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映画『アメリカン・レポーター』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『アメリカン・レポーター』の概要:実在の国際ジャーナリストのエッセイを基に、アフガニスタンの戦場で報道を続ける女性レポーターの姿を描いた作品。コメディアンヌとしても有名な女優、ティナ・フェイが主演を果たした。

映画『アメリカン・レポーター』の作品情報

アメリカン・レポーター

製作年:2016年
上映時間:120分
ジャンル:戦争、ヒューマンドラマ、コメディ
監督:キム・バーカー
キャスト:ティナ・フェイ、マーゴット・ロビー、マーティン・フリーマン、アルフレッド・モリナ etc

映画『アメリカン・レポーター』の登場人物(キャスト)

キム・ベイカー(ティナ・フェイ)
鬱気味の彼氏クリスとの結婚に迷う40代の女性。テレビ局で原稿書きをしていたが、欠員が出たアフガニスタン駐在記者として、突然アフガニスタンへ向かうことになる。熱中すると周りが見えなくなるという欠点もあるが、仕事への熱意や飾らない人柄を気に入られる事も多い。戦場レポーターという仕事にのめり込んでいき、刺激を求め続けるようになる。
ターニャ(マーゴット・ロビー)
戦場レポーターの美人で若い女性。キムも、ターニャのアフガンからの中継を見たことがあった。キムがアフガニスタンに来るまでは、“楽しい家”で唯一の女性メンバーだった。コロンビア人の女性シャキーラ、イアンとは友人関係。キムとは親友になる。
イアン(マーティン・フリーマン)
スコットランド人の軽い男性。フリーの戦場カメラマン。過去に一度、戦場で誘拐された経験があるが、笑い話にしてしまっている。ターニャからは最低男と言われているが、キムを口説き落とそうと必死になる。
ファヒム(クリストファー・アボット)
アフガニスタン現地人の通訳兼ガイド。元医者で、医療知識を持っている。結婚を前提に付き合っている恋人がいる。感覚がおかしくなりやすい戦場レポーターたちの中で、唯一の常識人で良心的存在。

映画『アメリカン・レポーター』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『アメリカン・レポーター』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『アメリカン・レポーター』のあらすじ【起】

テレビ局で裏方の仕事をしていたキム・ベイカーは、戦場レポーターとして、アフガニスタンへの派遣を打診される。
彼氏と3ヵ月後に会う約束をし、アフガニスタンへ飛んだ。

カブールの空港に着くと、通訳兼ガイドのファヒムと担当セキュリティのニックが待っていた。
そして記者たちの住む“楽しい家”に案内される。
初めての同性メンバー、キムを歓迎するターニャ。

キムの初仕事は、前線基地で海兵隊員たちへのインタビュー取材だった。
翌日も隊員たちに同行取材をするが、ダメ出しばかりを受ける。
基地への帰り道で襲撃を受け、その様子を体を張って撮影したキムは大将から褒められる。

その日の夜、キムとターニャは飲みに出かける。
そしてコロンビア人のシャキーラと、スコットランド人のイアンを紹介される。

飲み明かした翌日、次期司法長官と噂されているサディクへのインタビューに成功するキム。

2004年。
NYへ帰国しようとしていたキムは、サディクの紹介で大物へのインタビューに成功する。

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映画『アメリカン・レポーター』のあらすじ【承】

3ヵ月以上、アメリカに帰国するタイミングを逃しているキム。
彼氏の浮気が発覚し、キムの遠距離恋愛は終わった。
カブールを離れたい一心で従軍取材を申し込むと、破壊された井戸の調査に同行できることになる。
異性とは話せない女性たちから、お喋りの場所が欲しいから井戸を壊してしまったと打ち明けられ、キムが大将に事情を話して問題は解決した。

ファヒムの結婚式が行われ、キムたちは友人として出席する。

やがてサディクが司法長官に就任する。
なぜかキムが彼氏と別れたことを知るサディク。

女性差別問題をテーマに、カンダハールへの取材を提案するキムだったが、危険地帯に赴く事にニックやファヒムは反対する。
だが、キムは意見を押し通した。
ブルカを買ってカンダハールへと向かうキム、イアン、ファヒム、ブライアン、ニック。
テレビ処刑の場に遭遇し、ブルカの下にカメラを隠して突入していくキム。
しかしそこは女人禁制の場で、全員を危険にさらしてしまう。

