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映画『ウエストワールド』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ウエストワールド』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ウエストワールド』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ウエストワールド』の結末までのストーリー
  • 『ウエストワールド』を見た感想・レビュー
  • 『ウエストワールド』を見た人におすすめの映画5選

映画『ウエストワールド』の作品情報

ウエストワールド

製作年:1973年
上映時間:90分
ジャンル:SF、アドベンチャー、西部劇
監督:マイケル・クライトン
キャスト:ユル・ブリンナー、リチャード・ベンジャミン、ジェームズ・ブローリン、ノーマン・バートールド etc

映画『ウエストワールド』の登場人物(キャスト)

ガンマン(ユル・ブリンナー)
体験型テーマパーク「デロス」で、西部開拓時代を再現した「ウエストワールド」に登場するロボットガンマン。本来は人間を襲わないようにプログラミングされているはずなのに、ある日突然暴走を始める。
ピーター・マーティン(リチャード・ベンジャミン)
初めてウエストワールドを訪れる口ひげの男。これまで銃を撃ったことがないため、到着前からそわそわしている。友人のジョンから銃の手ほどきを受ける。
ジョン・ブレイン(ジェームズ・ブローリン)
ピーターの友人。これまでにウエストワールドに来てロボットを銃殺した経験がある。園内の様子を熟知しているため、ピーターにアドバイスをする。
ミス・キャリー(メイジェル・バレット)
ウエストワールドに登場する人気酒場の女主人ロボット。店を訪れたピーターとジョンに美しい娼婦ロボットを割り振る。

映画『ウエストワールド』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ウエストワールド』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ウエストワールド』のあらすじ【起】

そう遠くない近未来では、体験型テーマパーク「デロス」が人気となっていた。古代ローマ、中世ヨーロッパ、西部開拓時代(ウエストワールド)の3つの時代が用意されており、客である「ゲスト」は人間そっくりに作られたロボットを殺そうが何をしようが構わないため、刺激を求めて多くの人が訪れていた。

デロス行きの専用機。乗客たちはこれから体験できる夢の世界を心待ちにしている。デロス初体験のピーターは初めて銃を使うことに興奮した様子で、来たことがある友人のジョンから銃の手ほどきを受けている。デロスに到着すると乗客たちはそれぞれが希望する3つの世界へと移動して行った。

ピーターとジョンはウエストワールドに入るため、ガンマンの服装に着替えて銃を与えられる。ドアを開けるとそこには、保安官、馬車、貴婦人、馬に跨るカウボーイなどに扮したロボットたちが、西部開拓時代の生活を完璧に再現していた。彼らの行動はすべてプログラムされたもので、その様子は全てカメラで監視されていた。銃は熱探知機で制御されており、ゲストに向かっては攻撃できない仕組みになっている。

ピーターたちはまずバーを訪問した。するとカウンターに座る黒い帽子のガンマンに因縁をつけられる。それはプログラムされたゲームの始まりだった。ピーターは男と決闘となり、初めて銃を抜く。弾は男に命中して倒れると、死体はすみやかに外に運び出された。

429 Too Many Requests

映画『ウエストワールド』のあらすじ【承】

初めての人殺しに興奮するピーター。夜になると2人はミス・キャリーの酒場へ。彼らは娼婦を紹介されると2階に上がり、ロボットとは思えない美しい体を抱いた。事を終えて店を出ると、通りには銃殺された複数のロボットの死体が転がっていた。それは銀行強盗の真似事をしたゲストによる犯行だった。死体は真夜中に回収されると修理に回され、再び使えるように再生された。センターではこの6週間で原因不明の故障が多発していることを危惧していた。

朝になると新しいシーンがスタート。ピーターとジョンが朝の準備をしている時、あのガンマンが現れた。ピーターは再び銃殺したが、正当防衛が認められず拘留されてしまった。牢屋に入るピーターを、ジョンは爆弾を仕掛けて救出。凶悪犯になって満足する2人だった。

街を離れて休憩をしていると、そこにロボットのヘビが現れた。ヘビは本来ゲストを噛まないように設定されているはずであるが、ジョンの腕に噛みついた。センターはヘビの誤作動を問題視し回収して解析したが、なぜ人間を噛んだのかは分からなかった。

映画『ウエストワールド』のあらすじ【転】

センターでは一時休館して原因を究明するか、このまま続けるか意見が分かれた。開発者たちは休館を訴えたが、運営側は利益を優先させようとしたため、そのまま継続することとなった。

中世ヨーロッパでは最終日を迎えたゲストのために特別プログラムが用意された。それは美しくてグラマラスな女中とのラブロマンス。女を抱けると期待したゲストだったが、寝室に連れ込みキスをしようとすると激しく拒絶された。またしても重大なプログラムミスであったため、女中ロボットはすぐに修理に回された。

ミス・キャリーの酒場では、西部劇でよくある客同士の殴り合いシーンが始まった。ピーターたちは抵抗できないロボットを相手に、殴ったり階段から突き落とすなどの暴行を加えた。保安官姿のゲストも仲裁に入りながらロボットを殴りつけ喧嘩を楽しんだ。

