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映画『リトル・マーメイド』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『リトル・マーメイド』の概要:名作童話『人魚姫』を元にした、ディズニー長編アニメーション。人間界に憧れる人魚のアリエルは人間の王子に恋をする。彼女は人間になるため、海を乗っ取ろうとたくらむ悪い魔女と取引をしてしまうのだった。

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映画『リトル・マーメイド』の作品情報

リトル・マーメイド

製作年:1989年
上映時間:84分
ジャンル:ファンタジー、ラブストーリー、ミュージカル、アニメ
監督:ロン・クレメンツ、ジョン・マスカー
キャスト:ジョディ・ベンソン、サミュエル・E・ライト、バディ・ハケット、パット・キャロル etc

映画『リトル・マーメイド』の登場人物(キャスト)

アリエル(ジョディ・ベンソン)
海にすむ人魚のプリンセス。トリトン王の末娘で、その美しい歌声は王国内でも随一。人間界に強い憧れを抱いており、偶然助けた人間の王子・エリックに恋をする。
セバスチャン(サミュエル・E・ライト)
アリエルのお世話係を務めるカニ。宮廷音楽家でもある。自由奔放なアリエルにいつも振り回されている。
フランダー(ジェイソン・マリン)
アリエルの友人の熱帯魚。少し気の弱いところがある。
トリトン王(ケネス・マース)
アリエルの父親で、海の王国を支配する王。海の生き物を殺す人間を危険視している。末娘のアリエルをとても愛しており、人間に興味を抱くアリエルを強く叱る。
エリック(クリストファー・ダニエル・バーンズ)
アリエルが恋した人間の王子。船が難破した際にアリエルに命を救われたが、覚えているのはその歌声とかすかな面影だけだった。
アースラ / ヴァネッサ(パット・キャロル)
アースラは海を乗っ取ろうとたくらむ悪い魔女。下半身がタコの姿をしている。人間になりたいアリエルにつけこみ、彼女に取引をさせる。
ヴァネッサはアースラがエリック王子を誘惑するため、人間に変身した姿。

映画『リトル・マーメイド』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『リトル・マーメイド』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『リトル・マーメイド』のあらすじ【起】

海を支配するトリトン王の娘、人魚姫のアリエルは、美しい声の持ち主。彼女は人間界に強い憧れを抱いていました。今日も誕生パーティーの練習を抜け出して、友人の熱帯魚フランダーと一緒に、人間界の物をコレクションしています。よく海面に上がって船や地上を眺めるアリエルを、父トリトン王は心配していました。人間は海の生物を殺す恐ろしい存在だからです。

ある日、アリエルは船で航海中の王子・エリックに恋をしてしまいました。しかし、彼の乗った船が嵐に襲われてしまいます。愛犬を助けようとしたエリックは、海で溺れてしまいます。アリエルはこれを傍観することができず、世話役のセバスチャンが止めるのも聞かず、エリックを救い出します。気を失っているエリックを、アリエルは浜辺でエリックを解放し、歌を歌います。エリックはもうろうとした意識の中で、その歌声とおぼろげな顔を記憶にとどめました。しかしエリックが目を覚まし始めたのに気づいたアリエルは、自分の正体がばれないよう逃げ出してしまいます。

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映画『リトル・マーメイド』のあらすじ【承】

エリックに恋焦がれるアリエルでしたが、トリトン王はアリエルが人間に恋をしたと知り大激怒。アリエルのコレクションを、無敵の武器トライデントで破壊してしまいます。アリエルは悲しみにくれました。そこにつけいったのが、海の魔女アースラ。彼女は悪い魔女で、王国から追放されながら、海を乗っ取る機会をうかがっていたのです。アースラの手下にさそわれるまま、アリエルはアースラの住み家に入り込んでしまいます。

アースラは言葉巧みにアリエルを誘惑します。そして人間の脚を与える代わりに、取引をさせるのでした。それはアリエルの声を奪い、もし3日間以内にエリックとキスできなければ、アリエルはアースラのものとなってしまうというものでした。アースラはアリエルを人質にトリトン王の力を奪おうと考えていたのです。どうしても人間になりたいアリエルは、契約書にサインをしてしまいます。アリエルの声はアースラのネックレスに吸い込まれ、アリエルは人間の姿になり浜辺へ打ち上げられました。

