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映画『うちの執事が言うことには』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

高里椎奈による、コミカライズも果たしている人気小説がとうとう実写映画化。主演を務めるのは大人気アイドルグループ、『King&Prince』の永瀬廉。反発し合う主人と執事が、強大な謎に立ち向かう。

映画『うちの執事が言うことには』の作品情報

うちの執事が言うことには

タイトル
うちの執事が言うことには
原題
なし
製作年
2019年
日本公開日
2019年5月17日(金)
上映時間
103分
ジャンル
サスペンス
監督
久万真路
脚本
青島武
製作
村松秀信
亀山慶二
間宮登良松
藤島ジュリーK.
大沼渉
有馬一昭
山田裕之
狩野隆也
安部順一
吉川英作
製作総指揮
柳迫成彦
西新
キャスト
永瀬廉
清原翔
神宮寺勇太
優希美青
神尾楓珠
前原滉
田辺桃子
矢柴俊博
製作国
日本
配給
東映

映画『うちの執事が言うことには』の作品概要

角川文庫にて連載されている高里椎奈による人気小説シリーズ、『うちの執事が言うことには』。既に漫画化もされている人気作が、とうとう実写化映画化。主役に、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの大人気ジャニーズグループ、『King&Prince』に所属する永瀬廉を起用するなど気合の入りようも十分。若くして名家の当主となった青年と、どこか皮肉めいた若き執事が織りなす良質なミステリー。一本のミステリー作品としても、イケメンなキャラクターを楽しむ作品としても、あらゆる楽しみ方ができる一本。

映画『うちの執事が言うことには』の予告動画

映画『うちの執事が言うことには』の登場人物(キャスト)

烏丸花穎(永瀬廉)
名門、烏丸家の第27代目当主。圧倒的頭脳と、色覚に対して特別な力を持つ。
衣更月蒼馬(清原翔)
留学先から帰ってきた花穎を待っていた若き執事。鳳のことを尊敬している。
烏丸真一郎(吹越満)
花穎の父親で烏丸家前当主。突如として姿を消し、花穎と蒼馬にパートナーになるよう命じた。
鳳(奥田瑛二)
長年烏丸家に勤めてきた老執事。花穎や衣更月が全幅の信頼を置く人物。

映画『うちの執事が言うことには』のあらすじ(ネタバレなし)

烏丸家は、日本の社交界において知らぬ者はいないほどの名門。そんな烏丸家の第27代目の跡取りは、烏丸花穎。花穎は、類稀なる頭脳と色彩に対して特別な能力を持ったまさしく天才。まだ若い彼が急遽家を継ぐことになったのは、彼の父、先代当主である烏丸真一郎が突如姿を消したためだった。しかし、そんな父の代わりに、花穎には心の拠り所にしている人物がいた。その人物とは、長年烏丸家に仕えてきた執事、鳳。鳳に任せておけば全てはうまくいく。そう思っていた花穎。しかし、留学先から戻った彼を待っていたのは、鳳ではなく、初めて見る更月という青年だった。そして、二人は父より残された命令によって、互いに不本意ながらも主従関係を結ぶことになるのだった。しかし、当主として新たな道を歩み始めた花穎の前に、次々と敵が立ちはだかる。

映画『うちの執事が言うことには』の感想・評価

花穎と蒼馬の関係性

本作の主人公は、名門烏丸家の当主の座に若くして烏丸花穎。しかし、実際には花穎と衣更月蒼馬のW主演といっていいほど、蒼馬の存在も重要となる。この物語の始まりは、そもそも家を継ぐために留学先から花穎が帰国し、花穎と蒼馬が顔を合わせるところから始まる。元々、長年世話になっていた老執事である鳳に会うことを期待していた花穎。また、一方の蒼馬も執事としてはあるまじきことではあるものの、鳳を慕っているだけであり花穎に仕えること自体は望んではいない。勿論そんな二人がうまくいくわけもなく、一応主従関係を結びながらも、二人の間には微妙な空気が流れていた。しかし、そんな二人の前に次々と花穎を陥れようとする存在が現れる。そんな敵と立ち向かう度に、二人の関係性にも少しずつ変化が訪れていく。

