映画『呪怨 パンデミック』あらすじネタバレ結末と感想

呪怨 パンデミックの概要:有名なJホラー作品「呪怨」シリーズの、ハリウッドリメイク版2作目。オリジナル版、ハリウッドリメイク版の1作目に続き、清水崇がメガホンを取った。前作の主演サラ・ミシェル・ゲラーが出演している。

呪怨 パンデミック あらすじネタバレ

呪怨 パンデミック
映画『呪怨 パンデミック』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

呪怨 パンデミック あらすじ【起・承】

東京のインターナショナルスクールに通うアリソン、ヴァネッサ、ミユキは、有名なお化け屋敷に遊びに行く。
ヴァネッサとミユキの悪ふざけで押し入れに閉じ込められたアリソンだったが、押入れが開かなくなり2人は逃げ出す。
ようやく出られたアリソンも、慌てて家から逃げた。

カリフォルニア州に住む母親に呼び出されたオーブリーは、日本に住む姉カレンが夫ダグを殺して家に火をつけたと聞かされる。
具合が悪い母に代わり、日本の病院でカレンと面会したオーブリー。
その後カレンは病室から脱走し、屋上から飛び降りた。

イリノイ州シカゴにあるアパートに住むビルは、トリッシュと再婚することになった。
ビルの娘レイシーは歓迎ムードだが、息子ジェイクは距離を取っていた。
そんな時、ジェイクは隣に住むフレミング家に、フードを深く被った人物が抱え込まれていくのと、青白い少年の姿を見かける。
それからというもの、フレミング家にいるフードの人物の怪しげな行動が気になるようになるジェイク。

東京では、ボーイフレンドのマイケルと一緒にいたミユキが突然いなくなり、教師に呼び出されたヴァネッサも姿を消す。

呪怨 パンデミック あらすじ【転・結】

オーブリーは燃える家の中からカレンを助け出し、自殺現場にも居合わせた香港出身のルポライター、イーソンと会う。
彼は、3年前に起こった殺人事件と、同じ家で起こったアメリカ人一家の殺人事件の謎を追っていた。
その家に入ったカレンは何かに取り憑かれ、それを解決するために放火したと推理する。

呪われた家に向かったイーソンは、カヤコの日記を見つける。
外で待っていたオーブリーは、カレンの声が聞こえたと思った次の瞬間、家の中に引き込まれた。

民間伝承に詳しい友人を呼び出し、日記を見てもらうイーソン。
イタコのような存在だったカヤコの母は、悪霊を祓ってカヤコに食べさせていた。
その晩、イーソンはカヤコに殺されてしまう。

イリノイ州では、アパート全体がおかしくなりはじめていた。
やがて、トリッシュはビルを殺害。
帰宅したレイシーも殺され、ジェイクだけが生き残った。

東京から、カヤコの母がいるはずの地方の村へ向かったオーブリー。
しかしオーブリーに憑いていた呪いのせいで、カヤコの母は死んでしまう。
東京に戻ったオーブリーは呪われた家に火をつけようとするが、カヤコの記憶に取り込まれ、タケオに殺された。

カヤコと化したオーブリーから逃げてきたアリソン・フレミングは、家族を殺されパニック状態のジェイクに助けを求める。
しかしアリソンもカヤコに殺されてしまった。

呪怨 パンデミック 評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★☆☆☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2006年
  • 上映時間:102分
  • ジャンル:ホラー
  • 監督:清水崇
  • キャスト:アンバー・タンブリン、アリエル・ケベル、ジェニファー・ビールス、エディソン・チャン etc

呪怨 パンデミック 批評・レビュー

映画『呪怨 パンデミック』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

見る側を選ぶ凝ったストーリー

オリジナルのJホラー版をほぼ忠実に再現した、前作「THE JUON 呪怨」と違い、あくまでもオリジナルのストーリー。
ビデオオリジナル版「呪怨2」に登場する北田夫婦と同じように、朝食の時にフライパンで夫ビルの頭を殴る妻トリッシュというような、日本の作品を連想させるシーンも出てくる。

同じタイミングで起こっているような、それぞれの話の時間軸がバラバラになっていて、ラストにどういった仕組みなのかが明らかにされるストーリー。
日本のオリジナル版が好きな場合はわかりやすいが、苦手な場合は意味が分からないまま終わってしまうという、見る側を選ぶものになっている。
前作のカレンの物語が妹オーブリーに続いていくのは、シリーズを通して楽しめるうまい演出。
カレンの自殺の理由を探るオーブリーのパートから、インターナショナルスクールのアリソンのパート、その後にビルの再婚家庭のパートという流れになっていて、ラストでジェイクとアリソンが顔を合わせるのは驚かされる。

伽耶子の過去が明らかにされていて、得した気分になる。
だが、伽耶子の母が流暢な英語を喋り出すという、ツッコミどころもある。

違和感のない安心設定

アメリカと日本の両方を舞台にしているが、日本の場面ではインターナショナルスクール、オーブリーは日本語が話せないものの、香港からやってきたイーソンが通訳となっていて、無理やりな場面設定になっていないので世界観に入り込みやすい。
海外のシーンは、ハリウッド版なので当然リアル感がある。

呪怨シリーズで伽耶子を演じてきた藤貴子が、本作でも伽耶子を演じているので、ハリウッドだからといって違和感はあまり感じない。

呪怨 パンデミック 感想まとめ

ハリウッドリメイク版の2作目だが、完全オリジナルストーリーとして作られていて、それを呪怨シリーズ生みの親である清水崇がメガホンを取ったという、ファンなら見なきゃ損、という内容の作品。
伽耶子と俊雄の怖がらせ方は定番のものになってしまったが、写真の中からじっくり姿が浮かんで来たり、暗闇から急に飛び出してくるようなシーンには、ドキッとさせられる。

ハリウッド作品にありがちな、日本人なのにカタコトの日本語という、日本人役であって日本人ではないミスキャストも無くて見やすい。

Amazon 映画『呪怨 パンデミック』の商品を見てみる