『モンスターズ・ユニバーシティ』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

『モンスターズ・インク』の前日譚。続編が製作されたピクサー作品は『トイ・ストーリー』『カーズ』に続いて3作目となる。監督はダン・スキャンロン、脚本はロバート・L・ベアード。

あらすじ

モンスターズ・ユニバーシティ』のあらすじを紹介します。

『モンスターズ・インク』の主役だったサリーとマイクが出会うお話です。緑色の一つ目モンスター・マイクは、その小さな体が原因で学校のクラスメイトから良く思われていなかった。ある日、学校の社会見学でモンスターズ・インクを訪れた時、怖がらせ屋フランクの姿に圧倒され、カレを追いかけて自分も怖がらせ屋になることを決心したのだった。
数年後、マイクはフランクの母校であるモンスターズ・ユニバーシティに入学することになった。怖がらせ屋を育成する専門学部には名門出身のサリー、ランディなどの仲間も入学していたが、才能にあふれるサリーは努力家のマイクを小馬鹿にしていた。
そんな二人は学部の期末試験の日にトラブルを起こしてしまい、学長に「怖がらせ屋に向いていない」と言われ、学部を追い出されてしまった……。

評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2013年7月6日
  • 上映時間:110分
  • ジャンル:ファンタジー
  • 監督:ダン・スキャンロン
  • キャスト:ビリー・クリスタル、ジョン・グッドマン、スティーブ・ブシェーミ、ヘレン・ミレン、ピーター・ソーン etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『モンスターズ・ユニバーシティ』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

前作を見ていないとキツイ

本作は『モンスターズ・インク』の続編に当たる作品です。優れた映画製作ユニットであれば、どんな作品の続編でも、その作品から見て全く問題ないようにストーリーを組み立て、キャラクターに肉付けします。
しかし本作は、あのピクサーが制作したアニメーションでありながら、キャラクターの肉付けが中途半端ではないかと思いました。前作を見ていなければサリーとマイクに愛情を持てないのではないか?と思ってしまったのです。その理由は、二人が愛されるようなバックボーンを持っていないことです。特にサリーは名門出身であるという設定があることで嫌なやつとしか思えず、終盤の変化で「やったー!」と思えるものの、ここに至るまでに興味を無くしてしまう可能性すらあるのです。あと、石塚英彦の声が合ってないんじゃないかと思う場面もあったりして……。
前作を見ている人向けの作品じゃあ、子供向け映画として弱いでしょう。

最近のピクサーの不調ぶりがよくわかる

最近のピクサー映画はあまり評判が良くない作品もあり、はっきり言って不調です。
映画史に残る大傑作『トイ・ストーリー3』以降の3作は、アメリカの映画レビューサイト「Rotten tomatoes」でも評価がいまいちです。さすがに3作続いて低評価だと、マズいんじゃない?そっぽ向かれない?ちょっと心配ですね……。今後控えている作品に『ファインディング・ニモ』『カーズ』『Mr.インクレディブル』の続編が予定されていますけど、もう『カーズ』はやめとけよ!大した収入にもならないし、面白くならないから!ニモとインクレディブルの続編もどうなることやら。

まとめ

ピクサーの衰退を如実に表している作品ですから、ぜひ見ていただきたいです。こんなことになってるの?と驚いてしまうでしょう。ちなみに、『カーズ2』はすさまじい駄作です。『ホーホケキョ 隣の山田くん』レベルの駄作と書けば、わかっていただけるでしょう。
ただ、もどかしいことに短編は相変わらず素晴らしいんですよね。特に『メリダとおそろしの森』の上映前に上映された短編『月と少年』はセリフのない5分程度の作品なのに、号泣してしまいそうになりました。ちょっと泣いた程度でしたけど、単体で見せられていたら多分号泣していただろうと思わせるほどの素晴らしい作品です。ピクサーは長編だけじゃない!短編も凄い!今は短編しかすごくないけど!

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関連作品

前作 モンスターズ・インク
参考 他のピクサー作品