12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』
スポンサーリンク

映画『ツナグ』あらすじネタバレ結末と感想

スポンサーリンク

この記事では、映画『ツナグ』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ツナグ』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ツナグ』の結末までのストーリー
  • 『ツナグ』を見た感想・レビュー
  • 『ツナグ』を見た人におすすめの映画5選

映画『ツナグ』 作品情報

ツナグ

  • 製作年:2012年
  • 上映時間:129分
  • ジャンル:ファンタジー、ヒューマンドラマ
  • 監督:平川雄一朗
  • キャスト:松坂桃李、樹木希林、佐藤隆太、桐谷美玲 etc

映画『ツナグ』 評価

  • 点数:90点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★☆

[miho21]

映画『ツナグ』 あらすじネタバレ(起承転結)

映画『ツナグ』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『ツナグ』 あらすじ【起・承】

死んだ人に一度だけ会わせてくれる「ツナグ」という人物がいる。都市伝説のようなうわさがある。
その「ツナグ」は、まだ高校生の少年・歩美。祖母のアイ子から引き継ぐための見習い中である。依頼者は半信半疑だが、亡くなった母に土地の権利書の場所を聞くために彼に頼るしかない。
歩美は確かに依頼者と死んだ母を面会させ、生前言えなかったことを言えた依頼者に感謝された。

次の依頼者はなんと同級生の少女だった。嵐は、同じ部活だった友人に再会したいという。その友人御園は、自転車で通学中に凍った坂で滑り、事故死してしまったのだ。嵐はその坂が凍ることを知りつつ、水道の水を流しっぱなしにした。そのころ部活で主役の座を争っていて、なんとか自分が勝ち取りたいと思ったからだった。
嵐は御園の死を自分のせいだと思い、謝るために再会しようとしたのだった。
死者にとっても、生者との面会は一度きりだ。歩美は御園の承諾を得るためにまず先に面会する。
生前歩美を好きだった御園は、再会を喜ぶ。だが、その時嵐も歩美に好意を寄せていることに気付き、歩美にある伝言を託し、面会を承諾する。
嵐は御園と再会し、何事もなかったかのように明るく、主役を争う前のように話をすることができた。二人は楽しい思い出を語り合い、嵐はとうとう水道のことを謝らずに面会を終える。最後まで明るく接した御園は、「歩美に『伝言はないか』と聞いてみて」と言い、二人は別れる。
嵐は歩美に伝言がないか尋ねた。歩美は「『道は凍ってなかったよ』って言ってた」と伝える。御園は道が凍っていたことを知っていたのだ。そしてそれが嵐のしたことだということも。面会は一度きり。嵐は御園に謝らなかったことを後悔し、嘆いた。

映画『ツナグ』 結末・ラスト(ネタバレ)

次の依頼者は、消えた恋人を探す男・土谷。恋人のキラリは、名前も出身地もでたらめの女性だった。だが面会を承諾する。
土谷は恋人が死んでいたことにショックを受け、会うのが怖いと言ってためらう。説得してキラリと再会すると、そこではじめて彼女の本当の姿や、土谷への想いを知る。
土谷は真実を知り、前を向いて生きようと決意する。

歩美は「ツナグ」見習いをする中で、これは生きる者のエゴではないかと疑問を抱いていた。だが、続ける中でこの仕事に誇りを感じ始めていた。
歩美はアイ子に「ツナグ」を引き継ぐと告げる。そんな歩美に、「ツナグを継げば自分が会いたい人には会えない」と言い、歩美の両親が死んだのは自分のせいだと、長年隠していた秘密を語り始める。
歩美の父は「ツナグ」だった。だが、そのことを妻には隠していた。母は、「ツナグ」の道具である鏡を見てしまった。これを見た者は死ななければならず、そして「ツナグ」である父も死ななければならないルールだった。こうして両親は事故で死んでしまったのだ。
アイ子は「自分が彼女に「ツナグ」のことを話していればよかった」と悔いる。
歩美は真実を知っても「ツナグ」を引き継ぐ決心に揺らぎはなかった。そして、「自分が「ツナグ」を誰かに譲ったらおばあちゃんに会わせてもらう」と伝えた。

