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映画『となりのトトロ』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『となりのトトロ』の概要:田舎へ引っ越して来たサツキとメイの元気な姉妹は「トトロ」という不思議な生き物と出会う。トトロやネコバスといった宮崎駿監督らしい個性的なキャラクターが子供たちに愛され、トトロ関連のキャラクターグッズは大人気となる。トトロの横顔はスタジオジブリのシンボルマークにもなっている。

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映画『となりのトトロ』の作品情報

となりのトトロ

製作年:1988年
上映時間:88分
ジャンル:アニメ、ファンタジー
監督:宮崎駿
キャスト:日高のり子、坂本千夏、糸井重里、島本須美 etc

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映画『となりのトトロ』の登場人物(キャスト)

草壁サツキ(日高のり子)
小学6年生。病気で入院中の母親に代わって幼い妹の面倒を見ているしっかり者。家事もよく手伝う。明るくハキハキとしており、転校先の学校でもすぐに友達ができる。ただ両親は聞き分けが良すぎることを心配している。
草壁メイ(坂本千夏)
サツキの妹で4歳。天真爛漫で好奇心旺盛な元気一杯の少女。嫌なことは我慢できないわがままな一面があり、サツキを困らせる。姉のことが大好きで、いつもひっついている。
草壁タツオ(糸井重里)
サツキの父。考古学者で、東京の大学で非常勤講師をしている。病気の妻と子供たちのために田舎へ移った。出勤時はバスと電車を乗り継いで大学へ通う。優しく温厚で、子供の話をよく聞いてあげる。
草壁靖子(島本須美)
サツキの母。七国山病院で長期入院中。とても優しいお母さん。早く良くなって子供たちと暮らしたいと頑張っている。サツキから届く手紙を楽しみにしている。
おばあちゃん(北林谷栄)
サツキたちが暮らす空き家を管理していた近所のおばあちゃん。カンタの祖母。野菜作りが得意な働き者で、サツキやメイをとても可愛がってくれる。孫のカンタには厳しい。
カンタ(雨笠利幸)
サツキの同級生。わんぱくでぶっきらぼうだが根は優しい。サツキにほんのり恋心を抱いている。家の農作業も手伝う感心な少年。
トトロ(高木均)
塚森の主。サツキやメイは絵本に出てくるお化けのトトロと思い込み“トトロ”と呼んでいるが正式名称はわからない。巨大なクスノキの虚を根城にしており、中トトロと小トトロと暮らしている。大きくて丸い。言葉は話さないが理解できる。回転ゴマに乗って空を飛び、ネコバスを呼ぶこともできる。夜中に木の上でオカリナを吹く。サツキからもらった傘を気に入っている。子供だけに見える。
ネコバス(瀧田直樹)
バスの形をした巨大なネコ。12本の足を持ち、風のように走る。目的地の表示看板を自在に変更できる。トトロが大声で呼ぶとどこへでも来てくれる。ほとんどの人には見えないが、犬や鳥には見えているようだ。

映画『となりのトトロ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『となりのトトロ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『となりのトトロ』のあらすじ【起】

草壁一家は自然豊かな農村地へ引っ越してくる。この先(と言っても徒歩で3時間かかる)にある七国山病院にお母さんが長期入院しており、お父さんは6年生のサツキとまだ4歳のメイを連れてこの場所へ移ってきた。新居は近所の子供たちから「お化け屋敷」と呼ばれているボロ家だが、広い庭がありサツキとメイは一目でこの家を気に入る。

家を管理していた近所のおばあちゃんも手伝ってくれ、引越し作業は順調に進む。サツキとメイは「まっくろくろすけ」を見て興奮していた。おばあちゃんはそれを「ススワタリ」と呼んでいる。その夜、ススワタリは塚森の巨大なクスノキ方面へ引っ越していく。

