この記事では、映画『サバイバー(2015)』のあらすじをネタバレありで解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『サバイバー(2015)』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『サバイバー』 作品情報

- 製作年:2015年
- 上映時間:97分
- ジャンル:アクション、サスペンス
- 監督:ジェームズ・マクティーグ
- キャスト:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ピアース・ブロスナン、ディラン・マクダーモット、アンジェラ・バセット etc
映画『サバイバー』 評価
- 点数:75点/100点
- オススメ度:★★★☆☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★★★☆
- 映像技術:★★★★☆
- 演出:★★★★☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『サバイバー』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『サバイバー(2015)』のあらすじを紹介します。
英国にあるアメリカ大使館で働く、ケイト(ミラ・ジョボビッチ)の任務は、英国経由で米国に不正入国しようとするテロリストの入国阻止。
この日も彼女は、ビザ申請に来た、ルーマニア人医療ガス専門家で医師のバラン(ロジャー・リー)の申請内容に疑問を感じ調査を進めていた。
しかしどういう理由か、彼女の調査にはスコットランド・ヤードのアンダーソン警部(ジェームス・ダーシー)から横槍が入るという形で中止となる。
その上、ケイトはクレーン大使(アンジェラ・バセット)からも厳重注意を受ける事となった。
あわや処分寸前まで追い込まれた彼女を庇ったのは上司のサム(ディラン・マクダーモット)。
以前からケイトの観察力のお陰で、テロリストの海外亡命を防げた事が判っていた彼は、バラン博士への調査を内密に実行する様に指示する。
ケイトは、その後同僚のタボット(ロバート・フォスター)の誕生日を祝う為、レストランに行こうとした。
時間が少し空いていたので、レストランの近くでプレゼンの資料を作っていた所、レストランで爆破が起こる。
爆破に巻き込まれながらケイトは、その場から逃げさる男ナッシュ(ピアース・ブロスナン)が、明らかに何か爆発に関わるものをレストランに仕掛けていたのを察知。
顔を見られたナッシュは執拗にケイトを追いかけるが、ケイトは何とか彼の追跡を巻く事ができた。
IDにある生存者プロトコルから、タボットを探し出し、彼と近くの公園で落ち合う事にしたが、意外にもタボットはケイトに銃口を向けてきた。
タボットは、バラン博士にビザを出す事で、テロリストの人質となっている息子ジョニー(パディ・ワランス)の命を救おうとしていたのだ。
が、不可抗力でタボットを撃ってしまったケイトは、爆破テロと間違われ、国家からも追われ逃げる事となる・・・。

映画『サバイバー』 結末・ラスト(ネタバレ)
ケイトは友人のリサ(ジェレヴィレ・オライリー)に必要なものを手配して貰い逃亡を続ける間にナッシュが世界でも指折のテロリストである事を知る。
彼がタボットのIDカードを使い自分を追跡しているのを知ったケイトは偽IDを手配し、バラン博士のビザから、英国での爆破テロは実験に過ぎず、本番はNYタイムズスクエアの、ニューイヤーズイブである事を突き止める。
NYで自分の発明したガスの効果を実験したかったバラン博士と、テロリストとして街そのものを恐怖に陥れたいというナッシュの思惑のズレが、テロの現場で起こってしまう。
そこからナッシュは、急遽バラン博士本人にライフルの照準を向け、彼を殺そうとするが、ケイトに差し止められ、NYのテロは未然に防がれる。
ケイトの容疑も無事に晴れ、事件に巻き込まれ死んだと思われていた上司のサムの元気な顔をみて、ホっとするケイトの顔で映画は終わる。
映画『サバイバー』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『サバイバー(2015)』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
