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映画『プリティ・プリンセス』あらすじネタバレ結末と感想

この記事では、映画『プリティ・プリンセス』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『プリティ・プリンセス』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『プリティ・プリンセス』の結末までのストーリー
  • 『プリティ・プリンセス』を見た感想・レビュー
  • 『プリティ・プリンセス』を見た人におすすめの映画5選

映画『プリティ・プリンセス』 作品情報

プリティ・プリンセス

  • 製作年:2001年
  • 上映時間:115分
  • ジャンル:ラブストーリー、コメディ、青春
  • 監督:ゲイリー・マーシャル
  • キャスト:ジュリー・アンドリュース、アン・ハサウェイ、ヘクター・エリゾンド、ヘザー・マタラッツォ etc

映画『プリティ・プリンセス』 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

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映画『プリティ・プリンセス』 あらすじネタバレ(起承転結)

映画『プリティ・プリンセス』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『プリティ・プリンセス』 あらすじ【起・承】

アーティストの母親と二人暮らしのミアは、さえない高校生。野暮ったい彼女の相手をしてくれるのは親友のリリーと彼女の兄マイケルだけだ。

ある日、ミアは父方の祖母・クラリスと初めて会うことに。なんと幼いころ両親の離婚で離れて暮らしていて、最近亡くなった父はヨーロッパの小国の王室出身だったのだ。祖母はジェノヴィア国の女王で、後継者となるのはミアだけ。祖母は王位継承者としてミアを連れていこうとする。
突然の事にミアはパニックになり、事実を知らされなかったことを起こるが、母はミアが18になるまで待とうと思ったのだという。他に後継者はおらず、ミアはとりあえずお披露目のためにプリンセスとしての教育を受けることにし、数週間レッスンをしてからどうするかを決めることにした。

プリンセスになるべくレッスンを始めたミアは、外見も見違えるほど美しくなった。マスコミにもミアの存在が知られ、学校ではミアがプリンセスになるというニュースで持ち切りになる。

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映画『プリティ・プリンセス』 結末・ラスト(ネタバレ)

プリンセスであり、しかも美しくなったミアは注目の的となり、彼女がひそかに恋していたジョシュと近づくことができた。しかしジョシュはミアの地位だけを目当てに近づき、自分が目立ちたいだけだった。
ジョシュとのスキャンダルをマスコミに公にされ、利用されたことを知ったミアは傷つく。おまけにクラリスには自覚が足りないと叱られてしまった。

一度はプリンセスになることを諦めようとするが、クラリスに渡された亡き父の手紙を読んでプリンセスになる覚悟を固める。

プリンセスとしてドレスで着飾り舞踏会に向かったミアは、今まで熱心にレッスンしてきたダンスを披露する。
そして、ミアはマイケルが自分を本当に愛してくれていることに気付く。マイケルと初めてのキスをし、その後プリンセスとして国を背負う決意を固めたミアは王国へ行くことにした。
数週間のプリンセス教育の末、ミアが選んだのは普通の女の子としての幸せではなく、国の王女として未来を背負うことだった。

映画『プリティ・プリンセス』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『プリティ・プリンセス』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

王道シンデレラ・ストーリー

さえない女子高生ミアが突然一国の王女であることを知らされ、美しく変身してプリンセスとして成長するストーリーはまさに女の子が憧れるシンデレラ・ストーリー。
ミアを演じているのは、今では『プラダを着た悪魔』や『レ・ミゼラブル』などに出演して大女優になったアン・ハサウェイ。美人女優であることはもう誰もが知るところだが、この映画の序盤は本当にイモっぽいさえない女子高生。人ってメイクや髪形でこれだけ変わるのかと驚く。
映画の中でミアが冴えない女の子から誰もがうらやむ美しいプリンセスになっていくように、アン・ハサウェイにとってデビュー作となったこの映画は同時に出世作でもある。女優アン・ハサウェイのシンデレラ・ストーリーでもあるのである。