学校が田植え休みになるこの時期。お父さんはサツキとメイを連れて七国山病院へお母さんのお見舞いに行く。お母さんは思ったより元気そうで、サツキとメイの話を楽しそうに聞いてくれる。2人はお母さんと一緒に新しい家で暮らすのを楽しみにしていた。お母さんは聞き分けのいいサツキが無理をしているのではないかと、少し心配だった。しかしサツキは新しい環境にもすぐに慣れ、明るく毎日を過ごしていた。

映画『となりのトトロ』のあらすじ【承】

サツキの学校が始まり、お父さんとお留守番をしていたメイは庭でおかしな生き物を見つける。白くて小さい生き物は追いかけてくるメイから逃げ出し、少し大きくて青い生き物と合流して茂みの中へ消えていく。青い生き物が担いでいる袋には穴が空いていて、中からドングリがこぼれ落ちていた。メイはそれを拾いながら2匹の後を追う。

茂みのトンネルをくぐると巨大なクスノキの根元に出る。根元の穴へ落ちたメイはそこで大きくて丸くてふかふかの生き物が昼寝をしているのを見つける。名前を聞くと生き物は何か叫び、それがメイには“トトロ”と聞こえた。メイはトトロのお腹の上でそのまま眠り込んでしまう。

学校から帰ったサツキはお父さんとメイを探す。メイは茂みのトンネルで眠り込んでいた。“トトロに会った”というメイの話をサツキもお父さんも信じる。お父さんは、それはこの森の主で、滅多に会えないのだと教えてくれた。3人は森に向かって丁寧に挨拶をする。

サツキはすぐに手紙でこの出来事をお母さんに報告する。そして自分もいつかトトロに会ってみたいと心から願っていた。

映画『となりのトトロ』のあらすじ【転】

お父さんの出勤日でサツキも学校の日。メイはおばあちゃんの家で留守番することになる。授業中、運動場におばあちゃんとメイが現れる。どうやらメイが“お姉ちゃんのところへ行く”と言って聞かず、おばあちゃんを困らせたらしい。サツキは先生に事情を話し、メイを教室へ入れてもらう。サツキの苦労も知らず、メイはご機嫌だった。

放課後。空模様が怪しくなり、途中で大粒の雨が降り出す。サツキとメイが雨宿りをしていると、カンタが自分の傘を貸してくれる。帰宅したサツキは傘を持ってバス停までお父さんを迎えに行くことにする。その途中でカンタの家に寄り、お礼を言って傘を返す。

お父さんはいつものバスに乗っておらず、サツキは次のバスを待つ。メイは疲れて寝てしまい、サツキはメイをおぶってやる。辺りはすっかり暗くなっていた。すると、サツキの隣にトトロがやってくる。サツキは傘を持たないトトロにお父さんの傘を貸してやる。トトロは傘を気に入ったようだ。トトロが大声で何かを叫び、その声でメイも目を覚ます。すると向こうからネコバスが走ってくる。トトロはネコバスに乗り込む前に、サツキへ笹の葉の包みをくれる。サツキとメイは帰ってきたお父さんに、興奮してトトロとネコバスの話をする。

包みの中身はたくさんの木の実で、2人はそれを庭に蒔き芽が出るのを心待ちにしていた。ある晩、サツキはトトロと中小トトロが木の実を蒔いた場所にいるのを見つける。トトロが念じると木の実は次々と発芽する。サツキやメイも一緒になって念じてみる。すると芽はどんどん成長して立派な大木となる。トトロはサツキたちをお腹に抱え回転ゴマに乗って空を飛ぶ。翌朝、サツキとメイは芽が出ているのを見て“夢だけど夢じゃなかった!”とはしゃぎ回る。

映画『となりのトトロ』の結末・ラスト(ネタバレ)

夏休み。サツキとメイはおばあちゃんの畑でトウモロコシをもがせてもらう。今週末、お母さんが一時帰宅することになっており、メイはそのトウモロコシをお母さんにあげるのだと張り切っていた。そこへカンタが七国山病院からの電報を持ってくる。電報には“すぐ連絡してほしい”と書いてあった。