映画『ツナグ』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ツナグ』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

嵐と御園の友情

いくつかの依頼者のストーリーの中でも、嵐と御園のストーリーは素晴らしかった。
「道は凍ってなかったよ」と言う一言、これを聞いた時の嵐の後悔はすさまじいのだが、この一言はかなり謎が多い。なぜ御園は後になって伝言を伝えるように言ったのか。
御園は元々嵐と争うつもりはなく、本当に慕っていた。主役を争うことになって、「嵐にはかなわないよ」と言ったのを嵐は「あたしにはかなわないよ」と聞き間違え、怒りからあのような行動に出てしまったわけだが、その嵐の嫉妬・怒りを御園は知らない。
しかし、あの道でいつも水が出しっぱなしになり、凍ったら危ないということは通学を共にしていたから知っていた。
映画では、嵐が蛇口をひねり水を出したところを御園が見ていた(嵐の見間違い・もしくは恐怖からの幻想の可能性もある)描写があるため、「御園は嵐の殺意を知っていた」ともとれるが、明言はできない。
御園は、生前自分が歩美のコートを見て褒めたことをそっくりそのまま嵐が歩美に告げたことを知り、伝言を託している。
これを嵐の立場から見れば、自分が好きだった人を嵐も好きかもしれない。だから仕返しとして十字架を背負わせた、ということになる。自分の罪を重く感じていたからこそ、嵐はこう受け取ってしまったのだ。それは必然である。
だが、御園は本当に嵐の殺意を知っていたのだろうか。ここが一番疑問なのである。嵐は一方的に御園を見下し、敵視し、嫉妬していた。だが御園は嵐を親友として慕っていた。あの蛇口をひねる瞬間のことだって、実際その場にいたかどうか定かではないのだから、その場合は殺意を知るはずがない。
だから、本当のところはどうだったのか、何度考えてもわからない。
ただ、嵐が「御園は自分の殺意を知っていた」そして仕返しとして重い十字架を背負わせたと感じていることは確かである。御園が本当に殺意を知っていたのだとしても、はたまた大好きな親友だと信じていたのだとしても、二人の想いは通じ合わないまま最後のチャンスを棒に振ってしまったということだ。
この謎を解明することはできなかったが、たった一度の機会をムダにし、後悔して泣き叫ぶシーンは胸に突き刺さった。映画のエピソードの中で一番印象的なストーリーだ。


死者と会えたとしても、機会はたった一度しかない。その一度の重みを感じる作品だった。会ったことによって愛を感じることもあれば、さらに後悔を重ねる結果になってしまうこともある。なかなか深い物語だなと思った。自分が死者に会うときがあれば、泣いてしまって上手く話せないかもしれない。一度の奇跡を生かすのは難しいような気がする。
主人公が使者見習いというところが良かった。迷いながら真摯に使者の仕事に向き合う姿に、好感が持てた。(女性 30代)


亡くなった人に合わせてくれる「ツナグ」が受け継ぐものであったり、見習い期間があるなどそもそもの設定が面白く、どんな展開になるのかわくわくしながら鑑賞しましたが全てのストーリーが上手く行きすぎていて、亡くなった人に会いたい理由は良い結果を生むものばかりでは無いだろうと現実的なことを考えてしまいました。
嵐と御園のストーリーは少し複雑でしたが、些細な勘違いや思いやりなど色々な要素が絡み合ったせいでこういう結果になってしまったのだろうと少し切なくなりました。(女性 30代)


死者と一度だけ再会できる「ツナグ」という設定がとても印象的でした。最初はファンタジーのように感じましたが、それぞれの依頼人の物語が進むにつれて、人が亡くなったあとに残る後悔や想いの重さが伝わってきます。特に親友を亡くした女子高生のエピソードは切なく、会えたことで前に進める姿に胸を打たれました。そして歩美自身も両親の死の真実を知ることになる展開は衝撃的です。最後に祖母からツナグの役目を引き継ぐ場面は、静かな覚悟が感じられて印象に残りました。(20代 男性)


