この記事では、映画『オール・アイズ・オン・ミー』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『オール・アイズ・オン・ミー』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『オール・アイズ・オン・ミー』の作品情報
上映時間:139分
ジャンル:ヒューマンドラマ、伝記
監督:ベニー・ブーム
キャスト:ディミートリアス・シップ・Jr、カット・グレアム、ハロルド・ハウス・ムーア、ローレン・コーハン etc
映画『オール・アイズ・オン・ミー』の登場人物(キャスト)
- トゥパック・シャクール(ディミートリアス・シップ・Jr)
- ギャングスタ・ラッパー、2パックとしてデビューし、驚異的な売り上げを出す。洗練されたリリックを生み出す才能がある。母アフェニによって黒人の誇りを教えられ、女子供には非常に優しい面を見せる。
- アフェニ・シャクール(ダナイ・グリラ)
- トゥパックの母親で元ブラックパンサー党員。黒人解放運動にて活動していた。常に強気で物言いのはっきりとした女性。息子に黒人としての誇りと信念を教える。
- シュグ・ナイト(ドミニク・L・サンタナ)
- トゥパックの支援者で、後にデス・ロウレーベルを立ち上げる。トゥパックが資金繰りに困った際は大金を手渡すが、出所は不明。金には非常に厳しい。
- キダダ・ジョーンズ(アニー・イロンゼ)
- パーティーにてトゥパックと知り合い、後に恋人関係となる。美しい容貌を持ち芯のしっかりした女性。
- ノトーリアスB.I.G(ジャマール・ウーラード)
- トゥパックの友人でラッパー。トゥパックにクラブオーナーを紹介するも、そのせいでトゥパックに危害が及んでしまう。自身もトゥパック死後、凶弾にて死亡する。
映画『オール・アイズ・オン・ミー』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『オール・アイズ・オン・ミー』のあらすじ【起】
1970年代、黒人解放闘争を展開していたブラックパンサー党に所属していた母アフェニ・シャクールの長男として、トゥパック・シャクールは生を受けた。母アフェニは迫害される黒人の自由をアメリカ政府へと強く訴えかける活動を続け、トゥパックはアフェニと同じく黒人の自由を訴える活動家である継父に育てられる。アフェニは幼い頃から息子に、バスケットボールをやるよりも勉強をして知恵をつけろと英才教育を施した。
1982年、ブロンクス。継父が殺人犯としてFBIから指名手配され、自宅にFBI捜査官が突入して来る。白人の捜査官は黒人である母子を手酷く扱い、差別の対象であることを隠さなかった。その時、継父はすでに逃走していたため、逮捕されることはなかったが、トゥパック親子はボルチモアへ転居することになった。
5年後の1987年、ボルチモア。トゥパックは芸術学校へ通い、母アフェニの考えから少し離れる。町では相変わらず黒人は迫害を受け、対して黒人も鬱屈した精神を持ち酷く暴力的だった。
1988年、カリフォルニア。妹と共に母親の知り合いである活動家の元へ転居。トゥパックは金を稼ぐためにラップを始める。そして、詞のワークショップで知り合った女性に才能を見出され、デジタル・アンダーグラウンドのオーディションを受けることになった。
1990年、フロウを認められたトゥパックはツアーへ初参加。その後、バランスをわざと崩した肩破りの曲を発表し、徐々に注目を浴びるようになる。そして、友人のオーディションにたまたまついて行った先で映画にスカウト。青春バイオレンス・ムービー『ジュース』を初め、俳優としての活動を開始するのである。
トゥパックの詞(リリック)は彼が実際に目にしたことを唄っていた。彼は迫害され続けた黒人社会の凄惨な現状を音楽にして世に知らしめる。同じ頃、母アフェニが薬物依存症であることが判明し、更生施設へ入所。