サツキはカンタの案内で電話を借りに行く。メイも2人の後を追う。お父さんが病院に問い合わせたところ、お母さんの調子が悪いので今週の帰宅を取り止めることがわかる。メイは泣いてごね始め、サツキと喧嘩になる。サツキだって本当は泣きたかったのだ。

元気のない2人を心配しておばあちゃんが来てくれる。サツキはおばあちゃんにだけ不安な気持ちを話して泣き出す。その様子を密かに見ていたメイは、トウモロコシを抱えてひとりで家を出る。

夕方。メイの姿が見えず、村は大騒ぎになる。サツキはメイがお母さんの病院へ行ったのだと考え、七国山方面へ走る。しかし道ゆく人は誰もメイの姿を見ていなかった。メイが病院へ行こうとして道に迷っていることは間違いなかった。そこへ池で女の子のサンダルが見つかったとカンタが知らせにくる。サツキは急いで村へ戻る。サンダルはメイのものではなかったが、辺りは暗くなりかけていた。サツキはトトロのもとへ走る。

サツキの願いが届き、トトロの根城へ行くことができた。メイを探してほしいというサツキの訴えを聞き、トトロはネコバスを呼んでくれる。ネコバスはサツキを乗せて走り出し、メイのところへ運んでくれる。メイはお母さんにトウモロコシを届けるつもりだった。ネコバスは2人を乗せて病院にも行ってくれる。病院にはお父さんが来ていた。2人は木の上からお母さんの様子を見て、窓際にトウモロコシを置いて帰る。

心配していたおばあちゃんは元気なメイを見て涙を流す。トトロは木の上でオカリナを吹いていた。しばらくしてお母さんは帰宅し、2人は大喜びでお母さんを出迎える。

映画『となりのトトロ』の感想・評価・レビュー

知らない人はいないのではないかと思う、不朽の名作と言っても良い作品。どのワンカットを切り取ってみても、1枚の絵としても映画の1場面としても最高です。現在では一家に一台どころか、一人一台電話を持っていますが、限られた場所にしか電話がない時代の使い方も教えてくれた作品でした。曲もすごく良く、「さんぽ」も健康的で元気の出る曲です。「トトロの森に行ってみたい、猫バス乗りたい」と多くの人が思った事だと思います。私もそのひとりです。(女性 40代)


ジブリの代表作といえば、誰もがこの作品をあげる事だろう。幼い頃に出会う不思議な生き物トトロと子供達のやりとりを描いている。けして大人には見る事の出来ない存在であり、きっと2人も大人になったら見えなくなってしまうのだろうが、作中でもあるように、「夢だけど、夢じゃなかった!」という表現が、まさにこの作品を現している。トトロという存在については、明確に描かれているわけではないので、今だに様々な議論が行われているほどの影響力がある作品である。(男性 30代)


子供の頃に見た覚えがあったが、大人になった今改めて鑑賞した。観終わった後は子供の頃とは全く違う感動を覚えた。となりのトトロはジブリが誇る不朽の名作であると胸を張って言える。
何よりも心に残ったのは登場人物全員の優しさである。相手を想う気持ちを、メイやサツキだけでなくその他の人々全員が強く持っているのだ。こういった部分は子供の時に観ても気がつかなかった。
どのシーンを切り取っても一切手抜きのない宮崎駿の仕事の丁寧さは、何度見ても感服してしまう。(男性 20代)


この映画を見ると、子供の時に何度も見た記憶が蘇る。大人になってから久しぶりに見ても、この映画の良さは変わらないと、懐かしさでいっぱいになった。
子供なりの思いや純粋さがたくさん現れている作品で、見ていると自分も素直さを取り戻すことができるような気がする。
宮崎駿のジブリ映画に共通して深く関わるテーマである、環境問題も考慮されている作品ではあるが、難しさはなく子供も一緒にとても楽しめる作品になっている。(女性 30代)


