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映画『ジョン・ウィック チャプター2』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ジョン・ウィック チャプター2』の概要:一度は引退した伝説の殺し屋ジョン・ウィック。前作で犬と車を失い復讐したジョンは、今作では家を燃やされ殺し屋として再度復活する。主演はマトリックス以来の当たり役と評されるキアヌ・リーブス。前作以上に磨かれた銃と格闘技を合わせたガンフーアクションに注目。

映画『ジョン・ウィック チャプター2』の作品情報

ジョン・ウィック チャプター2

製作年:2017年
上映時間:122分
ジャンル:アクション、フィルムノワール
監督:チャド・スタエルスキ
キャスト:キアヌ・リーヴス、コモン、ローレンス・フィッシュバーン、リッカルド・スカマルチョ etc

映画『ジョン・ウィック チャプター2』の登場人物(キャスト)

ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)
引退した最強の殺し屋。妻を失い、ふつうの暮らしを望むが、サンティーノのもつ誓印により殺し屋の世界に引き戻される。
サンティーノ・ダントニオ(リッカルド・スカマルチョ)
イタリアマフィアの幹部。ジョンに無理やり仕事を強要させたことでジョンの復讐対象となる。
ジアナ・ダントニオ(クラウディア・ジェリーニ)
サンティーノの姉。12人いる主席の内の1人。主席の座を狙うサンティーノがジョンを使い、命を狙われる。
ウィンストン(イアン・マクシェーン)
コンチネンタルホテルの支配人。殺し屋の世界で絶大の権力をもつ。ジョンの親友。
カシアン(コモン)
ジアナの護衛で殺しのプロ。ジョンとは旧知の仲だが、ジアナを狙うジョンと敵対することになる。

映画『ジョン・ウィック チャプター2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ジョン・ウィック チャプター2』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ジョン・ウィック チャプター2』のあらすじ【起】

一度引退した伝説の殺し屋ジョン・ウィックは、自分の愛車を取り返すため、車を保管しているアブラムの元へ向かう。ジョンはアブラムの手下たちを次々と倒し、愛車を見つけ取り返す。

ボロボロになった愛車に乗りながらジョンは自宅へ帰る。そこへイタリアマフィアの幹部、サンティーノ・ダントニオが現れる。ジョンは殺し屋を引退する際、サンティーノと誓印を交わしていた。ジョンが殺し屋として復帰したときに行使できる誓印を使用し、サンティーノは仕事の依頼をもちかける。だが、平穏な生活を望むジョンは、サンティーノの依頼内容を聞く前に断る。契約を守らないジョンに対し、サンティーノはジョンの家にロケットランチャーを撃ち込み、ジョンの家を焼き払った。

ジョンの家には死んだ妻との思い出が詰まっていた。その家を焼かれ、妻との大切な写真も燃やされたことでジョンはサンティーノへ復讐することを決意する。

ジョンはサンティーノの居場所を探すため、コンチネンタルホテルへ訪れた。そこで支配人であるウィンストンに事の経緯を話す。ジョンの要求に対し、ウィンストンは「コンチネンタル内での血を流すこと」「誓印は守る」というルールは絶対守らなければいけないことだと言う。ジョンはウィンストンの言う通りにし、一旦サンティーノの要求を受け、誓印での契約を解除してから彼へ復讐することにする。

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映画『ジョン・ウィック チャプター2』のあらすじ【承】

サンティーノの仕事内容を聞くため、ジョンは彼に会いに行った。サンティーノの依頼は、サンティーノの実の姉ジアナの殺害であった。ジアナは、裏社会で12席ある主席の内の一人であった。主席の座につきたいサンティーノは、自身の手で姉を殺すことはできないためジョンへ依頼する。誓印から解放されるためにジョンは仕方なく仕事を引き受けるのであった。

ジョンはジアナのいるローマへ行く。武器やスーツなどの物資を調達し、ジアナが参加する式典へ潜入する。大浴場にて一人となったタイミングを見計らい、ジアナの前にジョンが現れる。友人でもあるジョンが自身の前に現れた理由を知ったジアナは死をさとり、自ら手首を切り自害する。

式典をあとにしようとするジョンは、ジアナの護衛の一人で側近のカシアンに見つかり襲撃を受ける。ジアナの護衛たちを倒しながらジョンは、サンティーノの部下との合流地点へ行き、任務完了したことを伝える。だが、任務が完了したあと次に命を狙われることをわかっていたサンティーノは、ジョンを殺害するよう部下に命じてあった。サンティーノの部下をしりぞけつつ、再度カシアンとの戦闘になる。だが、カシアンとの交戦がコンチネンタルホテル内に及んだため、一時休戦となった。