映画『オール・アイズ・オン・ミー』のあらすじ【承】
1991年、トゥパックは信号無視をしたとして逮捕されてしまう。当時、トゥパックは国を最大の犯罪組織と呼んでいたし、黒人過激派にも資金を提供していた。更に活動家でもあった継父がトゥパックの叔母の脱獄を援助していたこともあり、警察権力に敵視されるのは目に見えていたのである。
その年、アフェニが更生施設から帰還。ホームパーティーが開かれ、母子は1年振りに再会する。トゥパックは活動家である母を励ますが、テレビにて副大統領がトゥパックに自制するよう呼びかけたことで、彼もまた黒人解放の活動家として認められてしまう。
1993年、ニューヨーク。ラッパー、2パックとしてのセカンドアルバムが発売。ファーストアルバム同様に100万枚の売上があったが、91年の逮捕以降、10回にも及ぶ逮捕歴に加えプライベートでの散財が報道されたことにより、資金繰りが苦しくなっていた。
訴訟にも金が要る。トゥパックが金に困っているという話を聞いた仲間のシュグ・ナイトが、出所の分からない大金を持って来る。同じ頃、黒人女性の団体がトゥパックを筆頭としたギャンクスタ・ラッパーが黒人女性を蔑視していると訴えが上がる。トゥパックには黒人女性を蔑視している意識はなく、現状を唄っているだけである。彼はむしろ黒人女性を尊敬し、励ますための歌まで唄っているのであった。
そんな折、アトランタでのライブの後、白人男性2名が1人の黒人男性を囲み暴行を加えている場面に遭遇。トゥパックは仲介に入ろうとしたが、白人男性に銃で脅し返されたため、威嚇のつもりで隠し持っていた銃を発砲した。このことでトゥパックはまたも逮捕されてしまう。しかも、白人男性は非番の警官だった。
更にその後、同じラッパーのノトーリアスB.I.Gの知り合いである、クラブオーナーから紹介された女がトゥパックからレイプされたと騒ぎ、やってもいないことで理不尽にも再逮捕されてしまう。
訴訟に次ぐ訴訟でジリ貧のトゥパックだったが、1994年11月4日。スタジオがあるビルのロビーで同じ黒人から銃撃。5発の銃弾を浴び、メダルチェーンを盗まれ瀕死の状況となる。報道では強盗とされていたが、実際はクラブオーナーの取り巻きによるものだった。ノトーリアスは企みを知っていたが、止めなかったことに責任を感じトゥパックの見舞いへ向かうも、刑事によって追い返されてしまう。
映画『オール・アイズ・オン・ミー』のあらすじ【転】
トゥパックは自分が狙われていることを知り、病院から強制的に退院。その週はレイプ事件による訴訟があったため、満身創痍でありながらも法廷へ出向いた。裁定の結果、強姦に関しては無罪となるも、不法接触に関しては有罪。判決は翌年の2月に言い渡させることになる。
1995年2月。トゥパックは不法接触の罪により、18カ月から4年の刑期を言い渡され、刑務所へ収監されることになる。軽犯罪であるにもかかわらず、収監先は重犯罪刑務所で刑期も長い。明らかに黒人差別ともとれる評決であった。
トゥパックは裁判長に対し、黒人であるが故に個人をよく見もせず、判決を下す法廷に正義はない。自分を裁けるのは神だけだと告げ刑務所へと連行されるのである。
刑務所へ収監されたトゥパックはそこでも理不尽な暴力に晒され、意味もなく痛めつけられた。だが、彼は屈することなく新曲を携え服役中にも関わらずアルバムを発表。服役中でのアルバム発表で史上初の1位を獲得する。しかし、収監中のラジオにてノトーリアスの曲を耳にしたトゥパックは、奴らが自分を嵌めた黒幕であることに気付く。
シュグが立ち上げたデス・ロウレーベルへの移籍を決めたトゥパック。彼は服役後に早速、新曲の制作に着手。閉じ込められていた鬱屈を発散するかのように、3枚のアルバムを出すと制作意欲を燃やしていた。
