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映画『富江 BEGINNING』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『富江 BEGINNING』の概要:シリーズ1作目「富江」の前日譚にあたる作品。1作目で富江を育てていた眼帯の男の正体と、彼が遭遇した富江事件を描いた。監督は1作目と同じ及川中。富江シリーズの5作品目になる。

映画『富江 BEGINNING』の作品情報

富江 BEGINNING

製作年:2005年
上映時間:74分
ジャンル:ホラー
監督:及川中
キャスト:松本莉緒、今宿麻美、水橋研二、菜葉菜 etc

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映画『富江 BEGINNING』の登場人物(キャスト)

松原礼子(今宿麻美)
サバサバした性格の女子高生。富江の友人になり、彼女の正体を早い段階で知ることになる。理由は不明だが、母親のようにだけはなりたくないと思っている。同窓会に来た時には、すでに富江になっていた。
山本健一(水橋研二)
礼子のクラスメイト。転校生の富江に夢中になり、異様な執着をみせるようになる。富江を殺害後、戻ってきた富江の姿を見て精神病院に入院していた。入院中に片目を潰してしまい、眼帯が手放せなくなった。
川上富江(松本莉緒)
左目の下にホクロがある美少女。礼子たちのクラスに転校してくる。すべての男を魅了し操るが、最終的には殺されてしまう。プラナリアのように、細胞の一部さえあれば何度でも蘇る。写真を撮られるのと、怪物と呼ばれることを嫌う。何百年も生き続けている。

映画『富江 BEGINNING』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『富江 BEGINNING』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『富江 BEGINNING』のあらすじ【起】

同窓会の知らせを受け、廃校になった高校にやって来た松原礼子。
出席者は、礼子と山本健一だけだった。
2人は高校時代の話を始める。

ある日、礼子たちのクラスに川上富江という転校生がやってくる。
美少女の富江に、男子たちは夢中になっていく。
写真部の井上は富江を盗撮したが、その写真には、化け物のような富江が写っていた。
盗撮されたことを知った富江は、その写真を燃やした。

男子の視線を独占するようになった富江。
女子からいじめを受けるようになる。

帰宅途中、礼子は富江に、友達になってほしいと言われる。
嫉妬で恨んでくる女子や、外見しか見ない男子。
礼子は彼らと違うのだと言う。
転校するたびにいじめられてきたという富江。
いじめは人間の本能だから、仕方が無いのだと語る。

そのまま2人で話をしていると、富江をいじめている女生徒の高山たちが現れる。
男子が自分に夢中だから、ひがんでいるのだろうと挑発する富江。
その後、富江は礼子に、いじめの復讐をすることを告げた。

映画『富江 BEGINNING』のあらすじ【承】

富江の指示で、好きな男子に殺されかける高山。
一緒にいじめていた他の2人も、富江の指示で男子たちに縛り上げられる。
そして、無理やり虫を食べさせられた。

富江に逆らう生徒はいなくなり、彼女はクラスの独裁者となった。
担任の高木も富江に夢中だった。
富江が転校してきてから、1ヶ月もかからなかった。

礼子と一緒に帰宅していた富江は、写真部の井上たちから命を狙われる。
彼らは富江を化け物と罵り、片耳を切り落とした。
富江の剣幕に驚いて逃げる井上たち。
礼子は、切り落とされた富江の耳が勝手に動くのを目撃した。

礼子は自宅で富江の看病をする。
病院には行きたくないと言い張ったのだ。
病院に行けば、医者から酷い扱いを受けるのだという。

血塗れの包帯を取ると、富江の耳は再生していた。
自らを化け物だと言い、何百年も前から1人で生きてきたと語る富江。

その夜、不気味な夢にうなされ目覚めた礼子。
彼女の目の前で、血塗れの包帯から新しい富江が生まれた。

映画『富江 BEGINNING』のあらすじ【転】

やがて富江は、神社の裏山で山本に突き落とされて命を落とす。
礼子を含む他の生徒や、担任の高木もその場にいた。

富江が完全に息を引き取ると、高木指導の下で楽しげに富江の体を解剖しはじめる生徒たち。
礼子は、おかしくなったクラスメイトたちを見る事しか出来なかった。
山本は人を殺してしまった事に怯え、富江に執着し続けていた。

富江の体をクラスメイト全員分、38個に切り分け、それぞれが共犯者となって処分した。

その後、死んだはずの富江が登校してきた。
幽霊でも見るような顔で見ないで欲しい、と笑顔で言う富江。

クラスメイトの半数以上は精神病院に入院。
自殺した生徒もいた。
高木は、気が触れたまま行方をくらませた。
悪い噂が広がり、やがて高校は廃校になった。

礼子は、プラナリアに似た存在が進化したものが富江だと考えていた。
半分に切っても全く同じ形に再生する、絶対細胞を持つプラナリア。
富江の血がついた包帯から生まれた富江を見て、そう感じたのだと語る礼子。

映画『富江 BEGINNING』の結末・ラスト(ネタバレ)

富江の行方を問いただす山本。
ずっと眼帯を付けていた目の下には、病院で正気を保つために潰してしまったという片目があった。
富江に執着し、興奮して礼子を殺してしまう山本。

死ぬ間際、礼子はバッグの中に富江の心臓が入っていると教えた。
バラバラに切り分けた富江の心臓を持ち帰った礼子は、それを自宅の冷凍庫で保存していたのだという。
処分するつもりで持ってきたと言い、山本にそれを頼むと礼子は死んだ。
しかし山本は、嬉しそうに心臓を抱えて学校から出て行く。

礼子の姿は富江に変わり、山本の後姿を眺めていた。
礼子はずっと前に、富江に感染していたのだった。

突然、窓から入ってきた高木が富江に襲い掛かる。
高木は学校で、富江が戻ってくるのを何年も待ち続けていた。
自分には世界中に富江をばら撒く義務がある、と語る高木。
そして富江の心臓を奪うと逃げていった。

その後、山本は心臓から顔まで再生した富江をビニール袋に入れ、大切に持ち歩いていた。

映画『富江 BEGINNING』の感想・評価・レビュー

驚異的な生命力を持つ富江シリーズの続編。様々なシリーズが存在しており、富江を演じるキャストも変わっていくが、今回は松本莉緒が富江を演じている。富江シリーズの面白さは、やはり感染しながら増えていく富江の強烈なインパクトと、それに魅了されていく周囲の人物との関連性だろう。富江は不死身でもあるが、男性を虜にしていくといった不思議な魅力も描かれており、富江を崇拝する者を現れるほどである。本作品では、とにかく富江の美しくも不気味さを兼ね備えた存在という部分を前面に描いた内容となっている。(男性 30代)

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