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映画『ハッピー・デス・デイ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ハッピー・デス・デイ』の概要:女子大生ツリーは誕生日を迎える日、ベビーフェイスの仮面を被った男に殺される。目を覚ますと全く同じ1日を繰り返すループに陥るのだった。繰り返されるループの中で真犯人を見つけ出す、新感覚ホラー映画。

映画『ハッピー・デス・デイ』の作品情報

ハッピー・デス・デイ

製作年:2017年
上映時間:96分
ジャンル:ホラー、コメディ
監督:クリストファー・ランドン
キャスト:ジェシカ・ロース、イズラエル・ブルサード、ルビー・モディーン、レイチェル・マシューズ etc

映画『ハッピー・デス・デイ』の登場人物(キャスト)

テレサ・“ツリー”・ゲルプマン(ジェシカ・ローテ)
大学の寮に住む女子大生。誕生日の夜、ベビーフェイスの男に殺害されたことにより、同じ日をループするようになる。何度失敗してもめげない気骨ある女性。
カーター・デイヴィス(イズラエル・ブルザード)
泥酔したテレサの面倒を見ていた男性。ツリーのループに関して、彼女を疑うことなく適切なアドバイスを与えている。ツリーに気がある。
ロリ・シュペンクラー(ルビー・モディーン)
ツリーのルームメイトで、大学病院に勤務している女性。ツリーとグレゴリー教授の不倫関係を知っていることから、ツリーに嫉妬している。
ダニエル・ポーズマン(レイチェル・マシューズ)
ツリーが住む大学女子寮の寮長で彼女の親友。ツリーのためにサプライズパーティーを開催するなど、彼女のことを友人として大切にしている。
グレゴリー教授(チャールズ・エイトキン)
大学病院に勤務している医師で、妻がいるにも関わらずツリーと不倫している。ループの中で今までの関係を清算しようとしたツリーに振られる。
ドゥームズ(ロブ・メロ)
大学病院に入院していた連続殺人鬼。若い女性をターゲットに殺害を繰り返しており、ロリに利用されてツリーを殺そうとしていた。

映画『ハッピー・デス・デイ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ハッピー・デス・デイ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ハッピー・デス・デイ』のあらすじ【起】

大学生、ツリーことテレサは18日の誕生日の朝、見知らぬ男性カーターの部屋で目を覚ます。

二日酔いで気分が悪いツリーは、父親からの誕生日メッセージを無視し、部屋を後にする。

その後、大学寮の自分の部屋に向かう道中、キャンパスでサングラスの男とすれ違い、環境活動家の女に話しかけられ、その後スプリンクラーが起動し、車のアラームがなる。次に男性が倒れ、最後に自分に好意があるティムにメッセージを返すよう催促されるという、一連の出来事を経験する。

寮につくとルームメイトのダニエル、病院で働いているロリに昨夜のことを尋ねる。

ロリは誕生日ケーキをツリーに渡すが、授業に遅刻しそうになったツリーはケーキを捨てて授業に向かう。

授業が終わるとツリーは不倫関係のグレゴリー教授のもとに向かい情事にふけるが、彼の妻の登場によって中断。気まずいツリーは急いでその場を後にする。

その日の晩、誕生日パーティに向かう道中、ベビーマスクを着けた謎の人物に刃物で刺される。次の瞬間、目覚めるとそこはカーターの部屋だった。

その後、一連の出来事が全く同じ順番で繰り返されていることに気がついたツリーは、18日をループしていることがわかる。

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映画『ハッピー・デス・デイ』のあらすじ【承】

その後も以前と同じ日程で18日を過ごし、夜に誕生日パーティへ向かう。

前回とは異なる道でパーティ会場に向かったことで、ベビーマスク男との遭遇を回避したツリー。安堵して中に入ろうとした次の瞬間、ベビーマスク男が姿を現す。

焦ったツリーは彼を殴打。しかしこれは友人たちが考えたサプライズで、ベビーマスクはニックという男性だった。

パーティが始まり、盛り上がる一同。ツリーがニックを追いかけ別室に入ると、そこにはまたもやベビーマスク男が立っていた。ツリーはニックがふざけているだけだと思っていたが、彼はツリーを殺害。目を覚ますと、再びカーターの部屋にいるのだった。

その日の晩はパーティに行かず、部屋に引き籠ることにしたツリー。しかし、ベビーマスク男は部屋に侵入し、またもや殺されてしまう。

カーターの部屋で目を覚ましたツリーは彼にループのことを話し、犯人リストを作成するが、その日も突き止められないまま殺害されてしまう。

映画『ハッピー・デス・デイ』のあらすじ【転】

何度かループを繰り返し犯人を絞ったツリーは、グレゴリー教授のオフィスを訪れる。オフィスを物色したツリーは、引き出しを開け、仮面を発見する。

やっと犯人を見つけたツリーだったが、オフィスを訪ねてきたグレゴリー教授もろともベビーフェイス男に殺されてしまう。

その後、目覚めたツリーはカーターにループのことを話し、大学病院に入院している殺人鬼、ドゥームズの話を耳にするのだった。

ドゥームズの犯行を止めるため病院を訪れる二人。彼らの予想通り、ベビーマスク男の正体はドゥームズだったが、乱闘の末、カーターが殺されてしまう。

このままドゥームズを殺しループを終わらせると、カーターが死んだまま19日を迎えることになると気付いたツリーは、高台から身を投げ出し自殺。

ループが始まるとツリーは、その日を関係修復のために使うことにする。グレゴリーに別れを告げ、ロリとの蟠りを解消し、父と食事をして万全の状態で夜を迎えるのだった。

映画『ハッピー・デス・デイ』の結末・ラスト(ネタバレ)