デス・ロウレーベルはトゥパックを迎え、100万枚のセールを次々と叩き出し今や飛ぶ鳥を落とす勢いだった。だが、シュグは金に厳しく、少しでもちょろまかそうものなら酷い制裁を与えているのだった。
映画『オール・アイズ・オン・ミー』の結末・ラスト(ネタバレ)
そうして、トゥパックのアルバムが完成。ラップのアルバムにしては珍しい2枚組の大作だった。彼はアルバムに『オール・アイズ・オン・ミー』というタイトルをつける。
新作のアルバムは記録的なヒットを叩き出し、トゥパックはノトーリアスを侮辱するような詞でライブを盛り上げるのであった。
その後、トゥパックはパーティーで知り合った美女キダダ・ジョーンズと恋仲になり、3枚目のアルバムも完成。全てが順調に進んでいるかと思われた。
しかし、ここでシュグが売り上げに対して元が取れていないと言い出す。帳簿を見せられ頭を抱えたトゥパックだったが、翌日になって新たな子会社レーベル、デス・ロウ・イーストの経営者としてシュグに迎えられることになる。
1996年、トゥパックはMTVにてデス・ロウ・イーストの設立を発表。彼は西海岸で起こした旋風を東海岸でも起こすと豪語。そもそも、当時の黒人社会はアメリカ西海岸と東海岸とで諍いが絶えず、同じ黒人同士で争っている状況であった。彼は自分の音楽でもって一致団結を計ろうとしたのである。
しかし、このことで東海岸の黒人たちが侮辱されたと憤慨。東西抗争の危機に瀕してしまう。
1996年9月7日、ラスベガス。ボクサーのマイク・タイソンの応援にやって来たトゥパックは、彼のメダルチェーンを盗んだ人物を見つけたと仲間から聞き、ただちに犯人の元へ。カジノで大騒動となる。このことで恋人キダダとも口論になったが、トゥパックは彼女を宥め、仲間と共にクラブへと赴くことになった。1時間だけという約束で、シュグの車に乗ってホテルを出発。
だが、その道すがら信号待ちをしていたトゥパックは、隣に停まった車から銃撃されてしまう。仲間達はすぐさま警察へ助けを求めるも、救急車の到着には間に合わずトゥパックは息を引き取ってしまうのである。まだ25歳という若さだった。
6日後の9月13日、トゥパックの死が発表。100万枚越えアルバム9作、死後リリース7作、合計売上は7500万枚にも及んだ。出演映画は7本。彼が殺害されてから20年経過しているが、まだ犯人は見つかっていない。
映画『オール・アイズ・オン・ミー』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
25歳という若さで凶弾に倒れた伝説的ラッパー、2パックの生涯を映画化した作品。黒人迫害が色濃く残された時代を、洗練された言葉で戦い抜く真摯な姿勢と強さを描いている。ラッパーと言えばいかがわしいイメージが強いが、2パックは決して薬物を使用せず、子供や女性には穏やかで優しい面を見せる。
名だたる名曲とともに彼の凄惨な人生が描かれており、反発する姿勢に対し理不尽な状況に陥っても尚、屈しない強い精神がしっかりと表現されている。何と言っても、2パックが紡ぎ出すリリックが素晴らしい。(MIHOシネマ編集部)
本作は、1990年代初めにアメリカを一世風靡したヒップホップアーティスト2PACの半生を描いた伝記ヒューマンドラマ作品。
輝かしい成功の裏側で、厳しい生い立ちから生活保護、黒人差別、荒れ果てた私生活と苦悩や葛藤といった彼の内面世界を繊細に描いている。
特に、詩的で感性豊かな彼の音楽的才能もさることながら、彼の何事にも立ち向かう強い精神力が素晴らしいと感じた。
彼のことは存じ上げなかったが、非常に興味深く見応えのある濃密な内容となっていて感銘を受けた。(女性 20代)
伝説の黒人ラッパー2PACの生涯を描いた、自伝的映画である今作。1990年代前半に一世を風靡した彼の本名は「トゥパック・アマル・シャクール」。トゥパック・アマルとはインカ帝国最後の王の名であり、古代インカ語で「輝ける龍」と言う意味を持ちます。
