映画『サウンド・オブ・ミュージック』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「サウンド・オブ・ミュージック」のネタバレあらすじ結末

サウンド・オブ・ミュージックの概要:ジュリー・アンドリュース主演、「ドレミの歌」など数多くの名曲を生み出した大ヒットミュージカルを映画化。1930年代のオーストリアを舞台に、家庭教師マリアとトラップ一家の心温まる交流を描く。

サウンド・オブ・ミュージックの作品概要

サウンド・オブ・ミュージック

公開日:1965年
上映時間:174分
ジャンル:ラブストーリー、ミュージカル、伝記
監督:ロバート・ワイズ
キャスト:ジュリー・アンドリュース、クリストファー・プラマー、エリノア・パーカー、リチャード・ヘイドン etc

サウンド・オブ・ミュージックの登場人物(キャスト)

マリア(ジュリー・アンドリュース)
修道院で生活する歌の好きな女性。自由奔放で、修道院の規則を破ってばかりいる。トラップ家の家庭教師となり、歌の力で規律ずくめの一家の心をほぐしてゆく。いつも明るく朗らかな性格で、特技は歌と裁縫。
フォン・トラップ大佐(クリストファー・プラマー)
マリアが派遣された家の主でオーストリア海軍の大佐。妻を亡くして以来、音楽を家から閉め出し、子供達にも厳しい規律を持って接している。強い愛国心を持っており、オーストリアを併合しようとするナチスドイツに強い嫌悪感を持っている。恋人の伯爵夫人とは結婚を考える仲。
トラップ家の子供達<リーズル(シャーミアン・カー)、フリードリッヒ(ニコラス・ハモンド)、ルイーザ(ヘザー・メンジース)、クルト(デュアン・チェイス)、ブリギッタ(アンジェラ・カートライト)、マルタ(デビー・ターナー)、グレーテル(キム・カラス)>
トラップ大佐の7人の子供。悪戯ばかりで今までに11人の家庭教師を辞めさせている。しかしその悪戯は、父親に構ってほしいという感情の表れである。マリアに歌を教わり、美しいハーモニーを奏でる。長女のリーズルは、郵便配達人のロルフと恋をしている。
マックス(リチャード・ヘイドン)
トラップ大佐の友人。子供達からは「マックスおじさん」と呼ばれ慕われている。音楽祭を主催することになっており、トラップ家の子供達の美声に惚れ込んで出演を打診する。
エルザ伯爵夫人(エリノア・パーカー)
トラップ大佐の恋人。ウィーンに住んでおり相当な資産家。やや気取ったところがあり、子供達とはあまり折り合いがよくない。トラップ大佐とマリアの間に芽生えつつある恋心に気付き、マリアが修道院に帰るよう仕向ける。
ロルフ(ダニエル・トゥルーヒット)
リーズルの恋人。郵便配達人として電報を届けにやってくる。リーズルとの関係はまだトラップ大佐には内緒である。ナチスドイツがオーストリアで力を持つに従いヒトラーに傾倒、ついにはナチスの協力者となってトラップ一家と対立する。
修道院長(ペギー・ウッド)
マリアが修業を積む修道院の修道院長。温かい心でマリアを導き、彼女が悩んだときに道を示してくれている。トラップ一家が国外脱出を試みたときには、追手から彼らをかくまった。

サウンド・オブ・ミュージックのネタバレあらすじ

映画『サウンド・オブ・ミュージック』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

サウンド・オブ・ミュージックのあらすじ【起】

1930年代、ドイツ併合直前のオーストリア、ザルツブルグ。修道女のマリアは天真爛漫で、今日も修道院を抜け出し山で歌を歌っていた。修道院長は彼女が神に仕える覚悟を持つためには外の世界を知る必要があると考える。マリアは妻と死別した海軍の英雄フォン・トラップ大佐家で、子供達の家庭教師として働くことになった。

トラップ大佐には7人の子供がおり、彼らの悪戯に家庭教師が既に11人も辞めていた。軍隊のように規律正しく子供達が躾けられているのを見て、マリアは憤慨する。このように歌も笑いも無い家になったのは、トラップ大佐の妻が亡くなってからだそうだ。子供達はマリアにも悪戯を仕掛ける。しかし夕食時にマリアがこれを「温かい歓迎」だと語ったことで、子供達は泣き出してしまう。

電報配達人のロルフが、トラップ大佐宛に電報を持ってきた。トラップ大佐はしばらくウィーンへ行くことになる。ウィーンにはトラップ大佐の恋人・エルザ伯爵夫人や子供達が慕うマックスおじさんがいた。トラップ家の長女リーズルは、ロルフとこっそり会うため夕食の席を抜け出した。父に内緒で付き合っている2人は、愛を語り合う。

ドアに鍵が掛かってしまい、リーズルはマリアの部屋から家に入る。他の子供達も雷に怯えてマリアの部屋にやってきた。マリアと子供達はすっかり仲良くなる。

サウンド・オブ・ミュージックのあらすじ【承】

マリアはトラップ大佐がウィーンに行っている間に、古いカーテンで子供達の遊び着を縫い街や山へ連れ出した。子供達は父親の注意を引くために家庭教師に悪戯を仕掛けていたという。マリアはドレミも知らない子供達に歌を教え始めた。エルザ伯爵夫人に歓迎の歌を歌おうと考えたのだ。

トラップ大佐が、エルザ伯爵夫人とマックスをつれて屋敷に戻ってきた。ロルフがまた電報を届けに来るが、彼はすっかりナチスドイツに傾倒しているようだ。オーストリアへの愛国心が強いトラップ大佐はこれに怒り心頭だ。オーストリアとドイツとの合併が現実味を帯びてきていた。

