江戸の街、廃刀令によって侍は刀を失い、宇宙から侵略してきた天人と呼ばれる存在によって日本は大きな変化を迎えていた。そんな中、侍の心を持ち続ける男が一人いた。その男、坂田銀時は、かつて白夜叉として恐れられた元攘夷浪士だった。
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』の作品情報
- タイトル
- 銀魂2 掟は破るためにこそある
- 原題
- なし
- 製作年
- 2018年
- 日本公開日
- 2018年8月17日(金)
- 上映時間
- 不明
- ジャンル
- コメディ
アクション - 監督
- 福田雄一
- 脚本
- 福田雄一
- 製作
- 不明
- 製作総指揮
- 不明
- キャスト
- 小栗旬
菅田将暉
橋本環奈
柳楽優弥
吉沢亮
ムロツヨシ
長澤まさみ
岡田将生 - 製作国
- 日本
- 配給
- ワーナー・ブラザース映画
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』の作品概要
現在も週刊少年ジャンプで連載されている大人気コミック『銀魂』の実写化第二弾。前作は、実写映画は難しいというジンクスを打ち破り、なんと約40億円もの興行収入を叩き出す大ヒットとなった。前作に引き続き小栗旬や橋本環奈、堂本剛といった超豪華俳優陣が揃い踏み。今回から登場する新キャラクターに関しても、他の映画ではありえない、超豪華キャストばかりが起用されている。今作の主人公は、作中でも屈指の人気を誇る真選組と鬼兵隊リーダー、高杉晋作。真選組局長、近藤勲の首を狙って、鬼兵隊、真選組、万事屋の全面戦争が幕を開ける。
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』の予告動画
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』の登場人物(キャスト)
- 坂田銀時(小栗旬)
- 万事屋を営んでいる、目が死んでいる糖尿病の主人公。実は、かつて白夜叉と恐れられた元攘夷浪士。仲間を何よりも大切に思っている。
- 志村新八(菅田将暉)
- 万事屋で働く眼鏡の青年。普段圧倒的な実力を持つ銀時や神楽に囲まれているため気弱に見えがちだが、中々の根性の持ち主。
- 神楽(橋本環奈)
- 宇宙最強と称えられる戦闘種族、夜兎族の生き残り。万事屋で働いており、チャイナ服に身を包んだ紅一点。
- 近藤勲(中村勘九郎)
- 真選組局長。普段はお妙のストーカーをするなど警察とは思えない一面を見せるが、実は仲間を何よりも大切にしており彼らからも信頼されている。
- 土方歳三(柳楽優弥)
- 真選組の副局長で、人呼んで鬼の土方。近藤を心から信頼しており、彼が窮地に陥った今回、彼を命を張って守る。
- 沖田総悟(吉沢亮)
- 真選組随一と呼ばれる剣の使い手。副局長の座を狙い、日々土方を陥れようと画策している。
- 伊東鴨太郎(キャスト未発表)
- 荒くれ者が集う真選組の中でも頭脳派、周りからも一目置かれている存在。しかし、彼にはとある野望があった…?
