映画『チャーリーズ・エンジェル(2000)』の概要:マックG監督のおバカなアクション・コメディ。70年代後半に放映されたTVシリーズのリメイク映画化。出演は、キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア(製作も)、ルーシー・リュー。2000年のアメリカ映画。
映画『チャーリーズ・エンジェル』 作品情報
- 製作年:2000年
- 上映時間:98分
- ジャンル:アクション、コメディ
- 監督:マックG
- キャスト:キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー、ビル・マーレイ etc
映画『チャーリーズ・エンジェル』 評価
- 点数:45点/100点
- オススメ度:★★★☆☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★★★☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★★☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『チャーリーズ・エンジェル』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『チャーリーズ・エンジェル(2000)』のあらすじを紹介します。
チャーリーの探偵事務所で働く、ナタリー(キャメロン・ディアス)とディラン(ドリュー・バリモア)、アレックス(ルーシー・リュー)。チャーリーはいつも電話で指示をし、事務所にはボズレー(ビル・マーレイ)がいるのみ。
ある日、ノックス・テクノロジー社の社長ヴィヴィアン・ウッド(ケリー・リンチ)から、音声識別ソフトの奪還と誘拐された、創立者ノックス(サム・ロックウェル)の命を助けて欲しいと依頼されます。依頼を受け、調査した結果、レッド・スター社が怪しいとにらむ。
レッドスター社に忍び込んだ3人は、まず音声識別ソフトを取り戻します。次に誘拐時の録画から誘拐犯の痩せた男を発見。追いますが、寸前で取り逃がしてしまいます。しかし、結果的には怪しい痩せ男が逃げた先で、ノックスを保護。
お色気とワイヤー・アクション、カンフーなどを駆使した元気いっぱいのコメディ。任務を完了してもエンジェル達を狙うヴィヴィアンとその手下達。エンジェル達は毎日、事件と恋に大忙し!
映画『チャーリーズ・エンジェル』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『チャーリーズ・エンジェル(2000)』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
チャーリーズ・エンジェルのココが痛い!
好みの問題であるとはじめに断わっておきます。ドリュー・バリモアが個人的に好きではないので、彼女のはしゃぎすぎた姿やカンフー・アクションについてゆけませんでした。元気がいいと評価する人もいるけど、スタイルが悪すぎます!
「25年目のキス」や「ウェディング・シンガー」などコメディ映画に専念してほしい。それから、当時付き合っていた彼氏を本作に出演させるなど、やりすぎだと思います。次にドリュー・バリモアが親友だからと誘ったナタリー役・キャメロン・ディアスもヒドイ!
特にやばかったのが、ダンスシーン!下手すぎて笑えます。劇中の男の趣味もひどいけど、これはプライベートも反映されているのかもしれませんね。一番の魅力は、東洋人の美しさを魅せてくれたルーシー・リュー。本作のヒットで人気を不動にしました。
当時、3人のカンフー・アクションが、評価されていたが、もう1度観なおしてしてもイマイチです。
女性アクション映画の楽しみ方
女性アクション映画には、男性に媚びない事と無敵の強さを見せつけてほしいと思う。その点においては、「チャーリーズ・エンジェル」はどちらにも該当しない。物語は悪くないけど、観たい!と思える女優が不在なんです。また女性の扱い方が、男性のお飾りのような気がします。
色気や恋愛だけが要素ではない、存在感が大切。70年代なら受け入れられたドラマでも、現在は女性が活躍する時代だから難しいだろう。そこで、筆者の考える女性アクション映画の楽しみ方は、ファンタジーものまでジャンルを拡げて観ること。戦うシーンや主人公の成長は共通するし、別世界にも心を浸せるだろう。
おすすめは、「ターミネーター2」(91)。サラ・コナーの力強さや骨太な物語に心躍るだろう。
主要な三人を演じたのが、キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューというのがまず豪華で驚く。ちょっとお馬鹿なシーンでも、三人が出演していれば絵になる。ナタリー、ディラン、アレックスの関係性が微笑ましくて良かった。
アクションシーンは作り込み過ぎて逆に笑ってしまうところもあったが、見応えがあって気軽に見た作品だが結構楽しめた。ポップコーンを片手におもしろい作品が見たいと思ったときに、おすすめの作品だと思う。(女性 30代)
こんなにパワフルでハッピーなアクション映画が存在しただろうか。この先そのような映画が出たとしても、今作が先駆者であることは間違いない。普通であれば交わることのなかったかもしれない、個性の全く違う3人がうまく調和しているという役柄設定に、友情の素晴らしさを教えられる。またエンジェルとして活動している時と、プライベートのギャップの違いがまた良い。普段は誰かに恋する乙女感が満載で可愛かった。
深い内容ではないのだが、不朽の名作に属すると考える。(女性 20代)
冒頭からド派手すぎるアクションに思いっきり心を掴まれる。
そしてとにかくキャメロン・ディアスら演じるエンジェルたちが可愛い!美しい!強くてたくましくてかっこいい!
同性から見ても思わず見惚れてしまうような魅力的な彼女たちが、バッタバッタと敵を倒していくアクションシーンはとにかくテンションが上がるし、そしてそれと同じくらい、彼女たちが年相応の会話ではしゃいだり、仲良く遊んだりするシーンが微笑ましくて大好き。(女性 30代)
キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューと豪華なキャストがエンジェルを演じているのにも関わらずなんだかとても惜しい今作。2019年公開のNewバージョンと比べてしまうとその残念さは歴然で、せっかく豪華なキャストと面白いシナリオが揃っているのにとても勿体ないなと感じてしまう作品でした。
3人の個性がかなり強く、私たちがイメージしていた作品とかけ離れてしまっているのがその原因かなと思います。続編ではもう少し癖の少ないキャラクター設定を期待します。(女性 30代)
映画『チャーリーズ・エンジェル』 まとめ
3人寄れば、きっと何かいいアイデアが浮かぶような気がします。「チャーリーズ・エンジェル」は、ドリュー・バリモアが親友のキャメロン・ディアスを誘った事がきっかけでできました。
元気なガールズ・ムーヴィーが好きな人なら、笑って踊れる映画かもしれません。あまり気に入ってないのにどうして書いてるの?と言われそうですが、もう1度観たい映画だったんです。
3人3様の個性と変なダンス、コスプレとくるくる変わるから、大変です。何も考えず、笑って観ることをおすすめします。キャメロン・ディアス演じるナタリーは、変なダンスと色気で勝負。
ドリュー・バリモアのディランは、元気いっぱいの存在感を、ルーシー・リューのアレックスは東洋人の美しさを感じさせてくれます。息の合ったカンフー・アクションも一度、ご覧下さい。
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