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映画『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』の概要:西部開拓時代のアメリカを舞台に、家を持たずに牛追いを生業とするカウボーイ達が小さな田舎町を牛耳る牧場主と対峙する西部劇。ケビン・コスナーによる監督第3作で、迫力溢れる決闘シーンを満喫できる秀作。

映画『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』の作品情報

ワイルド・レンジ 最後の銃撃

製作年:2003年
上映時間:140分
ジャンル:西部劇
監督:ケヴィン・コスナー
キャスト:ロバート・デュヴァル、ケヴィン・コスナー、アネット・ベニング、マイケル・ガンボン etc

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映画『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』の登場人物(キャスト)

ボス(ロバート・デュバル)
牛追いを生業にしている。妻子をチフスで失い、家を持たない生活を始めるようになった。いつの日かバーを経営したいと思うようになる。
チャーリー(ケビン・コスナー)
ボスの下で10年近く働いている。射撃の腕が抜群で、南北戦争に従軍して多くの人を殺して来た暗い過去がある。
スー(アネット・ベニング)
医者の妹。理想の男性が現れるのを待ち続け婚期を逃してしまった。バトンの手当をし、ボスやチャーリーを優しく迎え入れる。
バトン(ディエゴ・ルナ)
物拾いをしていたところをボスに拾われて、一緒に牛追いとして生活するようになった。バクスターの一味に襲撃され、意識を失う。
バクスター(マイケル・ガンボン)
アイルランドからの移民で、巨大な牧場を所有する牧場主。町を牛耳る権力者でもある。

映画『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』のあらすじ【起】

牛追いをしているボスとチャーリー達は嵐に遭遇にしてしまう。嵐が過ぎ去ると、馬車が埋まり、牛や馬が散り散りになってしまっていた。チャーリーは埋まった馬車の車輪を掘り起こし、ボスは馬を集めて来る。ボスは大男の仲間に通りすがった村まで食料を調達しに行くように命じ、チャーリー達と牛を移動させる。

大男の仲間がなかなか戻って来ないので、気になったボスとチャーリーは、バトンに馬車を見張らせて町まで探しに行く。大男の仲間は雑貨屋で喧嘩をしたとの言い掛かりで、保安官にぶちのめされた末に逮捕されていた。ボスとチャーリーは保安官事務所に行き、保安官とバクスターと対面する。バクスターは牛追いを毛嫌いしていて、2人にさっさと町を出ていくように告げる。そして、保安官に大男の仲間を釈放させる。ボスとチャーリーは大男の仲間を馬に乗せ、町外れの医者に怪我を診てもらいに行く。スーが2人を出迎え、医者は無料で大男の仲間を治療してくれる。治療を終えた3人はバトンの元に向かう。

映画『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』のあらすじ【承】

戻って来たチャーリーにバトンが怪しいカウボーイ達が牛を見に来ていたことを告げる。ボスとチャーリーは夜中にカウボーイ達が焚き火をしていたところに近づく。彼らはバクスターに雇われ、大男の仲間をぶちのめした連中だった。ボスとチャーリーはカウボーイ達を懲らしめて、馬車まで戻る。しかし2人が離れていた隙に馬車はバクスターの手下達に襲撃されていた。大男の仲間は殺され、バトンも頭を撃たれて重傷を負っていた。2人はバトンを連れて、町まで向かう。道中でチャーリーは南北戦争で多くの人を殺して来た過去をボスに語る。2人は医者の家まで辿り着くが、医者は不在でスーが応急処置をしてくれる。

ボスとチャーリーは町で食事を取るが、そこに保安官が現れる。因縁を付けてくる保安官に対し、ボスはバクスターの手下達が仲間を殺したことを明らかにする。保安官はボス達とその場で対決することは避ける。ボスとチャーリーは再びバトンの様子を確認に行き、スーとお茶を飲んで話し込む。ボスはそこでかつて妻子がいたが、チフスで死んでしまったことを打ち明ける。

映画『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』のあらすじ【転】

ボスとチャーリーは町に戻り、バーに入る。そこはバクスターの経営する店で牛追いに飲み物を提供することを拒む。チャーリーは銃を撃ち、給仕させる。2人が外に出たところで、町民の一人がバクスターの手下達が待ち伏せしていることを教えてくれる。そこで2人は逆に保安官事務所に乗り込むことにする。事務所にいた保安官を留置所にぶち込むと、後から戻って来た手下達も留置所に入れてしまう。

ボスとチャーリーは再びスーの元に行き、バトンの容体を確認する。バトンは意識を取り戻していた。スーはボスとチャーリーのために朝食を作ると申し出るが、スーが疲れているのを見て取ったチャーリーは自分が代わりに作ることにする。そしてスーの家を出る際に好意を伝える。

ボスとチャーリーは雑貨屋に寄る。ボスはそこでスイス産のチョコレートとキューバ産の葉巻を買う。チャーリーは陶器のカタログを見て、自分が死んだ場合にスーに贈る品を選ぶ。町民は決闘が近いことを予感し、避難を始める。ボスとチャーリーは馬小屋の近くで待機し、葉巻を吸いながら語らう。そしてお互いに本名を名乗り合い、固い握手を交わす。

映画『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』の結末・ラスト(ネタバレ)

バクスターが手下を引き連れ、馬小屋の前までやって来る。チャーリーは間髪入れず、大男の仲間を殺した相手を仕留める。たちまち激しい銃撃戦となり、チャーリーとボスは手下達を仕留めていく。銃撃で負傷したバクスターは、スーの家までやって来て医者を連れ去る。スーは慌ててその後を追い、バトンも銃を手にする。

町にやって来たスーはバクスターの手下の一人に人質にされてしまうが、チャーリーはその手下を容赦なく撃ち殺す。一方、バトンも保安官に人質に取られてしまう。チャーリーとボスは正面切って撃ち合いをし、保安官達を仕留める。バクスターは保安官事務所に籠城するが、ボスが中に飛び込んで銃弾を浴びせる。ボスは保安官事務所に閉じ込められていた医者は解放し、医者はけが人の手当を始める。

チャーリーは畑仕事をしていたスーの元にやって来る。そして、愛しているとの想いを告げ、2人は口づけを交わす。2人は婚約をし、ボスはバクスターのバーを経営するための手続きを医者に頼む。ボスとチャーリー、バトンの3人は牛を集めに戻るために馬車を走らせる。

映画『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』の感想・評価・レビュー

ケビン・コスナーにとっての『許されざる者』とでも呼ぶべき作品で、西部劇の傑作。決闘シーンに至るまでの描き方が素晴らしく、丁寧な描写を重ねながら緊張感を高める演出が見事だ。このため、アクションシーンが少ないにも関わらず決して退屈に感じることがない。人物造詣も見事で、チャーリーとスーの大人の恋も深い共感を呼ぶ。そして、クライマックスとなる決闘シーンは生々しく、西部劇ファンを唸らせること間違いなしだ。(MIHOシネマ編集部)

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