子供が楽しめる

監督のゲイリー・マーシャルは『プリティ・ウーマン』を手掛けた人物。代表的シンデレラ・ストーリーを作り出した監督ということで、『プリティ・ウーマン』に夢中になった大人も楽しめるが、実は小さい子供にこそ楽しめる映画だと思う。
制作はウォルト・ディズニー・ピクチャーズなので、やっぱり「プリンセスもの」としての位置づけ。分かりやすくヒールも登場して、善悪つけやすいのもいい。他のディズニープリンセスの物語と異なり、この映画では現代の女子高生を描いているので、子どもたちにとっても空想の世界のプリンセスの話よりも親近感が持てるし夢がある。


高校生のミアが突然「王女」になるという展開に、最初は戸惑いながらも次第に自信をつけていく姿がとても感動的でした。とくに、最後の舞踏会での変身ぶりには涙が…。アン・ハサウェイの初々しい演技がとてもキュートで、ジュリー・アンドリュースの品格ある女王役も最高。王族という立場と自分のアイデンティティの間で葛藤するミアの姿は、多くの若者が共感できるのでは。爽やかな成長物語としておすすめです。(10代 女性)


ずっと昔に観た作品ですが、大人になって改めて見ると、違った感動がありました。親子の関係や自分の進むべき道に悩むミアの姿は、社会人になった今だからこそ響くものがありました。特に父の手紙の場面には胸が熱くなりましたね。王女としての責任を果たす決断をするシーンでは、自分の選択に誇りを持つことの大切さを教えられました。ライトな見た目以上に、人生における大事なテーマが詰まった映画です。(30代 男性)


ミアのビフォーアフターが印象的で、まさにシンデレラストーリーそのものでした。女子中学生としては夢のような展開にワクワクしっぱなしでした!だけど単なる見た目の変化じゃなくて、ミア自身が自信をつけていく過程が丁寧に描かれていて、そこが好きなポイント。親友リリーとの関係もリアルで、友情の大切さを再確認しました。自分もミアみたいに変われたらなあ、なんて思っちゃいます。(10代 女性)


学生時代に観て以来の再鑑賞。ミアの成長物語は、今でも色あせず心に残るものがあります。ジュリー・アンドリュースの存在感が物語全体を引き締めており、軽すぎず重すぎない絶妙なバランス。個人的には、ヘアメイクで大変身するシーンのテンポの良さと、ラストの舞踏会でのキスシーンが印象的でした。あの場面の音楽と照明が最高にロマンチックなんです。心が温まる作品でした。(40代 女性)


意外と社会的テーマも織り交ぜられていて、ただの少女向け映画ではないのが魅力。例えば、ミアが自分の意思で王女としての道を選ぶシーンでは、運命に流されず自分で人生を切り拓く強さが描かれていて共感できました。アン・ハサウェイの表情の変化がとにかく素晴らしくて、序盤と終盤ではまるで別人。でも根っこの部分は変わってないってところがまた良い。(20代 男性)


母として娘と一緒に観た映画でしたが、親目線で見るとまた違った感情が芽生えました。ミアの母親が自由な教育をしているところがすごく良かったです。子どもに選ばせる姿勢って理想だけど難しい。でも彼女はそれを実践していて尊敬。娘もミアに憧れていて、観たあと「自分もいつかプリンセスみたいに輝きたい」と言っていて微笑ましかったです。(40代 女性)


男性が観ても意外と面白い作品でした。ティーン向けラブコメかと思いきや、ミアのアイデンティティ探しというテーマがしっかりしていて、ストーリーの深みを感じました。変身したからすべてがうまくいくわけではないというリアリティも良かったです。ラスト、舞踏会でスピーチをするミアにはちょっと感動しました。家族愛や友情がストレートに伝わってきましたね。(30代 男性)


女王になるなんて、まさに夢のような展開で子どもの頃はうらやましいと思って観てました。今観ると、責任やプレッシャーの描き方もあって、ただのキラキラ映画じゃないんだなと再認識。登場人物もそれぞれクセがあって面白く、ミアの祖母との距離感が縮まっていく過程も良かったです。女の子が観るにはぴったりの映画だけど、大人の女性も楽しめますね。(20代 女性)


