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映画『ラブリーボーン』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ラブリーボーン』の概要:14歳で殺された少女スージーが、愛する人たちの成長を見守り、天国へ旅立つまでを描いた感動作。スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮。原作はアリス・シーボルドの大ヒット小説。

映画『ラブリーボーン』の作品情報

ラブリーボーン

製作年:2009年
上映時間:135分
ジャンル:ファンタジー、ヒューマンドラマ
監督:ピーター・ジャクソン
キャスト:マーク・ウォールバーグ、レイチェル・ワイズ、スーザン・サランドン、スタンリー・トゥッチ etc

映画『ラブリーボーン』の登場人物(キャスト)

スージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)
スージーは愛称で、本名はスーザン。1973年12月6日、14歳の時に殺された。ブロンドの髪に青い瞳の少女。殺された後は、天国との間の世界から家族を見守っていた。写真を撮るのが好きで、野生動物写真家になるのが夢だった。レイ・シンに片思いをしていた。
リンジー・サーモン(ローズ・マクアイヴァー)
スージーの妹。スージーが行方不明になった後、努力を重ねた。
バックリー・サーモン(クリスチャン・トーマス・アシュデイル)
スージーの幼い弟。スージーが生きていた頃、喉に小枝を詰まらせて死にかけるが、スージーが助けた。
ジャック・サーモン(マーク・ウォールバーグ)
スージーの父。会計士をしている。スージーが行方不明になった後、娘は生きていると信じて犯人探しに夢中になった。
アビゲイル・サーモン(レイチェル・ワイズ)
スージーの母。スージーが行方不明になった後、耐え切れずに家を出る。
リン(スーザン・サランドン)
アビゲイルの母で、スージーの祖母。エキセントリックな性格で、大酒飲み。タバコも手放さない。
レイ・シン(リース・リッチー)
スージーが片思いしていた相手。イギリスから引っ越してきた上級生。スージーのことが好きだった。ムーア人という名前でスージーに詩を贈った。
ルース・コナース(キャロリン・ダンド)
変わり者の女の子。スージーが無くしたメモを拾った時に、幽霊のスージーに触れたことでつながりが出来てしまった。レイにメモを返したことをきっかけに、レイと親しくなる。庭には陥没穴があり、いろんなものが捨てられている。
レン・フェナマン(マイケル・インペリオリ)
スージー行方不明事件の担当刑事。
ハーヴィー(スタンリー・トゥッチ)
スージーを殺した犯人。スージーを含めて7人の人間を殺している。スージーの家の近所に住み、精巧な家の模型を作る。元・家具職人で、子供に恵まれることもなく離婚したと警察に話した。
ホリー・ゴライトリー / デニーズ・リー・アング(ニッキー・スーフー)
ハーヴィーに殺された女の子の一人。アジア系の顔立ち。天国との中間の世界のことをスージーに教え、仲良くなっていく。

映画『ラブリーボーン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ラブリーボーン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ラブリーボーン』のあらすじ【起】

1973年12月6日の朝。
誕生日プレゼントのカメラで写真を撮りすぎた14歳のスージーは、フィルムの現像代金の文句を言われた。
父は月に1本ずつ現像するという約束を取り付け、母とスージーをどうにか納得させた。
母から手作りの毛糸の帽子を渡され、スージーはダサいと落ち込んだ。

クラブが終わった後、片思いをしている上級生のレイから、土曜日にデートに誘われた。
レイはその時、スージーの本の間にこっそりメモを入れた。
ファーストキスをしようとしたが、邪魔が入って帰ることになった。

家に帰る途中で、レイが忍び込ませたメモは風に飛ばされてしまった。
そして、近所に住むハーヴィーが話しかけてきた。
言葉巧みに誘われ、地下に作った子供のための秘密の部屋に入ったスージー。