- 高杉晋作(堂本剛)
- 元銀時と同じ攘夷浪士で、現在は奇兵隊を率いる恐怖のリーダー。世界の破滅を狙っている。
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』のあらすじ(ネタバレなし)
これまで、天人や犯罪者達から街の平和を守ってきた特殊警察部隊、真選組。真選組は荒くれ者の集団ながら、近藤勲局長の元、日々賑やかに業務に当たっていた。しかし、ある日そんな真選組にとある人物が戻ってきたことにより、真選組は大きく揺れることとなる。
その男の名は伊東鴨太郎。真選組随一とも呼ばれる頭脳を持つ伊東は、なんとあの高杉晋作率いる奇兵隊と手を組み、局長近藤勲を殺し真選組を乗っ取ろうと企んでいたのだった。この事件をきっかけに、真選組は近藤派と伊東派に分裂、真選組始まって以来の大波乱が幕を開けるのだった。そして、そこになぜか関わることになってしまった坂田銀時率いる万事屋。万事屋、真選組、鬼兵隊の三勢力が全面戦争を繰り広げた先に待ち受けている結末とは。
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』の感想・評価
圧倒的なアクションシーン
コメディとシリアスなアクションシーンの振り幅が話題となり人気を博している『銀魂』シリーズ。勿論コメディの要素も存分に残しつつ、今回の『真選組動乱編』は作中1、2位を争うシリアスなストーリー運びとなっている。また、真選組、万事屋、鬼兵隊という三勢力が真っ向勝負する今作では、アクションシーンが目白押しになること間違いなし。普段はやる気のない主人公、坂田銀時の本気や主要キャラクター達の共闘が見られる貴重な作品となっている。また、堂本剛や柳楽優弥など、普段あまり殺陣を見たことがない俳優陣の軽やかな身のこなしを見られることも大きな魅力の一つ。俳優陣の身体を張った豪華なアクションシーンから目が離せない。
真選組と万事屋のタッグに感動
普段は特殊警察と元攘夷浪士という敵対する関係からも、何かといがみ合うことが多かった真選組と万事屋。しかし、それは表向きのこと。これまで多くの事件を共に乗り越えてきた彼らの間には、実は口には出さないものの互いの実力を認め合う信頼が生まれているのだった。今作では、そんな彼らの信頼が再確認できる展開が多数。初期から作品を見ているファンにとっては涙を禁じ得ないストーリー展開となっている。特にその中でも犬猿の仲とされている土方と銀時が協力して戦う場面は、多くの女性ファンの心を鷲掴みにすること間違いなし。鬼兵隊、さらに伊東鴨太郎という新たな敵を相手に、真選組と万事屋は勝てるのか。真選組、万事屋それぞれのファンにとって嬉しいシーンが目白押し。
大人気キャラクター、高杉晋作再び
主人公らと比べるとそれほど登場回数がないにも関わらず、これまで何度か行われてきたキャラクター人気投票で常に上位をキープしてきた大人気キャラクター、鬼兵隊リーダーの高杉晋作が再び登場。さらに、前作に引き続きジャニーズグループ『KinKi Kids』の堂本剛が出演を決めたことで、銀魂ファンだけでなくジャニーズファンも大盛り上がり間違いなし。前作発表時は高杉晋作のムビチケが即完売したことで話題にもなった。共演者からも賞賛の嵐を受けた、堂本剛の完璧な高杉晋作を再び劇場で楽しもう。常にミステリアスな空気を醸し出し、大きなトラブルを引き起こす高杉は、今回どのような試練を銀時達に与えるのか。高杉ファンは勿論、そうでない人も注目せざるをえない作品に仕上がっている。
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』の公開前に見ておきたい映画
銀魂
2017年、週刊少年ジャンプで現在も連載中の大人気漫画『銀魂』が実写化するということで大きな話題となった作品。銀魂はシリアスなストーリーだけでなく、かなりはっちゃけたコメディシーンも多いため、本当に実写化が可能なのかと心配されていた。しかし、蓋を開けてみると中村勘九郎、橋本環奈、菅田将暉といった普段はコメディを演じる機会の少ない俳優陣の思い切った演技によって、見事原作を完璧に再現してみせた。その結果、なんと興行収入が約40億円に上るという大ヒットを収める。最新作は今作の続きというわけではないが、主要キャラクターは軒並み続投が決まっているため、間違いなく事前に鑑賞しておいた方がいい一本。2017年一ヒットしたといっても過言ではない実写映画。