彼の両親はブラックパンサー党員であったため、彼を身篭っている時にも収監されていました。しかし、教養のある強い母は彼に希望を託し「輝ける」名前を付け、黒人の誇りを教えてくれたのです。
25歳という若さで亡くなってしまった彼の壮絶な人生が描かれた今作。とても心に残る良い作品でした。(女性 30代)
ディミートリアス・シップ・ジュニアが、2パック本人のような名演技を披露していました。劣悪な環境で育ったにも関わらず、優しい心を持った青年であること、若干25歳で逝去していたこと等、2パックについて沢山知ることができました。銃撃によって亡くなったなんて、衝撃的です。また、2パックの代表曲が数曲流れるため、大変盛り上がりました。彼の思いや願いの詰まった素晴らしい楽曲が、世界中の人々の耳に届いてほしいです。(女性 30代)
トゥパック・シャクールの波乱万丈な人生を描いた本作は、ヒップホップだけでなく社会問題にも深く切り込んでいて驚きました。母親との複雑な関係や、警察やメディアとの対立、刑務所での孤独が、彼の音楽の根底にある怒りや希望として表現されていたのが印象的でした。特に、死を覚悟した最後のライブシーンでは、彼が全てを悟ったかのような表情に心が震えました。トゥパックを知らなかった人にも届く、強烈なメッセージがある映画です。(30代 女性)
トゥパックの生き様に圧倒されました。音楽だけでなく、社会に対する強いメッセージを常に発していた彼の姿勢に共感しました。仲間への信頼と裏切り、名声による孤独、そして最後に訪れる悲劇…。まさに「リアル」を描いた映画でした。刑務所から出てきてからの彼のスピード感ある転落がリアルで、目が離せませんでした。ラストはやはり衝撃的で、余韻が長く残りました。ヒップホップファンには必見の一作です。(20代 男性)
人物像の掘り下げが非常に丁寧で、単なる伝記映画に留まらない深さがありました。トゥパックの母アフリカ・ママーとの関係は、特に母親として共感できる部分が多かったです。彼が音楽で伝えようとした「真実」と「怒り」が痛いほど胸に響いてきます。後半の展開は早いながらもリアルで、最後の銃撃シーンでは涙が止まりませんでした。強く、繊細で、苦しみを抱えた青年の物語でした。(40代 女性)
これまでの人生経験を持って観ると、トゥパックという人物が非常に人間らしい存在だったと感じました。完璧でも聖人でもなく、怒り、迷い、愛を持った一人の青年。その彼が世間の偏見と闘いながら音楽を武器にしていた様は、見ていて胸を打たれました。最期の瞬間まで妥協しない生き様は、どこか自分の若い頃を思い出させるようでした。映像のリアリティも素晴らしかったです。(50代 男性)
トゥパックって名前は知ってたけど、こんなにドラマチックな人生を送ってたなんて知らなかった!音楽がかっこいいのはもちろんだけど、家族や仲間のこと、社会のこと、ちゃんと考えてる人だったんだなって思った。ラストの銃撃シーンはショックすぎて泣いちゃった。正直、もっと彼の音楽を聴いてみたくなったし、生きてたらどんなアーティストになってたんだろうって思います。(10代 女性)
これほどまでに激動の人生を過ごしたラッパーはいないと断言できるほど、濃密な物語でした。特に刑務所で書いた詩や、出所後の迷走する姿に人間味を感じました。仲間とのすれ違い、金と名声による周囲の変化に、彼自身が翻弄される様子は痛ましいですが、それでもステージに立ち続けた姿勢には尊敬します。最後の死の場面があまりに突然で、心にポッカリ穴が空いたような気持ちになりました。(30代 男性)
映画『オール・アイズ・オン・ミー』を見た人におすすめの映画5選
ストレイト・アウタ・コンプトン(Straight Outta Compton)
この映画を一言で表すと?