一外交官の水際の努力すらも通らなかった事件
ケイトは、9.11のテロで友人を亡くした事がきっかけとなり、英国のアメリカ大使館で外交員として働いている。
ビザ発行という任務に就いている事から、自分の発行したビザがきっかけでテロが故郷に入国する事がないようにという気持ちもある。
彼女の上司のサムは、そんな彼女の鋭い勘が、幾人もの怪しいテロリストのビザ申請を水際で食い止めてきたかをみてきたのだろう。
今回は、そんな彼女の水際の努力に『国家的圧力』がかかった事から、あるテロリストのビザが通ってしまう事で起こる。
ブロスナン初、劇場公開映画の悪役
この映画はブロスナンにとって初の悪役となる。
ビデオスルーとなった、ジェラルド・バトラー主演の『マリオネット・ゲーム』でもブロスナンは悪役を演じているが、あれは結果として
バトラー演じる主人公の化けの皮を剥がす為に強盗という手段をとった哀れな真正直な男という役柄だった。
今回の映画は、ブロスナンの初期のキャリア『長く熱い週末』で演じたIRAの殺し屋の成れの果ての様にも見える。
ブロスナン演じる通称『時計屋』ナッシュは、自らの仕事に誇りをもち、計画通りに仕事が巧くいかないと思えば、共謀者でさえも始末する。
クライマックスで、彼はニューイヤーズイブのNYを混乱に貶めようとするのだが、ガスの爆発効果だけ確認できればいいというバラン博士とも思惑のズレに腹を立て、彼はバラン博士を殺害しようとする。
それが命取りとなり、結果として彼はケイトに足をすくわれてしまう。
監督や俳優にのびしろはあるのだが
監督は『V・フォー・ヴェンデッタ』や『推理作家ポー 最期の5日間』などアクの強い題材を個性豊かな製作陣と共にこなしてきた、ジェームス・マクティーグ。
だが、どうもこの監督、俳優には現場がやりやすいと好評だが、組む製作陣によって映画の『色』というものが良くも悪くも左右されてしまうらしい。
今回は『ロッキーシリーズ』や『エクスペンダブルズシリーズ』を主に手がけてきたアーヴィン・ウィンクラーや、ボアズ・デヴィットソンが製作に入っている。
俳優や監督にまだ伸びしろがあるにも関わらず、どこか粗雑な作りな感覚が抜けないのは、この手の大味アクション映画製作陣が絡んでいるからかもしれない。
ピアース・ブロスナンが悪役を演じるなんて珍しいなと楽しみにして鑑賞しましたが、物語が進むにつれてどんどんと面白くなくなっていき、後半は完全に飽きてしまって、別のことをしながら鑑賞してしまいました。
前半はミラ・ジョボビッチ演じるケイトがテロリストの入国を防ぐために裏で捜査を進めるなど、ハラハラしながら見られる展開だったのですが鋼板は盛り上がりがほとんどありません。
せっかく豪華なキャストが揃っているのに勿体ないなと感じてしまう作品でした。(女性 30代)
空港職員という裏方の立場にいる主人公が、突如として国家的陰謀の中心に放り込まれる展開がスリリングだった。無実の罪を着せられ、テロリストと警察の双方から追われる状況は息苦しく、テンポ良く物語が進む。主人公が単なるアクションヒーローではなく、判断ミスや恐怖を抱えながらも生き延びようとする姿にリアリティがある。終盤で黒幕が明らかになる構成はやや既視感もあるが、王道サスペンスとして十分に楽しめた。(20代 男性)
正直、派手さは控えめだが、その分ストーリーに集中できた。主人公が信じていた上司に裏切られる展開は予想できたものの、追い詰められ方が容赦なく、観ていて緊張感が続く。テロを未然に防ごうと奔走する姿はヒーロー的でありながら、どこか孤独で切ない。ラストで真実が明らかになり、名誉が回復される展開には安堵したが、失ったものの大きさも感じさせる後味だった。(30代 女性)
B級寄りのアクションスリラーかと思って観たが、思った以上に骨太な内容だった。主人公が次々と罠にかかりながらも生き延びる展開は、まさにタイトル通り「サバイバー」。悪役の冷酷さが際立っており、単なる勧善懲悪では終わらないのが良い。ストーリーには粗もあるが、テンポの良さと分かりやすさで最後まで飽きずに観られた。(40代 男性)
女性主人公のアクション映画として、安心して楽しめる一本だった。追われる側でありながら、自分の頭で考え行動する姿が好印象。誰を信じていいのか分からない状況での心理的な孤独が丁寧に描かれており、単なる逃亡劇以上の緊張感がある。ラストは比較的分かりやすいが、その分スッキリと終われる構成だった。(40代 女性)