そこから逃げ出すと、世界は変わっていた。
声は聞こえるが、町にも家の中にも誰もいない。

血塗れのバスルームでお風呂に浸かるハーヴィーと、自分のブレスレットを見た瞬間、スージーは大きな衝撃を受けた。

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映画『ラブリーボーン』のあらすじ【承】

帰ってこないスージーを心配した両親は、警察に通報した。
やがて、トウモロコシ畑からスージーの帽子と大量の血痕が発見された。
警察は、本格的な捜査を始め、ハーヴィーの家にも行った。
しかし刑事は精巧に作られた家の模型に気を取られ、置きっぱなしだったスージーのブレスレットには気付かなかった。

スージーの遺体は発見されなかったが、彼女の死は確実なものになっていた。

不思議な場所で目覚めたスージーは、レイが自分に渡そうとしたメモを読む。
そこには愛の告白を綴った詩が書かれていた。
ルース・コナースは偶然そのメモを拾い、レイに渡した。

ホリー・ゴライトリーという少女が、突然スージーに話しかけてくる。
今は天国との中間にいると言うホリーは、スージーを天国に誘う。
しかしスージーは、家族の近くにいようとする。

父は24本あるスージーの撮った写真のフィルムを、月1本ずつ現像することにした。
そしてスージーを殺した犯人を捜すようになるが、担当刑事は妻アビゲイルの心配をするべきだと助言する。

映画『ラブリーボーン』のあらすじ【転】

アビゲイルの母が助っ人として、家に住むようになった。
母アビゲイルは家を出て、カリフォリニアの果樹園で働き始めた。
リンジーには恋人ができた。
妹は姉を追い越したのだと気付くスージー。
レイはルースの元へ通うようになった。

リンジーは、愛犬ホリデーがハーヴィーに向かってしつこく吠えるのを見たのをきっかけに、彼に疑惑を抱くようになる。
そして最後のフィルムを現像した父は、ハーヴィーが写っている1枚を見て違和感を抱く。

リンジーの姿を見たハーヴィーは、とある衝動に駆られるようになっていた。
そしてスージーは、ハーヴィーを激しく憎んだ。

スージーの気持ちと同調した父は、バッドを持ってスージーの帽子が見つかったトウモロコシ畑に行く。
しかし、そこにいたカップルに大怪我をさせられてしまう。
ハーヴィーは、そのカップルをこっそり覗き見していた。

父を解放したいと思ったスージーは、入るのが怖かった家の中に向かう。
すると、ハーヴィーに殺された人たちの姿が見えてくる。

映画『ラブリーボーン』の結末・ラスト(ネタバレ)

1960年に大家のソフィ・シチェッティ。
1967年には13歳のジャッキー・マイヤー。
1969年にリア・フォックス。
1960年には一番幼い6歳のラナ・ジョンソン。
1963年にフローラ・ヘルナンデス。
1971年にはデニーズ・リー・アング。
彼女はホリーと呼ばれていた。

そして1973年、スージー・サーモンが殺された。

ハーヴィーの外出中を狙って家に忍び込んだリンジー。
そこで、ハーヴィーがスージーを狙っていた証拠を手に入れる。
ハーヴィーに追いかけられたが、無事に逃げたリンジー。
家には母が戻っていて、両親は仲直りした。

逃げる準備をしたハーヴィーは、コナース家の庭の陥没穴にスージーの遺体が入った金庫を捨てた。
レイと一緒にそこにいたルースは、ハーヴィーに嫌悪感を抱く。

ルースは突然倒れ、スージーの姿になった。
そしてスージーはファーストキスを叶えた。

ホリーに教えられた天国へ行くと、そこにはハーヴィーに殺された他の女の子たちがやって来た。
その後、町から逃げたハーヴィーは女の子に声をかけてフラれた後、崖から落ちた。

みんなの感想・レビュー

  1. マハロハ より:

    亡くなった大切な人に会いたくなりました。

  2. ムーみん より:

    きれいな映画です。何度も見たくなります。家族、自分の人生、大事にしたくなるし、死後、天国へ行く前、あんなきれいな景色が見れなら、と思います。