伝説のヒップホップグループN.W.Aの誕生と崩壊を描く、魂を揺さぶる音楽ドラマ。
どんな話?
1980年代末、ロサンゼルスで結成されたヒップホップグループ「N.W.A」が、警察の暴力や差別への怒りを音楽にぶつけ、一躍時代の寵児となるまでを描いた実話。友情と裏切り、成功と崩壊が交錯する壮絶な人間ドラマでもある。
ここがおすすめ!
N.W.Aのリアルな生き様と、その音楽がどれほど当時の社会に衝撃を与えたかが痛烈に伝わってくる。パフォーマンスシーンの迫力、社会背景の描写、キャストの熱演が光る。『オール・アイズ・オン・ミー』を観て心を動かされたなら、必見の一作。
8 Mile
この映画を一言で表すと?
エミネムの半自伝的ラップバトルムービー、挑戦と成長の物語。
どんな話?
デトロイトの貧困街に生きる青年ジミーが、ラップバトルで自分の存在を証明しようともがく姿を描く。仲間、家庭、差別といった現実の壁に苦しみながらも、音楽の力で未来を切り拓こうとする青年の奮闘が熱い。
ここがおすすめ!
圧巻のフリースタイルバトルシーンは鳥肌モノ。エミネム自身が主演し、リアルな苦悩と情熱を全身で体現。観終わった後は、自分も何かを変えたくなるようなパワーをもらえる。音楽映画としても青春映画としても一級品。
ノトーリアス・B.I.G.(Notorious)
この映画を一言で表すと?
東海岸の伝説、B.I.G.の波乱に満ちた短い生涯を描く伝記ドラマ。
どんな話?
ニューヨーク・ブルックリン出身の若者クリストファー・ウォレスが、”Notorious B.I.G.”として一躍スターダムにのし上がるが、名声と引き換えに多くの代償を払うことになる。東西ラップ抗争と自身の死に至るまでの数年間を描く。
ここがおすすめ!
『オール・アイズ・オン・ミー』と表裏一体とも言える作品。2Pacとの対立の背景も描かれ、より立体的に90年代ヒップホップ界を理解できる。演技も音楽も濃厚で、HIPHOP黄金期を追体験できる貴重な一作。
ラ・ハイエン(La Haine)
この映画を一言で表すと?
社会の底辺で生きる若者たちの怒りと絶望を描いたフランスの衝撃作。
どんな話?
パリ郊外のスラムに住む3人の若者が、警察による暴力に怒り、暴動の翌日をさまよう24時間を描く。移民、貧困、無力感、憎しみ…。都市の片隅に押し込められた若者たちのリアルで息苦しい現実が突きつけられる。
ここがおすすめ!
社会的メッセージが強く、静かに心をえぐってくる作品。白黒映像が醸し出す緊張感、セリフの鋭さ、そして最後の一瞬まで目が離せない緊迫感は圧巻。『オール・アイズ・オン・ミー』の社会派な側面に惹かれた人におすすめ。
ビギー&トゥパック(Biggie & Tupac)
この映画を一言で表すと?
ヒップホップ史上最大の悲劇、2人の死の真相に迫る衝撃のドキュメンタリー。
どんな話?
2PacとNotorious B.I.G.という伝説的ラッパー2人の死の真相を追ったドキュメンタリー。彼らの関係性や東西抗争、警察・レコード会社・ギャングの関与まで、多角的な視点から検証し、真実に迫っていく。
ここがおすすめ!
フィクションでは描ききれない真相と現実が詰まった濃密なドキュメンタリー。『オール・アイズ・オン・ミー』で興味を持った人には、裏側の背景をより深く理解できる資料として必見。リアルな証言の数々が強烈な余韻を残す。
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