ファヒムは戦場レポーターの危うさを語り、仕事を辞めて去っていった。

映画『アメリカン・レポーター』のあらすじ【転】

2005年。
酔ったうえに住所を間違えて、迷子になりかけたキム。
危ないところを、通りかかったイアンに助けられる。
仕事をさぼったニックはイアンに殴られ怪我を負い、仕事を辞める。

その夜、イアンと寝たキム。
一夜の過ちにしようとしたが、イアンはキムを好きだと告げる。

数字が取れないとダメ出しを受けて、キムとターニャは焦り始めていた。
ターニャは、仲間のジャウィードからタリバンのリーダーを紹介してもらい、特ダネを狙う。
キムはイアンから特ダネのネタを教えてもらい、雪解けを待つだけになった。

何度もベッドを共にするようになったキムとイアン。
キムはイアンに惹かれていく。
そんな時、ターニャが爆撃に巻き込まれて怪我をしたと知らされる。
ジャウィードは命を落としたが、ターニャはスクープを手に入れた。

サディクはキムの元に押しかけ、特別な友達になりたいと騒ぐがキムは拒絶した。

2006年。
爆撃が起こっても、キムは中継の枠を与えられない。
上層部に話をつけるため、キムはNYへ飛ぶ。

映画『アメリカン・レポーター』の結末・ラスト(ネタバレ)

上司からターニャを雇ったと告げられ、同じタイミングで局に来ていたターニャとキムは言い争いになる。
落ち込むキムは、イアンとスコットランドのグラスゴーで休暇を取ることに。
しかし、キムがスクープを求める土地への道が開通したと知り、イアンはバダフシャンへ向かう。
その途中、イアンは誘拐される。

知らせを受けてカブールへ向かったキムを、ファヒムが待っていた。
押しかけてきた時の監視カメラ映像を使ってサディクから情報を引き出し、海兵隊大将と交渉して、イアンを助け出したキム。
キムはスクープを手に入れた。

戦場レポーターの怖さに気付いたキムは、アメリカに戻ることにした。
イアンはアフガンに残ることを選択する。
そして、2児の父になっていた友人ファヒムとも別れの挨拶を交わした。

キムの報道のせいでアフガンから飛ばされ、爆弾で両足を失った元海兵隊のコフリンに謝罪に行ったキム。
しかし彼は爆弾が悪いと言い、前に進もうと笑った。

その後、戦場カメラマンとして有名になったイアンと、ニュースキャスターになったキムは中継で再会した。

映画『アメリカン・レポーター』の感想・評価・レビュー

マーゴットロビーとマーティンフリーマン、とにかく個人的に好きな俳優が出ていたので見たが、なかなかリアルだった。そもそもエッセイが基なので本当にあった話という意味ではリアルなのは当然だが、街並みや人々、雰囲気が良かった。

戦場は素人でありながらスクープのために本当にそんな危ないことしたのか、と驚いてしまう。戦場レポーターというのは命がいくつあっても足りないものだなとしみじみ感じた。スクープのために命を賭けるレポーターなので見ているこちらとしてはハラハラしてしまうことも多いが、芯が強く、ブレないところは好きだった。(女性 20代)


コメディと戦争のバランスが素晴らしい割合で作られたこの作品。しっかりとしたストーリーがありながらも、笑える要素もありとても楽しめました。
この作品、実話に基づいているそう。一人の女性が戦争が起こる地域に身を置き、アフガニスタンでの戦場レポーターとなります。女性なのにというと偏見かもしれませんが、同じ女性としてここまで強く、そして明るく生きていける彼女に感動しました。
笑えるシーンがありながらも、ラストはしっかりとまとまった展開になっていて大満足の作品でした。(女性 30代)

みんなの感想・レビュー

  1. がおう より:

    ニルソンのウィズアウウトユーでは?

  2. キリコ より:

    アメリカンレポーターの挿入曲でむかし懐かしい曲がながれたのですが、題名が思い出せません。かなりヒットした曲です。どなたか教えてください。