『リトル・マーメイド』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

アンデルセン童話の『人形姫』を原作にしたディズニー・アニメ。ウォルト・ディズニーが興味を持っていた原材を死後に作品化したものである。監督・脚本は『アラジン』のジョン・マスカー、『トレジャー・プラネット』のロン・クレメンツが共同で参加している。

あらすじ

リトル・マーメイド』のあらすじを紹介します。

海底王国のお姫様・アリエルは好奇心旺盛な女の子。外の世界へのあこがれが日に日に増していく彼女のことを、父・トリトンは心配していた。彼女は将来王女として国を統治していかなくてはいけないのに、いくらなんでもお転婆過ぎる……。
ある日、アリエルは人間の青年・エリックに恋をしてしまう。アリエルはどうしてもエリックと結ばれたくて、美しい声と引き換えに人間の足をもらい、地上へ足を踏み入れることになった。足を授けた魔女・アースラは、ある条件をアリエルに提示していた。アリエルが3日以内にエリックとキスしなければ、一生アースラの奴隷にされてしまう…というもの。しかし、これは罠だった。アースラは魔法でエリックの心を奪い、アリエルとキスできなくしてしまったのだ……。

評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:1991年7月20日
  • 上映時間:83分
  • ジャンル:ファンタジー
  • 監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
  • キャスト:ジョディ・ベンソン、Cheistopher Daniel Barnes、ケネス・マース、サミュエル・E・ライト、Jason Marin etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『リトル・マーメイド』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

ディズニーの第二次黄金期のはじまり

本作制作前のディズニー映画はどれも一緒でした。ヒロインが王子様の登場を待ち、王子様がヒロインを助けて結ばれる。手垢がつきすぎてもう触りたくないような物語です。
本作からは毛色を変えました。ヒロインを自ら問題に立ち向かっていく強い女性にしたのです。これが大受けし、本作は大ヒットを記録。ヒロインのアリエルは特に人気の高いキャラクターとして、今でもグッズが製作されるほどの人気を得ました。
最近のディズニー・アニメのような洗練されたキャラクター像と物語があるわけではありませんが、記念すべき作品として覚えておいて間違いないです。ディズニーファンなら絶対に見なくてはいけない作品ですね。

人気がありすぎて…

本作の人気はとても高いんです。私の知り合いのディズニーファンはみんな本作が大好きでした。人気がありすぎて、ミュージカルとしてニューヨークでロングラン公演されたり、劇団四季がキャッツの後釜に採用したり、TVシリーズが放送されたりしました。
平凡な作品を連発していたディズニーが息を吹き返した記念すべき作品は、そのインパクトの強さから世界中で愛され過ぎているのでした。

まとめ

正直言って、あんまり好きな映画ではないんです。私は本作をリアルタイムで見たわけではないので、ディズニーが息を吹き返した衝撃を感じられませんでした。物心ついた時にはダウンタウンは人気者だった、みたいな感じです。
今見ると、アリエルのキャラクターの完成度はそれほどではないと思います。ディズニーの名作はヴィラン(悪役)が素晴らしい働きをしている。本作のヴィラン・アースラはなかなかのワルでしたね。良いキャラクターだと思います。彼女の若いころを題材にしたスピンオフを見てみたいですね。彼女のような無性に興味が湧いてくるサブキャラクターは、映画には絶対に必要です。B級映画の帝王ロジャー・コーマンは「売れる映画には必ず素晴らしい悪役がいる」と述べていますけど、そのとおりですよ。今の邦画界にはいい悪役が少ないんですよね……。

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