映画『スクール・オブ・ロック(2004)』あらすじネタバレ結末と感想

スクール・オブ・ロック(2004)の概要:ひょんなことから学校の教師になったバンドマンが、ロックを通して子供たちと共鳴していく姿を描いた2004年公開のアメリカ映画。主演のジャック・ブラックの友人でもあるマイク・ホワイトが脚本を務めた。

スクール・オブ・ロック あらすじネタバレ

スクール・オブ・ロック(2004)
映画『スクール・オブ・ロック(2004)』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

スクール・オブ・ロック あらすじ【起・承】

バンドでギタリストを務めるデューイ(ジャック・ブラック)は、まともな職に就かず、友人ネッド(マイク・ホワイト)と彼の恋人が同居する部屋に家賃も支払わずに居候していた。

ある日、家賃を払わなければ部屋を追い出すとネッドの恋人に責められたデューイは、“バンド・バトル”で優勝し、その賞金で滞納分を一括払いすると約束する。

だが、身勝手なパフォーマンスに辟易していたメンバーによってデューイはバンドを追放されてしまう。職もなく、賞金の希望も失ったデューイ。ネッドの自宅で失意に暮れていたデューイは一本の電話を受ける。その電話は、補充教員であるネッドへの仕事依頼の電話だった。給与を聞いてひらめいたデューイは、ネッドになりすまして名門小学校の教師として働くことになる。

規則の厳しい学校で規律正しく振舞う生徒たちに嫌気がさしたデューイは、授業もせずに自由時間を過ごさせる日々を送る。

そんなある日、音楽の授業で楽器を演奏する生徒たちを見たデューイは、彼らとバンドを結成することを思いつく。

スクール・オブ・ロック あらすじ【転・結】

規律正しい生徒たちがロックに興味がないことを知っていたデューイは、秘密の課題授業だと嘘をついて、生徒たちと共にロック史の勉強や“バンド・バトル”に向けた演奏の練習をする。

最初こそ戸惑う生徒たちだったが、それまで抑えられてきた衝動や反抗心が自分たちに秘められていることに気づき、ロックに目覚め始める。

バンドメンバーや衣装担当、照明担当、警備担当、マネージャーなど、生徒にそれぞれの役割を与え、本気で生徒たちと向き合うデューイ。生徒たちもまた、風変わりなデューイを受け入れていた。そして、生徒の発案で“スクール・オブ・ロック”というバンド名が決まる。

日々生徒たちと練習に励むデューイだったが、給与の小切手がネッドに届いてしまい、なりすましていたことがバレてしまう。“バンド・バトル”の前日に学校を追い出されてしまったデューイは仕方なく出場を諦める。

翌日。デューイに騙されていたことにショックを受けながらも、共に過ごした楽しかった日々を思い出し、そして、ロックに対する情熱が抑えきれなくなった生徒たちはデューイを迎えに行って会場まで向かう。

見事なパフォーマンスを見せるも、優勝を逃す“スクール・オブ・ロック”。だが、観客は優勝者ではなく“スクール・オブ・ロック”のアンコールを求めていた。

後日。ネッドの自宅で音楽教室を運営するデューイ。彼のもとには、“スクール・オブ・ロック”のメンバーが集まっていた。

スクール・オブ・ロック 評価

  • 点数:90点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2003年
  • 上映時間:110分
  • ジャンル:コメディ、青春、音楽
  • 監督:リチャード・リンクレイター
  • キャスト:ジャック・ブラック、ジョーン・キューザック、マイク・ホワイト、サラ・シルヴァーマン etc

スクール・オブ・ロック 批評・レビュー

映画『スクール・オブ・ロック(2004)』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

単純明快でありながらも奥行きを感じる傑作

本作の物語は非常に単純明快で、老若男女が楽しめる作品になっている。単純明快な物語は先が読めるという弱点があり、観客を飽きさせてしまうというリスクもある。

しかし、本作はそんなリスクを無効化してしまうほどの奥行きを持っている。奥行きという表現が正しいかどうかは分からないが、物語に惹きつけられ、登場人物に深く共感し、心の底から笑える。この映画に出会えて良かったと感じさせてくれる作品になっている。

お涙ちょうだい的な演出がないにも関わらず、ロックと出会った子供たちが自分の本心に気づき変わっていく姿には感動させられる。

映画好きの多くが好きなコメディ映画に挙げるであろう本作。頭を空っぽにして、このロックな映画を楽しんでほしい。

魅力を知っているからこそ

本作で脚本とネッド役を務めたマイク・ホワイトは実生活でもジャック・ブラックと友人で、彼のために本作の脚本を書き上げた。

ジャック・ブラックのコメディセンスや魅了を知っているからこそ、それを最大限に引き出せる物語やセリフを生み出せたのだろう。そして、それに加えたジャック・ブラックのアドリブも最高だった。

バンドメンバーの子供たちは本物のミュージシャンのため実際に演奏しているのだが、オーディションから本番に至るまでの練習過程や個性を見てきたスタッフによって、彼らの魅力も存分に引き出されている。

いつも目の前にある、「今しかできないこと」。それに本気でぶつかった、落ちこぼれのバンドマンと規則に抗った子供たちの青春物語は、これからも心に残り続けるだろう。

スクール・オブ・ロック 感想まとめ

劇中でデューイがロックの本質について語るシーンがある。ロックは反抗から始まる。

周りに流され、決められたことにただ従うだけの人生なんて誰が望んでいるだろう。望んでいないなら、今すぐロックになるべきだ。ロックとは生きること。もしかするとロックこそが人生の本質を教えてくれるのかもしれない。そう感じさせてくれる映画だ。

試験も規則も階級もない。そんなスクール・オブ・ロック(ロックの学校)があれば、世界はもっと楽しくなるかもしれない。

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