詳細 銀魂
劇場版 銀魂 新訳紅桜編
原作でも最も人気の高い長編シリーズの一つである『紅桜編』を再構成して劇場化した、銀魂シリーズ初の長編アニメーション作品。興行収入10億円を突破する大ヒット作となり、銀魂の人気を決定づけた作品でもある。銀魂の主要キャラクターはあらかた出演しているため、初めて銀魂作品を見る人にとってはキャラやストーリーを理解するにうってつけであり、また、銀魂ファンにとっても復習にもなる。この作品のもう一人の主人公、高杉晋作は『銀魂2 掟は破るためにこそある』にも出演するため、主人公坂田銀時との関係性や因縁を予め確認しておくといいだろう。このストーリーもかなり濃く新作に関わっているため、ストーリーを本当に理解するためには見ておくべき一本。
詳細 劇場版 銀魂 新訳紅桜編
HK 変態仮面
本作と同様、福田雄一氏が監督を務めた作品であり、週刊少年ジャンプで連載されていた漫画の実写化という意味でも共通している作品。SM、顔に女物のパンティを被ったヒーローなど一見実写化不可能だと思われた今作を、不快感など一切観客に感じさせず全て笑いに還元したのは、コメディを得意とする福田雄一監督の才能が遺憾なく発揮された結果。ムロツヨシや佐藤二朗など、福田雄一監督作品に出演している常連俳優陣は『福田雄一ファミリー』と呼ばれ毎回監督の作品を彩っている。勿論彼らは『銀魂2 掟は破るためにこそある』にも出演が決まっており、これまでの福田雄一監督と彼らの関係性を事前に知っておくことで、映画がより楽しめること請け合い。
詳細 HK 変態仮面
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』の評判・口コミ・レビュー
銀魂2、ちょー良かった~!!!!!!原作と違うところもちろんちょいちょいあるんですけど、良かった。妖刀じゃないのはビックリだったが、まぁ良し。沖神の絡み最 & 高。画面上の顔面偏差値ヤバすぎて失神しそうになった沖神ありがとう。
— 黒猫ゆうり📎☆ (@smap12121941) 2018年8月18日
今日は映画銀魂2観てきました!よかったよーー!!
原作に近ずけて再現してくれました😆アクションも前回とは比ではないほど多かった!!皆カッコ良かったよ👍👍👍✨
前半笑いすぎて涙拭いてました(つд⊂)#銀魂2掟は破るためにこそある— toumi* (@emiL_orrrr) 2018年8月18日
早速銀魂2見てきました
ギャグとアクション良くなってたなぁという感想
今回も危ないパロディ連発だった
シナリオのアレンジはいいところとうーんなところあったけど、大方満足
なにより客層でおもったより年配の方がいて、最後笑顔で出ていったのが印象的でした— 狐麺 (@kitunemenn813) 2018年8月18日
「銀魂2」を鑑賞!原作の将軍ギャグの数々を実写で完全再現したギャグシーンや「これやって大丈夫かな?」と思わず思ってしまう、中の人ネタや某警察ドラマネタ、そしてアレやコレのアニメネタで爆笑。今回もしっかり面白かった
— Keita (@movielove0328) 2018年8月18日
銀魂2観ましたー!
笑って笑って泣いた。
あぁホント近藤さんだなぁ敵わねぇなぁって。女優さんたちがとてもかわいくて鴨太郎と万斉はじめ其々が原作キャラをしっかりと演じてくれている印象があるのって実写としてはすごいと思う。
特に沖田くんがとても沖田くんだった。 pic.twitter.com/sd44qnjLro— 久我 (@re_pp_en) 2018年8月18日
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』のまとめ
何かと批判されやすいコミックの実写化。しかし、前作の『銀魂』はそんなジンクスも跳ね除け、原作ファンからも高く評価される結果となった。その要因は、恐らく原作に忠実なストーリー、豪華な役者陣の身体を張った演技、そして、何より原作の空気感を完璧に再現してみせた監督の手腕によるものだろう。今回実写化されるのは、原作の中でも屈指の人気キャラクター達である真選組が活躍する真選組動乱編。さらに豪華俳優陣を加えた銀魂が、どこまでパワーアップして戻ってくるか目が離せない。
みんなの感想・レビュー