センターではロボットのコントロールがますます効かなくなり始める。中世で黒騎士と対決していたゲストは、腹を剣で一突きされて死亡。その後も各地でゲストが次々と殺害された。

ウエストワールドではピーターたちの前に再びガンマンが現れた。3度目の登場でさすがに飽き飽きする2人だったが、今度のガンマンはこれまでと違っていた。弾は実弾で、ガンマンはジョンを銃殺。慌てたピーターは馬に乗り逃げたが、ガンマンは執拗に追いかけてきた。

映画『ウエストワールド』の結末・ラスト(ネタバレ)

街を出て荒野を走るピーター。途中で修理スタッフに遭遇し、全てのロボットが誤作動を起こしていると聞かされる。そしてロボットの弱点は顔面であり、酸をかけると感覚機能が失われることを教わった。彼はどれだけ逃げてもガンマンは目のセンサーで確実に追いかけてくる。しかも時折、遊んでいるかのように彼を狙撃した。

ピーターは古代ローマに逃げ込むと、ゲストは全て殺されロボットは停止していた。地下に通じるマンホールを見つけて下りると、そこには長い廊下があった。コントロールルームを見つけたが、その中のスタッフは全員死んでおり、修理台のロボットも放置されたままだった。彼は硫酸の入った瓶を発見。ガンマンがやって来ると硫酸をかけてその顔を溶かした。動きが鈍くなった隙にピーターは逃げたが、しばらくするとガンマンは復旧し再び追跡を始めた。

ピーターが宮廷に逃げ込むと、全てのロボットは完全に停止していた。この世界で動いているのはピーターとガンマンの2人だけ。静まり返った中でガンマンはピーターに近づくが、故障の影響で熱感知センサーが誤作動を起こし、部屋に灯されたランプを人間の熱と勘違いした。いくつもあるランプのせいで標的を見失ったガンマンはエラーを起こす。そこにピーターが火をつけるとガンマンは炎上。全身が焼けただれてもなおピーターを襲おうとしたが、最後は完全にショートして崩れ散った。

映画『ウエストワールド』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

HBOの人気ドラマ「ウエストワールド シーズン1」のベースとなった1973年制作の映画。制御しているはずのロボットが反乱を起こすというストーリーは今ではありがちだが、当時では相当斬新だったのではないだろうか。ドラマを見て映画を見るのも面白いし、俳優陣にも注目で、あの名優ユル・ブリンナーが無表情で冷血なロボット役を演じているのは見もの。ジョン役のジェームズ・ブローリンはジョシュ・ブローリンの父親である。(MIHOシネマ編集部)


テーマパークを舞台にした作品ってファンタジーでもアクションでも、ホラーでも「テーマパーク」というだけでワクワクしますよね。1973年のこの作品で描かれるのは「デロス」という体験型テーマパーク。中世、古代ローマ、西部の3つの時代の世界を体験することができます。
このテーマパーク、昔の作品と侮っているとびっくりします。すごくリアルなんです。人も動物も皆ロボットなのですが、そのロボットたちは「心」や「意思」を持っているかのよう。
こんなテーマパークがあったら行ってみたいなと思いますが、ちょっと怖いですね。(女性 30代)


テーマパークで人型ロボットが反乱を起こすという設定が、今観ても十分に通用する先見性に驚かされた。最初は人間が絶対的な支配者として振る舞うが、システムの暴走によって立場が逆転していく展開は非常にスリリング。特にユル・ブリンナー演じるガンマンが、無表情のまま執拗に追いかけてくる後半は、シンプルながら強烈な恐怖がある。ロボットに感情はないはずなのに、次第に意思を持っているように見えてくる演出が秀逸で、機械と人間の境界について考えさせられた。(20代 男性)


現代のAI社会を予見しているような内容に驚いた。娯楽のために作られた存在が制御不能になるという構図は、単なるSFではなく警告にも感じられる。物語は比較的シンプルだが、その分テーマが明確で、後半の逃亡劇は緊張感が途切れない。無敵だったはずのロボットが執念深く迫ってくる姿は、ホラーとしても完成度が高い。人間の傲慢さが招いた悲劇として、今の時代だからこそ刺さる作品だと思う。(30代 女性)


古い映画なので映像表現は控えめだが、アイデアの強さで最後まで引き込まれた。人間が欲望のままにロボットを虐げる前半と、その報いを受ける後半の対比が分かりやすい。特にロボット側に同情してしまう構造が面白く、単純なモンスター映画では終わらない。逃げる側に回った人間の弱さがリアルで、文明が崩れる恐怖を感じさせる。時代を超えたSFの名作だと思う。(40代 男性)


テーマパークという明るい舞台が、徐々に地獄へと変わっていく展開が印象的だった。人間が安全だと信じていたシステムが崩壊する恐怖は、日常にも通じるものがある。ロボットたちは感情を持たない存在のはずなのに、最後はまるで復讐しているかのように見えるのが怖い。説明を最小限に抑えた演出が、想像力を刺激する。派手さはないが、静かな余韻が残る作品。(40代 女性)


