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映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』の概要:精神科医のプライス医師は、サラ・ウィンチェスターの精神鑑定を依頼される。彼女は購入した屋敷を20年もの間、増改築するという奇行を繰り返していた。診断のために屋敷を訪れたプライスは、そこで信じられないものを目にする。

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映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』の作品情報

ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷

製作年:2018年
上映時間:99分
ジャンル:ホラー
監督:ピーター・スピエリッグ、マイケル・スピエリッグ
キャスト:ヘレン・ミレン、ジェイソン・クラーク、セーラ・スヌーク、エイモン・ファーレン etc

映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』の登場人物(キャスト)

プライス(ジェイソン・クラーク)
精神科医。妻のルビーは霊を見る力を持っていたが、リアリストの彼はそれを信じられず、そのせいで彼女は自殺してしまう。彼は霊の存在を信じておらず、そういったものは、人間の心が作り出す現像だと思っていた。妻の死後、アヘンチンキを服用しており、それによって不気味な幻覚を見る時も多い。
サラ・ウィンチェスター(ヘレン・ミレン)
ウィンチェスター社の筆頭株主。人の命を奪う銃を作って利益を上げていることに罪悪感を持っている。そのため、ローラースケートのような人を楽しませるものの製造も積極的に行うが、会社の役員たちの反対意見は多かった。何年にも渡り、購入した屋敷を増改築しており、その奇行から株主としての責任能力を疑われている。

映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』のあらすじ【起】

精神科医のプライスは、最愛の妻・ルビーを亡くしてから失意の中で生きていた。生前のルビーは事あるごとに亡霊が見えると発言していたが、プライスはそれを信じることができず、彼女を妄想性障害と診断した。

自分を信じてもらいないことに心を痛めたルビーは、ライフルで自殺を図る。プライスはそれを止めようとして、誤って撃たれてしまった。それにより三分だけ死んでしまったが、蘇生して一命は取り留めた。しかし、罪悪感からルビーは自らを撃ち、亡くなってしまったのだ。プライスは体内から取り出された弾丸を常に持ち歩いていた。妻を信じてあげられなかった戒めとして。

そのことがあってから、プライスはアヘンチンキの中毒となり、怠惰な生活を送るようになっていたが、ある時、依頼が舞い込んでくる。それはウィンチェスター社の筆頭株主、サラ・ウィンチェスターの精神鑑定の依頼だった。ウィンチェスター社は、ライフル銃の製造で成功を収めた大企業だ。夫亡き後、サラが筆頭株主となって経営をしていたのだが、近年、奇行が目立つようになり、役員たちは彼女の責任能力の有無を疑いだした。その判定をプライスにしてほしいというのだ。

プライスはサラを診断するため、サンノゼへと向かった。

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映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』のあらすじ【承】

サラは夫を亡くした後、立て続けに愛娘も亡くして精神を病んでしまった。霊媒師に助けを求めた彼女は、サンノゼに屋敷を購入。だが、購入後、サラは屋敷の増改築を繰り返すようになったという。新しい部屋を作っては壊しを繰り返しながら、屋敷はどんどんと増築され、購入から20年経った今では、7階建てにもなる巨大な建造物に成り果てていた。

屋敷内は迷路のように入り組み、工事は24時間体制で行われていた。屋敷には大工と使用人たち、サラの姪であるマリオンと、その息子のヘンリー、そしてサラがいた。

プライスは、恐ろしい現象は想像力豊かな心が作り出す幻覚に過ぎないと考えるリアリストだった。恐怖は人間の心が生み出すものだと。彼は屋敷で幽霊のようなものを見たが、それはアヘンチンキによる幻覚だと信じて疑わなかった。

夕食後、プライスは屋敷を散策。彼はガーデンルームが気になっていた。生前のルビーもガーデンルームが好きだったからだ。だが、ガーデンルームの入り口には板が打ち付けられ、近々、取り壊される予定だという。プライスはルーム内に人の気配を感じて不審に思った。

その時、屋敷の二階を徘徊するヘンリーを発見したプライス。彼は布袋を頭からかぶり、工事現場から落ちてしまった。だが、プライスの咄嗟の機転により、無事に受け止められる。袋を取ると、ヘンリーは何かに憑りつかれたような目をしながら、見ているぞ、と囁いた。

サラの診断を開始したプライス。彼女は、人の命を奪う道具で利益を得たため、呪われてしまったのだと言った。そして、この屋敷には亡霊たちがいるのだと語った。

部屋をこっそりと抜け出たプライスは、サラが霊に憑依されたように無心で設計図を描く姿を目撃。翌日の診断時、サラはその秘密を教えてくれた。屋敷に新しい部屋ができるのは、亡霊たちが作らせるからだという。亡霊はサラに憑依し、イメージ図を描く。それを元に部屋を作ると亡霊の力は強くなり、サラと対話できるようになる。対話によって安らぎを得た亡霊は浄化されていなくなる。部屋は取り壊され、また別の亡霊のために新しい部屋が作られる。これが増改築を繰り返す理由なのだそうだ。作られる部屋は、その亡霊が亡くなった場所や、思い出深い場所だった。

多くの霊は友好的だが、中にはそうでない者もいる。そういった霊は13本の釘を使って、部屋の入り口に板を打ち付けて閉じ込めるのだそうだ。安らげない亡霊たちは、純粋な者を食い物にするという。例えば、ヘンリーのような子供だ。