亡くなった人と一度だけ会えるという設定がとても切なくて、観ている間ずっと感情が揺さぶられました。どの依頼者もそれぞれ後悔や未練を抱えていて、その想いがとてもリアルに感じられます。特に母親に会いに来た会社員のエピソードは、親子の距離感が本当に胸に刺さりました。歩美が最初はこの役目に戸惑っているのに、最後には自分の意思で受け継ぐ決意をするところも良かったです。静かな物語ですが、深い余韻が残る映画でした。(30代 女性)


この映画は死者との再会という不思議な設定を通して、人間の後悔や愛情を描いた作品だと思いました。依頼者たちは亡くなった人に会うことで、必ずしも望んだ答えを得るわけではありません。それでもその時間が人生を前に進めるきっかけになっているのが印象的でした。歩美自身も両親の死の真相に向き合うことになり、ツナグという役割の重さを理解していきます。ラストで祖母から役目を受け継ぐ場面はとても静かですが、大きな意味を感じました。(40代 男性)


観終わったあとに、人と人とのつながりについて考えさせられる映画でした。亡くなった人と一度だけ会えるという奇跡があるのに、その時間は決して万能ではありません。むしろ会うことで新しい痛みや真実に向き合うことになる場面もあります。それでも人はその再会を求めるのだと感じました。歩美がツナグの役割を引き継ぐ決断をするラストは、悲しみの中にも希望があるように感じられて、とても印象的でした。(30代 女性)


派手な展開はありませんが、人の心を丁寧に描いた作品でした。死者と再会する場面はどれも静かで、それぞれの登場人物の気持ちがじんわり伝わってきます。特に親友との再会のエピソードは切なく、若い頃の後悔がとてもリアルでした。歩美が自分の両親の死の真実を知る展開も意外性があります。最後に祖母からツナグの役目を受け継ぐ場面は、彼が大人になった瞬間のようで印象的でした。(50代 男性)


この映画を観て、亡くなった人にもう一度会えたら何を話すだろうと考えてしまいました。依頼者たちの物語はどれも切なくて、特に親子の再会のエピソードは涙が出ました。会える時間が限られているからこそ、言葉の一つ一つがとても重く感じられます。歩美が最初はツナグという役割に戸惑いながらも、最後にはその使命を受け入れる姿も良かったです。静かな作品ですが、とても心に残る映画でした。(20代 女性)


死者との再会というテーマを扱っていますが、ホラーではなく人間ドラマとしてとても温かい映画でした。依頼者が亡くなった人に会うことで、心の整理をつけていく過程が丁寧に描かれています。特に友人との再会のエピソードは、若い世代の後悔や友情がリアルに感じられました。歩美が自分の過去と向き合いながらツナグの役割を理解していく流れも良かったです。観終わったあと、誰かに会いたくなる映画でした。(40代 女性)


物語全体がとても静かに進む映画ですが、その分登場人物の感情が強く伝わってきました。亡くなった人と会うことで、必ずしも救われるわけではないところがリアルです。それでも再会の時間が人生を変えるきっかけになるのが印象的でした。歩美が両親の死の真実を知る場面は少し驚きましたが、それによって彼の覚悟が固まる流れが良かったと思います。最後の決意のシーンがとても心に残りました。(30代 男性)

映画『ツナグ』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ツナグ』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

いま、会いにゆきます

この映画を一言で表すと?

亡くなった妻との奇跡の再会を描いた、涙なしでは観られない愛のファンタジー。

どんな話?

妻を亡くした父と息子が静かに暮らしていたある日、亡くなったはずの妻が突然現れる。彼女は自分が誰なのか思い出せないまま、二人と一緒に暮らし始める。限られた時間の中で、家族は再びかけがえのない日々を過ごしていく。やがて訪れる別れの時が、家族の絆と愛情をより深く浮かび上がらせていく。

ここがおすすめ!

死別した家族との再会というテーマを、優しく温かい視点で描いた作品です。切ない設定でありながら、家族の時間の尊さが丁寧に表現されています。観終わったあとに大切な人を思い出したくなるような、静かな感動が心に残る映画です。

黄泉がえり

この映画を一言で表すと?