序盤から一気に追い詰められる展開で、息つく暇がない。空港、街中、地下と舞台が次々に変わり、スケール感は小さいながらも緊張感は十分。主人公が特別なスーパースキルを持たない点がリアルで、偶然と必死の判断で生き延びる姿に説得力がある。サスペンス好きなら手堅く楽しめる作品だと思う。(30代 男性)
国家の安全や正義を掲げながら、裏では個人を簡単に切り捨てる組織の冷酷さが印象に残った。主人公はただ職務を全うしようとしただけなのに、簡単に悪者に仕立て上げられてしまう。その理不尽さが怖い。アクションよりも陰謀劇としての面白さが強く、後半に向けて真相が明らかになる流れは見応えがあった。(50代 女性)
全体的にコンパクトな作りだが、その分無駄が少なくテンポが良い。主人公が追われる理由が二転三転することで、観客も混乱しつつ物語に引き込まれる。悪役の存在感が強く、単純な対立構造にならない点も評価したい。大作と比べると地味だが、隠れた良作スリラーだと思う。(20代 女性)
若い頃に観ていたら、ただの逃亡アクションとして観ていたかもしれないが、今は組織の腐敗や情報操作の怖さが印象に残った。主人公が最後まで諦めず、自分の正しさを証明しようとする姿勢は好感が持てる。派手な爆発よりも、人間関係の裏切りが一番の見どころだった。(60代 男性)
物語の展開はやや都合主義に感じる部分もあるが、それを補って余りあるスピード感がある。主人公が追い詰められるほど応援したくなり、ラストで全てが繋がった時の爽快感はなかなか。深みよりも娯楽性重視の作りだが、疲れずに最後まで楽しめる一本。(50代 男性)
映画『サバイバー』を見た人におすすめの映画5選
ソルト
この映画を一言で表すと?
信じるものをすべて失った女の、孤独な逃亡サスペンス。
どんな話?
CIA分析官の女性が、突如として二重スパイの疑いをかけられ、組織から追われる身となる。無実を証明するために逃亡を続ける中で、彼女の過去や真の目的が徐々に明らかになっていく。誰が敵で誰が味方か分からない状況が緊張感を生む。
ここがおすすめ!
無実の罪で追われる主人公という構図が『サバイバー』と共通。スピード感のある展開と、女性主人公の強さと脆さの両立が見どころで、サスペンス好きには満足度の高い一本。
ザ・インターナショナル
この映画を一言で表すと?
巨大組織の闇に挑む、硬派な国際陰謀サスペンス。
どんな話?
国際的な巨大銀行の不正を追う捜査官たちが、世界規模の陰謀に巻き込まれていく。法も国家も信用できない状況の中、彼らは真実を暴こうと孤独な戦いを続ける。
ここがおすすめ!
派手なアクションよりも、組織の腐敗や権力の怖さを描く点が魅力。国家の論理に個人が翻弄される構図は、『サバイバー』のテーマと重なり、知的な緊張感を味わえる。
アンノウン
この映画を一言で表すと?
自分自身すら信じられなくなる、記憶と陰謀のサスペンス。
どんな話?
事故から目覚めた男は、自分の身元が別人にすり替えられていることを知る。警察も妻も信用できない中、彼は自分が何者なのかを突き止めようとする。
ここがおすすめ!
追われる側の視点で物語が進み、観客も主人公と同じ混乱を味わえる。孤立無援の状況で真実に迫る展開は、『サバイバー』が好きな人に相性が良い。
エンド・オブ・ホワイトハウス
この映画を一言で表すと?
国家の中枢で繰り広げられる、極限のテロサスペンス。
どんな話?
ホワイトハウスがテロリストに占拠され、大統領の命が危険にさらされる。元シークレットサービスの男が、単身で救出作戦に挑む。
ここがおすすめ!
テロという現代的脅威をストレートに描き、緊張感の高い展開が続く。国家安全と個人の行動が交錯する点で、『サバイバー』のサスペンス性をよりアクション寄りに楽しめる。
スリー・デイズ
この映画を一言で表すと?
愛する人を救うため、すべてを賭ける脱出劇。
どんな話?
無実の罪で収監された妻を救うため、平凡な大学教授が脱獄計画を立てる。知識も経験もない男が、必死に策を練り、限界に挑む姿を描くサスペンス。
ここがおすすめ!
追い詰められた一般人が行動を起こす点が『サバイバー』と共通。派手さはないが、緻密な計画と感情の積み重ねが強い没入感を生む一本。



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つまらんかった。日本でヒットせんかったのもうなずける。