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映画『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』あらすじとネタバレ感想

映画『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』の概要:「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」(原題:Charlie’s Angels: Full Throttle)は、2003年のアメリカ映画。2000年公開の映画版『チャーリーズ・エンジェル』の続編。監督は前作と同じマックG。主演は「マスク」、「メリーに首ったけ」のキャメロン・ディアス。「バッド・ガールズ」、「マッド・ラブ」のドリュー・バリモア。「シャンハイ・ヌーン」、「キル・ビル Vol.1」のルーシー・リュー。「ゴースト/ニューヨークの幻」、「陪審員」のデミ・ムーア。他にはブルース・ウィリス、キャリー・フィッシャー、ジャスティン・セロウ、バーニー・マックなど。

映画『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』 作品情報

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル

  • 製作年:2003年
  • 上映時間:106分
  • ジャンル:アクション、コメディ
  • 監督:マックG
  • キャスト:キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー、バーニー・マック etc

映画『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』 評価

  • 点数:95点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★★

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映画『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』のあらすじを紹介します。

3人のエンジェル、ナタリー(キャメロン・ディアス)、ディラン(ドリュー・バリモア)、アレックス(ルーシー・リュー)は、モンゴルとシベリアの国境にアジトを構えるテロリスト集団に拉致された、アメリカ連邦法執政局長官の要人カーター(ロバート・パトリック)を無事に救出するが、今度はそのカーターから新しい依頼が舞い込む。新たなミッションはモンゴルでカーターが奪い取られた指輪を取り戻すことであり、その指輪は連邦証人保護プログラムによって匿われている最重要証人のリストへアクセスするための鍵だった。カーターはテロリストたちにその指輪を奪われていたのだ。指輪は2つ存在し、1つだけでは機能しないが、既に2つの指輪とも何者かに奪われており、証人たちの命は大きな危険に晒されていた。そして最初の殺人が行われ、捜査を進めるエンジェルたちは、復讐のターゲットとなっている証人たちの写真を入手する。ところがそこには8年前に恋人シーマス(ジャスティン・セロウ)が犯した殺人を証言したディランの顔もあった。エンジェルたちは指輪を奪還するが、それが偽物であると気づき影の巨大な敵がいると睨む。その敵とは元エンジェルで、チャーリーへの復讐を企むマディソン(デミ・ムーア)だった。マディソンは再三に渡り凄まじい腕でエンジェルたちの前に立ちはだかるが、彼女たちは最後に力を合わせてマディソンを倒し無事に指輪を奪い返した。

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映画『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

超ハイテンションなアクションに脱帽する

冒頭のテロリストのアジトへ侵入する要人救出作戦から、エンジェルたちのキレっ振りと凄まじいアクションの連続である。特にキャメロン・ディアスのテンションはいけないクスリでもやっているのではと思わせるようなノリであり、特殊効果をふんだんに盛り込んだアクションシーンと相俟って、最初からグイグイと画面に引きこまれ、副題の”フルスロットル”というのがぴったりとくる演出である。モトクロスのバイクアクションや、敵の車に張り付いて道路を走行するリュージュのシーンなど、様々なバリエーションが次々と展開され、ダイナミックなカメラワークも見応え充分である。随所に見られる映画のパロディも見所であり、映画好きならニヤけてしまう場面も満載である。音楽もハイテンションな作品に相応しく、ボン・ジョヴィ、アイリーン・キャラ、モトリー・クルー、M・C・ハマー、チャド・クルーガー、ジャーニーなど、豪華ミュージシャンによる楽曲が用意され作品の背景を華やかに演出している。

貫禄充分のデミ・ムーア

最大の敵になるマディソンを演ずるデミ・ムーアが、随分と老けてしまった感は否めないが、肉体は相当に鍛え上げられており立派に悪役の貫禄を見せつけている。クライマックスでの対決シーンはSFXを随分と駆使しているものの、アクションのキレなどは主役の3人に劣らないほど若々しい。悪役として出演するというのも残念な気もするが、これはこれで3人の引き立て役として素晴らしい演技ではないだろうか。この手の役が演じられるのは他にシガニー・ウィーバーくらいしか思いつかない。男の悪役なら適任者は随分といるだろうが、女の悪役としてクライマックスを飾るに相応しい敵役である。


今回はエンジェルズ3人に加え、ボスレーも大活躍している。ボスレー役の俳優が変わっていたのだが、前作も今作もそれぞれの良さがあり、それが見事に活かされていたため、役者が変わってもすんなりと観ることができた。
見どころは、エンジェルたちがリングを取り返しに倉庫に行った時に、マフィアの一味と闘うシーンだ。音楽もリズムよく、スマートな3人のアクションに、こちらまでも引き込まれる。前作に増して、アクションの技が磨かれていたように感じる。(女性 20代)


フルスロットルの副題通り、エンジェルたちの魅力もド派手アクションシーンもとにかく最初から最後までエンジン全開!前作からの期待を裏切らない面白さだった。
注目すべきはやはり最強の敵であり伝説的な元エンジェルを演じたデミ・ムーアだろう。その美しさはもちろんのこと、圧倒的な強さと迫力はオーラさえ感じるほどだった。
ラストシーン、浜辺ではしゃぐ三人のエンジェルたちが本当に可愛くて、もっとこの三人のエンジェルを観たいと思ってしまった。(女性 30代)


前作を鑑賞した際に、作品の雰囲気とキャラクターの設定が合っておらずかなり残念な作品だなとがっかりしてしまったのですが、正直今作でもキャラクター設定は変わっていないのでぶっ飛んだちょっとヤバいクセの強さがむしろ、増していたように感じました。
しかし、今作はタイトルにフルスロットルと付いているように作品の雰囲気全体がハイテンションでテンポが良かったのでキャラクターのクセがそこまで気にならなかった気がします。1作目よりは面白く見られました。(女性 30代)

映画『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』 まとめ

「フラッシュ・ダンス」、「ターミネーター」、「Mi-Ⅱ」、「天使にラブソングを」、「シカゴ」、「スパイダーマン」と、映画パロディのオンパレードであり、途中での冗長さが全く感じられない。一番笑ったのはキャメロン・ディアスが「リーサル・ウェポン」のメル・ギブソン風刑事にさりげなく変装していたところであるが、一体どれほどのパロディが織り込まれているのか、数えてみたくなるようなコメディシーンが実に楽しい。アクションも素晴らしいが、コメディ映画としても充分に堪能できる。お色気も充分に入ってはいるが、3人のキャラクターが強すぎてセクシーという程の色気ではないので、家族で観る分にも全く問題はないだろう。娯楽というものを最高に満喫できるエンターテインメント映画である。

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