」と呼ばれ、年上の女性から特に人気を集めた。日本でも『恋愛時代』で歌手デビューを果たしている。

お転婆な王女を演じたのはシム・ウンギョンである。シム・ウンギョンは子役から活躍している人物で、韓国ドラマ『ファン・ジニ』に出演し「2006年KBS演技大賞青少年演技賞」を受賞している。

その他にも、アイドルグループ「SHINee」のメンバーであるミンホや、人気ロックバンド「CNBLUE」のメンバーであるカン・ミンヒョクなど、韓国で人気のアーティストも出演している。

物語のキーワード「占い」

作品内で使われている占術は、四柱推命である。四柱推命とは陰陽五行説に基づき生年月日を使って性格や運命を判断する方法である。1100年代の南宋で誕生した。日本でも江戸時代の中期にやって来て、仙台の儒学者桜田虎門が訳本を出版している。現代の日本にも四柱推命の占術方法は残っている。

韓国の若い人の間で「相性占い」をした人の割合は高く、男女28%の人が経験している。日本でも好きな人との相性を見てみたい、友人関係に何かいいアドバイスはないかといった悩みで、占いを試したことがある人も多いと思う。占いを重要視するソ・ドユンと、人となりを重要視するソンファ王女、この2人が出会ったことでどのような化学反応が生まれるのか楽しみな作品である。

イケメンとお転婆王女

物語にはたくさんのイケメンが登場する。占い師のソ・ドンユやソ・ドンユの弟のソ・ガンユ、王女のために集められた花婿候補などカッコいい人が集まっている。見ているだけで目の保養になる映画である。きっと見ている人がトキメク登場人物が、1人は必ず見つかるはずである。

そんな彼らと関わることになるのが、ソンファ王女である。ソンファ王女は世間知らずなところがあり、お転婆で騒がしい女性である。クルクルと変わる表情は見ていて楽しい。ソンファ王女が占いだけで結婚相手を決められたくないと思う気持ちは、見ている人も共感できるのではないだろうか。ソンファ王女が必死に花婿達のことを探る場面はとてもおもしろい。コメディ要素も強いため、気軽に見られる作品だと思う。

映画『ときめき・プリンセス婚活記』の公開前に見ておきたい映画

映画『ときめき・プリンセス婚活記』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『ときめき・プリンセス婚活記』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

怪しい彼女

シム・ウンギョンの代表作。おばあさんが若返って青春をもう一度楽しむ物語になっており、中国、ベトナム、日本でもリメイクされている。日本では多部未華子が主演の大鳥節子を演じ、倍賞美津子が節子の本来の姿を演じた。シムが出演した韓国版は、「第19回春史大賞映画祭・脚本賞」を受賞している。

オ・ドゥリは美しい女性なのに、男性を蹴ったり毒舌を吐いたりお節介だったり、何だか怪しげな雰囲気がある女性だった。実は、オ・ドゥリの正体は、70歳のおばあさんだった。オ・ドゥリはある日突然20歳に若返ってしまったのだ。彼女は若い頃、生活が大変で苦労ばかりしていた。そこで、神様がくれたチャンスだと思い、青春を謳歌することにした。

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今日の恋愛

イ・スンギの映画デビュー作で、コメディ×ラブストーリー作品。韓国の人気女優、ムン・チェウォンがヒロインを演じている。ムン・チェウォンはアメリカの人気ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』の韓国版、『クリミナル・マインド:KOREA』に出演している。

ヒョヌはお天気お姉さんとして働き、幼馴染のジュンスは小学校の教師として働いていた。ある日、ヒョヌが恋人にフラれてしまい、ジュンスは落ち込む彼女を励ますことになる。ジュンスは幼い頃からヒョヌに思いを寄せていたが、ヒョヌはジュンスのことを男として全く意識していなかった。それでも、ジュンスはヒョヌのことを諦めることができなかった。ジュンスの「進展しない恋」は一体どうなってしまうのだろうか。

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シンデレラ・ストーリー

コメディ×ラブストーリー作品。童話『シンデレラ』を現代版にアレンジした作品で、学園が舞台になっている。歌手としても人気が高いヒラリー・ダフが主演を務め、チャド・マイケル・マーレイが相手役を務めた。続編映画の『シンデレラ・ストーリー2:ドリームダンサー』(08)は、セレーナ・ゴメスがヒロインを務めている。

サム・モンゴメリーは幼い頃に父を亡くし、継母と義理の姉達と一緒に暮らしていた。その生活はとても辛いもので、サムは継母達に召使いのように扱き使われていた。サムの心の支えとなっていたのは、メール友達の「ノーマッド」の存在だった。ある日、ノーマッドに誘われ、サムはパーティーに参加することになる。そこで、サムはノーマッドの正体を知ることになる。

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映画『ときめき・プリンセス婚活記』の評判・口コミ・レビュー

映画『ときめき・プリンセス婚活記』のまとめ

ちょっとした参考に占いを使うことはあっても、結婚相手が占いによって決まってしまうのは誰もが嫌だと感じることではないだろうか。王女は世間知らずなところもあるが、自分の目で相手を見極めようとする姿は好感が持てる。王女を演じているシム・ウンギョンは可愛い女性なのだが、変顔をする場面もありそのギャップがおもしろかった。楽しくて素敵な王女なので、愛する人と幸せになって欲しいなと応援したくなるようなヒロインである。

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