映画『ゆるせない、逢いたい』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ
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映画『ゆるせない、逢いたい』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ゆるせない、逢いたい』の概要:2013年製作の日本映画。引っ越しをした先で仲良くなった工場勤務の男性にデートレイプをされてしまい、心身共に傷を追った女子高生が彼との関係を通して自分の生き方を見つめていくヒューマンストーリー。

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映画『ゆるせない、逢いたい』の作品情報

ゆるせない、逢いたい

製作年:2013年
上映時間:107分
ジャンル:ヒューマンドラマ、ラブストーリー
監督:金井純一
キャスト:吉倉あおい、柳楽優弥、新木優子、原扶貴子 etc

映画『ゆるせない、逢いたい』の登場人物(キャスト)

木下はつ美(吉倉あおい)
最近父親を事故で亡くし引っ越してきた高校生。陸上部に所属している元気で可愛らしい女の子。工場に務める隆太郎と親しくなりデートレイプで心に傷を負う。
野口隆太郎(柳楽優弥)
施設育ちで工場に勤務している男性。はつ美と会う度に惹かれて行くが、連絡がとれなくなったことで不安にかられ、はつ美を襲ってしまう。

映画『ゆるせない、逢いたい』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ゆるせない、逢いたい』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ゆるせない、逢いたい』のあらすじ【起】

はつ美は父を事故で亡くし、家族で引っ越すはずだった大きな自宅に弁護士の母と2人で越して来た。
陸上部に入り、朝と放課後に練習をするはつ美だったが、夜道を心配した母が渋々だが携帯をくれる。
母から引っ越しの段ボールを片し、収集車に持って行ってもらうように頼まれたはつ美は、すでに家の前を通り過ぎたトラックを追いかけ、段ボールをお願いした。
運転手はぶっきらぼうで無愛想な若者で、会話という会話は全く無い。

その後駅でベンチに座っているはつ美は、通りかかったあの収集車の若者に気がつき声をかけた。
彼ははつ美が陸上部であることに気がつき、「ケンセイ公園は知っているか?」と聞く。
しかし引っ越してきたばかりのはつ美は理解できず、彼はそんなはつ美を公園まで連れて行ってくれた。

彼の名前が野田遼太郎と知ったのは、携帯のメールでだった。
その日以降、2人は待ち合わせをして街を歩いたり、自転車に二人乗りをして放課後の時間を楽しむようになっていく。
だがはつ美の母親は厳しく、とてもそんなことを言えるような相手ではなかった。

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映画『ゆるせない、逢いたい』のあらすじ【承】

ある日の夜、遼太郎から連絡をもらったはつ美は予備校だと嘘をつき、遼太郎に会いに行く。
そこはこの前の公園の競技場。
「ちょっと待ってて」と言い遼太郎がその場を去ると、暫くして競技場のライトが付いた。
はつ美のために借りてくれたという遼太郎とランニングを楽しむはつ美。

しかし母に嘘をついているため時間が気になる。
もうすでに21時を回り、自分の自転車を彼に漕いでもらい自宅に戻った。
すると何かを察した母は「携帯を見せろ」と詰め寄ってきた。
壊れたと適当に嘘をついたが、部屋の扉を開けて母がはいると同時に自分で二つに折った。
待ち受け画面には二人のプリクラが張られている。
メールの写真もばれるとまずいと思ったのだ。

携帯を壊したことで名前以外彼のことを知らないはつ美は、遼太郎と連絡を取れなくなる。
だがある母の誕生日の日、一緒に出かけた帰りに自宅の近くで立っている遼太郎を発見。
母にばれるわけにいかないはつ美は、彼に気がつかない振りをして家の中に入った。

映画『ゆるせない、逢いたい』のあらすじ【転】

自宅に入ったが彼が気になったはつ美は、家を飛び出し走って彼を追いかける。
すでにどこにもいなかったが、公園では無いかと思った彼女はあの公園の競技場に向かった。
そこは鍵がかけられていたため、入ることが出来ない。
その時だった。
後ろから来た遼太郎に突然襲われてしまう。

ボロボロになったはつ美は必死で身なりを整えて自宅に戻るが、母親はそのただならぬ娘の様子にすぐに気がついた。
全て聞いた母は警察に電話をし、病院にもつれて行く。
はつ美は事件の被害者として、遼太郎を加害者にする選択をすることになった。

事件の後、酷く傷ついたはつ美は陸上部も辞め、何となく憂鬱にぼーっと過ごしている。
警察に兄弟がいるという同級生から話しが漏れ、内緒にしていた親友にまでばれてしまった。
裁判では遼太郎は少年院には送られず、後見人の元で真面目に働き暮らすことも決まる。
しかし、はつ美の母親は許せなかった。
遼太郎の弁護士は直接対話させるのが解決の早道と言い、母親をさらに怒らせてしまう。

映画『ゆるせない、逢いたい』の結末・ラスト(ネタバレ)

裁判も終わり、母親は直接遼太郎に面会する。
そこで謝罪をされた母は、そんなことでは許されないと彼を罵倒した。
それとは裏腹に、はつ美は母親に「彼と会いたい」と言う。
バカを言うなと怒る母親に「自分の意見を聞いてくれない」と文句を言った。

その意見を聞いてあげようと母ははつ美を連れて、面会の場所までやってきた。
ドアの前で緊張しているはつ美だったが、意を決して中に入る。
椅子に座ると彼女は、遼太郎が本当に好きだったと涙ながらに告白した。
遼太郎も同じだった。
しかし連絡が取れず、嫌われたと思った遼太郎はあのような行為に及んだというのである。

面会が済み、偶然会ってもお互い傷つかぬように目をそらそうと約束した。
これで逢うのは最後。

帰り際、はつ美たちに頭を下げた遼太郎は目をあわせず車に向かう。
その姿を見て、はつ美はこらえきれず彼に向かって走り出し、遼太郎の背中に抱きついた。
車が去った後、母に抱かれひたすら泣くはつ美。

その後、彼女は陸上部に復帰し大会を目指すことに決めた。

映画『ゆるせない、逢いたい』の感想・評価・レビュー

信じていた人に傷つけられたとき、自分だったら立ち直れるか、どうやって立ち直るのかと深く考えました。特にこの作品で、遼太郎は連絡がとれないという理由ではつ美を襲ってしまうが、私にはそこまでする心情が理解できず、より怖いと感じました。自分には理解できない理由で傷つけられて、それでも立ち直ろうとするはつ美は強くて素敵でした。
大人でもなく子供でもない女子高生であるはつ美を、繊細に表現する吉倉さんと、好きな人を傷つけてしまった後悔や反省を複雑に抱えた遼太郎を、安定の実力で演じる柳楽さん、二人の演技が見どころです。(女性 20代)

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