映画『リトル・マーメイド』のあらすじ【転】

アリエルは近くの城に住んでいたエリックに助けられますが、声を出すことができません。アリエルはエリックの城に住まわせてもらうことになりました。セバスチャンとフランダーは、トリトン王にはこのことを伏せたままアリエルの手助けをしようと誓います。

エリックは歌声を頼りに命の恩人の行方を捜していたため、それがアリエルだとは気付きません。それでもエリックはアリエルに惹かれていきます。いい雰囲気になった2人でしたが、アースラの手下が邪魔をして、なかなかキスをすることができずにいました。2人が惹かれあっているのを見て危機感を感じたアースラは、奥の手を使うことにします。

エリックの前に、記憶通りの歌声を持つ美女・ヴァネッサが現れます。彼女の正体はアリエルから奪った声を借りたアースラでした。しかしエリックは、歌声に込められたアースラの魔法にかけられてしまいます。エリックはすぐさまヴァネッサとの結婚を決めるのでした。アリエルは絶望し、悲嘆に暮れます。

映画『リトル・マーメイド』の結末・ラスト(ネタバレ)

船上での結婚式がとりおこなわれようとしていました。もうすぐ約束期限の日没です。アリエルはフランダー達の助けを借りて、ヴァネッサのネックレスを破壊します。するとアリエルは声を取り戻し、エリックにかけられた魔法も解けました。アリエルが命の恩人だったと気付いたエリック。2人はキスをしようとしますが、時すでに遅く、陽は沈んでしまいました。アリエルは人魚の姿に戻り、正体を現したアースラに捕まってしまいます。

事情を知ったトリトン王はアリエルを救いに来ましたが、アースラの契約書の効力に手も足も出ません。仕方なくトリトン王は、アリエルを救う代わりに自らの身柄を差し出す契約を交わします。王位と無敵の武器を手に入れたアースラは、トリトン王を下等生物に変えてしまいます。

巨大化したアースラに、エリックは船を操りたちむかいます。海や天候すらも操るアースラの力に、エリックは苦戦しますが、ついに船の先をアースラに突きたて、アースラを倒しました。王冠とトライデントを取り戻したトリトン王は元の姿に戻り、海に平和が訪れました。

人間と人魚、相容れないもの同士、エリックとアリエルは別れざるを得ない運命でした。しかし2人の様子を見たトリトン王は、寂しさをこらえ、アリエルを人間の姿に変えてやるのでした。

映画『リトル・マーメイド』の感想・評価・レビュー

何度も観賞していますが、本編を見る度に、数々の素晴らしい名曲を生み出している作品だな、と心から感じます。水の表現も素晴らしく、今のCGとはまた違った良さがあって、アリエル達の住む海はとても魅力的に映ります。
「アンダー・ザ・シー」が流れる場面では、大きな魚から小さな生物まで、皆が音楽を奏でており、見ているこっちまで楽しい気分になります。陸の人間の世界とは違い、海の世界はのんびり楽しそうで、アリエルとは逆に、海に住みたいと思いました。そう感じてしまう程、この作品では海の世界が魅力的に描かれています。(女性 20代)


アリエルという人魚の姫が人間の世界に興味を抱く所から始まる、童話人魚姫を元にしたディズニー映画である。愛らしく個性的な海の生物が多数登場する。歌う事が大好きで、かつ箱入り娘ともいえるアリエルが、人間であるエリックとひょんな所で出会い、結ばれる物語。ディズニーヴィランで有名なアースラも登場する。ちょっとしたミュージカルを見ているようなキラキラした海の世界を描いているが、本当にこんな世界があったらどんなに素晴らしいかと思わせてくれる。(男性 30代)


子供の頃に見た映画であり、大人になった今でも繰り返し観ている大好きな作品である。何度見ても懐かしさやきらきらした感情が思い出し、余韻に浸ってしまうほどである。人間の王子であるエリックに恋した、人魚のプリンセスであるアリエルの物語であり、海の中の愉快な仲間たちや、悪い魔女であるアースラの思惑など、一つ一つが新鮮であった。海の中での素晴らしい光景や、音楽に合わせて踊り出す楽しそうな場面が、本当にあるのではないかと想像したり、考えたりしていた子供時代を蘇らせてくれる作品でもある。(女性 20代)