ループを終わらせるため、再度病院を訪れるツリー。倒れている警備員から銃を奪い発砲しようとするも、安全装置が働いて発砲できない。

その隙を突かれてドゥームズに暴行されるも、最後には彼の殺害に成功する。

その日の晩、ツリーはカーターと誕生日を祝い、ロリからの誕生日ケーキを食べて眠りにつく。

翌日目覚めると、いつものようにカーターの部屋に横たわっていたツリー。ループはまだ終わっていなかったのだ。

原因を考えたツリーは、ロリからもらったケーキに毒が入っているのではないかと考えた。ロリが真犯人なら、彼女はドゥームズが入院している病院に勤めているため、ドゥームズを利用して彼女を殺そうとしたことも説明できる。

ツリーが思い切ってロリを問い詰めると、彼女はツリーとグレゴリーの関係を妬んでいたことを告白。

逆上したロリはツリーに掴みかかり、乱闘の末、窓から転落し死亡。

翌日目を覚ましたツリーは日付を確認し、ようやくループを終わらせることができたと安堵し、カーターと抱きしめ合うのだった。

映画『ハッピー・デス・デイ』の感想・評価・レビュー

大学生という環境から、ホラー映画特有のシリアスなシーンと、キャンパスライフに弾けるシーンが織り混ぜてあり、ストレスなく鑑賞できた。

単なる推理映画ではなく、繰り返されるループの中で犯人を絞っていく物語だったため、最後まで犯人が誰なのかわからず引き込まれた。

シリアスなシーンと日常のコミカルなキャンパスライフが作品全体にメリハリをつけており、ループする殺人という珍しいシチュエーションでも違和感なく楽しむことができた。(MIHOシネマ編集部)


DVDのパッケージから「これはホラーだ」と確信して見始めたこの作品。これ、めちゃくちゃ面白いです。簡単に言うとタイムループもの。イケイケで遊んでばかりの主人公ツリー。誕生日の朝も見知らぬ男のベッドで目を覚まし、慌ただしくその日を過ごし、夜はまたパーティーへ。しかしパーティーへ向かう道の途中でツリーはお面をした殺人鬼に刺されてしまいます。ツリーが目を覚ますとまた同じ見知らぬ男のベッド。そしてまた同じ1日を過ごしパーティーへ。その後も何度も「誕生日」の1日をタイムループして過ごすツリー。
このタイムループから抜け出すために、何度殺されても殺人鬼に向かっていくツリーが本当に可愛い。ホラーと言うよりコメディなこの作品。続編『ハッピー・デス・デイ2U』も観たくなりました。(女性 30代)


誕生日を繰り返すループもの作品。B級作品かなぁ~と思いながら軽く見始めましたが、どんどん物語に引き込まれてしまい、あっという間に見終わってしまいました。全体的にはホラーでしたが明るく楽しそうなキャンパスライフも描かれ、疲れることなく観賞でき、それだけでは無くこの映画は主人公ツリーの成長物語でもあります。最初は自己中でビッチな感じのツリーが自分を見つめ直し、周りの人たちとも向き合っていくようになるところに、とても好感が持てました。犯人は誰かなと予想しながら楽しめる、とても良く出来た良作でした。(女性 30代)


ビジュアルが怖そうだったから避けていたけど、昨年けっこう話題になっていたので観てみたら、実は凄く面白かった。主人公がカッコよく、今まで観たホラー映画とは似つかない新しさがある。ビッチ持ち前の派手さと豪快さで、こっちまで爽快なホラーエンターテイメントだ。

主人公は可愛いのだが、ホラー、スリラー映画としても十分楽しめる。タイムループを最大限に活かしつつ、犯人は誰かというサスペンスの面白さもあるから誰が見ても楽しめるホラーだろう。(女性 20代)


主人公のツリーが可愛くて魅力的。何度も繰り返す死に絶望するどころかどんどん強くなっていくところがたくましくて面白い。
ハッピーエンドかと思いきや再び18日の朝が来た時はびっくりしたし、犯人がロリだったのもびっくりしたし、カーターの悪戯にもびっくりした。とにかくびっくりしっぱなしの96分だった。
本当のハッピーエンドと共に映し出された、「今日は残りの人生の最初の日」という言葉に清々しい気持ちになる、まさに新感覚ホラー。(女性 30代)

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次作 ハッピー・デス・デイ2U

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