映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』の概要:大人気カーアクションシリーズ『ワイルド・スピード』の第5作目にあたる今作。とうとうブライアンも仲間になり、スケールアップしたドミニクファミリー。今回彼らが立ち向かうのは、麻薬売買の王様。
映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』の作品情報
上映時間:130分
ジャンル:アクション
監督:ジャスティン・リン
キャスト:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ジョーダナ・ブリュースター、ドウェイン・ジョンソン etc
映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』の登場人物(キャスト)
- ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)
- 超一流のスキルを持つドライバー。窃盗犯。
- ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)
- かつてFBIに所属していたが、ドミニク達と打ち解け仲間になる。
- ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター)
- ドミニクの妹で、ブライアンの恋人。ブライアンとの子供を授かっている。
- ジゼル(ガル・ガドット)
- ブライアンの仲間の1人。才色兼備。
- ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)
- 外交保安部に所属する屈強な捜査官。
- ハン・ルー(サン・カン)
- ブライアンの仲間。常に冷静で知的な人物。
- ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン)
- ドミニクの仲間の1人。明朗な黒人。
- エレナ・ネベス(エルサ・パタキー)
- ホブスの部下。若いが、正義感に溢れた捜査官。
- ヴィンス(マット・シュルツ)
- ドミニクの知人。ドミニクを裏切った…?
- レイエス(ジョアキム・デ・アルメイダ)
- 麻薬王。今回のドミニク達のターゲット。
映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』のあらすじ【起】
前作のラストで、刑務所へと連行されるドミニクを助け出したブライアンは、FBIを辞め、ドミニクらと行動を共にすることになった。そんな彼らは、現在ブラジルのリオデジャネイロにいた。
ブライアンは、ある日友人の窃盗の仕事を手伝っていった。すると、その事件はただの窃盗ではなく、麻薬取締局に何らかの関わりを持つものであることが判明する。そして、その仕事の途中窃盗団に襲われたブライアン達。その中で、麻薬取締局の人間が3名死亡してしまう。そして、その容疑がなんとブライアンとドミニクにかかってしまったのだった。
そんな彼らを捕まえるべく、アメリカの外交保安部の捜査官であるホブスが動き出す。彼は屈強で百戦錬磨な男で、強い正義感を持った人物だった。彼は、近年金で買収される汚職警官が多い事態を嘆いており、パートナーとしてエレナという、まだ若い警官を指名した。彼女はかつて恋人を殺された過去があり、その事件をきっかけに警官になった女性だった。彼女なら、自分を裏切らないと考えたのである。
映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』のあらすじ【承】
一方、レイエスという麻薬王も暗躍していた。ブライアンの友人、ヴィンスがブライアンと共に盗み出した車もまた、レイエスに関係するものだったのだ。車には、レイエスのアジトの場所や現金の移動記録などが全て登録されたマイクロチップが埋め込まれていたのだ。
ブライアンとドミニクはそのマイクロチップを発見するものの、そこにホブス率いるチームが踏み込んでくる。さらに、マイクロチップを取り返さんとするレイエスの部下達も乗り込んできて、その場は混沌と化す。その中で、エレナが絶体絶命の事態に陥ってしまう。レイエス側に撃たれそうになったのだ。しかし、それを守ったのがドミニクだった。身体を張ってエレナを守ったドミニクは、そのままブライアン達と共に姿を消す。
エレナはドミニクが犯人ではないことを確信し、調査を進める。そして、車の持ち主がレイエスであることを知ると、彼が犯人であると確信するのだった。しかし、ホブスはそんなエレナに聞く耳を持たない。一方、逃げ切ったドミニク達は、レイエスの金を強奪する計画を立てていた。そして、仲間達に声をかけるのだった。
映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』のあらすじ【転】