ジブリと言えばトトロでしょう。代名詞的な作品かと思います。
ハイキングなどで森を歩くとき、「さんぽ」を歌ったことがある人もきっと多いのでは。
トトロはもちろん、ネコバスやまっくろくろすけなどの不思議で魅力的なキャラクターが印象的です。サツキとメイのデコボコ姉妹のやりとりもかわいいです。
メイが中トトロを追いかけるシーンが好きで、子供のころはそこばかり観ていました。
いろいろな考察も話題になりましたが、それだけ万人に愛される作品だからなのでしょう。(女性 20代)


もう何度見たか分からない程、子供の時から見ている作品。ジブリの代表的な作品、懐かしさとワクワクさ何度見ても楽しめる作品。なんと言っても田舎の美しさや懐かしさ、特にきゅうりやトマトを川の水で冷やして食べるところは印象的で一度で良いから食べてみたいです。子供の時に見た時はトトロや真っ黒クロスケの可愛さや、トトロたちとの出会いにワクワクが止まらなかったけど、大人になって見るとそれに加え、カンタの不器用ながらも優しいところや、他にもおばあちゃんや周りの人たちの優しさが心に沁みます。古き良き日本がいっぱい詰まった素晴らしい映画、これからも何度も見ていきたいです。(女性 30代)


大人には見えない世界、子供時代ならではの冒険。

自分も子供の頃、サツキとメイと同じような不思議な体験をしたような気がする・・・そんな懐かしいような気持ちにさせてくれる作品だ。

なにかと面倒を見てくれる近所のおばあちゃんや孫のカンタ、行方不明になってしまったメイを協力して探す村の人たちなど、田舎の人たちの団結力や人情も描かれており、優しい気持ちになる。

トトロがバス停でサツキが貸した傘に感動するシーンは何度見ても可愛い。(女性 40代)


幼い頃に見たときに、トトロやまっくろくろすけの姿が怖くてあまり好きではない作品だった。お母さんが死んでしまうかもしれないと不安になって泣くサツキとメイの姿が強烈に印象に残っているので、見ていて悲しくなったからというのもあるかもしれない。
大人になってから改めて見て、トトロ達の姿は可愛らしく思えて大好きになった。でも、サツキ達の淋しい気持ちが幼い頃よりも分かるようになり、見ていて何度も泣きそうになった。年齢によって色々と感じ方も変わるので、もう少し年を重ねたらまた見たいなと思う。(女性 30代)

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みんなの感想・レビュー

  1. RAI より:

    何度も見たはずなのに説明が難しい、それでも懐かしい不思議な魅力のある作品です。しっかりした説明がないにも関わらず、疑問を持たせず、すんなり心に入ってくるトトロという存在。
    他のジブリ作品の方が派手なので印象に残るシーンが多いですが、トトロは不朽の名作です。子供の時はキャラクターを楽しみ、大人になると子供の時の懐かしさと、年を重ねたことで見えるようになった別の観点からも鑑賞できます。

  2. イシダ より:

    大人が観てもこどもでも絶対に楽しめる、ジブリの代表作品と言える作品です。こどもにはこどもの見え方があるというようなストーリーで、大人が観るからこそ気付けることも多々あって面白いです。わたしにとっては、ふとなんとなく定期的に観たくなるジブリ作品の一つです。ネコバスに乗りたいかどうか、まっくろくろすけを見つけちゃったらどうしよう、なんて考えたことが誰しもありそうだと思っています。大人になった今やある種どれも憧れたりもします。

  3. ミヤナミ より:

    何度観ても飽きない作品だと思う。小さい頃に自分もトトロに会いたいと思っていたことがあるくらい、夢を与えてくれた作品だ。大きな自然のなかで暮らすというのもすごく憧れた。自然と共存し、人ではないものと出会い、そのなかで生きていく家族というのになぜかひどく心を打たれる。
    サツキとメイがトトロとふれあうシーンはもちろんだが、脳裏に浮かぶのは仕事をする父の机に花を置いていくシーンと、サツキが乗ったネコバスが村を駆けていくシーンだ。なぜかとても印象に残っている。しばらく観ていなかったはずなのに、観れば懐かしさを覚えるのもこの作品の良いところだと思った。