映画の序盤では自信のないミアに共感しっぱなしでした。学校でのいじめや周囲とのギャップに悩む様子は、自分の学生時代を思い出しました。そんな彼女が次第に自分の価値を認め、王女として一歩踏み出すところには本当に勇気をもらえました。ファッションやメイクも見ていて楽しく、ビジュアルも華やか。楽しいだけでなく、メッセージ性のある作品です。(30代 女性)


年を重ねてから初めて観ましたが、「自分の可能性を信じることの大切さ」が伝わってくる作品で、心を打たれました。若者向けと思っていたけど、人生の岐路に立つ人には年齢関係なく刺さるテーマだと思います。ミアの変化も自然で、まさに努力で掴んだ“プリンセス”という感じがして好印象。ラストの決断には拍手。いい映画に出会えました。(50代 男性)

映画『プリティ・プリンセス』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『プリティ・プリンセス』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

プリンセス・プロテクション・プログラム

この映画を一言で表すと?

プリンセスが普通の女の子として暮らす、友情と成長のサバイバル・ガールズムービー!

どんな話?

王国のクーデターで命を狙われたプリンセスが、秘密機関に保護されアメリカの田舎で一般人として生活することに。正反対の性格の女子高生との共同生活を通じて、互いに成長していく友情物語です。

ここがおすすめ!

ディズニー・チャンネルらしい爽やかさと、異文化のぶつかり合いから生まれる笑いと感動が魅力。セレーナ・ゴメスとデミ・ロヴァートのコンビも抜群で、友情の美しさと自分を信じる強さに心打たれます。

クルーレス

この映画を一言で表すと?

おしゃれでポップ!恋と友情を描いた90年代ガールズ青春コメディの名作。

どんな話?

ビバリーヒルズのお金持ち高校生シェールは、学園一の人気者。恋愛や友人の改造計画に夢中になる日々の中で、自分の本当の気持ちや人間関係を見つめ直していきます。恋も人生も、思い通りにはいかない!

ここがおすすめ!

ファッションとウィットに富んだセリフ、ポップな色彩が魅力のスタイリッシュな作品。表面的なキャラに見えて実は繊細で真っ直ぐな主人公に共感すること間違いなし。ラブコメとしても一級品です!

エラ・エンチャンテッド

この映画を一言で表すと?

命令に逆らえない少女が運命を切り拓く、魔法と冒険に満ちたプリンセス・ファンタジー。

どんな話?

エラは「命令されたことに絶対従わなければならない」という魔法をかけられて生まれた少女。理不尽な運命に抗いながら、自らの力で自由と愛を手に入れるまでの冒険を描くファンタジー作品です。

ここがおすすめ!

アン・ハサウェイのチャーミングな演技が光る本作は、笑いあり涙ありの冒険活劇。プリンセスものの王道をいきつつ、女性の自立というテーマもしっかり描かれ、子どもも大人も楽しめる一作です。

魔法にかけられて

この映画を一言で表すと?

おとぎ話のプリンセスが現代ニューヨークに!?異世界ギャップが楽しいミュージカル・ロマンス。

どんな話?

アニメの世界で暮らすジゼル姫が、魔女の策略でリアルな現代世界に転送される!絵本のような価値観でニューヨークを生き抜く中で、本当の愛の形を見つけていくユニークな物語です。

ここがおすすめ!

ディズニー作品らしく歌とダンスが満載で、ジゼル姫のポジティブさに元気をもらえます。アニメと実写の融合という斬新な演出も魅力的。王子様だけが幸せの鍵じゃない、というテーマにも注目です!

モナリザ・スマイル

この映画を一言で表すと?

型にはまった時代に抗う、女性たちの自由と未来を描く知的で感動的なドラマ。

どんな話?

1950年代、名門女子大学で教鞭をとることになった新任教師が、伝統と結婚がすべてとされる学生たちに「自分らしく生きる」ことの意味を問いかけていく。未来を切り拓く女性たちの静かな革命の物語。

ここがおすすめ!

ジュリア・ロバーツ主演の知性と感情を兼ね備えた名作。教育、結婚、キャリアといったテーマを、時代背景とともに繊細に描いており、観る人に深い余韻を残します。自立した女性像に心揺さぶられる一本です。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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