映画『名探偵コナン 純黒の悪夢』あらすじネタバレ結末と感想

名探偵コナン 純黒の悪夢の概要:『名探偵コナン 純黒の悪夢』は、劇場版『名探偵コナン』シリーズ第20作目。節目の20作のため、黒ずくめの組織の内部に踏み込んだストーリー。FBI、公安も巻き込んだ迫力の映画。

名探偵コナン 純黒の悪夢 あらすじネタバレ

名探偵コナン 純黒の悪夢
映画『名探偵コナン 純黒の悪夢』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

名探偵コナン 純黒の悪夢 あらすじ【起・承】

ある夜、警察庁内部に女が侵入し、日本警察が把握している世界のスパイの機密データが盗まれる。侵入者に気付いた公安の安室らによって追われ、FBIの赤井も女を追うが、カーチェイスの末、橋から落ちた女の行方を見失ってしまう。

翌日、昨夜の高速道路での大規模な事故がニュースで流れる中、コナンら少年探偵団と博士はリニューアルした東都水族館を訪れていた。
子供たちはそこでベンチに座ったまま呆然とするオッドアイの外国人女性と出会う。彼女こそ昨夜警察庁に侵入した女なのだが、事故のために記憶喪失になったようだ。
子供たちは彼女の記憶を取り戻すために水族館で聞き込みを始め、警察にも連絡して協力をしてもらう。

一方、組織の一員であるベルモットも水族館に来ていた。記憶喪失の女は、組織のメンバーだったのだ。
彼女のコードネームは「キュラソー」。記憶を失う前に、警察庁で得たデータを組織に送っていた。スパイを特定した組織は、組織に潜り込んでいた世界中のスパイを消し始める。

名探偵コナン 純黒の悪夢 あらすじ【転・結】

キュラソーは、元太・光彦・歩美と観覧車に乗った際、激しく苦しみ倒れる。
ジンとウォッカはスパイとして疑われているキールとバーボンを始末しようとするが、キュラソーの行方を突き止めこちらを最優先する。
窮地を脱した安室と水無怜奈だが、まだ油断はできない。

一方、コナンはFBIと接触し、記憶喪失の女が組織の一員キュラソーであることを知る。
キュラソーは公安に連れられ記憶を戻すために水族館の観覧車へ向かう。
コードネームの「キュラソー」は、5種類の色を持つ。コナンは彼女が5色の半透明なカードを持っていたことから、5色が記憶の鍵であると気づいたのだ。
組織も、キュラソー奪還のためにヘリで水族館に向かっていた。

キュラソーは観覧車の頂上で、5色の光を浴び記憶を取り戻す。灰原はコナンを追って観覧車に来ていたが、キュラソーとでくわし彼女に自分がシェリーであることに気付かれてしまう。しかしキュラソーは子供たちと出会い彼女は「今の自分の方がいい」と思い、組織を裏切ることを決める。灰原に子供たちを託し、一人飛び出していった。

ジンは、キュラソーが裏切った時の為に観覧車内部に爆弾を仕掛けていた。キュラソーの裏切りが分かったため、観覧車の爆破を決行する。
しかし観覧車内部ではコナンに助けを求められた安室が爆弾解除を進めており、間一髪のところで爆弾は解除される。
これを悟ったジンは、徹底的に観覧車を狙撃するが、コナンと赤井のコンビネーションによって組織のヘリは墜落する。
しかし、ジンは最後まで抵抗する。観覧車を狙撃し続け、脱輪させたのだ。
観覧車は水族館に転がっていき、このままでは大事故が免れない。コナンは伸縮するベルトと膨張するサッカーボールを使い、ギリギリのところで観覧車を止めようとするが、それでも止まらない。
キュラソーは重機を使い、捨て身で観覧車に突っ込んだ。観覧車はこれで漸く止まり、多くの命が助けられた。

その後、爆発に巻き込まれたキュラソーは判別もできない遺体で発見される。コナンが確認した遺体から黒焦げのストラップが落ちる。子供たちが友情のあかしとして彼女にあげたものだった。これを見たコナンは、キュラソーの心の色を変えたのはこの子供たちだったのだと思うのだった。

名探偵コナン 純黒の悪夢 評価

  • 点数:90点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:2016年
  • 上映時間:112分
  • ジャンル:アクション、サスペンス、ミステリー
  • 監督:静野孔文
  • キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平 etc

名探偵コナン 純黒の悪夢 批評・レビュー

映画『名探偵コナン 純黒の悪夢』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

歴代の中でもトップレベルの面白さ

前作の『業火の向日葵』はいろんな意味で残念だったが、今回はそれを忘れるほどすごい出来だった。組織がらみの事件をテーマとした劇場版は他にもあるが、その中でも一番素晴らしいと思えた。

まず、20作目だからかまるでお祭りのように組織・FBI・公安の顔ぶれがそろい、大盤振る舞い。このメンバーだけで取りあえず盛り上がる。
その上、今回のストーリーは組織内部の秘密、組織のナンバーツーに関わることがわかるかも(?)と言われていた。結果キュラソーは組織のナンバーツーの側近でしかなかったわけで、秘密がわかりかけたようで結局何もわからなかったのだが、それでもかなり踏み込んでいる。
今まで組織に関わってきた人々、赤井・水無・安室らの潜入捜査官は、キュラソーによって窮地に立たされる。
映画でここまでやってしまうのは憎いような気もするが、映画だからこそこれだけど派手に爆破したりできるのだから、逆に良かったのかもしれない。カーチェイス、ヘリ、観覧車爆破、迫力満点ですごかった。

感動のラスト

記憶を取り戻したキュラソーは、子供たちと接して「本当の自分」は何なのかを考える。その結果、組織のメンバーとしてではなく、なりたい自分を選んだ。
子供たちと接して穏やかに生きる自分がいいと思った彼女は、その子供たちを守るために自分の命を捨てる。
最後、爆破に巻き込まれるシーンで涙した人も多いと思う。
組織・FBI・公安を巻き込んだアクションの迫力だけの映画ではなかった。

名探偵コナン 純黒の悪夢 感想まとめ

公開前に組織のナンバーツーであるラムに関わる秘密が明かされることは公表されていて、その秘密が何であるかが注目されたが、それ自体は思った通り重要なことはほとんどわからないようなものだった。
キーパーソンとなったキュラソーは死んでしまったので、この映画だけのキャラクターとなってしまったのが残念。キュラソーの声をあてたのは天海祐希で、今までも声優経験があり演技力も実証済み。今回も記憶を無くした心優しいキュラソーと、組織の一員としてのキュラソーとで印象を変えるなど、難しい役どころにもかかわらず違和感のない素晴らしい演技だった。

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コメント

  1. 通りすがり より:

    ふらっと立ち読みさせて頂きましたが、他の一連作品がある程度的を得ているのに対し、今作の褒めっぷりに違和感があります…。
    むしろミステリーやトリック等の観点から見ても今作はひどかったかと私は思います。
    そもそも記憶喪失が話のメインってのもあれですが、思い出す鍵が5色のライトって…。
    カーチェイスのシーンは迫力がありましたが、そもそも必要か?
    あと安室さんと赤井さんは観覧車の上で殴り合ってる場合じゃないよね。仕事しろよ。
    一番ひどいと思ったのはサッカーボールとサスペンダーで観覧車止める辺りですね。
    さすがに無理です。どんな素材で出来てんすか。
    良くも悪くも対象は子供向けなのかな、と改めて思わされた作品でした。