映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』のあらすじ【転】

最近、とても強い力を持った霊が現れて困っていると言うサラ。ヘンリーの異常な行動もそれが原因だ。協力してくれれば、その霊に平安を与えられるとサラは言ったが、プライスを説得するのは難しかった。

サラは亡霊に描かされたイメージ図を元に新しい部屋を作った。そこは、いくつものウィンチェスターライフルが展示された部屋だった。ヘンリーが再び霊に憑依され、その部屋からライフルを持ち出すと、サラを狙って発砲し始めた。プライス達に取り押さえられ、大事にならずに済んだが、ただ事でない状況にプライスは病院へ連れていくべきだと提案する。だが、サラは反対し、この屋敷から離れてはいけないと強く言った。

サラの反対を押し切り、車を呼ぶように電話を掛けたプライス。そこに一人の若い使用人が現れ、自分もこの屋敷で亡霊を見たと言いだす。しかし、実はその若者こそが亡霊だった。彼は、皆、死ぬ運命だ、と言い残すと、煙のように掻き消えてしまった。

サラは亡霊の存在を証明しようと昔の新聞記事を探した。そしてある記事を見つけ出した。それは西部のウィンチェスター銃砲店で起きた事件だった。兄弟をウィンチェスターライフルで亡くしたベンという青年が、逆恨みで店に押し入って客や従業員を撃ち殺した。その後、踏み込んだ警官隊によって射殺されたという内容だった。サラが作った部屋は、ベンが死んだ店の内装とそっくり同じだった。新聞の写真を見たプライスは、さっき話しかけてきた使用人がベンだったということに気がつき、驚愕する。

映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』の結末・ラスト(ネタバレ)

部屋が作られたことで力を得たベンは、ポルターガイスト現象を起こし、屋敷を崩壊させた。サラは部屋に閉じ込められ、プライスと離ればなれになってしまった。崩壊したことで、霊を閉じ込めていた部屋の釘も抜け落ち、亡霊たちが外へと出てきてしまう。

プライスはガーデンルームが重要だと感じ、板を取り除くと中へと足を踏み入れた。そこで待っていたのは愛するルビーの霊だった。ルビーに撃たれた時のことを追体験したプライスは、罪の意識を捨てて真実を見るのだ、というルビーの囁きで目を覚ました。目を開いた先には、たくさんの霊の姿があった。

亡霊が見えるようになったプライスは、サラを助けようと彼女の元に駆けつけた。サラに襲いかかるベン。プライスは彼を倒そうと発砲を繰り返したが、弾丸はベンをすり抜けてダメージを与えられない。その時、プライスはサラを診断した時の言葉を思い出した。彼女は、死の道具はあの世と繋がっていると発言していた。プライスは自分に死をもたらしたルビーの弾丸をライフルに込めてベンに放った。弾丸はベンを貫き、彼を浄化することに成功する。

プライスはサラの診断書を書いた。内容は、心身ともに健康であり、株主の役割に十分に値するというものだった。ウィンチェスター家を襲った危機は去り、仕事を終えたプライスは屋敷を去って行った。ウィンチェスター・ハウスは、サラが亡くなるまで増改築を続けたという。

映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』の感想・評価・レビュー

銃規制協会が喜びそうな内容だが、最終的に強力な亡霊を浄化させるのが弾丸だというのが面白い。映画は完全なホラーとして構成されているが、サラが屋敷を増築するのは、精神安定の意味合いが強かったのではないかと感じた。間接的だが、自分が作った銃で多くの人が殺されているという事実から救いを得るための増築だったのだろう。せっかく迷路のような屋敷なのだから、屋敷の中で迷ったり、各部屋を巡ったりすれば面白かったと思ったが、そういう展開はなく、設定が少し勿体無いかも。(MIHOシネマ編集部)


カリフォルニア州に実在する、幽霊屋敷にまつわるお話を映像化した今作。かなりホラーな雰囲気を漂わせるポスターですが、実話ベースということもあり見始めてみると「ホラー」というよりは「ファンタジー」を感じさせる、どこか温かい雰囲気がありました。
「ウィンチェスター・ハウス」の増改築をする家主を演じるのはヘレン・ミレン。彼女って大女優でありながらも綺麗な女性を演じる作品だけでなく、こういった少しオカルトっぽい作品にも出演するのがものすごく好感を持てます。
ラストはしっかりと納得出来る結末で、すっきりできました。怖さは無いのでホラーが苦手な人にもオススメです。(女性 30代)


実在する幽霊屋敷ウィンチェスター・ミステリーハウスを題材に制作された作品。
実際、家主のサラ・ウィンチェスターは38年間、365日、24時間絶えず増改築を続けていたというのは有名な話である。
実在するが故の説得力のようなものがあった。亡霊を納得させて成仏させるために銃で儲けた金を使って増改築をしていたのだから、どれだけの資産があったのだろうかと思ってしまった。それだけ、銃が売れたということなのだろうが、売れたということは被害も当然あった。銃というものが作られなければ良かったのだろうが、銃はただの道具であることを忘れてはいけないとも思う。ホラーというよりも人情面の方を強く演出しているのでさほど怖くない。よくぞあの屋敷を描いたと思える作品。(女性 40代)

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