映画『ジョン・ウィック チャプター2』のあらすじ【転】

ジョンを殺し損ねたサンティーノは、ジョンに700万ドルの懸賞金をかけ、殺し屋たちへ一斉に送信する。一方、ジョンは早朝すぐにコンチネンタルホテルをあとにする。

次々と殺し屋たちに襲われるが、ジョンは彼らを着実に仕留めていく。だが、またしてもジョンの前にカシアンが立ちはだかり、電車内でナイフを使った接近戦となる。戦いの末ジョンは、カシアンの動脈にナイフを刺し、ナイフを抜いたら出血多量で死ぬことを彼に告げその場を去る。その後、ジョンは裏社会と繋がっているホームレスのもとに行き、「彼に会わせろ」と言う。

ホームレスは、ジョンを地下組織であるバワリー・キングのもとに連れて行った。キングはニューヨークの地下組織のトップであり、ホームレスや伝書鳩を活用することで多くの情報を持っていた。ジョンは、サンティーノがいずれニューヨークにも進出してくることを言い、キングの代わりにサンティーノを殺害することを条件に武器と彼の居場所を聞く。

映画『ジョン・ウィック チャプター2』の結末・ラスト(ネタバレ)

サンティーノがいる美術館についたジョンは、彼を見つけ追いかける。キングからは限られた武器しかもらっていなかったため、サンティーノの部下たちを倒しながら彼らの武器を奪っていく。ジョンは彼の部下を全員倒すが、サンティーノはすでに美術館から離れていた。

想定以上のジョンの実力に怖気づいたサンティーノは、安全な場所を求め、仕事を持ち込むことが禁止されているコンチネンタルホテルへ逃げた。その後、ジョンもホテルへ到着する。すぐにでも殺しにかかりそうな雰囲気のジョンに対し、支配人であるウィンストンは、冷静になるよう説得する。だが、ジョンはルールを破り、サンティーノをコンチネンタル内で殺害してしまうのであった。

翌日、支配人であるウィンストンに呼ばれたジョンは、殺し屋の世界から追放処分となることを告げられる。主席の一人であるサンティーノを殺害したことで、ほかの主席たちからもジョンは命を狙われる状況になる。ウィンストンの計らいで1時間だけ猶予を与えられたジョンは、殺し屋たちから身を守るため、その場を去るのであった。

映画『ジョン・ウィック チャプター2』の感想・評価・レビュー

前作でちょっと映画好きなおじさんと映画で何十億円も稼ぐ人間との格の違いを感じさせてくれたキアヌが、こっちが高らかに敗北宣言をしたのにも関わらず格の違いをさらに見せてくれた作品。おそらくキアヌにとって自分の主演映画は自分がカッコよく映れば映るほど面白くなり観客が喜ぶものなのだろう。この狂気じみた偏執が遮二無二たどり着いた境地がこの作品である。脱帽。ひれ伏すしかないだろう。庶民はこうした狂人が送る世界に喝采をおくる責任と義務があるのではないかとすら思った。(男性 30代)


前回から衰えない、キアヌ・リーヴスお得意のガンフーアクションのかっこよさで世界中のファンを虜にします。

全世界の殺し屋から命を狙われることになり、敵か味方かもわからない、いつどこで誰に狙われているかわからない、妻も愛犬も亡くし、いったいどんな心情なのか。敵を倒しても、息つく間もなく次から次へとやってくる敵。

それをどんどん倒していく姿は痛快ですが、前回と同じくやはりストーリーよりもアクションメインで楽しむ映画であった印象です。(女性 20代)


大好きな作品が帰ってきました。舞台は前作『ジョン・ウィック』で壮絶な復讐劇を遂げてから5日後。ジョン・ウィック、めちゃくちゃ働きます。今作のキーマンはコンチネンタル・ホテルのオーナー、ウィンストン。それを演じるのはイアン・マクシェーンです。前作からジョン・ウィックの良き理解者としてただならぬ雰囲気を醸し出していましたが、今作では大事な鍵を握っています。
ピシッとしたスーツに身を包み繰り広げられる派手なアクション。「ガンフー」と名付けられた近接銃格闘術は本当に迫力があってドキドキしてしまいます。(女性 30代)

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次作 ジョン・ウィック3 パラベラム
前作 ジョン・ウィック

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