映画『アイデンティティー』のネタバレあらすじ結末

アイデンティティーの概要:偶然が重なり、大雨の中でモーテルに足止めされた11人の男女に襲い掛かる真実と、一人の死刑囚との意外な関係を描いた。監督は「ウルヴァリン SAMURAI」も手がけたジェームズ・マンゴールド。

アイデンティティーの作品概要

アイデンティティー

公開日:2009年
上映時間:90分
ジャンル:サスペンス、ミステリー、ホラー
監督:ジェームズ・マンゴールド
キャスト:ジョン・キューザック、レイ・リオッタ、レベッカ・デモーネイ、アマンダ・ピート etc

アイデンティティーの登場人物(キャスト)

エド(ジョン・キューザック)
キャロラインの使用人。休職中の刑事で正義感が強い。エイズに侵された妊婦の自殺を止められなかったことがきっかけで体調を崩し、意識障害をおこすようになった。フルネームはエド・ダコタ。
パリス(アマンダ・ピート)
元売春婦。芯の通った性格。地元に戻り、果樹園を始める予定。フルネームはパリス・ネバダ。
ロード(レイ・リオッタ)
囚人ロバートを移送中の刑事。高圧的な態度をとる。フルネームはロード・アイランド。
ラリー(ジョン・ホークス)
モーテルの支配人。元売春婦のパリスを目の敵にする。フルネームはラリー・ワシントン。
ジニー(クレア・デュヴァル)
ルーの妻。ルーの浮気を疑っている。
ルー(ウィリアム・リー・スコット)
ジニーの夫。ジニーとは結婚したばかり。かっとなりやすい性格。フルネームはルー・イジアナ。
ジョージ(ジョン・C・マッギンレー)
アリスの夫。ティミーと血のつながりはない。優しく穏やかだが、オドオドした面も見せる。フルネームはジョージ・ヨーク。
アリス(レイラ・ケンズル)
ジョージの妻でティミーの母。ジョージとは再婚。
ティミー(プレット・ローア)
アリスの息子。実の父から暴力を受けていた過去があり、それが原因で話さなくなった。ジョージは義理の父。
キャロライン(レベッカ・デモーネイ)
女優。傲慢な性格。エドの雇い主。
マルコム・リバース(プルイット・テイラー・ヴィンス)
凶悪殺人鬼。死刑執行前日に再尋問を受ける。幼い頃の心の傷が原因で、解離性同一性障害(多重人格障害)になる。

アイデンティティーのネタバレあらすじ

映画『アイデンティティー』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

アイデンティティーのあらすじ【起】

多重人格の死刑囚マルコムの再審理を行うため、マルコムの再尋問が行われることになった。
死刑執行前夜だった。

大雨の降るネバダ州北部。
車がパンクし、路上で修理していた夫ジョージ。
様子を見ていた妻アリスは、幼い息子ティミーが見ている目の前で車に轢かれる。

アリスを轢いた車は、女優キャロラインの使用人エドが運転していた。
キャロラインは嫌がるが、休職中の刑事エドはアリスを助けようとする。
キャロラインの携帯電話は、電池切れで使えない。

モーテルに駆け込み、電話を借りようとするが、大雨のせいで電話がつながらない。
救急病院の場所を教えられ、キャロラインを置いて助けを呼びに向かうエド。

途中、電柱に車をぶつけ立往生していた元売春婦のパリスを乗せる。
しかし洪水のせいで、モーテルの周りからは出られず、車も水没してしまう。

通りかかった新婚夫婦のルーとジニーに携帯電話を持っているか尋ねるが、持っていなかった。
そして彼らはモーテルに泊まることになる。

囚人を移送中の刑事ロードも身動きが取れなくなり、モーテルにやって来る。

アイデンティティーのあらすじ【承】

警察無線もつながらないため、エドはアリスに応急処置を施す。
携帯電話の電波がかろうじて入ることに気付いたキャロラインは、部屋を出る。

ふと目覚めたエドは、乾燥機に入れられたキャロラインの生首を発見する。
ロードとラリーを呼んで遺体を確認していると、10号室の鍵が見つかり、囚人ロバートが逃げ出したとわかる。
ロード、エド、ラリーの3人は囚人を探し、パリスたちは同じ部屋で一緒に過ごすことになる。

ルーの浮気を疑っていたジニーは、我慢の限界を感じて自分たちの部屋のトイレに篭る。
執拗にドアを開けるように迫るルーに怯えるジニー。
トイレの窓から逃げると、ロード、エド、パリスが駆けつける。
ルーは部屋の中で殺されていた。

ようやくロバートを捕まえたロードとエド。
ラリーに監視を頼むが、ロバートから秘密を教えると言われ、事務室に向かう。

やがてアリスの意識が戻る。

囚人を逃がすようなロードを信用しきれないエドは、遺体の証拠写真を撮る。
そしてルーの遺体の中に、9号室の鍵を見つける。

アイデンティティーのあらすじ【転】

ロードに鍵を見せようとすると、ロバートを見張っていたはずのラリーが出歩いていた。
ロバートは殺されていて、8号室の鍵が落ちていた。

ラリーはキャロラインの財布を盗んでいて、冷凍庫には凍った男の遺体があった。
車で逃げようとするが、ティミーを轢きそうになり、助けようとしたジョージが轢かれてしまった。

一方、死刑囚マルコムの再尋問が行われる部屋には、医者も同席していた。
マルコムは多重人格だったため、専門家が必要だったのだ。
そしてマルコムが到着する。

モーテルでは、ラリーが自分の罪を告白していた。
カジノで負けて一文無しになった後、モーテルにたどり着いたラリー。
本当の支配人ラリーは既に死んでいたため、冷凍庫に死体を隠し、偶然同じ名前だったラリーは支配人になりすました。

ラリーを見張りながら、全員同じ部屋で一晩過ごすことになる。
しかしアリスが息を引き取り、ベッドには6号室の鍵があった。

車に潰されたジョージの遺体を確認すると、7号室の鍵を持っていた。

アイデンティティーのあらすじ【結】

エドは、ティミーとジニーをモーテルから出そうとする。
だが車が爆発し、2人は忽然と消えた。
これまでに死んだ5人の遺体も消えていた。

動揺して叫んだパリスの言葉から、死んだ7人を含め、全員が同じ誕生日だとわかる。

頭の中で自分を呼ぶ声が聞こえ、エドは見知らぬ部屋で意識を取り戻す。
エドは、死刑囚マルコムの人格のひとつだった。
マルコムは人格を統合させる治療を受けていたが、それによって人格は減っていくと聞かされる。
そして、4年前に殺人を犯した、凶悪な人格を見つけ出して欲しいと頼まれる。

モーテルでは、パリスがロードの正体に気付く。
ロードはロバートと一緒に移送されていた囚人だったが、警官を殺し、警官のフリをしていたのだった。
エドとラリーにそれを伝えようとするが、パリスをかばってラリーは撃たれる。
戻ってきたエドはロードと撃ち合いになり、2人は死んだ。

パリスの人格が残り、凶悪な人格は消えたとされ、マルコムは死刑ではなく措置入院が決まる。

地元で果樹園を始めたパリスの前に、1号室の鍵とティミーが現れ、彼女は殺される。
モーテルで殺人を犯した凶悪な人格ティミーは、マルコムの体を手に入れた。

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