亡くなった人が次々と帰ってくる奇跡を描いた、切なくも温かいファンタジードラマ。

どんな話?

ある日、亡くなった人々が突然この世に戻ってくるという不思議な現象が起きる。再会を喜ぶ人々もいれば、複雑な感情を抱く人もいる。生きている人と亡くなった人が再び向き合うことで、それぞれの心の奥にある後悔や愛情が浮かび上がっていく。

ここがおすすめ!

死者との再会をテーマにしながら、人間の感情を丁寧に描いている点が魅力です。再会の喜びだけでなく、別れや後悔といった複雑な感情も描かれており、観る人の心を深く揺さぶります。温かさと切なさが同時に残る感動作です。

ゴースト ニューヨークの幻

この映画を一言で表すと?

死後も愛する人を守ろうとする男性の想いを描いた、永遠のラブストーリー。

どんな話?

恋人と幸せに暮らしていたサムは、ある事件で命を落としてしまう。しかし彼の魂はこの世に残り、恋人モリーを危険から守ろうとする。霊媒師の女性の力を借りながら、サムは見えない存在として彼女に想いを伝えようとする。

ここがおすすめ!

死後の世界をテーマにした作品の中でも特に有名なラブストーリーです。恋人を守りたいという想いが胸を打ち、感動的なシーンが多くの人の記憶に残っています。ロマンチックな雰囲気と切ない物語が融合した名作です。

世界から猫が消えたなら

この映画を一言で表すと?

人生の大切なものを問いかける、優しくも哲学的なファンタジードラマ。

どんな話?

余命わずかと宣告された主人公の前に、自分そっくりの悪魔が現れる。世界から一つ何かを消す代わりに一日寿命を延ばすという奇妙な取引が始まる。電話、映画、時計などが消えていく中で、主人公は人生にとって本当に大切なものを考え始める。

ここがおすすめ!

静かな語り口で人生の意味を問いかける作品です。身近なものが消えていくことで、人とのつながりや思い出の大切さが浮き彫りになります。優しい世界観と深いテーマが印象的で、観終わったあとに余韻が残る映画です。

天国からのエール

この映画を一言で表すと?

若者の夢を支え続けた実在の人物を描いた、心温まる青春ドラマ。

どんな話?

沖縄で小さな弁当店を営む男性は、夢を追う高校生たちに無料で音楽スタジオを貸し出し、彼らを応援していた。若者たちは彼の言葉に励まされながら夢へ向かって努力する。しかし彼には周囲に言えない大きな秘密があった。

ここがおすすめ!

人と人とのつながりの大切さを描いた感動的な作品です。若者の夢を応援する大人の姿が温かく描かれており、観る人に勇気を与えてくれます。実話をもとにしたストーリーが心に響くヒューマンドラマです。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。

影山みほをフォローする
ヒューマンドラマ映画ファンタジー映画

みんなの感想・レビュー

  1. 映画好き より:

    やっぱり不自然ですよね?
    描写的に嵐が故意に蛇口を捻る場面でのそれを観ている御園は明らかに嵐が勝手に観た幻だし、そうだとしたらあの伝言はかなり不自然ですよね。
    なんとなく監督が描きたいストーリーは理解できるんだけど、脚本として矛盾点や突っ込みどころが満載で、ちょっと映画としてのクオリティはかなり低い気がしました。
    変なところでスローになったり、説明セリフが多すぎたり、監督の才能の無さがすごすぎて、橋本愛の頑張りがあわれに思えました 汗
    あと、松阪とうりの演技がひどすぎて佐藤隆太がかなり上手く見えたのも新鮮でした。

  2. ヒラ より:

    私は1回目は、嵐に怒り好きな人からの伝言と言う形で、親友の罪を伝えたと思いましたが、二回目よく見ると、
    御園さんは本当に優しさから
    道は凍ってなく嵐のせいで事故を起こしたのでは無いと伝えたと思います。
    最後まで親友嵐の気持ちを大切にしてたから、嵐さんも会って良かったと言えたのでしょうね^_^