しかし、レイエスは用心深い男だった。彼は自らの居場所を悟らせないために、アジトをあらかじめ10個用意していたのだった。それらを順に襲っていてはセキュリティが硬くなるだけである。そこで彼らは、わざと襲撃をかけると、他の地域を襲うと敢えて犯行声明を出したのだ。その声明を聞いたレイエスは、金を取られないために1箇所へと集めた。まんまとドミニクの作戦に嵌められたのである。
しかし、なんとレイエスが金を集めた場所は警察の本部だった。レイエスが署長を買収したのだ。一方、ホブスは未だドミニクを追っていた。彼と彼の仲間が次々とブラジルに集結していることを知ったホブスは、何か良からぬことが起きることを察する。
そして、レイエスはドミニクを止めるため、ドミニクとブライアンに多額の懸賞金をかけた。そして、とうとう作戦実行の日。なんとレイエスが襲撃をかけてきた。そして、その最中、ホブスの部下が命を落としてしまったのだ。
映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』の結末・ラスト(ネタバレ)
ドミニクらは一時撤退する。しかし、彼らにはそのまま逃げるという選択肢は残されてはいなかった。レイエスに先手を打たれてもなお、彼に立ち向かう必要があった。さらに、部下を失ったホブスとエレナが、レイエスを捕らえるためにドミニクらと一時休戦する。
彼らは力技で警察の金庫に忍び込むと、頑丈な金庫を引きずりながらその場を脱出したのだ。金庫を引くのはドミニクとブライアン。その2人を、レイエスが執拗に追いかける。そして、その激しいカーレースの中で、レイエスは事故によって命を落としてしまうのだった。レイエスが死んでもなお、ドミニクを殺そうとするレイエスの部下をホブスが射殺する。ホブスと、部下の仇を晴らしたのである。
ホブスはドミニク達を1日だけ見逃す代わりに、金は置いていくようにという条件を出す。そして、ドミニクはあっさりとその条件を飲み引き下がるのだった。不思議に思ったホブスが金庫を開けると、既に中身はドミニク達によって取り出された後だった。
映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』の感想・評価・レビュー
ワイルド・スピードシリーズで今作が一番好きです。
今までカーチェイスメインだったストーリーがここに来て義賊のような集団になるのも見ものです。
今まで関わってきたそれぞれに得意とする役割があるチームが集結し、かなり難易度の高いミッションを行う。
しかも、それは正義みたいなことではなくただ金が要るというそれだけのことのために行動しますが、結果的に悪代官のような相手から金をせしめるためスカッとする内容です。
主題歌もワイルドスピードのイメージはこれなんじゃないか?と思わせる曲であり、今でも聞いています。(男性 20代)
シリーズ5作目。この作品、大好きなんです!とにかくみんなが大集合。ファミリー皆で協力して、最高のラストを持ってきます。
この作品に出ている人達みんなハゲのマッチョなんですよね。そこにホブスもちゃっかり加わります。見どころはなんと言っても金庫をいただくシーン。激しいカーチェイスをハラハラドキドキ楽しんでいたら、え?そんなこともしていたの?という展開。大事なのはその金庫を開けるシーンです。テズの顔とダンザ・クドゥーロの曲。もう最高なんです。そしてそれぞれが好きな場所へ行く。ハンとジゼルはレクサスLFAの天使の咆哮を轟かせながらあの地へ向かいます。
まだまだ続きますが、この作品は単体でも楽しめる1本です。(女性 30代)
ワイルド・スピードシリーズの世界観が、とてもはっきりと現れてきている作品ではないだろうか。シリーズ第5作目にあたるこの作品の舞台は、ブラジルのリオデジャネイロに移る。さらなるラテン系独特の陽気さや、危ない雰囲気も存分に味わえる作品に仕上がっている。かつての仲間たちと共に繰り広げる派手なアクションに、気持ちも高ぶるのは間違いない。迫力もさらにアップしているが、ドミニクとブライアンのコンビの信頼関係を基盤に、安心感も失わないのも魅力の一つだ。(女性 30代)
“いつからワイルドスピードはオーシャンズになったんだ?”と思わずツッコミたくなるくらい急に作風が変わった感は否めないが、ドミニクとブライアン、二人がバラバラだった時代に出会った仲間たちが、こうして集結し、一致団結する展開はやはり熱いものがある。特に、ガル・ガドット演じるジゼルは、ドミニクたちの仲間になることでより一層魅力がアップしたと思う。
ミッションを果たしたファミリーが、それぞれ未来へと進んでいくラストシーンも非常に気持ちが良く、レティの件さえなければこれがシリーズ完結作でも良かったと思う。(女性 30代)
関連作品
次作 ワイルド・スピード EURO MISSION
前作 ワイルド・スピード MAX
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