映画『マンマ・ミーア!』あらすじとネタバレ感想

マンマ・ミーア!の概要:『マンマ・ミーア!』は、大ヒットしたミュージカルを映画化したラブコメディ。ABBAのヒットソングを用いた、出演者のメリル・ストリープやアマンダ・セイフライドらの歌も光る作品。

マンマ・ミーア! あらすじ

マンマ・ミーア!
映画『マンマ・ミーア!』のあらすじを紹介します。

結婚を目前に控えたソフィには、ある一つの計画があった。それは父親と一緒にヴァージン・ロードを歩くこと。
だが、ソフィは父親を知らずに母のドナ一人に育てられてきた。父親が誰であるか知りたかったソフィは、ドナの昔の日記を勝手に読み、そこに書かれていた恋人三人を父親候補として結婚式に招待したのだ。

こうして、結婚式を目前に招待状を受け取り、急いでカロカイリ島にやってきた男が三人。資産家のサム、冒険家のビル、銀行マンのハリーである。
ソフィはドナに内緒にするために三人を物置小屋に押し込め隠すが、すぐにドナに見つかってしまう。父親が突然現れたことでソフィがショックを受けるだろうと思ったドナは大慌て。それぞれが勘違いしたままついに結婚式前夜を迎える。

三人の元恋人たちはそれぞれ、自分はソフィの父親だと早合点して明日のエスコートを申し出て、ソフィは混乱する。
そんな中、結婚相手のスカイとも喧嘩になってしまい、気分はどん底に。しかし、それを慰め励ましてくれたのはドナだった。

ついに結婚式。
ドナは、実は三人の中でサムを本当に愛していた。再会によってその想いは再び芽生え、二人は互いに気持ちを確かめ合う。
そしてソフィの父親問題。結局誰が父親なのかわからないまま、三人まとめて父親ということで意見はまとまった。

ソフィは当初、結婚したら母の経営するホテルをスカイと共に支えようと考えていたが、周囲の後押しやサムの存在もあり、スカイと二人世界に旅立っていった。

マンマ・ミーア! 評価

  • 点数:85点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2008年
  • 上映時間:108分
  • ジャンル:ミュージカル、コメディ、ラブストーリー
  • 監督:フィリダ・ロイド
  • キャスト:メリル・ストリープ、アマンダ・セイフライド、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース etc

マンマ・ミーア! ネタバレ批評

映画『マンマ・ミーア!』について、感想批評です。※ネタバレあり

魅力的なミュージカルナンバー

『マンマ・ミーア!』一番の魅力といえば、ABBAの曲をたくさん盛り込んだミュージカルナンバーである。
ABBAの楽曲は、テンポ良く口ずさみたくなるようなものが多く、覚えやすい。しかも使われているのはどれも有名な楽曲で、ミュージカル初心者でも楽しめる。そしてその明るい曲調は、ギリシャの小さな島を舞台に繰り広げられるドタバタコメディにマッチしているのである。
それを歌うのは、『イントゥ・ザ・ウッズ』でも歌声を披露しているメリル・ストリープや、『レ・ミゼラブル』でコゼットを演じ有名になったアマンダ・セイフライド。映画とはいえ、本家ミュージカルに勝るとも劣らないものになっている。
エンドロールまでしっかり楽しめるのもうれしい。

ソフィ・ドナ・三人の男のすれ違いがおもしろい

本作を一番面白くしているのは、父親問題に関わるソフィ・ドナ・三人の元恋人のやりとりであろう。
ソフィは後先考えず、きっと一目で父親はわかるだろうと三人を招待してしまった。だがドナはそんなことは露知らず、晴れの日に娘を動揺させまいとなんとか三人を追い払おうとする。三人はそれぞれに自分こそがソフィの父親だと思い込んで喜ぶ。
この三方向にすれ違ったやりとりが、結婚式前の慌ただしさも加わってとにかく面白い。

母と娘の絆、そして中年女性の活気

ソフィの結婚を中心にストーリーは展開するが、ソフィが主人公だとも言いきれない。ソフィとスカイの関係も一つの軸ではあるが、ただのラブストーリーではないのである。
父親は誰?という疑問をずっと抱えて生きてきた娘と、一人でもしっかり娘を育ててきた母親の絆の物語でもある。
そしてもう一つは、ドナと、ドナの親友二人の三人の中年女性の物語であるということ。
ドナ自身も元恋人たちと再会し、サムと愛を確かめ合い、また新しい人生がスタートしようとしている。それは親友二人も同じで、中年でも恋をし、パワフルに生きている。
そんな女性達が輝く作品だった。

マンマ・ミーア! 感想まとめ

ミュージカルでは大ヒットを記録した『マンマ・ミーア!』。あらすじも結末も既にたくさんの人が知っているけれど、それでも映画ならではの良さがある。ギリシャの小さな島から見える海と空の鮮やかな色彩はミュージカルではなかなか表現できるものではなく、これだけでも一見の価値はあるだろう。
そして、ミュージカル版にはない曲が新たに挿入されていることにも注目したい。曲の入れ替えやカットなどもあるが、それはミュージカルとまた別のものとして楽しめる。
今までクールで厳しい女性のイメージが強かったメリル・ストリープは、明るくサバサバした肝っ玉母ちゃんという感じのドナの印象そのままに演じている。
アマンダ・セイフライドのソフィは、天真爛漫でかわいらしく、幸せに向かっていく役どころにピッタリだった。

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