今までディズニー映画を何作も観てきましたが、今作は中でも特にとても感動する作品だと思いました。英語版も吹き替え版のどちらもアリエルの声がとても美しく、歌声を聴いていて心地良いです。ストーリーを脇で支えるセバスチャンが主人公に振り回される各シーンはクスっと笑えて終始飽きることなく観ることができます。シーンを彩るミュージックも素敵です。将来、子供ができたら必ずシェアしたいと思える作品でした。流石ディズニーです。(男性 20代)


人気のディズニー映画の一つであるリトル・マーメイド。人魚のアリエルが人間に恋をして、声と引き換えに人間になることに。魔女と契約を交わしてしまったアリエルは、人間になっても声がないことで、なかなか気づいてもらえない。魔女の策略に引っかかってしまったアリエルに、危機が近づいていく。それでもディズニー映画の結末は、ハッピーエンドと決まっている。わかっているから安心して見れる、という感覚もあることは否めないだろう。家族で何度も楽しめる作品だ。(女性 30代)


ディズニースタジオの創業者であるウォルト・ディズニーの死後、しばらく低迷期に入っていたディズニー映画を見事に復活させた傑作。
長年培われてきたアニメーション技術、ハワード・アッシュマンとアラン・メンケンという、後に多くのディズニーアニメの楽曲を手掛ける名コンビによる楽曲の数々が融合し、ディズニー映画に新しい風を吹き込んだ。
種族を超えた恋をする人魚のアリエルを娘に持ち、王である前に、良き父として苦悩するトリトン王の姿も見どころ。(男性 20代)


間違いなくディズニー名作アニメーションで、セル画でここまでの動きを作れる当時のスタッフの技術にビックリさせられる。当時のアニメの技術の集大成を見れるこの映画は歴史に残る作品だ。

それにミュージカル部分がどれも耳に残り、名曲ばかり。キャラクターも個性的で、とくにアースラはディズニー作品でも屈指の名悪役だ。「哀れな人々」の歌唱など彼女が登場するだけで不気味さと迫力が段違いで、この場面は子供には若干刺激が強すぎたようだ。(男性 30代)

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    本作制作前のディズニー映画はどれも一緒でした。ヒロインが王子様の登場を待ち、王子様がヒロインを助けて結ばれる。手垢がつきすぎてもう触りたくないような物語です。
    本作からは毛色を変えました。ヒロインを自ら問題に立ち向かっていく強い女性にしたのです。これが大受けし、本作は大ヒットを記録。ヒロインのアリエルは特に人気の高いキャラクターとして、今でもグッズが製作されるほどの人気を得ました。
    最近のディズニー・アニメのような洗練されたキャラクター像と物語があるわけではありませんが、記念すべき作品として覚えておいて間違いないです。ディズニーファンなら絶対に見なくてはいけない作品ですね。

  2. 匿名 より:

    本作の人気はとても高いんです。私の知り合いのディズニーファンはみんな本作が大好きでした。人気がありすぎて、ミュージカルとしてニューヨークでロングラン公演されたり、劇団四季がキャッツの後釜に採用したり、TVシリーズが放送されたりしました。
    平凡な作品を連発していたディズニーが息を吹き返した記念すべき作品は、そのインパクトの強さから世界中で愛され過ぎているのでした。

  3. 匿名 より:

    正直言って、あんまり好きな映画ではないんです。私は本作をリアルタイムで見たわけではないので、ディズニーが息を吹き返した衝撃を感じられませんでした。物心ついた時にはダウンタウンは人気者だった、みたいな感じです。
    今見ると、アリエルのキャラクターの完成度はそれほどではないと思います。ディズニーの名作はヴィラン(悪役)が素晴らしい働きをしている。本作のヴィラン・アースラはなかなかのワルでしたね。良いキャラクターだと思います。彼女の若いころを題材にしたスピンオフを見てみたいですね。彼女のような無性に興味が湧いてくるサブキャラクターは、映画には絶対に必要です。B級映画の帝王ロジャー・コーマンは「売れる映画には必ず素晴らしい悪役がいる」と述べていますけど、そのとおりですよ。今の邦画界にはいい悪役が少ないんですよね……。