  4. おはぎ より:

    結局トトロやネコバスは何だったのかという疑問が残ると共に、不思議な心地よさが残る映画だ。
    子供の頃は純粋にトトロ達が可愛くて仕方なかった。カンタがどうして意地悪するのか分からず、メイが迷子になってしまったシーンで共に泣いていた。しかし大人になってからこの作品を見ると、また違った感情が湧いてくる。何気ない日常に潜む幸せや周りの大人達の優しさ、子供に頃に見えなかったものが見えてくる。

    大人になればトトロ達が見えなくなる。その代わりに身近な幸せに気づける、そんなメッセージを感じる映画だ。

  5. 坂上恭子 より:

    となりのトトロ録画したのを見ました。何回見ても飽きません、なぜなら感動ばかりあるからです!
    トトロとかネコバスとか出てくるし、”まっくろくろすけ”なのか”ススワタリ”なのか分からないけど、面白いし本当に素晴らしい作品だなと思いました。

  6. 匿名 より:

    ①トトロの名前の由来

    メイが初めてトトロと出会ったのを話した時、サツキは「それって絵本に出てきたトロルのこと?」と返します。トロルとは北欧の妖精で架空の存在なため、この時点でサツキはあまりメイの話を信じていません。しかしそのトロルであると肯定しつつもメイはトトロと呼びます。これはトトロ自身がそう言ったと信じているのもあるし、メイが舌ったらずでうまくトロルと発音できなかったからです。「おたまじゃくし」を「おじゃまたくし」、「とうもろこし」を「とうもころし」と言い間違えてしまうのもそのせいではないかと思います。このエピソードは宮崎駿監督の知り合いの舌ったらずな女の子が、「所沢」を「ととろざわ」と言っていたのがモデルであり由来だそうです。

    ②メイが一人で病院に向かったのは何故?

    お母さんの退院が伸びたことでケンカをしてしまうサツキとメイ。退院が伸びるなんて嫌だと我儘をぶつけ、寂しくて泣き叫ぶメイに対しサツキはいつも通り冷静に受け入れようとしています。しかし寂しいのはサツキももちろん一緒。お母さんのことを思い、おばあちゃんの前で声をあげて泣いてしまいます。それを見たメイは、お姉ちゃんも同じ気持ちであることに気づくのです。お姉ちゃんのため、お母さんに元気になって欲しいためにメイは一人でとうもろこしを届けに駆け出すのです。メイの優しさ、頭より先に体が動いてしまう行動力が発揮された瞬間です。

  7. 匿名 より:

    ジブリ作品の中で最も有名なものの一つであり、今なお絶大な人気を誇る長編アニメーションです。特に『となりのトトロ』は一度見たら忘れられないインパクトがあると思います。まっくろくろすけ、ネコバス、トトロという不思議な生き物たちを可愛く、どこか少し不気味に描く絶妙さが要因となっている気がします。他のエピソードは忘れてしまっても、サツキとメイがトトロと触れ合っている時やネコバスに乗るシーンなどは鮮明に覚えていたりするのです。そしてもう一つの魅力は人物描写です。これは幼い頃にはよく分からない場面が多いし、キャラクターにばかり目がいってしまうのであまり印象には残りません。しかし大人になってから鑑賞してみると、何故そういう行動を取ったのか、何を思っているのかが伝わってきて感情移入できるのです。代表的なのは気になるサツキに意地悪をしてしまう、本当は優しいカンタ。それにいつもしっかり者のサツキがお母さんの前でだけ甘えたり、病気のことで泣いてしまう姿にようやく小学生らしさを感じ、自分がサツキより年上になったことを分からせてくれます…。それぐらい、『となりのトトロ』は子どもと大人で見た印象が違うのです。老若男女に愛される、素晴らしい作品です。