初主演、永瀬廉の演技力

本作の主役を務めるのは、映画初主演となる永瀬廉。永瀬廉といえば、ジャニーズの超大型新人グループとしてデビューを果たした『King&Prince』の人気メンバー。映画の主演自体は今作が初めての永瀬だが、過去にはドラマ『信長のシェフ』に出演するなど、演技の経験自体はある。さらには2019年の春より始まるドラマ、『俺のスカート、どこ行った?』にも出演するなど、今後俳優としてますますの活躍が期待される永瀬廉。人気コミックの実写化、初主演というプレッシャーを跳ね除け、いかに伸び伸びとした演技を見せられるか。King&Princeファン、永瀬廉ファンではなくとも期待が集まる一本となっている。

映画『うちの執事が言うことには』の公開前に見ておきたい映画

映画『うちの執事が言うことには』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『うちの執事が言うことには』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

謎解きはディナーのあとで

本作は、2011年、2012年に放映されたテレビドラマシリーズのヒットを受け、2013年に映画化を果たした作品。最新作との共通点は、原作が小説である点、若き執事とその主人が主人公である点、そして、主人公を人気ジャニーズアイドルが担当しているという点である。日本では知らぬ者がいないほどの大財閥、宝生家。そんな宝生家の令嬢である宝生麗子は、警視庁に勤務する刑事だった。麗子には影山という執事がいた。どこか変わった影山だったが、推理の才能はピカイチ。麗子を罵倒しながら、華麗な推理を披露することが恒例となっていた。ある日、二人は休暇を楽しむべくシンガポール行きの豪華客船に乗り込んでいた。しかし、そんな豪華客船内で殺人事件が起こる。

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ういらぶ。

本作と最新作との共通点は、双方の映画において主役を大人気ジャニーズグループ、『King&Prince』のメンバーが演じているという点。最新作の主役である永瀬廉と、本作の主役である平野紫耀は同グループ内でも、『Mr.King』というユニットに所属しているなど共通点も多い。本作は、星森ゆきによる大人気コミックを実写化したもの。高校生の凛、優羽、暦、蛍太の4人は、なんと同じマンションで生まれ育ち全員が美男美女という奇跡の集団。これまで共に寄り添いながら育ってきた彼ら。しかし、成長した彼らはこれまでになかった感情を抱くようになる。それは、互いが互いに向ける恋心。彼らがその恋心を自覚した時、これまで変わらなかった彼らの関係性が少しずつ変化していく。

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黒執事

本作は、女性を中心に根強い人気を誇る枢やなによる大人気コミック、『黒執事』の実写映画版。最新作との共通点は、若くして名家の当主を務めることとなった主人公、そして、執事が彼らにとって大きな役割を担うという点。両親を家事で失い、若くして名門ファントムファイヴ家を継ぐこととなったシエル・ファントムハイヴ。表向きは巨大なおもちゃメーカーであるファントムハイヴ家であるが、実は隠された裏の顔があった。それは、国家に害意を成す悪を滅ぼす、英国の裏社会の管理や汚れ仕事を請け負う、通称『悪の貴族』。さらに、シエルには秘密があった。彼は過去、自分の命と引き換えに悪魔と契約をしていたのだ。そして、その悪魔こそが、現在彼の執事としてシエルの側に控えている、セバスチャンだったのだ。

詳細 黒執事

映画『うちの執事が言うことには』の評判・口コミ・レビュー

映画『うちの執事が言うことには』のまとめ

近年、人気コミックを題材に実写化をしている作品は多く、本作もその一つ。実写化作品の壁はやはりいかに原作に忠実に、その世界観を表現できるかといった点。本作は元々特殊設定も少なく、かなり現実的なストーリーとなっているため、実写化もしやすい一本。さらに、本作の魅力の一つである二人のイケメンを務める俳優陣も、大人気アイドルグループのメンバーであったり、外見、実力共に兼ね備えた俳優であったりと間違いないキャスティング。原作ファンの期待に応えてくれる一本に仕上がっていることは間違いない。

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