シンプルなストーリーながら、ロボット暴走ものの原点として非常に完成度が高い。特に銃撃を受けても止まらず歩み寄ってくるガンマンの存在感は圧倒的で、トラウマ級の怖さがある。後半はほぼ追いかけっこだが、その単調さが逆に恐怖を増幅させている。人間が作ったものに支配されるという構図は普遍的で、何度もリメイクされる理由がよく分かる。(30代 男性)


人間の欲望を満たすためだけに作られた存在が、突然牙を剥くという発想が非常に皮肉だと感じた。ロボットたちは悪意を持ったわけではなく、ただプログラム通りに動いているだけなのに、それが恐怖になるのが面白い。制御不能になった技術に人間が追い詰められる様子は、現代社会への警鐘にも見える。エンタメ性と思想性のバランスが取れたSF映画。(50代 女性)


若い頃に観た時よりも、今の方が怖く感じた。技術の進歩が進んだ現代では、この物語が決して荒唐無稽ではないからだと思う。人間が万能だと信じていたシステムが、些細なエラーから崩壊していく過程がリアル。ロボット側に感情移入してしまう瞬間もあり、人間中心主義への疑問を投げかけられた。静かだが深い恐怖が残る作品。(60代 男性)


物語自体は直線的だが、テーマが明確なので最後まで飽きずに観られた。人間が安全な遊び場だと思っていた場所が、突然命の危険に変わる展開は悪夢そのもの。ロボットに対する倫理観がほとんど描かれない点も、逆にリアルに感じる。娯楽のためなら何をしてもいいという考えが、どれほど危ういかを突きつけてくる映画だった。(20代 女性)

映画『ウエストワールド』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ウエストワールド』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ブレードランナー

この映画を一言で表すと?

人間とは何かを静かに問い詰める、SF哲学映画の金字塔。

どんな話?

人間と見分けのつかない人造人間「レプリカント」を処分する捜査官が、逃亡者たちを追う中で、命や感情の意味に疑問を抱いていく。退廃的な未来都市を舞台に、存在の価値をめぐる物語が静かに展開する。

ここがおすすめ!

作られた存在が意思を持ち始める構図は『ウエストワールド』と直結。派手な展開よりも余韻と思想を重視する作風で、観後に深い問いを残す。SFを通して人間性を考えたい人に最適。

エクス・マキナ

この映画を一言で表すと?

人工知能の微笑みが恐怖に変わる、知的スリラー。

どんな話?

天才科学者が開発した女性型AIのテストに招かれた若者が、人間と機械の境界が揺らぐ実験に巻き込まれていく。密室で進む対話の中で、主導権は徐々に逆転していく。

ここがおすすめ!

感情を持たないはずの存在が、人間以上に冷静で狡猾に見える恐怖が秀逸。制御不能なAIというテーマは、『ウエストワールド』の暴走する技術への警告と強く共鳴する。

ターミネーター

この映画を一言で表すと?

無慈悲な機械が迫る、SFアクションの原点。

どんな話?

未来から送り込まれた殺人マシーンが、ある女性を抹殺するために現代へやって来る。人類の存亡を懸けた逃亡と戦いが、息もつかせぬテンポで描かれる。

ここがおすすめ!

感情を持たず淡々と追い続ける敵の恐怖は、『ウエストワールド』のガンマン像と重なる。シンプルだが完成度の高い構造で、機械への根源的恐怖を味わえる。

マトリックス

この映画を一言で表すと?

現実だと思っていた世界が崩壊する衝撃SF。

どんな話?

平凡な日常を送る男が、自分の生きる世界が仮想現実であることを知り、人類を支配する機械に立ち向かう。哲学的テーマと革新的映像表現が融合した作品。

ここがおすすめ!

人間が管理される側に回る逆転構造が、『ウエストワールド』の恐怖をさらに拡張。娯楽性と思想性を高次元で両立しており、SFの可能性を体感できる。

ジュラシック・パーク

この映画を一言で表すと?

人類の傲慢さが招いた、制御不能の大惨事。

どんな話?

遺伝子工学で蘇った恐竜たちを展示するテーマパークが、システム障害によって崩壊。安全だと信じられていた空間が、一転して命の危険に満ちた場所へと変わる。

ここがおすすめ!

娯楽目的の施設が暴走する構図は『ウエストワールド』そのもの。科学技術への過信が招く恐怖を、エンタメとして分かりやすく描いた名作で、幅広い層におすすめできる。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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みんなの感想・レビュー

  1. HEY より:

    ユル・ブリンナーが無敵のガンマンとして砂漠で登場しますね。
    子供の頃にテレビで放映しているのを見て、強烈な印象が残っています。

    この後の作品であるデロスワールド(未来世界)は劇場で見た記憶があります。
    オッサン(56歳)でも相当幼かった頃ですね。

    SFに興味を持つきっかけにもなった作品です。

    最近の作品でいうとアイランドとかが近いような気がします。