屋敷横の湖をふと見ると、マリアと子供達がボートに乗って騒いでいた。怒ったトラップ大佐は子供達を屋敷に戻し、マリアをクビにしようとする。しかしその時、屋敷の中から美しい歌声が聞こえてきた。子供達がエルザ伯爵夫人のために歌っていたのだ。トラップ大佐はその歌声に思わず聞き惚れ、一緒に歌い始めた。トラップ大佐は子供達と触れ合ってこなかったことに気付き、マリアを引き留めた。トラップ家に音楽が甦った。

マックスはトラップ家の子供達を自分の主催するザルツブルク音楽祭に出演させたいと申し出るが、トラップ大佐は公衆の面前で子供達を歌わせることには大反対だ。エルザの提案で、屋敷でパーティーが開かれることになった。マリアは中庭でトラップ大佐と踊り、顔を赤らめる。それを見たエルザは、マリアとトラップ大佐の間に恋心が芽生え始めていることに気付く。子供達が部屋に戻った後、エルザはマリアの恋心を指摘し釘を刺した。もうここにいるわけにはいかない。そう思ったマリアはその晩のうちに、本当の理由を一家に告げず、トラップ家から立ち去った。

サウンド・オブ・ミュージックのあらすじ【転】

マリアが「修道院が恋しくなった」という手紙だけを残していなくなり、子供達は落ち込んでいた。エルザとトラップ大佐は結婚を決めるが、エルザと子供達はまだ打ち解けていなかった。子供達は修道院へマリアを訪ねに行くが、マリアは部屋に閉じこもり会うことはできなかった。修道院長はマリアがトラップ大佐に恋していることに気付く。修道院長はマリアに、隠れずに自分の生きるべき道を探すよう告げる。マリアが戻り、子供達は大喜び。しかしマリアは、トラップ大佐の婚約を聞き言葉を失ってしまう。

その夜、トラップ大佐はバルコニーから、マリアが散歩する様子を見つめていた。トラップ大佐彼女への気持ちが本物だと気付いたエルザは、自ら婚約解消を申し出る。トラップ大佐はマリアを追い、愛を告げた。お互いに想い合っていたことを知った2人は結婚した。

オーストリアがナチスドイツに併合された。トラップ大佐とマリアはハネムーン中、マックスはその隙に、子供達と今夜のザルツブルク音楽祭のリハーサルをしていた。そこにナチス政府の司法長官が現れる。彼はトラップ大佐を探していた。ロルフもトラップ大佐宛の電報を届けに来た。ロルフはナチス側のもっと重要な職に就くのだと息巻いていた。トラップ大佐とマリアがハネムーンから帰宅し、トラップ大佐は子供達の音楽祭出演に猛反対。電報はドイツ海軍からの召集令状だった。ドイツのために戦うことを断固拒否したいトラップ大佐は、家族と共に夜の内に国外脱出することを決める。

サウンド・オブ・ミュージックのあらすじ【結】

一家とマックスは車を押して秘密裏に屋敷から出ようとするが、司法長官の待ち伏せに遭ってしまう。そのまま司法長官に任地まで護送されるのを避けるため、一家は全員で音楽祭に出るのだと主張する。音楽祭で一家は歌を披露し、トラップ大佐が祖国オーストリアを想い歌った「エーデルワイス」に、会場は1つになる。一家は審査結果発表待ちの間に、会場から逃げ出した。

トラップ一家は修道院長達の手助けを受け、国境の道路は封鎖されてしまったと教えられる。修道院長は徒歩で山越えしてスイスに抜けるのがよいとアドバイスしてくれた。ナチスの追手が修道院にもやってきて、一家は物陰に潜む。しかしリーズルが、その中にナチスの親衛隊となったロルフがいるのを発見してしまう。トラップ大佐はロルフを説得しようとするが、ロルフは仲間を呼んでしまった。

追手は一家を車で追いかけようとするが、修道女達が車を故障させてくれていた。トラップ一家は無事逃げ出すことができ、山を越え、スイスへ向けて歩いて行った。

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    映画史に残る傑作ですから、何も言うことはありません。語るなんて恐ろしい!
    私はミュージカルについての造詣が深くありませんし、ミュージカルが特別好きなわけではありません。でも、『雨に唄えば』と『サウンド・オブ・ミュージック』。この2本は大好きです。
    『雨に唄えば』はめったにテレビ放送されることがないのが残念ですが、本作はNHKで結構放送されるんですよね。

  2. 匿名 より:

    本作で使用された楽曲の中で、特筆すべき曲は以下の3つ。

    ①私のお気に入り
    ②ドレミのうた
    ③エーデルワイス

    私のお気に入りは、雷に怯える子どもたちを励ます場面で使われます。音楽の力と演出の力を感じられる素晴らしい場面ですね。
    ドレミのうたは言うまでもありません。最高のシーンです。
    そしてエーデルワイス。正直言って場面は好きじゃないんですが、有名な曲がミュージカル発祥だったんだ、と驚く人は多いことでしょう。

  3. 匿名 より:

    ミュージカルにもいろいろありますが、ハリウッドのミュージカル映画といえば、見ていて楽しくなる映画ですよね。『雨に唄えば』しかり、『ウエストサイド物語』しかり。
    本作は世界中で愛されているだけあって、非常に楽しい。ウディ・アレンは『雨に唄えば』を、とても元気になる映画だと評しました。世界一偏屈な映画監督であるウディ・アレンがそこまで言う力が、『雨に唄えば』にはありました。
    本作は音楽を通して子どもたちに教育する修道女マリアとトラップ大佐の身分差愛があれば、戦争の悲惨さもあり、人生のすばらしさを感じさせる演出もあり。本当に素晴らしい映画だと思います。